アスレティック・ビルバオ

エディン・テルジッチ新監督のもとで臨んだ今夏のプレシーズンは、8月14日に全日程を終了しました。8試合で1分け2敗5勝という戦績を残したものの、テルジッチ監督は失点直後の切り替えスピードの遅さや、決定力不足に強い不満を漏らしています。プレシーズンで最も多くの出場時間を記録したのはディフェンダーのアイトル・パレデスで、750分中524分に出場して指揮官の信頼を確固たるものにしました。同じくディフェンダーのイェライ・アルバレスも487分間プレーし高い評価を得ており、テルジッチ監督はアイメリク・ラポルトのセンターバック起用を最優先としつつ、残る1枠をパレデスとイェライのどちらにするかで頭を悩ませています。ウナイ・シモンがワールドカップ後の合流遅れや負傷のためアタランタとの親善試合にしか出場できない間、キーパーのアレックス・パディージャがプレシーズン中に出場時間を増やしてアピールに成功しました。新シーズンに向けた背番号も確定し、プラドスがアルメリアへ移籍したベスガの『6』を受け継ぎ、リンコンが引退したレクエの『15』を継承しています。なお、バルサからの強い関心があったラポルトについては、契約を2028年まで残しており、クラブが8000万ユーロの解除条項を盾に完全な非売品姿勢を示しています。テルジッチ監督はベンセドールを構想外として背番号を与えず、ゴロサベルもオサスナやラシンへの売却を視野に交渉を進めています。また、ユース世代からミケル・サントスやヨハネコら6名が一軍登録され、Bチームのギベラルデはグラスホッパーへの完全移籍が決定しました。(via Estadio Deportivo, SPORT, Mundo Deportivo, ElDesmarque)

レアル・ベティス

今週金曜日に予定されているレアル・ソシエダとの開幕戦に向け、マヌエル・ペジェグリーニ監督は深刻な主力不足に直面しています。ジョバニ・ロ・チェルソはワールドカップ後のハムストリングの怪我、アイトール・ルイバルは半月板手術後の調整中、しかしてキーパーのディエゴ・コンデは脱臼により、いずれも個別トレーニングを続けており開幕戦を欠場します。ヘクター・ベジェリンは親善試合で足首を激しく踏めて負傷したものの回復が早く、完全合流が間近です。さらに、ウインガーのアントニーに対し、中東などの非プレミアリーグのクラブから5000万ユーロにのぼる巨額オファーが届きましたが、ベティスと本人の双方がこれを即座に拒否しました。その背景には、昨夏マンチェスター・ユナイテッドと交わした enredado(複雑な)契約があり、移籍で発生する売却益の50%をユナイテッドに分配しなければならないため、実質的なベティスの手取りが1400万ユーロに留まり、ペジェグリーニ監督の核を失う代償としては安すぎると判断されました。一方で、ウイングのアブデ・エザルズリはワールドカップ前の膝の捻挫を乗り越えて練習に完全合流し、開幕戦への招集が確実です。また、ウエストハムが撤退したことにより、AZのストライカーであるトロイ・パロットの獲得交渉が最終局面を迎えており、数日以内に合意に達する見込みです。Bチームでは、ロドリゴ・マリーナのアヴェリーノへの移籍が相手方の条件変更で破談となり残留、GKとしてバジャドリードから24歳のアルバロ・デ・パブロを獲得しました。(via Estadio Deportivo, SPORT, Mundo Deportivo, ElDesmarque, ABC)