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ラ・リーガ / 第6節 / スポティファイ・カンプ・ノウ / U-NEXT・DAZN / 2026年9月17日(木)

FCバルセロナ 対 ラシン・サンタンデール

FCバルセロナ 7-2 ラシン・サンタンデール

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試合サマリーと得点経過

  • 試合日時:2026年9月16日(ラ・リーガ第6節)
  • スタジアム:カンプ・ノウ
  • スコア:FCバルセロナ 7 - 2 ラシン・サンタンデール(前半 4-1 / 後半 3-1)
  • 得点者: -FCバルセロナ:ジョアン・カンセロ(8分、36分)、ハフィーニャ(25分PK、42分、67分P K)、ガブリエウ・ジェズス(79分)、ラミネ・ヤマル(90分)
  • ラシン・サンタンデール:マゲット・ゲイェ(30分)、ヤシィル・ザビリ(65分)

カンプ・ノウに容赦なく降り注ぐ大雨と嵐の警報の中、首位を走るFCバルセロナが圧倒的な攻撃力でラシン・サンタンデールを打ち破りました。アウェイのラシン・サンタンデールも粘り強く2ゴールを返したものの、バルセロナの怒涛の縦トランジションと個の能力の前に屈し、終わってみれば7対2という大差がつきました。バルセロナはこの勝利により開幕からの公式戦連勝を7に伸ばし、クラブ史上に残る最高のスタートダッシュを決めています。

各得点シーンの詳細は以下の通りです。

-8分(1-0):ペナルティエリア外右寄りの位置でボールを受けたジョアン・カンセロが起点となり、相手マークを外して右足を振り抜きました。放たれた豪快なミドルシュートは美しい軌道を描いてクロスバーを叩き、そのままゴールネットを揺らしました。-25分(2-0):ペドリが中盤から完璧なタイミングで縦のスルーパスを供給。これに反応してペナルティエリア内へ侵入したハフィーニャが、追走した相手ディフェンダーのペドロ・フェリペに倒されてペナルティキックを獲得。ハフィーニャ自らがキッカーを務め、相手ゴールキーパーのフレン・アギレサバラの逆を突いて冷静にゴール右隅へ沈めました。-30分(2-1):ラシン・サンタンデールが反撃に出ます。左サイド深くでボールを運んだアーロン・マルティンを起点に、エリア中央のアシエル・ビジャリブレへボールが渡り、その落としを受けたマゲット・ゲイェが対応の甘くなったジョアン・カンセロの隙を突き、滑り込みながらゴールへ押し込んで1点差に迫りました。-36分(3-1):失点からわずか6分後、再びジョアン・カンセロが魅せます。エリア外右側でボールを受けると迷わず右足の強烈なミドルシュートを放ち、相手ディフェンダーのアシエル・ビジャリブレにわずかに当たって軌道が変わったボールは、ゴールキーパーフレン・アギレサバラの手をかすめてゴール左隅へと突き刺さりました。-42分(4-1):中盤でボールを持ったダニ・オルモが相手ディフェンスラインの裏へ見事なスルーパスを通します。抜け出したハフィーニャがペナルティエリア左から落ち着いて左足で流し込み、リードを3点に広げました。なお、44分にはカリム・アデイエミがエリア内でペドロ・フェリペに倒されて2つ目のペナルティキックを得ましたが、譲り受けたラミネ・ヤマルのキックはゴールキーパーフレン・アギレサバラに防がれました。-65分(4-2):ハーフタイムに負傷したジョアン・ガルシアに代わって投入されたバルセロナのゴールキーパー、ヴォイチェフ・シュチェスニーがバックパス処理で足元でもたついた隙を逃さず、猛烈にプレッシャーをかけたヤシィル・ザビリがボールを奪取。そのまま無人のゴールへ蹴り込んでラシン・サンタンデールが1点を返しました。-67分(5-2):左サイドから圧倒的な加速で切れ込んだカリム・アデイエミが、エリア内でイケル・ルケに倒されてこの日3つ目のペナルティキックを獲得。ハットトリックを狙うハフィーニャが再び蹴り、弾丸のようなシュートをゴール中央上に叩き込んでハットトリックを達成しました。-79分(6-2):右サイドでボールを持ったラミネ・ヤマルが切れ味鋭いカットインで相手ディフェンダーを引きつけ、ペナルティエリア中央へ絶妙なラストパス。途中出場のガブリエウ・ジェズスが右足インサイドで冷静に狙いすまし、逆サイドネットへ流し込みました。-90分(7-2):自陣近くからカリム・アデイエミが爆発的なスピードで独走を開始。相手ディフェンダーの猛烈な追いすがりを跳ね除けてエリア内まで持ち込むと、右側でフリーになっていたラミネ・ヤマルへ絶妙なラストパス。それまで幾度も決定機を逃していたラミネ・ヤマルが落ち着いて流し込み、大勝の締めくくりとなる7点目が生まれました。

両チームのスタメンと交代

ホーム: FCバルセロナ(4-2-3-1)

  • GK: ジョアン・ガルシア
  • DF: エリック・ガルシア、アンドレアス・クリステンセン、ジェラール・マルティン、ジョアン・カンセロ
  • MF: ロドリ、ペドリ、ダニ・オルモ
  • FW: ラミネ・ヤマル、ハフィーニャ、カリム・アデイエミ

主な交代・変更:

  • 46分: GK ジョアン・ガルシア →ヴォイチェフ・シュチェスニー(前半ラストプレーの滑落による膝・筋肉違和感のための予防的交代)
  • 61分: MF ロドリ → マルク・ベルナル
  • 61分: MF ペドリ → ガビ
  • 67分: FW ハフィーニャ → ガブリエウ・ジェズス
  • 78分: DF ジョアン・カンセロ → アレハンドロ・バルデ

アウェイ: ラシン・サンタンデール(4-2-3-1)

  • GK: フレン・アギレサバラ
  • DF: カルロス・サインス=マサ、ペドロ・フェリペ、ファクンド・ゴンサレス、マヌ・エルナンド、アーロン・マルティン
  • MF: マゲット・ゲイェ、プラティ、セルヒオ・カナレス
  • FW: アシエル・ビジャリブレ、フアン・カルロス・アラナ

主な交代・変更:

  • 61分: DF ペドロ・フェリペ → イケル・ルケ(負傷による交代)
  • 61分: FW フアン・カルロス・アラナ → イニゴ・ビセンテ
  • 61分: FW アシエル・ビジャリブレ → ヤシィル・ザビリ

戦術・采配のポイント

ハンジ・フリック監督率いるバルセロナは、連戦を見据えてパウ・クバルシやシャビ・エスパルトらを休ませる過密日程対策のターンオーバーを組みながらも、圧倒的な強度を維持しました。本来のセンターフォワード不在の構成の中で、ハフィーニャをファルソ・ノベ(偽9番)的に中央へ配置し、両翼にカリム・アデイエミとラミネ・ヤマルという推進力抜群のスピードスターを配置。相手のハイラインの背後を縦一発で破る攻撃展開を徹底させました。後半は選手交代を早めに行い、主力に十分な休息を与えつつ途中出場のガブリエウ・ジェズスが得点を挙げるなど、采配の冴えと層の厚さを見せつけました。ただし、雨によるピッチの滑りや大差がついたあとの隙から生じた守備のバタつき、特にヴォイチェフ・シュチェスニーの不用意な散漫さは課題と言えます。

一方、ホセ・アルベルト・ロペス監督率いるラシン・サンタンデールは、次節の戦いを見据えて先発11人中8人を変更する大胆なローテーションを敢行しました。引いて守るのではなく、アウェイであっても前線からブロックを形成してボールを奪い、バルセロナの背後を突く姿勢を示しました。実際に左サイドの崩しから一時1点差に迫るなど狙い通りのアタックも見せましたが、バルセロナの強烈なプレッシングと個の能力差に屈し、エリア内で3度のペナルティキックを与えた守備の脆弱性が命取りとなりました。後半に主力アタッカーを投じ2点目を奪う意地は見せたものの、試合の流れを変えるには至りませんでした。

現地メディアの選手採点・評価比較

現地メディア各紙は、この歴史的な大勝劇において攻撃陣に軒並み高評価を与えています。特にEl Desmarqueは、ハットトリックを達成したハフィーニャに対して「10点満点」の最高点を与えました。ペナルティキック2本を確実に決め、ファルソ・ノベとして周囲を生かした動きと前線プレスの質が高く評価されています。

また、衝撃的な2つのミドルシュートを決めたジョアン・カンセロにはEl Desmarqueが「9点」を付与しました。守備面での対応に一部甘さが見られたものの、攻撃面での圧倒的なインパクトが評価されています。ゴールこそなかったものの、その圧巻のスピードで2度のペナルティキックを奪い、土壇場でアシストを記録したカリム・アデイエミにも「9点」がつけられ、「数字以上の恐怖を相手に与えた」と絶賛されました。1ゴール2アシストのラミネ・ヤマルも同様に「9点」を獲得しています。一方で、交代直後に不用意なミスから失点を招いたゴールキーパーのヴォイチェフ・シュチェスニーに対しては、El Desmarqueおよび各メディアが「4点」と厳しく評価しました。

メディアごとの見解の違いとしては、SPORTが大雨の中で7ゴールを奪った圧巻の攻撃力を称賛する一方で、ヴォイチェフ・シュチェスニーの痛恨のミスや守備陣の集中力欠如に対して「観客が思わず冷や冷やしながら苦笑いするような場面もあった」と辛口に指摘しました。それに対してMundoDeportivoは、ジョアン・カンセロのシュート技術やカリム・アデイエミの献身性、チーム全体の雰囲気の良さを強調し、開幕からの破竹の勢いとポジティブな側面にスポットを当てて解説しています。

試合後の監督・選手コメント

ハンジ・フリック(FCバルセロナ監督):「人生と同じで、フットボールにおいても常に向上を目指さなければならない。素晴らしい内容だったし、プレーを見ていて楽しいのは事実だが、重要なのはすべてのプレーやパスにおいて集中を維持することだ。『すべてはチームのために』というメンタリティが我々の根幹にある。ヴォイチェフ・シュチェスニーのミスについて心配はしていない。ゴールキーパーのミスは即失点につながるものだし、これもフットボールの一部だ。次はもっとうまくやればいい。ハーフタイムで退いたジョアン・ガルシアは膝に問題を抱えていたため交代させた。検査結果を見守り、週末のセビージャ戦に出場できることを願っている」

ホセ・アルベルト・ロペス(ラシン・サンタンデール監督):「我々にとっては非常に悪い内容の試合になってしまった。あまりにも簡単に相手にチャンスを与えすぎてしまった。3つのペナルティキックを与え、エリア外から2つのミドルシュートを叩き込まれた。守備面での対応は大幅に改善する必要がある。一方で、攻撃面で2ゴールを奪い、それ以外にもいくつか決定機を作れたことはポジティブに捉えている」

ハフィーニャ(FCバルセロナ選手):「常に自分が成長できる部分があると考えている。自分が最高レベルに達しているなんて嘘は言えない。常に向上し続けたいし、チームのためにもっと貢献できるはずだ。偽9番の位置でも心地よくプレーできているが、チームが機能していれば誰でも活躍できる。フリック監督は、クラブでの僕の意識と自分自身に対する考え方を根本から変えてくれた恩人だ。(ラミン・ヤマルのPK失敗について)あの時のラミネにはゴールが必要だと感じて譲った。外してしまったけれど何も問題はない。アタッカーにとってゴールがどれほど重要か、僕自身が誰よりもよく分かっているからね」

ジョアン・カンセロ(FCバルセロナ選手):「最初のゴールは、僕のキャリアの中でも最高のゴールだったと思う。このクラブでそれを決められたことが何より嬉しい。今季はなかなか先発のチャンスに恵まれなかったが、チャンスが来た時にチームを助けられるよう、常にしっかり準備を続けてきた」

ヤシィル・ザビリ(ラシン・サンタンデール選手):「カンプ・ノウでバルセロナ相手にプレーできたことは、本当に大きな喜びであり、信じられないような夢の瞬間だった。試合結果は厳しいものになったが、このスタジアムでゴールを決められたことは僕のキャリアにとって一生の思い出になる」

FCバルセロナ 対 ラシン・サンタンデール の背景データ

順位

順位クラブ試合勝分負得失差点直近
1 FCバルセロナ 11 10 0 1 46 12 +34 30 WLWWW
16 ラシン・サンタンデール 11 3 2 6 15 29 -14 11 LWLDL
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