アトレティコ・マドリード

19日にホームにマラガCFを迎える開幕戦を前に、ディエゴ・シメオネ監督は多くの不安要素を抱えています。ワールドカップ決勝を戦ったメンバーの合流が極めて遅れた影響で、クティ・ロメロは調整不足から開幕戦のスタメンを外れる見込みです。ストライカーのアレクサンダー・セルロートは負傷離脱しており、前線に大きな痛手となっています。W杯決勝組の中で唯一開幕スタメンの可能性が高いのは、左サイドバックのアレハンドロ・グリマルドで、対抗馬のルジェーリがアストン・ヴィラへ移籍することから左サイドの主役となることが確実です。新加入のイ・ガンインはプレゼンテーションにて『アトレティコで多くのタイトルを獲得したい』と野心を語り、シメオネ監督の情熱的なアプローチに強い感銘を受けたと明かしました。また、昨季Bチームで23ゴールを挙げ得点王となった24歳のアルナウ・オルティスが一軍昇格を勝ち取り、背番号『16』を着用して公式会見に現れ、喜びを噛み締めています。最大の焦点であるフリアン・アルバレスについては、本人が移籍を求めてW杯中に発言したことを謝罪し、現在はチームに合流していますが、開幕戦ではベンチスタートとなり、不満を抱くファンからの大ブーイングが予想されます。ギル・マリンCEOは『いかなる巨額な金額でもライバルのクラブには絶対に売却しない』と宣言し、アーセナルのアルテタ監督からの直電に対してもアルバレスはイングランド復帰を拒絶しました。これに伴い、アトレティコは3人目のFWとしてリールのフェルナンデス=パルド獲得に向け3500万ユーロを提示し、選手本人も所属クラブに圧力をかけて移籍を直訴しています。(via Estadio Deportivo, SPORT, Mundo Deportivo, MARCA, ElDesmarque)

レアル・ソシエダ

今シーズン、25歳になった久保建英が復活への強力なキレ(chispa)を見せています。過去2シーズンの不調から、一時はバイエルンへの移籍も噂された久保ですが、プレシーズン最終戦のチェルシー戦では右サイドからディフェンダーを幾度も引き裂く見事なパフォーマンスを披露し、復活をアピールしました。金曜日のベティス戦では、ゴンサロ・ゲデスの負傷欠場やオヤルサバルの合流遅れによる万能性の欠如から、久保建英が右サイド、バレネチェアが左サイドのスタメンとしてソシエダの両翼を担うことが確実視されています。チームの守備構築を率いるマタラッツォ監督は、アゲルドの獲得失敗を受けて急遽、クレイチやゼゼ、さらにリバープレートから22歳の Lautaro Rivero の獲得を検討しています。一方で、ソシエダは開幕戦に極めて弱いという悪い歴史を持っており、過去12年間の開幕戦でわずか3勝しかしていません。最後の開幕勝利は2022-23シーズンのカディス戦で、この時は久保建英のゴールで1-0で勝利しました。また、左サイドバックのハビ・ロペスは、フェイエノールトへ700万ユーロの買い取りオプション付きでレンタル移籍することが決定し、zorte on(幸運を)のメッセージとともに送り出されました。(via Mundo Deportivo, SPORT, MARCA)