CDテネリフェ / FCアンドラ

CDテネリフェのFWヘスス・デ・ミゲルがFCアンドラ戦での重傷を経て30歳で息を引き取った悲劇を受け、事態は新たな局面を迎えています。国家警察(Policía Nacional)は、事故の発生経緯および原因を厳密に解明するため、業務上過失致死(homicidio por imprudencia)の可能性も視野に入れた刑事捜査を正式に開始しました。スポーツ法および刑法の専門家であるエミリオ・コルテス(Emilio Cortés)弁護士は、ピッチ上での接触が「競技において許容されたリスク(riesgo permitido)」の範囲内に収まるのか、あるいは刑事上の過失責任が発生する境界線上にあるのかが法的な最大の焦点になると指摘しています。

この未曾有の悲劇に対し、FCアンドラはスペインサッカー連盟(RFEF)に対し、予定されていたコパ・デル・レイのCDアルコヤーノ戦の延期を要請し、RFEFはこれを正式に承認・延期決定しました。また、ショックを受ける所属選手や指導陣、クラブ関係者のメンタル面を保護するため、専門家による心理的サポート(apoyo psicológico)の導入を発表しています。アンドラ最大株主のジェラール・ピケ氏やフェラン・ヴィラセカ(Ferran Vilaseca)会長は『言葉もない。今はクラブ全体が一丸となり、この途方案内悲しみに耐え抜く時だ』と涙ながらに悲痛な想いを明かしました。さらに、CDカステリョン対SDエイバル戦など、他のリーグ戦の延期を求める声もサッカー界全体で高まっており、テネリフェの本拠地ヘリオドロ・ロドリゲス・ロペス・スタジアムの9番ゲートには大勢のサポーターが集結して花束やユニフォームを手向け、深い哀悼に包まれています。 (via MARCA, Estadio Deportivo, SPORT)