バレンシア 対 アスレティック・ビルバオ
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試合サマリーと得点経過
- 試合日時: 2026年10月17日 19:00(現地時間)
- スタジアム: エスタディオ・デ・メスタジャ(バレンシア)
- スコア: バレンシアCF 0 - 0 アスレティック・ビルバオ
- 得点者: なし(0 - 0)
伝統のメスタジャで行われたラ・リーガ第9節、バレンシアCF対アスレティック・ビルバオの一戦は、激しい強度と目まぐるしい展開の攻防の末、0 -0のスコアレスドローに終わりました。
前半はアウェイのアスレティック・ビルバオが優位に試合を進めました。中盤での素早い奪取からロベルト・ナバロやヨハネコ・ルイ=ジャンが左サイドを果敢に崩し、イニャキ・ウィリアムズが鋭いシュートでバレンシアゴールを脅かします。対するバレンシアはハビエル・アギーレ監督のもと、コンパクトな守備ブロックを形成して耐えながら、ギド・ロドリゲスのボール奪取やハビ・ゲラの展開からアルナウト・ダンジュマのスピードを生かしたカウンターで応戦。ジャスティン・デ・ハースのシュートが相手GKウナイ・シモンに阻まれる場面などもありましたが、両チームともネットを揺らすには至らず前半を折り返しました。
後半に入ると、アギーレ監督の采配が当たります。54分にダビド・オトルビとルイス・リオハを同時投入し、アルナウト・ダンジュマを1トップへ移すと、バレンシアの攻勢が一気に加速しました。17歳の新星ダビド・オトルビが右サイドを切り裂き、ホセ・ルイス・ガヤやハビ・ゲラが絶好の決定機を迎えましたが、アスレティックの守護神ウナイ・シモンが圧巻のスーパーセーブを連発して立ち塞がります。
一方のアスレティックは、後半途中に投入されたゴルカ・グルセタがわずか数分で膝を酷く痛めて負傷交代するアクシデントに見舞われ、ロベルト・ナバロも負傷で機動力を奪われるなど手負いの状態に追い込まれました。終盤までバレンシアがアグレッシブに押し込み続けたものの決め手を欠き、勝ち点1を分け合う結末となりました。
なお、本試合は0 - 0の引き分けに終わったため、得点シーンはありません。
両チームのスタメンと交代
ホーム: バレンシアCF(4-2-3-1)
- GK: ストーレ・ディミトリエフスキ
- DF: パブロ・マフェオ、セサール・タルレガ、ジャスティン・デ・ハース、ホセ・ルイス・ガヤ
- MF: ペペル、ギド・ロドリゲス、ダニ・ラバ、ハビ・ゲラ、アルナウト・ダンジュマ
- FW: ウーゴ・ドゥロ
主な交代:
- 54分: ダニ・ラバ OUT → ルイス・リオハ IN
- 54分: ウーゴ・ドゥロ OUT → ダビド・オトルビ IN
- 後半終盤: ジャスティン・デ・ハース OUT → ハーヴェイ・エリオット IN
- 後半終盤: ホセ・ルイス・ガヤ OUT → ヘスス・バスケス IN
アウェイ: アスレティック・ビルバオ(4-2-3-1)
- GK: ウナイ・シモン
- DF: ウーゴ・リンコン、アイトル・パレデス、アイメリク・ラポルテ、ヨハネコ・ルイ=ジャン
- MF: イニゴ・ルイス・デ・ガラレタ、ベニャト・ヘレナバレーナ、ロベルト・ナバロ、ペイオ・カナレス、アレックス・ベレンゲル
- FW: イニャキ・ウィリアムズ
主な交代:
- 46分: ベニャト・ヘレナバレーナ OUT → ミケル・ハウレギサル IN
- 63分: イニゴ・ルイス・デ・ガラレタ OUT → ペイオ・レゴ IN
- 63分: ウーゴ・リンコン OUT → ヘスス・アレソ IN
- 63分: イニャキ・ウィリアムズ OUT → ゴルカ・グルセタ IN
- 69分: ゴルカ・グルセタ OUT → マロアン・サナディ IN
戦術・采配のポイント
- バレンシア(ハビエル・アギーレ監督)の戦術と采配前半のバレンシアは4-4-1-1のブロックで自陣深くに引いて対応し、ポゼッションをアスレティックに譲りました。しかし、中盤のプレッシングが機能せず前線へのロングボールも不発に終わり、メスタジャのファンからブーイングを浴びる厳しい立ち上がりとなりました。アギーレ監督は後半54分に不振のウーゴ・ドゥロとダニ・ラバを下げ、ルイス・リオハと17歳のダビド・オトルビを両翼に配置。アルナウト・ダンジュマを中央に移すことで、チームに縦への推進力とスピードをもたらしました。さらに終盤、負傷を抱えたジャスティン・デ・ハースを下げてハーヴェイ・エリオットを投入し、ペペルをセンターバックに下げるフレキシブルな陣形修正を完遂。アグレッシブなプレッシングで押し込み幾度も決定機を作りましたが、課題である決定力不足が最後まで響きました。
- アスレティック・ビルバオ(エディン・テルジッチ監督)の戦術と采配エディン・テルジッチ監督は最終ラインを大きく入れ替え、アイメリク・ラポルテや若手のヨハネコ・ルイ=ジャンらを起用。ニコ・ウィリアムズやオイハン・サンセトら攻撃の核を欠くなかでも高いボール保持率を記録し、ロベルト・ナバロの崩しを中心に前半のゲームをコントロールしました。しかし、アタッキングサードでの最終局面の崩しと精度の高さに課題を残しました。さらに、イエローカードと負傷トラブルがテルジッチ監督の計算を狂わせます。警告を受けたベニャト・ヘレナバレーナとイニゴ・ルイス・デ・ガラレタをリスク回避で下げざるを得ず、後半途中投入のゴルカ・グルセタが接触のない場面で膝を重傷とみられる形で負傷。ロベルト・ナバロも終盤痛みを抱えて歩くのが精一杯の状態となり、実質10人で戦うような苦しい試合運用を強いられました。
現地メディアの選手採点・評価比較
現地メディア(MARCA, AS, SPORT, Mundo Deportivo,El Desmarque)の評価を集約すると、両チームの守護神や守備陣のパフォーマンスが高く評価される一方で、アタッカー陣の決定力欠如が浮き彫りとなる採点内容となりました。
- アイメリク・ラポルテ(アスレティック・ビルバオ): Mundo Deportivoは「本試合の最高選手(EL MEJOR)」と絶賛。イエローカードを早期に受けながらも、完璧な対人守備と最後方からの高精度なビルドアップでチームを支え切ったと高く評価されました。
- ウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ): Mundo Deportivo や SPORTは「世界王者らしい圧巻のセービング」と評し、後半に迎えたホセ・ルイス・ガヤやハビ・ゲラとの1対1、ダビド・オトルビの決定機をことごとく防ぎきった安定感と威厳を絶賛しました。
- セサール・タルレガ(バレンシア): 5週間の負傷離脱から復帰即先発となった若手センターバックに対し、SPORT やSuperdeporteはゴールライン上での間一髪のヘディングクリアを含め、守備陣に堅守と安心感をもたらしたと高評価を与えています。
- ダビド・オトルビ(バレンシア): 17歳の新星に対してはメディアの注目が集まりました。SPORT や El Desmarqueは「圧倒的なスピードと積極性で相手左サイドを粉砕した」と絶賛した一方、ラストパスやクロス選択における「若さゆえの荒削りさ」も対比して指摘されています。
- アルナウト・ダンジュマ & ウーゴ・ドゥロ(バレンシア): SPORTなどは「忘れ去りたい失意の夜」と厳しい評価を下しました。特にアルノート・ダンジュマに対しては絶好の1対1を外した場面や終盤のカウンターでの判断ミスを強い口調で批判し、ウーゴ・ドゥロに対してもファンからのブーイングが示す通りの不振ぶりを指摘しています。
試合後の監督・選手コメント
- ハビエル・アギーレ監督(バレンシア): 「前半は相手に圧倒されたが、後半は修正して我々のほうが良い立ち回りを見せた。勝利には届かなかったものの、連敗を止め、本拠地で今季初のクリーンシートを達成できたことは大きな一歩だ。シュート16本を放ちながら得点を奪えなかったが、焦りはない。練習を重ねていくしかない。新星のダビド・オトルビは素晴らしいスピードと推進力を持っているが、戦術面やラストパスの精度はこれから育てる段階だ」
- エディン・テルジッチ監督(アスレティック・ビルバオ): 「少し乱高下の激しい試合だった。前半やハーフタイムの段階では引き分けに満足できなかったが、試合全体の展開やトラブルを考えれば妥当な勝ち点1だ。ポゼッションをチャンスに繋げられなかった点は改善が必要だ。イエローカードやゴルカ・グルセタの重い負傷があり、最後は実質10人で戦う苦しい状況に追い込まれてしまった」
- ホセ・ルイス・ガヤ(バレンシア): 「前半は彼らに支配されたが、ハーフタイムに修正して後半は我々が圧倒した。メスタジャの素晴らしい後押しがあっただけに勝ち点3を取りたかったが、後半見せた縦へのアグレッシブな戦い方こそが今後の道標になる」
- セサール・タルレガ(バレンシア): 「5週間ぶりの復帰戦で無失点に抑えられたことは大きな手応えだ。勝利を届けられず悔しさは残るが、守備の堅守をベースにしてチームは間違いなく成長していける」
- ペペル(バレンシア): 「後半はチームが見違えるように良くなり、勝利に近づくことができた。だが今の我々の順位状況では、内容の良さだけでなく何としても勝利という結果が必要だ」
エディン・テルジッチ/ハビエル・アギーレの会見
字幕をもとに日本語化 / 出典: LALIGA EA SPORTS (YouTube)
エディン・テルジッチ
後半に非常に苦しんだ展開のなか、この勝ち点1についてどのような感触…Radio Popular de Bilbao、ラウル・ヒメネス
後半に非常に苦しんだ展開のなか、この勝ち点1についてどのような感触を持っていますか?
とても感情的で、クレイジーな展開の試合でした。試合前やハーフタイムに聞かれていたら、これが良い勝ち点だとは答えなかったでしょう。しかし、後半の展開を見れば、最終的には両チームにとって妥当な勝ち点1だったと言わざるを得ません。勝者にも敗者にも値しない試合でした。前半は我々が想定していた通りの展開で、非常に上手く試合をコントロールできていました。相手はもちろんカウンター、特に後半のカウンターは危険でしたが、30〜35分頃には先制点に近づいているという手応えがありました。そのためハーフタイムの時点では、リードを奪うのも時間の問題だと感じていました。しかし後半、イエローカードと負傷者が出たことで交代を余儀なくされ、試合の流れが完全に一変してしまいました。グルセタに何が起きたかは皆さんも目にした通りです。まずは彼のために祈りたいですし、重傷でないことを願っていますが、現時点ではあまり芳しくない状態に見えます。さらにロベルト・ナバロも万全の状態でプレーできず、ジョアネコもピッチを出なければならなくなり、警告による交代も含めて突如10人での戦いを強いられることになりました。カウンターを受けて守備を強いられる決定的な場面もありましたが、うまく守り切りましたし、1、2回は少し運もありました。手短に言えば、最終的にはここバレンシアで手にしたこの勝ち点を受け入れなければならないということです。
あれだけボールを保持し、相手ゴールに近づいていた前半において、それ…Radio Euskadi、アルベルト・ネグロ
あれだけボールを保持し、相手ゴールに近づいていた前半において、それほど多くの決定機を作れなかった要因は何だったと思いますか?
攻撃の場面(チャンスの芽)は作れていましたが、決定機までは作り出せませんでした。明確な形がなく、これは直近のホームでのエルチェ戦やアラベス戦の後にも話し合っていたことです。前半に見せたようなボールコントロールから、もっと決定的な危険を生み出すことこそが、我々が改善すべき最優先事項です。シュートを打てるチャンスだと感じても、もう一歩踏み込んだり、もうワンタッチ増やしてからパスを出してしまう場面が何度かありました。パスを出すこと自体は全く問題ありませんが、そのパスはアシストにならなければなりません。ブロックされると感じてシュートを打てないのであれば、味方がワンタッチでフィニッシュできるようなクオリティの高いパスを供給する必要があります。危険なエリアで相手に間合いを詰められ、シュートをブロックされたりスペースを埋められたりする猶予を与えてしまいました。波状攻撃を仕掛け、もっと決定機を作らなければなりません。ただ、前半は頻繁にファイナルサードへ進入できていましたし、ボールを失った際のカウンタープレスやリスク管理の守備(レストディフェンス)は非常に機能していました。要するに、我々が作り出すチャンスの質を向上させる必要があるということです。
前半にイエローカードをもらっていたことが交代の理由だったと理解して…Onda Vasca、ホセバ・モンヘ
前半にイエローカードをもらっていたことが交代の理由だったと理解していますが、後半の展開を踏まえた今、もう一度その交代を行いますか?
何が起きたか分かった今となっては、当然別の交代をしていたでしょう。しかし、交代の意図としては、彼はセカンドボールやカウンターに対して常に身体を張って戦ってくれる素晴らしい選手ですが、常に紙一重のところでプレーしています。ボールを奪うかファウルになるかという瀬戸際に常にあるため、過度なリスクは冒したくありませんでした。前半はうまく試合をコントロールできていましたし、中盤ではガラレタも警告を受けていたと思います。そのため、イエローカードの累積で10人になる事態を避けたかったのです。そうしたポジションで交代を行い、試合終盤の局面のために交代枠を1つ残しておこうとしました。どのような展開になるか分からず、0-0であればゴールを奪うためにストライカーを投入できますし、先制していれば守備を固めることもできるからです。それが65分や70分頃に枠を1つ残した理由でした。しかしその後、グル(グルセタ)の負傷が発生し、ジョアネコの負傷も予期せぬものでした。一気に試合の力学が変わってしまったのです。交代の責任者である監督として、試合の流れがこのような形になってしまったことには満足していません。事前のプラン通りに進めるつもりでしたが、監督の仕事は常に計画通りにいくとは限りません。柔軟な対応が求められますが、試合の流れによって異なる変更を強いられました。ロベルト・ナバロは走れなくなったため9番(最前線)に配置し、マルアンを10番に置くなど状況に適応させようとしました。しかし、監督として今日の交代の経緯には満足していません。ただし、途中出場した選手たちへの批判ではないことは明確にしておきたいです。実質10人で戦わなければならなくなったという事実によるものです。
ゴルカ・グルセタの負傷の程度をどれほど心配していますか?また、ジョ…ビクトル
ゴルカ・グルセタの負傷の程度をどれほど心配していますか?また、ジョアネコも負傷したとのことですが、どのような状態でしょうか?
ジョアネコについては、サイドの守備で長いスプリントをした後、これ以上プレーを続けられないと合図してきました。ただ、大きな怪我ではないと考えており、疲労や痙攣(足のつり)の類だと思います。一方、グルセタは少し事情が異なります。残念ながら彼は以前にも膝の負傷を経験しており、現時点ではあまり良くなさそうに見えます。しかし、完全な診断や発表がない段階であれこれ申し上げるべきではないことをご理解いただければと思います。明確な診断結果が出るまでには1〜2日かかる見込みです。
ハビエル・アギーレ
ガヤが試合後に、サンタンデール戦と同様に試合が前半と後半に分かれて…Punto Radio、ナチョ・サンチス
ガヤが試合後に、サンタンデール戦と同様に試合が前半と後半に分かれていたとコメントしていました。あなたが指揮を執ったこの2試合で、前半が後半よりも低調になってしまっている理由は何でしょうか?
我々のプレーが良くなく、相手に圧倒されたからです。サンタンデール戦でも今日も、相手の方が上でした。我々は解決策を見出せませんでした。トライはしたものの、両試合とも相手の方が優れていました。その後、ハーフタイムに修正を行い、フレッシュな交代選手を投入したことで、途中から入った選手たちが非常に良いプレーを見せてくれました。最終的にはどちらの引き分けも妥当だったと思います。勝つこともできたかもしれませんが、勝てませんでした。サンタンデールでも勝てたかもしれませんが勝てませんでした。それだけです。それがサッカーです。
得点力不足についてお聞きします。今日もチャンスはありましたがゴール…Tribuna Deportiva、アレックス・アルファロ
得点力不足についてお聞きします。今日もチャンスはありましたがゴールを奪うのに苦労しており、サディクの離脱もありますが、これをどう解決・分析しますか?また、ウーゴ・ドゥロがベンチにいる中で他に純粋な9番がいない状況において、アイマルに10〜15分の出場機会はなかったのでしょうか?
得点力不足ですか。シュートは16本放ち、枠内にも4本飛びました。ウーゴ(・ドゥロ)は良い仕事をしてくれたと思いますし、何度も敵陣深くへ攻め込みました。その点ではサンタンデール戦よりも決定機に迫れていたと思います。前日会見でも言いましたが、これは練習、練習、練習あるのみです。ラファエル・ナダルが毎日8時間ボールを打ち込んでいたように、FW陣もゴールを決め続けなければなりません。シュート練習には数多く取り組んでおり、選手たちは実によくやってくれています。今日は単にゴールに入りたがらなかっただけであり、相手の守備も素晴らしかったです。サンタンデールでは2ゴールを挙げ、ダニ・ラバとウーゴ・ドゥロにも決定機があり、アウェーで4ゴール取れていてもおかしくありませんでした。それは良いデータです。今日もGKの好セーブと我々のミスが重なり、得点できずに引き分けとなりました。ただ、心配はしていません。むしろミドルブロックでの守備を整備することの方を懸念しています。ローブロックやハイブロックは上手く機能していますが、中盤でサンタンデールにもアトレティックにもボールを握られ、ポゼッションで圧倒されてしまったのは良くありませんでした。ガヤの言う通り、前半は相手のもので後半は我々のものでした。90分を通してバランスを見出し、ゴールを奪えるようになればと思います。今日は初めて無失点に抑えられました。本拠地で3連敗、0得点9失点を喫していたことを忘れてはなりません。我々の要塞であるはずのホームでです。少なくとも今日は引き分けに持ち込めましたし、特に終盤の手応えを含め、後味の良い引き分けでした。その点に目を向けたいと思います。
試合中、チームのビルドアップに苦戦し、前線へロングボールを放り込む…Valencia Capital Radio、アレックス・ドミンゲス
試合中、チームのビルドアップに苦戦し、前線へロングボールを放り込むもキープできない場面がありました。これについて懸念していますか?解決策はあるのでしょうか?
いいえ、心配していません。相手のプレーも見ただろうと思いますが、簡単なことではありません。彼らも何度もロングボールを蹴らざるを得ませんでした。現代サッカーではどのチームもマンツーマンで互いを消し合います。ビルドアップでは非常に的確かつ慎重でなければなりません。今のGKは手よりも足を使うことの方がずっと多いです。実際、彼らも我々も互いによくハイプレッシャーをかけました。彼らはロングボールが90%を占め、我々も同じような割合でした。それが現代のサッカーです。解決策を模索し、トレーニングを重ねる必要があります。相手がこちらの良さを消しに来ることを理解しなければなりません。どのチームも前からプレッシャーをかけてくるので簡単ではないのです。セカンドボールの争いも単なる五分五分の運ではなく、ポストプレーでボールをフリックしたり落としたりする役割を配置する動きがあり、それも練習しています。GKからの無駄なロングキックについて言えば、確かに相手の好プレッシャーによって意図のないボールを蹴ってしまった場面はありました。そこはあなたの言う通りです。しかし、取り組み続けるしかありません。合流してまだ10日か12日ほどです。その中でチームは、ハードワークし、良いプレーをし、勝利を掴むことが必要だと理解し始めています。この3つの前提のうち、我々はよく走り、時間帯によっては良いプレーをしましたが、勝つことはできませんでした。1つ目はクリアし、2つ目は断続的にでき、3つ目はまだ達成できていませんが、正しい道を進んでいると思います。まずはこのスタジアムでの3連敗という、バレンシアのようなクラブにとって耐え難い出血を止めました。相手に勝ち点を持ち帰らせないように戦い、今日は勝利を目指しましたが叶いませんでした。
後半はスタジアムが一体となって勝利を目指して盛り上がりましたが、2…JPN、ロドラ
後半はスタジアムが一体となって勝利を目指して盛り上がりましたが、2試合続けて勝ち切れませんでした。勝利が必要とされる中、監督自身のモチベーションはどうですか?また選手たちの様子をどう見ていますか?
良い質問ですね。私自身のモチベーションは非常に高いです。私は生まれつきの楽天家ですし、強い信念を持っています。医務室がほぼ空になりつつあることにも非常に満足しています。長期離脱のカノスとディエギート・ロペスはまだ残っていますが、コペテやルイス・リオハは戻り、サディクもあと10〜12日で復帰します。戦力がほぼ揃うことは私にとって大きな安心材料です。選手たちを見ると、勝利が近かっただけに勝てなかった悔しさを露わにしています。サンタンデール戦でもそうでしたが、引き分けに満足せず悔しがっている姿は好ましいです。良い結果やホームでの引き分けに甘んじてはいけません。常に勝利を求めなければならないのです。選手たちは両方の試合で勝てたと感じていたからこそ悔しがっており、その姿勢を評価しています。苦しい時間帯があったのは事実で、両試合とも前半は相手の方が上でしたが、互角の展開に持ち直すことができました。最終的に2つの引き分けは妥当でしたし、3度目の正直といきたいですね。
アイマルと9番について伺います。バレンシアは試合終了時に基準点とな…Nostresport、ディエゴ・エステバン
アイマルと9番について伺います。バレンシアは試合終了時に基準点となるFWが不在でした。勝利を奪いに行くべき時間帯だったにもかかわらず、最後の交代はウグリニッチとヘスス・バスケスでした。なぜアイマルをアップさせなかったのでしょうか?また、もしサディクがいれば、最後の交代は違っていたでしょうか?
その質問はされないかと思っていましたが、やはり聞かれましたね(笑)。説明しましょう。これまで私が同じような状況で率いてきた6つのチームでもそうでしたが、若手はもちろんチームの助けになります。しかし、頼りにするのは実績のあるベテランたちです。アハマダはセンターフォワードでも申し分なくプレーできますし、1部リーグで膨大なゴールを決めてきた実績があります。ルイス・リオハやダニ・ラバのように、1部リーグで8〜10年にわたって得点を重ねてきたレベルの選手たちを差し置いて、単に本職のセンターフォワードだからという理由だけで若手を優先するわけにはいきません。私の義務は全員を活性化させ、戦える状態にしておくことです。もちろん若手たちも戦力として計算しています。オトルビは全力を尽くしてくれていますし、コルドバ、アイマル、マヨルも私のもとでトレーニングを積んでいます。彼らは間違いなくチームの力になってくれます。しかし、若手を起用するのはチームの状態が良い時の方が望ましいのです。チームが苦しい時に彼らをライオンの群れに放り込むような真似はできません。ですから、これは監督としての決断です。質問の意図はよく分かりますが、監督の判断だということです。
若手とベテランに関する考えに共感した上で伺いますが、型を破るような…ElDesmarque、ダビド・トーレス
若手とベテランに関する考えに共感した上で伺いますが、型を破るような特別な選手もいます。ダビド・オトルビについて、すでにその型を破りつつあると見ていますか?
オトルビには皆さんも見ている通りの際立ったフィジカル能力があります。あのスピードとスペースへの推進力です。これほど若くして物怖じせずに前へ仕掛けられる選手は滅多に見られません。ただ、戦術的なタスクにはかなり苦労しています。オトルビにはスペースへボールを出し、ゴールライン際で相手に引っかからないよう、あるいはGKの手元やファーポストへ適当に蹴るのではなく、良いクロスを上げるための『タメ』を教え込まなければなりません。彼が並外れた才能を持つ少年であることは紛れもない事実ですし、我々の下部組織出身の選手です。彼にはすべてが備わっていますし、何より素晴らしいのは謙虚に学ぶ姿勢です。チームメイトのアドバイスや監督の声に真摯に耳を傾け、要求された仕事をこなしています。間違いなく、このサポーターとクラブに多くの歓喜をもたらしてくれる少年になるはずです。
先週の決定機逸もあり、交代時にブーイングを浴びていたウーゴ・ドゥロ…Diario AS、ハビ・テルエル
先週の決定機逸もあり、交代時にブーイングを浴びていたウーゴ・ドゥロについて伺います。彼の精神状態はどうでしょうか?彼と話をしましたか?
彼とは話していません。監督と話す必要性を彼から感じなかったからです。選手が落ち込んでいるかどうかは、『ウェルネス』と呼ばれる問診票で把握できます。朝食前に5つの質問があり、疲労度や不安度、睡眠の質などを1から10で記入するシステムです。警告ランプが灯るような数値が出た際には、『どうした?何があった?なぜそんなに落ち込んでいるんだ?』と直接話しに行きます。今週もある選手が『新しい監督になって出番があると思っていた』とうつむいていたので話し合いました。しかしウーゴに関しては問題ありません。彼は成熟しており、この世界で何年も戦ってきた経験があります。典型的なペナルティエリア内のFWであり、あのヘディングシュートの場面もありましたし、背負うプレーでチームを助けてくれました。サポーターは主権者ですから、そこについて私が口を挟むことはありません。サポーターが彼のプレーを良くないと判断し、ブーイングで見送ろうが拍手を送ろうが、私が立ち入る領域ではありません。私にとって彼は良い仕事をしてくれました。ただ、ゴールという結果で締めくくることができなかっただけです。
見どころと対戦背景
ラ・リーガ第9節にて、バレンシアとアスレティック・ビルバオがメスタディスタジアムで激突する。国際試合による長い中断期間を経て、両チームともにリーグ戦での反撃と巻き返しを狙う重要な一戦となる。
ホームのバレンシアは開幕から厳しい戦いが続いており、8試合を終えてわずか1勝と降格圏に沈む苦境にある。カルロス・コルベラン監督の解任とオスカル・サンチェス暫定監督の指揮を経て、新たに指揮官へ就任したハビエル・アギレ監督のもとでチームの再構築を進めている。前節のレーシング・サンタンデール戦ではダニ・ラバと若手のダビド・オトルビのゴールで2-2と引き分け、新体制での初勝ち点を獲得した。ハビエル・アギレ監督は「走らない者は起用しない」という運動量と献身性を最優先する姿勢を打ち出しており、メスタディスタジアムを再び強固な要塞へと変貌させ、最下位脱出への足がかりを築くことが至上命令となっている。
一方のアスレティック・ビルバオは、エディン・テルジッチ監督率いるチームだが、今季は異例の事態に見舞われている。バルセロナ戦や悪天候によるレバンテ戦の延期に加え、ラヨ・バジェカーノ戦では紙飛行機やゴムボールの投げ込みによる試合中断・延期が発生した。これにより、実質約1ヶ月間にわたり公式戦を完走できていない状態が続いている。チームは実戦感覚の維持に苦しみながらも、メスタディスタジアムでの一戦で確かな勝利を収め、上位争いへ踏みとどまりたい考えだ。
予想スタメンと負傷・出場停止情報
MARCA、AS、SPORT、MundoDeportivo、El Desmarqueなど各紙の報道をもとにした両チームの最新動向と予想スタメンは以下の通りである。
バレンシアは依然として多くの負傷者を抱えている。ウマル・サディク、セルジ・カノス、ディエゴ・ロペスに加え、足裏を痛めているルイス・リオハ、膝の半月板の回復途上にあるホセ・コペテ、ディミトリ・フルキエが欠場見込みだ。一方で朗報もあり、センターバックのセサール・タルレガとムクタル・ディアカビが全体練習に復帰している。これによりユスティン・デ・ハースを含めた本職のセンターバック陣が揃うことで、緊急避難的にバックラインに入っていたペペルが本来の中盤へ戻ることが可能となった。ゴールマウスはストレ・ディミトリエフスキが守り、両サイドバックにはパブロ・マフェオとホセ・ルイス・ガヤが入り、中盤はギド・ロドリゲス、ペペル、ハビ・ゲラが構成。前線は好調のダニ・ラバ、ダビド・オトルビ、ウーゴ・ドゥロが並ぶと予想される。
【バレンシア予想スタメン】
- GK:ストレ・ディミトリエフスキ
- DF:パブロ・マフェオ、ムクタル・ディアカビ(またはセサール・タルレガ)、ユスティン・デ・ハース、ホセ・ルイス・ガヤ
- MF:ギド・ロドリゲス、ペペル、ハビ・ゲラ
- FW:ダニ・ラバ、ウーゴ・ドゥロ、ダビド・オトルビ
アスレティック・ビルバオは主力攻撃陣の離脱が痛手となっている。中盤の要であるオイハン・サンセトが左足ヒラメ筋の筋損傷により全治3〜4週間と診断され、このメスタディスタジアム戦の欠場が確定している。さらに代表戦で負傷したニコ・ウィリアムズも不在となり、アイメリク・ラポルテも体調不良からの調整が続いている。しかし、筋肉の怪我から回復したダニ・ビビアンが復帰しており、ユリ・ベルチチェやゴルカ・グルセタも先発可能な状態にある。エディン・テルジッチ監督は下部組織から若手のクリスティアン・イムガを招集するなど攻撃の選択肢を補っている。守護神ウナイ・シモンがゴールを守り、最終ラインはヘスス・アレソ、ダニ・ビビアン、イェライ・アルバレス、ユリ・ベルチチェ。中盤はイニゴ・ルイス・デ・ガラレタとヘレナバレンナ、前線はロベルト・ナバロ、アレックス・ベレンゲル、ゴルカ・グルセタ、そして最前線にイニャキ・ウィリアムズが入る布陣が濃厚だ。
【アスレティック・ビルバオ予想スタメン】
- GK:ウナイ・シモン
- DF:ヘスス・アレソ、ダニ・ビビアン、イェライ・アルバレス、ユリ・ベルチチェ
- MF:イニゴ・ルイス・デ・ガラレタ、ヘレナバレンナ、アレックス・ベレンゲル
- FW:ロベルト・ナバロ、ゴルカ・グルセタ、イニャキ・ウィリアムズ
ハビエル・アギーレの会見
字幕をもとに日本語化 / 出典: Diario AS (YouTube)
ハビエル・アギーレ
先日の試合のラストプレーの後、ウーゴ・ドゥロは今週をどう過ごしまし…オンダ・セロ、ビクトル・リュック
先日の試合のラストプレーの後、ウーゴ・ドゥロは今週をどう過ごしましたか。彼と話をしたのか、調子やモチベーションはどう見えていますか。
私が誰かと直接話をするのは必要だと判断した時だけで、ウーゴとはその必要性を感じませんでした。ロッカールームに入った瞬間から普通でしたし、いつものオフィスでの一日といった感じでした。確かにゴールを外したのは事実で、それを一番分かっているのは彼自身です。外すためにはその場にいなければならないのも事実です。しかし、わざわざ話す必要はないと思いました。いつも通り元気で、前向きで、改善しようという意欲が見られましたから。就任当初、チームを内側から診断してレントゲン写真を撮るために3、4人と話しましたが、それはもう終わりました。大体の感触は掴めました。ですので、ウーゴとその件について具体的に話してはいません。
昨日、約3年ぶりにバレンシアが練習を一般公開しました。これは今後も…テレビシオン・エスパニョーラ、サルバ・カンポス
昨日、約3年ぶりにバレンシアが練習を一般公開しました。これは今後も日常的なものになりますか。同じ方向を向くための取り組みだと思いますか。また、あなたやブラウリオが関わっているのでしょうか。
感謝されるようなことではありませんよ。私は皆さんの仕事を尊重しているだけです。これまで率いたすべてのチームでも、可能な限り常に公開してきました。今後も日常的になるか?もちろんです。外の日差しの中で身を隠しながら、誰かが憐れんで窓を開けて『あのメキシコ人が何を言うか』と待っているような人々の仕事を尊重しています。どうぞ入って写真や映像を撮ってください。私にとっては普通のことです。仕事を尊重するということですし、これまでずっとそうしてきました。私がスペインで率いた過去の6、7チームを調べてもらえれば分かりますが、常にそうしてきましたし、何の問題も感じていません。隠すことなど何もないですから。
メスタージャでの初采配、ファンへの初お披露目となりますが何を期待し…ラジオ・スポルト、セルヒオ・カピージャ
メスタージャでの初采配、ファンへの初お披露目となりますが何を期待していますか。また、サンタンデールでの試合と比べて、より大胆なシステムや戦術に変更することは検討していますか。
大胆とはどういう意味ですか?(記者が『5バックを4バックに変えるなど』と答える)一つ言わせてもらいますが、私はワールドカップで5バックのウイングバック2枚で戦いました。オトルビとダンジュマがウイングバックを務める姿を想像してみてください。CBが3枚いてその2人が入れば5バックですが、その2人がどんな選手か考えてみてください。システムというのは非常に流動的なもので、航空写真のようなスナップショットに過ぎません。ピッチ上では激しく動くので、5バックだろうと4バックだろうと、望むだけ守備的にも攻撃的にもできます。前回も2得点し、ラバの枠上へのシュートや最後のウーゴの決定機など、あと2点取れるチャンスがありました。そしてハーフタイムにCBを1枚削り、初期配置を4バックにしました。4バックで非常にアグレッシブに戦っていると言っても、ボールの後ろに7人守備に入ることだってあります。システムに関して私は全く心配していません。もちろん、相手ゴールへ迫る回数がもっと増え、1試合に2回ではなく4回になれば素晴らしいことです。アウェーで2得点と決定機が他に2つあったのは悪くありません。ホームではより多くのチャンスを作り、それらを決められるようにしたいですね。そして守備を改善することです。毎試合2失点するのは良くありませんし、4バックでも5バックでも3バックでも、必要なら10人全員で守備の改善に取り組んできました。 メスタージャでのデビューについては、とてもワクワクしています。これまで常にアウェーとして訪れてきましたが、チームをものすごく後押しするスタジアムです。いつもスタンドの歓声を見ていましたし、とても楽しかったです。これまではずっと反対側のベンチで、あまり良い思い出がありませんでした。勝ったこともありますが、スタンドの圧力が凄まじく、全員が敵として襲いかかってくるように感じました。今度は彼らが味方になってくれるのですから、とても心強いです。非常に大きな意欲と期待感を持っています。
ハビ・ゲラについて伺います。前回の試合では3つのポジションでプレー…カデナ・コペ、イバン・エライス
ハビ・ゲラについて伺います。前回の試合では3つのポジションでプレーし、ここ数シーズンも監督によってポジションを変えてきました。彼を特定のポジションで継続して起用するつもりはありますか。どの位置が最も適していると考え、彼に何を期待しますか。
誰もが同意すると思いますが、左サイドは彼が最も苦しみ、タッチラインに制限されて関与が減ってしまうポジションです。彼は左右両方に抜け出すことができ、縦への推進力と素晴らしいドリブルを持っています。私としては中央でのプレーが最も好みです。前回サイドで使ったのはチームの台所事情によるものでした。リオハ、ダンジュマ、オトルビがいれば、彼がサイドでプレーすることは難しいでしょう。かつてウグリニッチもチームの必要性からそうしていました。ハビは中央の選手だと思います。ダブルボランチの一角、8番、6番、あるいは10番もこなせます。非常に興味深い選手で、我々のカンテラーノであり、チームへの愛着があり、強い個性を持っています。必ず彼の力を最大限に引き出します。
バレンシアのような状況のチームを何度も率いてこられました。順位は依…ラス・プロビンシアス、フアン・カルロス・ビジェナ
バレンシアのような状況のチームを何度も率いてこられました。順位は依然として厳しく19位です。メスタージャでの初陣にあたり、内容はどうあれとにかくチームに勢いをもたらす勝利を掴み取る必要があると感じていますか。
内容はどうあれ、その通りです。あなたに完全に同意します。勝つこと、それ以外の答えはありません。勝つことが我々のすべきことです。それから『言葉』についてですが、私が喋りすぎだと言いたいのですか?(笑)まあ実際よく喋りますけどね。
勝つための具体的なプランは何かありますか。また、サンタンデールでは…7テレバレンシア、パブロ・アベジャン
勝つための具体的なプランは何かありますか。また、サンタンデールではマヨール、オトルビ、アイマルといったカンテラーノの出場機会が少なかったですが、今後彼らに対してどのようなプランを持っていますか。特にオトルビは先発しますか。
相手より1点多く取ることです。ホームでは大胆になり、ボールを保持した時にパーソナリティを示さなければなりません。サンタンデールでは、ボールを奪ってもすぐにGKに戻して大きく蹴り出してしまうなど、まったく気に入らない時間帯がありました。大きく蹴り出すこと自体は禁止していませんが、奪った後の安全なファーストパスが通らず、自分たちへの自信や落ち着きを欠いていました。自陣でボールを奪った時は、大胆さとパーソナリティを持ってプレーしてほしいのです。ボールを持った時にそれを示してほしい。ボールがない時の姿勢は練習でも前回の試合でも非常に良かったです。相手も上手いチームでしたからボールを奪われることもありましたが、守備に関しては落ち着いています。私が選手たちに強調し、公にも言いたいのは、ボールを持った時のパーソナリティです。ライン間にパスを通すこと、シュートを打つこと、クロスを上げること、ドリブルを仕掛けることに挑戦してほしい。目の前に相手がいるのに他人にパスを預けるのではなく、自分で仕掛けてほしいのです。それでボールを失っても構いません。勝利を重ねることでそうした自信がついてきます。フアン・カルロスが言うように、勝たなければなりません。どうやって勝つかは関係ないのです。 カンテラーノについてのプランは『勝つこと』です。彼らがいようがいまいが勝つ、それがプランです。19位にいる時はなりふり構っていられません。オトルビが先発するかどうかは言えませんよ、質問を無駄遣いしましたね。
サンタンデールでは多くのサポーターが駆けつけました。ここ数週間でフ…バベル、ペペ・フォルク
サンタンデールでは多くのサポーターが駆けつけました。ここ数週間でファンの温かさをどう感じていますか。また、明日のメスタージャのファンに何か求めるものはありますか。
そのことに触れてくれて嬉しいです、感謝を伝えたかったので。ホテルの前で人々が爆竹を鳴らしていて、最初は相手サポーターが邪魔しに来たのかと思ったら、我々のファンだったのです。どれほど嬉しかったか分かりません。今日もホテル前で車を待っていたら、赤い路線バスが止まって運転手がドアを開けたので『私の車じゃないよ』と言ったら、運転手が降りてきて私を抱きしめて去っていきました。乗客たちは『あの運転手は何をしているんだ』という顔をしていましたよ。それほどファンの愛情を感じており、本当に言葉では言い表せないほど嬉しいです。彼がしてくれたことは、全員が一つになってチームの巻き返しを信じ、期待してくれている証拠です。私も同じ思いです。 ファンに求めるものなど何もありません。私たちが与える側です。何かを求める資格などありません。勝利を届けることだけです。
先週の試合で4、5人の選手が足をつって交代した原因について、フィジ…ディアリオ・アス、コンラード・バージェ
先週の試合で4、5人の選手が足をつって交代した原因について、フィジカル面なのか試合展開によるものなのか、診断はついていますか。
両方だと思います。監督が解任されると、選手たちは『もう言い訳はできない、ベンチのせいにすることはできない』と感じ、自分たちに監視の目が向けられます。新監督には様子見の猶予が与えられますからね。アウェー戦だったこともあり、フィジカルとメンタルの両面から緊張が生じ、それが痙攣を引き起こしたのだと思います。以前、試合前日に極度のプレッシャーから足をつった若い選手を見たこともあります。重圧がかかると体が硬直し、足がつりやすくなります。もちろん疲労や、練習の変化、負荷、緊張感なども影響したでしょう。しかし、何事もなかったかのように笑顔でシャワーを浴びて談笑している選手より、疲れ果ててロッカールームに戻ってくる選手の方がずっといいです。足をつるというのは全力を尽くした証拠です。メンタルかフィジカル、あるいはその両方でしょうが、ピッチをとぼとぼ歩き回られるよりはずっと好ましいです。
メンタル面だけでなくフットボール面について伺います。前回の試合では…カデナ・セル、チモ・マスマーノ
メンタル面だけでなくフットボール面について伺います。前回の試合では過去の悪癖やミスも見られましたが、やるべきことへの診断はすでに明確になっていますか、それとも時間をかけるつもりですか。
時期的な事情をご理解ください。私が着任した時は代表ウィークで3人が不在、治療室には7、8人がいて、監督交代による落胆もありました。選手たちと心を通わせるだけでも一苦労で、『前を向こう、まだ試合はたくさん残っている』と励ますところから始まりました。フットボール面に関しては、攻守のコンセプトを落とし込む練習はまだ2、3回しかできていません。物事は下から少しずつ構築していくものであり、徐々に仕組みを取り入れて我々のアイデアを体現させようとしています。我々が求めているのは、ボールがある時も無い時も何をすべきか分かっているバランスの取れたチームであり、ホームで勝ち点を落とさないことです。
プレッシャーについて伺います。19位という順位やホームの観衆の存在…バレンシア・カピタル・ラジオ、アレックス・ドミンゲス
プレッシャーについて伺います。19位という順位やホームの観衆の存在がチームに重圧を与えると思いますか。
スペイン代表を率いて世界王者になった監督の言葉に『プレッシャーとはチャンスだ』というようなものがあります。本当にその通りで、この場にいる全員がプレッシャーを感じています。良いインタビューにしたい、良い記事を書きたいというプレッシャーがなければこの仕事には向きません。公の場に出て第三者に何かを届ける仕事をしている以上、常に重圧はありますし、それがなければ務まりません。ですから当然プレッシャーはあります。勝つことへのプレッシャー、19位という位置へのプレッシャーです。バレンシアというクラブにとって決して心地よい順位ではありません。しかし、その重圧はうまくコントロールしなければなりません。プレッシャーを発散する方法は、ゴールを奪い、失点を防ぎ、大好きなフットボールをプレーすることです。給料をもらい、素晴らしい気候の中で練習できる私たちは恵まれています。プレッシャーがあるなら、それを受け止めて良い方向へ導けばいいのです。
勝利とメンタリティについて伺います。ここ数シーズンで勝てないことが…トリブナ・デポルティーバ、アレックス・アルファロ
勝利とメンタリティについて伺います。ここ数シーズンで勝てないことが常態化してしまっていますが、バレンシアのようなクラブでそのメンタリティをどうやって変えていきますか。
1試合で変えられるものではありません。何十試合も積み重なってきたものですから、就任してすぐに5連勝、10連勝といくのは非常に困難です。選手たちが『勝てる』と信じ始め、スペインや世界のサッカー史におけるこのクラブの重要性を自覚し、名門カンテラやユニフォームの重みを感じることが重要です。それが分からなければこのチームでプレーする資格はありません。過去を振り返ると、私もかつて他のチームを率いてここで何度も苦しめられました。メキシコ代表を率いた時もバレンシアと2-2で引き分けたほどで、世界的な重要性を持つクラブなのです。前回の引き分けから前進し、徐々に勝利を重ね、良いプレーをし、たくさん走る。この3つの原則を大事にしていきたいです。過去を知ることは大切ですが、ただでさえ背負っている荷物に、過去数年分の余計な砂を詰め込む必要はありません。
プレッシャーはゴールを決めることで解消されると仰いましたが、バレン…ア・プント、ホセビ・サンチェス
プレッシャーはゴールを決めることで解消されると仰いましたが、バレンシアは得点数が少ないチームの一つです。今週、得点力を高めたりFWの自信を取り戻すために特別な練習をしましたか。また、相性の良い相手であるアスレティック・ビルバオについての印象や思い出を教えてください。
前回も2得点し、決定機が他に2つありました。アウェーで4度の決定機を作ったのです。ホームでも4度のチャンスを作り、その4つをすべて決められれば最高ですし、もちろん相手にそれ以上取られないようにしなければなりません。特別な練習をしたか?ええ、練習は重ねるものです。私の母はピアニストで毎日練習していましたし、ナダルも毎日テニスの練習をしています。シュート練習も含め、技術、戦術、フィジカル、メンタル全てのトレーニングを行いました。 対戦相手についてですが、過去の対戦成績(23戦10勝)は他のチームでの話ですし私がピッチでプレーするわけではないので全く関係ありません。ただ、私の両親はビスカヤ出身で、幼い頃から兄弟がアスレティックのファンでした。私自身も彼らとの国王杯決勝で負けたことがあります。両親の故郷ですから愛着があるクラブなのは事実ですが、勝負の世界ですから11人でしっかりと立ち向かい、勝利を目指します。
昨季からCBとしてもプレーし高いレベルを見せているペペルですが、本…スーペルデポルテ、パウ・パルド
昨季からCBとしてもプレーし高いレベルを見せているペペルですが、本来はMFです。彼の起用法をどう考えていますか。また、ギド・ロドリゲスとのダブルボランチの場合、それぞれにどのような役割を求めますか。
ペペルのように複数のポジションで高い効果を発揮できる選手は、いればいるほどありがたいです。ハビ・ゲラもそうです。GK以外の選手には柔軟性を求めたいですし、右利きでも左で、左利きでも右でプレーできるような選手が理想です。ペペルのパーソナリティとプレースタイルは大好きです。CBとしても読みが鋭く、タイミングや空中戦、対人戦の強さがあり素晴らしいプレーを見せています。ただ、個人的にはやはり中盤で見たいと思っています。タルレガやディアカビが戻ってくればボランチとして起用するつもりです。ギドとはタイプが異なります。ギドはよりフィルター役として中央を固める5番タイプで、ペペルはより自由に動けます。もちろんギドも前へ出て行くことがありますし、2人は良い組み合わせになると思います。固定的な関係ではなく流動的にプレーできるはずです。中盤の底に1人だけ置くならギド、3枚の中盤ならギドを好みますが、CBならギドよりペペルを好みます。もちろん2人同時に起用することも可能です。
アスレティック・ビルバオは縦への速さとカウンターが強みであり、バレ…ラジオ・タロンハ、アルバロ・ガルシア・グラネロ
アスレティック・ビルバオは縦への速さとカウンターが強みであり、バレンシアは背後のスペースを使われて失点する傾向があります。相手のカウンターをどう無力化しますか。また、ウイングが不足する中でルイス・リオハとダンジュマの状態はいかがですか。
教科書通りの回答をするなら、攻撃をしっかりと終わらせることです。クロスを上げるならシュートやCK、ゴールで完結させる。ボールを失ったなら、ファウルをしてでも相手をスムーズにカウンターに出させないことです。そしてリスク管理(予防的マーキング)です。攻撃中であっても相手のアタッカーを常に警戒し、決して数的不利を作らないこと。最低でも同数、理想は数的優位を保つことです。彼らが非常に速く、鋭いトランジションを仕掛けてくるのは分かっていますから、細心の注意を払います。 背後を取られる問題については、前節のラシン戦でもライン間に人を集められて苦しめられました。5バックのCB陣が前に出て相手のトップ下を捕まえきれなかったのですが、4バックに変更してからはより勇気を持って対応できました。明日も勇敢に、強いパーソナリティを持って挑む必要があります。リオハとダンジュマについては、外を使える選手はいます。オトルビも非常に良いですし、ラバも外でプレーできます。ヘスス・バス、ガヤ、アルナウ、ティエリー(パブロ)といった高い位置を取れるサイドバックも揃っていますので、サイドに関しては心配していません。
冬の移籍市場に向けてブラウリオとの会談は行われましたか。また、先日…ラジオ・マルカ、ルイス・コルテス
冬の移籍市場に向けてブラウリオとの会談は行われましたか。また、先日エリック・リラの代理人がブラウリオと会談していましたが、獲得の可能性はありますか。
ブラウリオとは毎日顔を合わせて過去、現在、未来について話しています。チームを改善するために先手を打つのは我々の義務ですからね。ただ、何よりもまず勝ち点3を獲得することが最優先です。勝つことでじっくり話す時間も増えますからね。 リラの件については、代理人が来ていたのは単なる偶然の一致ですよ。
アスレティックは試合の延期により約1ヶ月公式戦を行っていませんが、…エフェ通信、パウラ・レリン
アスレティックは試合の延期により約1ヶ月公式戦を行っていませんが、これはバレンシアにとって有利に働くと思いますか。
ラ・リーガにおいて同じチームにこうした状況が重なるのは極めて異例なことです。私自身の長い指導者キャリアでも、これほど試合間隔が空いた相手と対戦した経験はありません。約1ヶ月、あるいは1ヶ月半で1試合しかしていないというのは、ポジティブにもネガティブにも作用し得るので影響はあるかもしれません。しかし、私は自分たちのチームのことに集中しています。相手の分析はもちろん行いますが、そうした相手の変則的な状況に我々の準備や分析が左右されるべきではありません。
バレンシア 対 アスレティック・ビルバオ の背景データ
順位
| 順位 | クラブ | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 | 差 | 点 | 直近 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 7 | アスレティック・ビルバオ | 10 | 4 | 3 | 3 | 14 | 10 | +4 | 15 | WWLDD |
| 19 | バレンシア | 11 | 2 | 3 | 6 | 8 | 17 | -9 | 9 | WLDDL |
両クラブの前後日程を見る
バレンシア
この試合の前
- 10月12日(月) @ ラシン・サンタンデール 2-2(分)
- 9月21日(月) vs レアル・ソシエダ 2-3(敗)
- 9月16日(水) @ デポルティーボ・アラベス 0-1(勝)
この試合の後
- 10月25日(日) vs ビジャレアルCF 1-2(敗)
- 10月29日(木) @ タベルネス 未定
アスレティック・ビルバオ
この試合の前
- 10月3日(土) @ レアル・ソシエダ 0-1(勝)
- 9月19日(土) vs デポルティーボ・アラベス 0-0(分)
- 9月13日(日) vs エルチェCF 1-1(分)
この試合の後
- 10月22日(木) @ レバンテ 3-1(敗)
- 10月25日(日) vs ヘタフェCF 4-0(勝)