レアル・ソシエダB

レアル・ソシエダB(サンセ)は開幕から6連敗を喫し、11試合で勝ち点8の降格圏に沈む深刻な低迷に直面しています。今週末に4位ジローナFCとのホーム戦(ズビエタ)を控える中、ジョン・アンソテギ監督が厳しい現状とチームの方向性について記者会見で語りました。

アンソテギ監督は、Bチームにおける「育成」と「結果」のバランスについての質問に対し、『プロフットボールの世界、とりわけセグンダ(2部リーグ)という極限の舞台に近づけば近づくほど、育成よりも結果と勝利を最優先で追求しなければならない』と断言しました。『順位表や結果を意識していないなどと言えば嘘になる。我々はプロの世界に身を置いており、トップチームへの最終ステップにいるのだから、勝利に対する執着心を持たなければならない』と強調しました。

さらに、低迷脱出へのカギとして『勝利を手にするための唯一の道は、内容とパフォーマンスを極限まで高めることだ。もし我々が相手を恐れてプレスに行くのを躊躇したり、ボールを受けることを怖がるようなプレイをすれば、絶対に勝つことはできない』と選手たちに不退転の覚悟を求め、ジローナ戦でのホーム初勝利を誓いました。(via Estadio Deportivo)

ジローナFC

ジローナFCの象徴である主将クリスティアン・ストゥアーニが、10月29日のジローナの守護聖人「サン・ナルシス」の祝日に合わせ、自身のSNS上でクラブとファンに向けた胸を打つメッセージを公開しました。

ストゥアーニは、今から9年前の2017年10月29日、昇格1年目のジローナがモンティリビでクリスティアーノ・ロナウド、トニ・クロース、ルカ・モドリッチ、セルヒオ・ラモスらを擁する絶対王者レアル・マドリードを2-1で破るという歴史的ジャイアントキリングを果たした夜を振り返りました。『絶対に忘れられない日付がある。毎年10月29日になるたび、私とポルトはあの夢のような夜を祝っている。あの記憶は私たちの人生とクラブの歴史に永遠に刻まれている』と綴り、地元サポーターの熱狂を呼び起こしました。

また、この歴史的勝利でともにゴールを決めたポルトは、先日の国王杯クアルテ戦(0-2勝利)に出場したことで、ジローナでの公式戦通算200試合出場という大偉業を達成しました。前十字靭帯(ACL)断裂という大怪我から復活を果たしたポルトに対し、クラブと地元メディアからはその不屈の精神と功績に大きな称賛が送られています。(via SPORT)

【本日の総括】

本日はミッドウィークに開催された国王杯(コパ・デル・レイ)1回戦が中心となり、2部リーグ勢の明暗がくっきりと分かれる一日となりました。

CDカステリョン、FCアンドラ、グラナダCF、ブルゴスCFといったクラブが地力の差を見せて快勝・順当勝ちを収めた一方で、昨季上位のレアル・オビエドが4部相当のNumanciaに3-3からのPK戦で敗れるという大波乱が発生。4年連続での格下敗退となり、ジュリアン・カレロ監督への風当たりは急速に強まっています。また、レアル・スポルティング、CDエルデンセ、ADセウタFCは格下相手に手痛い先制を許すなど苦戦を強いられながらも、途中出場組の活躍や土壇場の勝負強さで何とか粘り勝ちを収めました。

ピッチ外では、UDラス・パルマスがアルバート・サンチェス新監督の就任と2028年までの長期契約を正式発表。バルサ仕込みのポゼッションフットボールによる再建を打ち出し、今週末のリーグ戦に向けた大きな転換点を迎えています。今週末の第12節に向けて、過密日程による疲労とカップ戦の勢いがリーグ戦の勢力図にどのような影響を与えるか注目が集まります。