CLアストン・ヴィラ戦で3-0完勝

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節がスポティファイ・カンプ・ノウで行われ、FCバルセロナはアストン・ヴィラを3-0で下して堂々の完封勝利を収めました。雨が降り注ぐ52,662人の観衆の前で、バルサは開始早々の8分に相手MFジョアン・ゴメスのビルドアップミスを奪ったラミン・ヤマルが冷静に左足で流し込み先制。後半に入ると53分にフェルミンのパスを受けたラフィーニャが相手DFパウ・トーレスに当たる屈曲シュートで加点し、65分にはジョアン・カンセロの極上の右足アウトフロントのクロスから再びラフィーニャが合わせて試合を決定づけました。

この勝利により、バルサは過去18試合・約1年半にわたってCLで続いていた連続失点という重い呪縛(2025年4月のドルトムント戦以来となる無失点)を打ち破ることに成功しました。前半はアストン・ヴィラもキャシュやマンザンビらのシュートで猛反撃を見せ、ヒヤリとする場面が何度もありましたが、守護神ジョアン・ガルシアがマンザンビの強烈な至近距離シュートを完璧なセーブで防ぎ、飛び出してニコ・ジャクソンとの1対1を間一髪でクリアするなど獅子奮迅の活躍を披露。バルサは4節を終えて3勝1敗の勝ち点9とし、首位のPSG(勝ち点12)に次ぐ暫定2位へ躍進を果たしました。(via SPORT)

ラフィーニャ&ラミン・ヤマルが歴史的爆発

アストン・ヴィラ戦で圧巻の輝きを放ったアタッカーコンビが、クラブと欧州のフットボール史にその名を刻みました。

圧巻の2ゴールを挙げたブラジル代表FWラフィーニャは、今季公式戦17ゴール(ラ・リーガ15、CL4)に到達。バルサでの通算ゴール数を94とし、クラブの偉大な伝説であるロナルジーニョ(94ゴール)の記録に並びました。さらにCLでの通算得点数を23へと伸ばし、ロベルト・レヴァンドフスキがバルサで記録したCL得点数に並ぶとともに、ネイマールやパトリック・クルイファート(21ゴール)を追い抜きました。現在バルサのCL通算ゴール数でラフィーニャの上を行くのはリバウドとルイス・スアレス(25ゴール)、そして首位のリオネル・メッシ(120ゴール)のみとなっています。しかし、試合後のラフィーニャは『今日はフットボールについて話したくありません。勝利をファンに捧げるとともに、亡くなったヘスス選手(CDテネリフェのヘスス・デ・ミゲル)の家族にたくさんの力を送りたいです。誰にでも起こりうることですし、ニュースを見た時は受け止めるのが非常に難しかったです』と語り、悲しみに寄り添う姿を見せました。

一方、先制点を挙げたラミン・ヤマルも驚異的な記録を樹立しました。今季公式戦13ゴール11アシスト(全大会で24ゴール関与)とした19歳の天才は、CL通算ゴール数を14とし、キリアン・ムバッペが保持していた「20歳未満(10代)のCL最多ゴール記録(13ゴール)」を更新して単独首位に立ちました。試合開始6分にはブエンディアの激しいタックルを受けて膝を痛め、足を引きずる仕草を見せてスタンドを凍りつかせましたが、わずか2分後に鮮やかな先制ゴールを叩き込んでその健在ぶりを示しました。なお、父ムニル・ナスラウイ(Hustle Hard)はインスタライブで『みんなに知ってほしいのですが、ラミン・ヤマルというのは複合の名前であり、ラミン・ヤマルは苗字ではありません。彼の本当の苗字はナスラウイ・エバナ(Nasraoui Ebana)です。だから私は彼をラミン・ヤマルと呼んでいるのです』と名前の真相を明かしています。(via SPORT)