アスレティック・ビルバオ vs デポルティーボ・アラベス
ラ・リーガ / jornada-7 / Estadio de Athletic / 2026年9月19日(土) 23:15
見どころと対戦背景
ラ・リーガ第7節、サン・マメスにてアスレティック・ビルバオとデポルティーボ・アラベスによる注目のバスク・ダービーが開催されます。約3週間にわたる国際Aマッチ中断期間(パロン)を直前に控えた一戦であり、両チームにとって前半戦の弾みをつける上で極めて重要な意味を持つマッチアップとなります。
ホームのアスレティック・ビルバオは、第5節のエエルチェ戦を1-1の引き分けで終えた後、ミッドウィークの第6節レバンテ戦が敵地バレンシア地方の悪天候(オレンジ警戒警報)により直前で延期となりました。これにより、エディン・テルジッチ監督率いるチームは過密日程のなかで思いがけず休養を得る形となり、フレッシュなコンディションでこのダービーに臨むアドバンテージを得ています。現在勝ち点7の9位に位置するアスレティック・ビルバオとしては、本拠地サン・マメスの大声援を背に勝点3を掴み取り、上位戦線へ浮上したいところです。
対するデポルティーボ・アラベスは、今季開幕からホームのメンディソロサで強力な勝負強さを見せ、一時は上位に顔を出していました。しかし、第5節のレーシング・サンタンデール戦(1-2)、そしてミッドウィークの第6節バレンシア戦(0-0から終盤の失点で0-1)とアウェイ・ホームで2連敗を喫し、勝ち点10で踏みとどまっています。キケ・サンチェス・フローレス監督のもと、チームは敵地サン・マメスで意地を見せ、3連敗を避けて中断期間に入ることが至上命令となっています。伝統あるバスク勢同士の激突であり、中盤の主導権争いと局面での強度が勝敗を分ける激戦が予想されます。
予想スタメンと負傷・出場停止情報
MARCA、AS、SPORT、MundoDeportivo、El Desmarque、Relevoなど現地主要各紙の報道を総合すると、両チームの負傷者動向および最新の予想ラインナップは以下の通り整理されます。
アスレティック・ビルバオでは、守備の要であるダニ・ビビアンが内転筋の負傷でリハビリを続けており欠場が確実視されているほか、ウナイ・エギルス(膝の重傷)、ゴルカ・グルセタ(右足ハムストリングの筋損傷)、ペイオ・カナレス(ヒラメ筋損傷)が離脱中です。一方で、前節足に打撲を受けた主将のイニャキ・ウィリアムズは全体練習を消化して起用可能な状態にあり、ベニャト・プラドス、アルバロ・ジャロ、ニコ・セラーノもグループ練習に復帰しています。
デポルティーボ・アラベスでは、頭部打撲によるプロトコルが適用されたアイトール・マニャスが離脱中であり、ファクンド・ガルセスとミケル・ロドリゲスも負傷欠場となります。
両チームの予想スタメンは以下の構成が見込まれています。
アスレティック・ビルバオ(4-3-3想定)
- GK: ウナイ・シモン
- DF:
ヘスス・アレス(またはウーゴ・リンコン)、アイトル・パレデス(またはイエライ・アルバレス)、アイメリク・ラポルテ、ユーリ・ベルチチェ(またはヨハネコ)
- MF:
ミケル・ハウレギサル、イニゴ・ルイス・デ・ガラレタ(またはベニャト・ゲレナバレーナ)、オイハン・サンセト
- FW:
ロベルト・ナバロ、アレックス・ベレンゲール、ニコ・ウィリアムズ(またはイニャキ・ウィリアムズ、マロアン・サナディ)
デポルティーボ・アラベス(4-4-2想定)
- GK: アントニオ・シベラ
- DF:
アンヘル・ペレス、ナウエル・テナリア、ヴィッレ・コスキ、ナウエル・バレンティーニ(またはジョニー・オット)
- MF:
アブデ・レバシュ、アントニオ・ブランコ、パブロ・イバニェス、デニス・スアレス(またはアンデル・ゲバラ)
- FW: ルーカス・ボジェ、トニ・マルティネス(またはマリアーノ・ディアス)
監督会見・注目選手コメント
このバスク・ダービーに向け、両指揮官はそれぞれの立場から強い意気込みを語っています。
デポルティーボ・アラベスのキケ・サンチェス・フローレス監督は、バレンシア戦で惜敗を喫した直後、早くも視線をサン・マメスでの決戦へと向け、次のようにコメントしました。「明日になれば少し悲しい気持ちで目覚めることになるだろうが、我々は前を向かなければならない。4日後にはサン・マメスでの厳しい戦いが待っている」敗戦のショックを引きずることなく、バスクのライバルとのアウェイ戦に向けてチームの気持ちを切り替える必要性を強調しています。
一方、アスレティック・ビルバオのエディン・テルジッチ監督は、連戦を見据えたチームマネジメントと選手層の活用について言及しています。「水曜日、あるいは土曜日の試合(アラベス戦)の両方でローテーションを行う可能性がある。ほぼ全選手が起用可能であり、チームのコンディション、新鮮さ、バランスを考慮して最適な組み合わせを選択する」チーム全体のフレッシュさと強度を保ちながら、サン・マメスで勝ち点3を掴み取る準備が整っていることを示唆しています。
なお、試合前日の公式記者会見における最終コメントについては、試合日程の直前に各クラブより発表される予定です。
このダービーで勝利を収め、中断期間前のラストゲームを笑顔で飾るのはどちらのチームになるのか、カテドラル(サン・マメス)での熱戦に注目が集まります。