エスパニョール 対 アトレティコ・マドリード
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試合サマリーと得点経過
ラ・リーガ第9節、RCDEスタジアムで行われたエスパニョールとアトレティコ・マドリードの一戦は、アトレティコ・マドリードが0-1で敵地での激闘を制した。
試合は立ち上がりから過密日程の中でスタメンを入れ替えたアトレティコ・マドリードがボールを保持し、エスパニョール陣内へと攻め込む展開でスタートした。エスパニョールは5バックの低いブロックを形成して耐え、前節に続き先発抜擢となった若手ゴールキーパーのアンヘル・フォルトゥーニョの好セーブや、粘り強い守備でアトレティコの攻撃を凌いだ。エスパニョールも前半終了間際にはレアンドロ・カブレラが放った鋭いシュートがクロスバーを叩くなど決定機を作り出し、互いに譲らない緊張感漂う攻防が続いた。
後半に入ると、アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督がハーフタイムから交代枠を次々と使い、試合のギアを上げた。マルコス・ジョレンテのミドルシュートがクロスバーに阻まれるなどアトレティコが怒涛のラッシュを仕掛けるが、エスパニョールの守護神アンヘル・フォルトゥーニョが驚異的な反応で立ちはだかり、スコアレスのまま後半40分を過ぎた。
ドラマが訪れたのは90分だった。アトレティコ・マドリードが自陣深い位置でエスパニョールのハイプレスに晒されながらも、落ち着いたビルドアップで圧力を回避。アレックス・グリマルドらを経由して素早くボールを前線へと運ぶ。右サイド寄りでパスを受けたフリアン・アルバレスが中央へ切り込み、見事なダブルタッチで相手ディフェンダーを交わすと、ペナルティエリア手前でフリーになっていたアレックス・バエナへ鋭いラストパスを供給した。パスを受けたアレックス・バエナはワントラップから素早くゴールを見定め、右足の鮮やかなコントロールシュートを放つ。ボールは好守を連発していた相手ゴールキーパーの手の届かない右隅へと吸い込まれ、土壇場でアトレティコ・マドリードが喉から手が出るほど欲しかった決勝ゴールを奪い取った。
得点シーンの詳細は以下の通りである。
- 起点: アトレティコ・マドリード自陣深くでのハイプレス回避から始まった丁寧なビルドアップ(アレックス・グリマルドらが関与)
- 経由: フリアン・アルバレス(中央への力強いドリブル突破と相手を引きつけて放ったペナルティエリア手前への絶妙なアシストパス)
- フィニッシュ: アレックス・バエナ(パスを受けてからの素早い右足コントロールミドルシュート)
両チームのスタメンと交代
ホーム: エスパニョール(5-3-2)
- GK: アンヘル・フォルトゥーニョ
- DF: オマル・エル・ヒラリ、クレメンス・リーデル、ヴァニャ・ドルクシッチ、レアンドロ・カブレラ、カルロス・ヒノホ
- MF: エドゥ・エクスポシト、ポル・ロサーノ、ハビ・エルナンデス
- FW: ブライアン・サラゴサ、ロベルト・フェルナンデス
交代:
- 64分: ヴァニャ・ドルクシッチ OUT → ウナイ・ヌニェスIN(筋肉トラブルによる負傷交代)
- 73分: エドゥ・エクスポシト OUT → アントニ・カラ IN
- 73分: ハビ・エルナンデス OUT → ガブリエウ・モスカルド IN
- 83分: ブライアン・サラゴサ OUT → マルコス IN
- 83分: ロベルト・フェルナンデス OUT → ハビ・プアードIN(長期負傷から279日ぶりの復帰)
アウェイ: アトレティコ・マドリード(4-3-3)
- GK: ヤン・オブラク
- DF: マルク・プビル、クリスティアン・ロメロ、ダヴィド・ハンツコ、ダニ・マルティネス
- MF: モルテン・ヒュルマンド、パブロ・バリオス、イ・ガンイン
- FW: ジュリアーノ・シメオネ、アデモラ・ルックマン、ジョナサン・デイヴィッド
交代:
- 46分: ダニ・マルティネス OUT → アレックス・グリマルド IN
- 46分: アデモラ・ルックマン OUT → フリアン・アルバレス IN
- 55分: パブロ・バリオス OUT → マルコス・ジョレンテ IN
- 62分: イ・ガンイン OUT → アレックス・バエナ IN
- 75分前後: クリスティアン・ロメロ OUT → ロドリゴ・メンドーサIN(クリスティアン・ロメロの負傷アピールに伴う交代。マルク・プビルがセンターバックへ移り、マルコス・ジョレンテが右サイドへポジション変更)
戦術・采配のポイント
ホームのエスパニョールを率いるマノロ・ゴンサレス監督は、格上のアトレティコ・マドリードに対して5バックによる低い守備ブロックを形成し、自陣を固めてカウンターやセットプレーに勝機を見出す戦術を採用した。立ち上がりの25分間は押し込まれる時間が続いたものの、左サイドの守備対応を途中で修正したことで試合を沈静化させることに成功。守護神マルコ・ドミトロヴィッチの負傷離脱に伴い2試合連続でゴールマウスを守ったアンヘル・フォルトゥーニョが驚異的なセーブを連発し、チームを力強く支えた。しかし、最大の課題として露呈したのが「試合の締めに差し掛かった場面でのゲームマネジメント」である。決勝点となった失点シーンでは、アトレティコ・マドリードに自陣からのビルドアップで展開された際、誰一人として戦術的ファウルで攻撃を中断させることができなかった。マノロ・ゴンサレス監督が試合後に怒りを露わにしたように、カード覚悟でもプロの老獪さをもって相手の攻撃の芽を摘む徹底力が土壇場で不足していた。
対するアトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督は、チャンピオンズリーグを含めた過密日程を考慮し、ワールドカップ優勝経験者や主力級の選手たちをベンチに温存するターンオーバーを敢行した。前半はイ・ガンインやジュリアーノ・シメオネ、ジョナサン・デイヴィッドを中心に攻撃を組み立てたものの、相手の頑強なブロックを崩しきれずに折り返した。ここで光ったのがシメオネ監督の積極的かつ緻密な采配である。ハーフタイムにフリアン・アルバレスとアレックス・グリマルドを同時投入して前線の推進力を引き上げると、その後もマルコス・ジョレンテやアレックス・バエナを順次投入。さらにクリスティアン・ロメロが負傷を訴えて交代を要求した場面では、若手のロドリゴ・メンドーサを投入しつつ、マルク・プビルをセンターバックへ落とし、マルコス・ジョレンテを右サイドへ配置転換するなど、システムと配置を柔軟に組み替えて攻撃の圧力を維持し続けた。結果としてベンチから起用された主力陣が土壇場で決勝ゴールを叩き出し、選手層の厚さと指揮官の采配の冴えが見事に結実する格好となった。
現地メディアの選手採点・評価比較
現地メディアの評価において、アトレティコ・マドリードの選手採点を10点満点で実施した El Desmarqueでは、途中出場から劇的なミドルシュートでチームを勝利に導いたアレックス・バエナがチーム最高となる「9点」を獲得した。「途中出場直後からチームの攻撃のギアを1つ上げ、最後は圧巻のクオリティで試合を決めた」と大絶賛された。また、見事な突破から決勝点をアシストしたフリアン・アルバレス、右サイドバックとして守備の安定感をもたらしたマルク・プビル、相手攻撃陣を封じ込めたクリスティアン・ロメロとダヴィド・ハンツコにも「8点」の高評価が与えられた。一方で、前半のみで交代となったアデモラ・ルックマンや、緊張からかプレイに硬さが見られたロドリゴ・メンドーサには「4点」と厳しい採点が下されている。
エスパニョール側では、敗戦にもかかわらずゴールキーパーのアンヘル・フォルトゥーニョに対し、MARCA、AS、SPORT、Mundo Deportivoの現地各紙が一丸となって絶賛の評価を贈った。フリアン・アルバレスの至近距離からの決定的なシュートやマルコス・ジョレンテの弾丸ミドルを次々と防ぎ、「まるでヤン・オブラクが相手ゴールマウスに降臨したかのような神がかったパフォーマンス」と高く評された。
現地各紙の分析における見解の違いも興味深い。SPORT紙は、土壇場で勝ち点3をもぎ取ったアトレティコ・マドリードの勝負強さとシメオネ監督の采配を評価する一方で、エスパニョールに対しては「前節のマラガ戦に続き、あと一歩のところで集中力を切らして勝ち点をドブに捨てた」とゲームマネジメントの甘さを痛烈に批判した。
対照的に MARCA紙は、アトレティコ・マドリードの層の厚さと、アレックス・バエナが放ったシュートの「完璧なクオリティ」をフィーチャーし、相手のプレッシャーを受けながらも自陣深くからパスをつないで前線へ運んだビルドアップの完成度を絶賛した。
また Mundo Deportivo紙は、アレックス・バエナのゴラッソを称えるとともに、94分にエスパニョールのポル・ロサーノが放った決定的なシュートを阻止したヤン・オブラクの唯一にして絶望的なセーブを取り上げ、両チームの守護神によるハイレベルな攻防戦であったことをアピールした。
試合後の監督・選手コメント
ディエゴ・シメオネ監督(アトレティコ・マドリード):「試合はスコアレスで終わるかに思われたが、自陣深くからの素晴らしいビルドアップから絶対的なゴラッソが生まれた。アレックス・バエナは個人的にも非常に素晴らしい状態にある。自信に満ち溢れており、我々が獲得を切望した本来の姿を見せてくれている。連戦が続く中でプレイ時間をコントロールしながら、彼の持つ特別な才能をチームの勝利につなげていきたい」
アレックス・バエナ(アトレティコ・マドリード):「ゴールを決めた瞬間、シメオネ監督が走ってくるのが見えたので、ベンチ全員と喜びを分かち合おうと走った。今日の勝利はチーム全員で掴み取ったものであり、非常に大きな意味を持つ勝ち点3だ。スタメンであろうと途中出場であろうと、自分に与えられた役割でチームに貢献できるよう準備している。最後まで信じ続けて戦った結果だ」
マルコス・ジョレンテ(アトレティコ・マドリード):「昨季や一昨季であれば引き分けや敗戦で終わっていたような難所でのアウェイゲームで、しっかりと勝利を収められている。チーム全員が一丸となって守備の意識を高め、ベンチから入る選手も含めて全員が自分の役割を果たせていることが、この好調な結果につながっている」
マノロ・ゴンサレス監督(エスパニョール):「チームは格上を相手に素晴らしい戦いを見せてくれただけに、この結果には非常に憤りを感じている。アレックス・バエナのシュート自体は素晴らしいものだったが、あの場面はイエローやレッドカードを受けてでもファウルで止めなければならなかった。相手に大きなケガをさせない形できっちりとファウルを犯し、試合を終わらせるべきだった。前節に続いて終盤のコントロールを誤り、勝ち点を失ってしまったことは猛省しなければならない。ただし、素晴らしいセーブを連発したアンヘル・フォルトゥーニョのプレーには大変満足している」
ハビ・プアード(エスパニョール / 279日ぶりの復帰):「復帰できたこと自体は嬉しいが、試合結果には非常に腹が立っている。前節同様、失点シーンではリスク管理が徹底されておらず、相手のカウンターに対応できなかった。僕たちは1試合に3ゴールも取れるようなチームではない以上、守備の粘り強さを保ち、失点を限りなくゼロに抑えなければ勝ち点は拾えない。この悪癖は今すぐに修正しなければならない」
ディエゴ・シメオネ/マノーロ・ゴンサレスの会見
字幕をもとに日本語化 / 出典: LALIGA EA SPORTS (YouTube)
ディエゴ・シメオネ
このような勝利は苦しんだ分だけより嬉しく感じるものなのか、それとも…マルカ、イサック・スアレス
このような勝利は苦しんだ分だけより嬉しく感じるものなのか、それともゴールが決まらないのを見て寿命が縮むようなものなのでしょうか。
そうですね、説明すると、私たちは統率が取れていて強く、献身的で、すべてのプレーをまるで最後かのように守ろうとする相手と戦いました。それでも前半には、カンジ、ジュリアーノ、ダビド、ダニの決定機があり、得点できる場面はあったと思います。しかし、自分がどんな試合をしているかを理解し、いずれ相手が疲れたり、飽きたり、意気消沈したりするのを待っているような相手に対して求められる決定力を欠いてしまいました。幸いにも、そうした悪い展開にはなりませんでした。後半も攻め続け、GKの素晴らしいセーブに阻まれたフリアンのシュートや、GKとクロスバーに防がれたマルコスのシュート、枠を外れたフリアンの決定機、ダビドの重要なチャンスもありました。そして、彼らが前線からハイプレスを仕掛けてきた、最も予想外のプレーから私たちはリスクを冒してビルドアップし、フリーの選手を見つけました。プレーが前進し、フリアンが現れ、ペナルティエリア手前でフリーの選手を見つけました。そこで試合が止まったかのようになり、彼がシュートを打つ前の時点で、ゴールになる可能性が非常に高く、素晴らしいプレーで終われることが見て取れました。これが、チームが続けているハードワークをこれからも継続し、最後まで押し切るための力を与えてくれます。
公式戦6連勝となり、昨年は味方しなかったメトロポリターノ以外でのツ…カデナ・コペ、アントニオ・ルイス
公式戦6連勝となり、昨年は味方しなかったメトロポリターノ以外でのツキも変わってきました。試合を支配しながらも最後までもつれ込みましたが、少し前ならこうした試合は運が向かず逆の結果になっていたのが、今は勝てています。このグループのこうした点に一番手応えを感じていますか?
もちろん、サッカーとはそういうものです。いつも言うように、結局は同じ点に戻ってきます。決定力が試合を優位に傾けるか、あるいは不利に傾けるかを決めます。相手には前半の危険だったCKや素早いFKからのサイド展開を除けば、それほど決定機はありませんでした。その後に得点を奪う必要があります。決定力を欠いていると試合は長引き、先ほど言ったように相手が勢いづいて、チーム全体が攻撃に傾倒している隙を突いてどこかで仕留められると気づき始めます。しかし、私たちはそれをコントロールし、試合を自分たちの望む展開に持ち込むことができました。最終的には1-0のゴールで、非常に、非常にタフな試合だったと思います。
個人の選手についてお聞きします。ゴールを決めただけでなく、その数分…ラジオ・マルカ、ホセ
個人の選手についてお聞きします。ゴールを決めただけでなく、その数分前からも責任感を持ち、セレブレーションでは抱擁に向かったバエナについてどう思われたか。そして守備で非常に堅実で、その後交代となったクティについても、戦術的な交代だったのかを含めて2人について伺えますか?
ええと、バエナに関しては見ての通りです。個人的に彼は本当に素晴らしい状態にあります。昨年もシーズンの立ち上がりは非常に良く、彼について話していたのを覚えていると思います。その後は怪我のためにベストな姿を見せられず、彼自身ももっと期待していたであろうシーズン終盤になってしまいました。ワールドカップが彼を違うステージへと導き、今の彼は自分にものすごく自信を持っています。素晴らしい資質を持っており、他の選手とは違うものが見えています。昨シーズンもダブルボランチの中央で起用した際に言いましたが、彼には物事が見えているので様々なポジションでプレーできます。しかし今は、より決定力があり、より強く、より自信に満ちています。私たちが獲得を目指した通りの選手であり、これからもこれを提供し続けてほしいですし、彼が持つその特別な強さを発揮できるようプレー時間をマネジメントしていきたいです。
左サイドバックについて伺います。シーズン開幕当初はトップチームの選…ラジオ・ナシオナル、フェルナンド・カルデナル
左サイドバックについて伺います。シーズン開幕当初はトップチームの選手層として手薄に見えたポジションでしたが、今日素晴らしいプレーを見せたダニ・マルティネスの前半のパフォーマンスは、安心感や良い感触を与えてくれましたか?
先日、現時点ではあまり出場時間を得られていない若手選手たちと集まって話をしたんです。彼らが今いる立場を理解し、何よりもいつ出番が来てもいいように準備しておく必要があると伝えました。まさか今日ダニが出場し、ロドリゴが出場することになるとは知らずに、「試合勘がない、プレーするタイミングがない、もっとリズムが必要だ、という言い訳は通用しない。出番が来たらプレーしなければならないんだ。フィジカルコーチも私たちも、トレーニングの中でいつ出番が来てもいいように準備させているのだから」と話していたのです。今日、ロドリゴは途中出場して良いプレーをしました。最初はロビンを投入しようと思っていたのですが、マルコを後ろに下げてボランチに置き、ロドリゴを入れることでよりボールを動かせると判断したため、この交代は気に入っています。それが決定的な詳細だったかは分かりませんが、プレーの厚みをもたらしてくれました。彼らの力が必要ですし、全員が必要になってくるので、若手たちの活躍は嬉しいです。
ジョナサン・デイヴィッドについて伺います。イタリアで難しいシーズン…カデナ・セル、ペドロ・フジャナ
ジョナサン・デイヴィッドについて伺います。イタリアで難しいシーズンを過ごした後にアトレティコ・マドリードへ加入し、定位置を掴みつつあり、周囲の選手も彼のオフ・ザ・ボールの動きの恩恵を受けているように見えます。ここ数試合の彼のパフォーマンスには驚かされましたか?
いえ、驚きはありません。彼の良い状態を見ていましたから。ユヴェントスではおそらくベストな姿は見せられませんでしたが、その前にプレーしていたフランスのチームでは今見せているのと同じものを見ていました。縦への推進力があるダイナミックな選手で、左右への抜け出しがあり、エリア内でのポストプレーもうまく、ラストパスの選択において非常に冷静さを持っています。ここには誰に対しても特別扱いや約束されたものはないと分かっていますし、彼は良いプレーをしており、値する出場時間を得ていると思います。
マノーロ・ゴンサレス
先日も今日も90分という最後の時間帯での失点となり、チームが見せた…
先日も今日も90分という最後の時間帯での失点となり、チームが見せた戦いを考えるとさらに残酷に思えますが、同じように残酷だと感じますか?
同じように残酷です。改めて言いますが、前半は良かったと思います。ボールを握りながら進められました。後半はボールの扱いは良くありませんでしたが、守備面ではしっかり守れていました。そしてあの失点です。前半はオープンな展開でお互いにチャンスがありましたが、得点できずに終わりました。今日はチームが良い試合をしたと思います。最初の25分間は左サイドの調整がうまくいかず苦戦しました。彼らの得点の多くは2列目からのインサイドへの飛び出しによるものだからです。ウイングがそこを守らないと崩されてしまいます。そこを修正してからは外へ追いやることができ、最初のロサーノの2度の対応で少し問題が生じた以外は抑えられました。その後はバエナのゴールの場面やフリアンのように背後を突かれましたが、彼らは非常に高いレベルの選手たちです。25分以降は守備も良くなり、前にボールを入れて4対3の数的優位から攻め出るなど攻撃面も修正できました。前半よりも前進できるようになっていただけに、本当に残念で痛手です。チームはよく戦ったと思います。(相手のゴールについて)相手のクオリティをただ称賛するしかないのか、それとももっと上手くやれたのかといえば、例えばフリアンのシュートは素晴らしいセーブで防ぎました。しかしバエナのゴールは強烈なシュートで終わったとはいえ、90分に相手のCKの場面からプレスをかけている状況だったのですから、ファウルで止めるべきでした。退場になろうが関係ありません。ファウルで止めていればプレーはその場で終わり、試合もそこで終わっていたのです。そうすれば勝ち点4を獲得できていたはずです。チームの良い感触は残りますが、試合を逃してしまったのは本当に残念です。
敗戦によって勝ち点面でダメージを受けただけでなく、これまでの歩みと…カタルーニャ・ラジオ、セルジ
敗戦によって勝ち点面でダメージを受けただけでなく、これまでの歩みと比べると、チームが手応えを得て強くなって帰れるという感覚はありますか?
はい、手応えを得ています。試合後にも話したことですが、チームは非常に良い戦いをしました。それが求められることです。しかし後半、私たちは試合を長くもつれさせたいと考えていました。こうした相手に対しては、勝つチャンスを残すために時間を進める必要があります。後半を0-0で迎え、少しずつ攻撃に出られる展開になり、カウンターのチャンスもありました。前半にも決定機がありましたし、前線の選手たちが決め切れればという試合でした。展開を考えればクリーンシートで終えるべき試合だったと思います。チームは素晴らしいハードワークをし、非常に規律正しく戦っていただけに残念ですが、チームが見せた姿には手応えを得ています。
GKのロサーノについて伺います。失点の場面は彼にはどうしようもなか…
GKのロサーノについて伺います。失点の場面は彼にはどうしようもなかった印象で、それ以外は素晴らしかったですが、彼にとって今後定着するのは難しいでしょうか?
いえ、非常に良かったですし、彼のためにとても嬉しく思っています。GKの状況は複雑ですから。若いGKがプレッシャーのない中で出場し始め、難しく要求の高い2試合で非常に高いレベルを見せてくれました。最終的に、マルコ(・ドミトロヴィッチ)が交代を余儀なくされた際も彼はしっかり準備できていましたし、何も心配はありませんでした。マルコが先発した時も、彼が後半から出た時も同じです。サイドバックやセンターバックと同様に、彼を代える理由はありません。
チーム、特に前半の姿は無力感を与え、アトレティコを全く脅かせず、後…ラ・グラダ、フランセスク
チーム、特に前半の姿は無力感を与え、アトレティコを全く脅かせず、後退してしまったように見えました。5バックも最初は全く噛み合っていませんでしたし、後半もほとんど枠内シュートがありませんでした。レアル・マドリード戦と比べても、同じように相手に向かっていく姿勢が見られなかったのは、チームが受けている重圧のせいでしょうか? 勝ちを目指したのではなく、負けないための戦いだったように見えましたが。
相手が違うという点を考慮しなければなりません。レアル・マドリードがもたらす状況と、アトレティコ・マドリードのプレータイプは全く異なります。アトレティコは非常に縦に速く、先ほど説明したような形から多くの得点を奪っています。その上で、最初の25分間が悪かったのは認めますが、25分から45分までは相手に何もさせず、私たちに2度の決定機がありました。後半は相手がポジショナルアタックではなくトランジションの状況にありました。あなたの見解は尊重しますが、同意はできません。
前節も今日も、失点した場面で「経験・老獪さ(oficio)が足りな…ラ・グラダ、フランセスク
前節も今日も、失点した場面で「経験・老獪さ(oficio)が足りなかった、ファウルをすべきだった」と悔やんでいます。前節もサイドバックを2人並べたのにクロスを上げられました。リードや結果を守るのが難しいと分かっているチームが、なぜこのようなミスを繰り返してしまうのでしょうか?
試合のピッチ上での瞬間はそれぞれ違います。前節は自分たちがボールを失って素早くクロスを上げられました。今日のロングボールの状況は異なり、相手のCKからプレスをかけていた場面で、逆サイドでファウルを犯すべきでした。そして最後は相手のタレントによる決定力で決められてしまいました。ピッチ内では異なる状況であり、相手のタレントの差も影響します。
試合の内容とは別に、チームが精神的にこうした打撃を受けることに慣れ…カデナ・コペ、キケ・イグレシアス
試合の内容とは別に、チームが精神的にこうした打撃を受けることに慣れてしまうのではないかという心配はありますか? 昨季の後半戦からの流れや最近の状況も含め、1週間前に起きたことが今日もまた繰り返されたことで、選手たちのメンタル面が心配になりませんか?
試みるべきは、二度と同じことを起こさないようにすることです。結局のところ、学ばなければならない状況なのです。それ以上でもそれ以下でもありません。先日起きたことが、残念ながら今日もまた起きてしまいました。形こそ全く違う2つのプレーでしたが、今日はプレーをファウルで終わらせるべきであり、前節は相手コーナー付近で試合を終わらせるべきでした。同じ状況ではありませんが、90分が過ぎたらプレーを終わらせなければならなかったという点では同じです。
悔しさはあるものの手応えを得て帰れるとおっしゃっていましたが、改め…カデナ・セル、エレナ・デ・ディエゴ
悔しさはあるものの手応えを得て帰れるとおっしゃっていましたが、改めて試合後の感触と、復帰したハビ・プアドがピッチで何をもたらしてくれるかを説明していただけますか?
手応えとしては先ほど話した通り、25分以降は試合の感覚も私たちの守備も格段に改善され、チームはよく戦いました。そこからは相手のスタイルや選手層からトランジションの試合展開になりました。プレー面において、ハビは攻撃面で得点機をもたらしてくれますし、戦術的な修正を加える際にも貢献してくれます。そして何より、サッカーを素晴らしく理解している選手です。
GKのディミトロヴィッチの交代について、筋肉の違和感によるものか確…ムンド・デポルティーボ、セルヒオ
GKのディミトロヴィッチの交代について、筋肉の違和感によるものか確認させてください。またエドゥ・エスポジトについて、ここ最近ベストなパフォーマンスが見られていないように思えますが、彼の状態について説明していただけますか?
コンディションの波があるのは普通のことです。エドゥがこれまで見せてきた高いレベルに皆が慣れてしまっているため、以前ほど目覚ましいプレーができないと悪く見えてしまうかもしれませんが、決して酷いわけではありません。常に高い基準でプレーしてきた選手がその調子を維持するのは簡単ではないのです。求められた仕事はしっかりこなしていました。ディミトロヴィッチに関しては、筋肉の違和感による予防措置としての交代でした。
試合終了後に選手が監督の進退について聞かれ「マノーロと最後まで心中…
試合終了後に選手が監督の進退について聞かれ「マノーロと最後まで心中する」と答えていました。周囲が生み出す雑音をチームはどう受け止め、今この状況でどう対処すべきでしょうか?
私たちがすべきなのは、自分たちのやるべきことに集中し、状況を好転させる方法を考えることです。戦術面でも、状態の良い選手がピッチに立ち、より守られた形でプレーできるようなシステムを探る上でも知恵を絞ることです。そして毎試合を可能な限り最善の形で準備すること、それに尽きます。自分たちの立場からできること、そして日々取り組んでいるのはそれだけです。
見どころと対戦背景
2026年10月17日、RCDEスタジアムでエスパニョールとアトレティコ・マドリードが激突する。
ホームのエスパニョールは現在、パフォーマンスおよび結果の面で不調の波に飲み込まれており、すぐ下に降格圏が迫る非常に苦しい状況に置かれている。今回のホームゲームは何としても勝ち点3を手にし、悪循環を断ち切って降格エリアから距離を置くための極めて重要な一戦となる。
対するアトレティコ・マドリードは、アウェーでのアラベス戦を制するなど好調な波に乗っており、対照的な勢いをもって敵地に乗り込む。チャンピオンズリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦を控える過密日程の中でも、トップ集団に食らいつくために白星が強く求められる状況だ。
この一戦において大きなスポットライトを浴びるのが、アトレティコ・マドリードの守備の要として台頭しているスペイン代表ディフェンダー、マルク・プビルである。マルク・プビルはエスパニョールの下部組織であるLa21に8歳で加入し、6年間にわたって育成を受けた生粋のペリコであった。しかし2017年のカデテ時代、小柄であることを理由にエスパニョールから放出された苦い過去を持つ。その後、身長が190センチまで急速に伸びると、レバンテやアルメリアで圧倒的なパフォーマンスを披露し、2025年夏にアトレティコ・マドリードへ引き抜かれた。現在はシメオネ監督のもと、ロメロとセンターバックのコンビを組んで守備陣の中核を担っており、かつて挫折を味わった古巣コルネリャ=エル・プラットへの帰還は彼にとって特別な意味を持つ。
エスパニョールからアトレティコ・マドリードへ渡り、飛翔を遂げた「元ペリコ」の系譜は彼だけではない。2019年に約3000万ユーロで移籍したマリオ・エルモソをはじめ、フアンフラン・トーレス、マキシ・ロドリゲス、ロベルト・フレセドソ、さらには1990年代にゴールキーパーとして活躍したトニ・ヒメネス、ホルディ・ラルディン、ジョアン・カプデビラなど、青白のユニフォームで輝きを放った後にアトレティコ・マドリードの主力となった選手たちの因縁と歴史が存在する。古巣への恩返しを誓うマルク・プビルの存在も含め、両クラブの浅からぬ縁が試合の緊張感をいっそう高めている。
エスパニョール 対 アトレティコ・マドリード の背景データ
順位
| 順位 | クラブ | 試合 | 勝 | 分 | 負 | 得 | 失 | 差 | 点 | 直近 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | アトレティコ・マドリード | 11 | 9 | 1 | 1 | 22 | 8 | +14 | 28 | WWWWW |
| 14 | エスパニョール | 11 | 3 | 2 | 6 | 13 | 14 | -1 | 11 | WLLDL |
両クラブの前後日程を見る
エスパニョール
この試合の前
- 10月10日(土) @ マラガCF 1-1(分)
- 9月19日(土) vs エルチェCF 1-3(敗)
- 9月16日(水) @ ラージョ・バジェカーノ 2-1(敗)
この試合の後
- 10月24日(土) @ ラシン・サンタンデール 2-1(敗)
- 10月28日(水) @ セスタオ 4-3(敗)
アトレティコ・マドリード
この試合の前
- 10月14日(水) vs マンチェスター・ユナイテッド 2-0(勝)
- 10月10日(土) @ デポルティーボ・アラベス 1-2(勝)
- 9月20日(日) vs レアル・マドリード 2-1(勝)
この試合の後
- 10月21日(水) @ シュトゥットガルト 1-1(分)
- 10月25日(日) vs デポルティーボ・ラ・コルーニャ 1-0(勝)