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ラ・リーガ / 第9節 / エル・サダール / U-NEXT・DAZN / 2026年10月18日(日)

オサスナ 対 ラシン・サンタンデール

オサスナ 2-0 ラシン・サンタンデール

ほかの公式ハイライト: DAZN Japan(9:03)

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試合サマリーと得点経過

【試合概要】

  • 開催日時:2026年10月18日
  • スタジアム:エル・サダール(観客数:20,818人)
  • 試合結果:オサスナ 2 - 0 ラシン・サンタンデール
  • 得点者:
  • オサスナ:アンテ・ブディミル(8分=PK)、アシエル・オサムベラ(87分)
  • ラシン・サンタンデール:なし

ハゴバ・アラサテ監督がエル・サダールの指揮官として復帰を果たしたラ・リーガ第9節。5試合勝ちなしと低迷していたオサスナは、超満員に膨れ上がったエル・サダールの大声援を背に、立ち上がりから猛烈なハイプレスと縦への圧倒的な推進力でラシン・サンタンデールを完全に飲み込みました。

開始わずか3分、角球からの展開でジョナタン・デュバシンが網を揺らすもVAR判定によりオフサイド。しかし攻撃の手を緩めないオサスナは8分、相手の自陣ビルドアップでのボールロストを見逃さず、ペナルティエリア内でアンテ・ブディミルが倒されてPKを獲得します。ブディミル自らがゴール左隅へ沈めて早々に先制に成功しました。

その後もオサスナの激しいプレッシングにラシン・サンタンデールは後手に回り、33分にもデュバシンがアレハンドロ・カテナのスルーパスからネットを揺らすものの、再びオフサイドの判定。前半終了間際にラシンのヤシル・サビリがクロスバーをかすめるシュートを放つ場面もありましたが、オサスナが主導権を握ったまま前半を折り返します。

後半もオサスナはルベン・ガルシアの鋭いボレーシュートやブディミルの決定機で攻め立てます。ラシンも交代枠を使って反撃を試みますが、オサスナの指揮官が切ったカードが試合を決定づけました。87分、途中出場の若手イニゴ・アルギビデが右サイドを爆走してシュートを放つと、相手GKフレン・アギレサバラが弾いたこぼれ球を、同じく途中出場のアシエル・オサムベラが左足で押し込み完勝。オサスナが2-0で勝利を収め、8月31日以来となる念願の無失点勝利を飾りました。

各得点シーンの詳細

  • 1点目(8分:アンテ・ブディミル/PK)-起点:ラシンの自陣でのビルドアップに対し、オサスナの前線陣が激しいハイプレスで追い込み、相手のパス回しのミスを誘発したことが起点となりました。-経由:こぼれ球を回収したオサスナが素早くペナルティエリア内へスルーパスを通し、抜け出したアンテ・ブディミルへボールが渡ります。-決め方:追いつけないラシンのDFジャン=マテオ・ベロシアンが後ろからブディミルを倒してPKが与えられます。キッカーを務めたブディミル自身が落ち着いてゴール左隅へと低くコントロールしたシュートを流し込み、相手GKフレン・アギレサバラの手に触れさせず先制点を奪いました。
  • 2点目(87分:アシエル・オサムベラ)-起点:自陣での堅固なブロック守備から奪ったロングカウンターが起点となりました。-経由:途中出場の右サイドバック、イニゴ・アルギビデが自陣でボールを受けると、広大なスペースが開けた右サイドをフルスロットルで疾走。相手DFを置き去りにしてペナルティエリア右へ侵入し、右足を振り抜いて強烈なシュートを叩き込みます。相手GKフレン・アギレサバラがなんとか弾き返したものの、そのこぼれ球の落下地点へ誰よりも早く反応したのが、途中出場の中盤アシエル・オサムベラでした。-決め方:オサムベラは落ち着いて左足を振り抜き、こぼれ球をゴールネットへ叩き込んでチームの2点目を記録。試合の決着を告げる価値ある追加点となりました。

両チームのスタメンと交代

ホーム: オサスナ(4-3-3)

  • GK: アイトール・フェルナンデス
  • DF: バレンティン・ロシエ、フラヴィエン・ボヨモ、アレハンドロ・カテナ、アベル・ブレトネス
  • MF: ホン・モンカヨラ、イケル・ムニョス、モイ・ゴメス
  • FW: ルベン・ガルシア、アンテ・ブディミル、ジョナタン・デュバシン

アウェイ: ラシン・サンタンデール(4-2-3-1)

  • GK: フレン・アギレサバラ
  • DF: アルバロ・マンティラ、ポル・ラモン、ジャン=マテオ・ベロシアン、ホルヘ・サリナス
  • MF: イバン・マルティン、トマス・プラティ
  • MF: セルヒオ・カナレス、アンドレ・アルメイダ、イニゴ・ビセンテ
  • FW: ヤシル・サビリ

オサスナの主な交代およびカード:

  • 67分: モイ・ゴメス OUT → アシエル・オサムベラ IN
  • 67分: イケル・ムニョス OUT → ルカス・トロ IN
  • 76分: バレンティン・ロシエ OUT → イニゴ・アルギビデ IN
  • 76分: ジョナタン・デュバシン OUT → ラウル・モロ IN
  • 90分: ルベン・ガルシア OUT → ラウル・ガルシア IN
  • 警告: バレンティン・ロシエ(27分)、アンテ・ブディミル(59分)

ラシン・サンタンデールの主な交代およびカード:

  • 46分(後半開始): アンドレ・アルメイダ OUT → アンドレス・マルティン IN
  • 69分: セルヒオ・カナレス OUT → パブロ・ガルシア IN
  • 83分: ホルヘ・サリナス OUT → アアロン・マルティン IN
  • 83分: イバン・マルティン OUT → アシエル・ビジャリブレ IN
  • 91分: ヤシル・サビリ OUT → ギオルギ・グリアシュヴィリ IN
  • 警告: アルバロ・マンティラ(5分)、ホルヘ・サリナス(50分)、イバン・マルティン(79分)

戦術・采配のポイント

フォーメーションと戦術的狙い・課題

オサスナはハゴバ・アラサテ監督の再就任からわずか4日での一戦となりましたが、前指揮官ルイス・ミゲル・ラミスが構築した堅守のベースを活用しつつ、アラサテ監督特有の「ハイプレス」「縦へのスピーディーな推進力」「サイドの幅を使った展開」を見事に融合させました。右サイドバックで今季初スタメンとなったバレンティン・ロシエが高い位置を取って幅を作り、ルベン・ガルシアやジョナタン・デュバシンが内側と外回りを自在に使い分けました。また、センターバックのアレハンドロ・カテナとフラヴィエン・ボヨモは守備の安定感をもたらしただけでなく、カテナの精度の高い縦パスが攻撃の起点として大きな威力を発揮しました。

対するラシン・サンタンデールは、アウェイゲームにおける立ち上がりの鈍さと集中欠如という深刻な課題を再び露呈しました。ホセ・アルベルト監督が用意したプランも、オサスナの強烈なプレッシングに呑まれて自陣でのビルドアップでミスを連発。開始5分での警告や8分でのビルドアップミスからのPK献上により、精神面でも後手に回りました。試合を通じて相手ペナルティエリア内からのシュートをわずか1本に抑え込まれ、シュート数(20本対9本)や期待値(3.38 xG対0.28x G)でも圧倒されるなど、アタッキングサードでの決定力と守備の強度不足が浮き彫りとなりました。

監督の交代策と試合への影響

オサスナのアラサテ監督の采配は見事な実を結びました。今季初スタメンとなったロシエのコンディション(90分間プレーは困難と事前判断)を考慮し、76分に投入された若いイニゴ・アルギビデが圧巻のパフォーマンスを披露。さらに67分に投じたアシエル・オサムベラとルカス・トロによって中盤のインテンシティを維持しました。アルギビデの強烈な右サイド突破から放ったシュートのこぼれ球をオサムベラが詰めて2点目が生まれたシーンは、ベンチワークの勝利を象徴するものでした。

一方、ラシンのホセ・アルベルト監督はハーフタイムからアンドレス・マルティンを投入し、69分にはパブロ・ガルシア、83分にはアシエル・ビジャリブレを投入して前線の枚数を増やしました。しかし、ミドルブロックからローブロックへとスムーズに移行するオサスナの守備組織を打開できず、ラストパスの判断ミスが響いて最後までゴールを割ることができませんでした。


現地メディアの選手採点・評価比較

現地各紙の報道を総合すると、5試合ぶりの勝利を収めたオサスナの攻撃陣とアラサテ監督の采配が高く評価された一方で、アウェイで無得点敗戦を喫したラシン・サンタンデールに対しては厳しい視線が注がれました。

MARCAの評価

MARCAは、電光石火の立ち上がりでラシンを圧倒したオサスナのサイド攻撃を高く評価しました。PKを決めて前線の基準点となったアンテ・ブディミル、そして2度のオフサイド判定に泣かされながらも前半の攻撃を牽引したジョナタン・デュバシンの積極性を大きく取り上げました。また、ビルドアップでラインを破る縦パスを供給したアレハンドロ・カテナや、久々の先発で右サイドを活性化させたバレンティン・ロシエを評価。対するラシンについては、失点につながるファウルを犯したジャン=マテオ・ベロシアンら守備陣に厳しい評価を与える一方、決定機を防ぎ続けたGKフレン・アギレサバラの奮闘を評価しました。

ASの評価

ASは詳細なスタッツを引き合いに出し、オサスナの完勝劇を分析しました。両チーム最多となる7回のチャンスメイクを記録したルベン・ガルシアのゲームメイク能力、そして両チーム最高の1.22x Gと4本のシュートを放ったジョナタン・デュバシンの圧倒的な突破力を絶賛。また、リーグ戦9試合で8ゴール目となったブディミルの勝負強さと、途中出場から即座に結果を出したアシエル・オサムベラの勝負感を賞賛しました。ラシンに対しては、アウェイでの立ち上がりの遅さとアタッキングサードでの決定力不足を厳しく指摘しています。

SPORTの評価

SPORTは、前半の主役としてジョナタン・デュバシンをクローズアップ。2度の幻のゴールにも集中を切らさず、スピードと積極性で相手防波堤を脅かし続けたパフォーマンスを絶賛しました。さらに、ブディミルの驚異的なゴールペースと、無失点で試合を締めた守備陣(フラヴィエン・ボヨモやカテナ)の連携を高く評価しています。

El DesmarqueおよびEstadio Deportivoの評価

両メディアは、アラサテ監督の采配と若手の台頭を重点的に評価しました。76分に投入されたイニゴ・アルギビデの破竹の突破と、67分出場のオサムベラによるダメ押しゴールという「途中出場組がゲームを終わらせた決定力」を称賛。久々にクリーンシートを達成した守備組織の安定感と、エル・サダールとの一体感の復活を印象的に伝えています。


試合後の監督・選手コメント

オサスナ:ハゴバ・アラサテ監督

「大変価値のある勝利を得ることができた。選手たち、そして熱狂的な声援を送ってくれたファンに心から感謝したい。ミドルブロックおよびローブロックでの守備が非常によく機能し、相手にほとんど危険な場面を作らせなかった。GKのアイトール・フェルナンデスがセーブをする機会すらほとんどなかったことが、その証拠だ。

準備期間はわずか4日しかなかったが、前監督のルイス・ミゲル・ラミスと彼のスタッフが残してくれた素晴らしいベースを活用させてもらった。だからこそ、この勝利は彼らのものでもあると思っている。久々の先発だったバレンティン・ロシエも素晴らしいプレーを見せてくれたし、フラヴィエン・ボヨモの守備もチームに大きな自信を与えてくれた」

ラシン・サンタンデール:ホセ・アルベルト監督

「試合開始直後の失点や、ピッチ上で受ける感触としては疑問の残るPKの判定など、外部の条件が特にメンタル面でチームに大きく影響してしまった。エル・サダールの素晴らしい雰囲気の中で、そうした状況をコントロールするのは容易ではなかった。

データが示す通り、アウェイでの戦いには大きな課題があり、改善しなければならない。失点につながるような危険なゾーンでのボールロストは決して犯してはならないものだ。デュエルでの力強さや激しさを取り戻し、アタッキングサードでの判断力を磨かなければ、アウェイでポイントを獲得することは非常に難しくなる」

ラシン・サンタンデール:パブロ・ガルシア(選手)

「まず、遠方まで駆けつけて素晴らしいサポートをしてくれたファンに感謝したい。だからこそ、アウェイで勝ち点ゼロという結果に対して僕たちは目を覚まし、一人ひとりが胸に手を当てて深く反省しなければならない。この悪循環は今すぐ断ち切る必要がある。

カンプ・ノウでも、先週の試合でも、そして今日も立ち上がりで集中を欠いて失点してしまった。プリメーラ(1部)では一瞬の隙も決して許されない。攻撃面での決定力はもちろん、守備面での集中力とコミットメントを全員が高めなければ、この厳しいリーグで戦っていくことはできない」

オサスナ 対 ラシン・サンタンデール の背景データ

順位

順位クラブ試合勝分負得失差点直近
15 オサスナ 11 3 2 6 11 22 -11 11 LLWLD
16 ラシン・サンタンデール 11 3 2 6 15 29 -14 11 LWLDL
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