ADセウタFC

ADセウタFCは国王杯1回戦でUDポブレンセと対戦し、先制されながらも試合終了間際の2ゴールにより1-2で劇的な逆転勝利を収めました。過酷な長距離移動とリーグ戦での不振によるプレッシャーの中、ホセ・フアン・ロメロ監督率いるチームは大きな勝利を手にしました。

試合は前半17分、ホームのポブレンセが速攻からリベロンのゴールで先制し(1-0)、セウタは早い段階で追いかける展開を余儀なくされました。勢いに乗る格下相手に対し、セウタは焦りから攻撃が単発となり、前半をビハインドで折り返しました。

後半、ロメロ監督はハーフタイムにジョルディ・エスコバルとオコロを投入して攻撃のギアを上げました。猛攻を続けながらもゴールが遠い時間が続きましたが、後半39分(79分)、前線に上がっていたCBラペニャがエリア外から豪快な弾丸ミドルシュートを叩き込み、土壇場で同点に追いつきました(1-1)。勢いに乗ったセウタは後半45分(90分)、右サイドからの低空クロスにエースのジョルディ・エスコバルが飛び込み、鮮やかな決勝ゴールを奪取(1-2)。土壇場での連続ゴールで見事な逆転劇を完遂しました。(via MARCA)

FCアンドラ

FCアンドラは国王杯1回戦でVareaと対戦し、敵地で0-3の快勝を収めて順当に2回戦進出を決めました。カルレス・マンソ監督は今季公式戦初出場となるGKニコ・ラッティらを起用。立ち上がりに相手のシュートがポストを叩く危機もありましたが、32分にディエゴ・ディアスが左足で圧巻のミドルシュートをゴール隅に突き刺して先制(0-1)。後半49分にはフリアン・レイクホフが冷静にGKとの1対1を制して加点し(0-2)、71分にナチョ・キンタナがミドルシュートで留めを刺しました(0-3)。

一方で、FCアンドラは今週末のリーグ戦でCDテネリフェとの対戦を控えており、チームが抱える極端なポゼッションスタイルの課題が現地で分析されています。アンドラは現在、2部リーグトップとなる平均61.92%という驚異的なボール支配率を記録しています。第3節のエイバル戦では79%という歴史的なポゼッション率を叩き出しました。しかし、そのエイバル戦は0-1で敗戦。対照的に、今季アンドラが勝利を収めた3試合のうち2試合(グラナダ戦39%、カステリョン戦43%)では、いずれも相手にボール支配率で下回っていました。

さらに、アンドラはリーグ最多となる136本のシュート(枠内63本)を放ちながらも、総得点は15ゴールにとどまっています。『ボールを保持すること自体が目的化してしまっており、効率的な攻撃に結びついていない』という戦術的構造の不備が浮き彫りになっており、カルレス・マンソ監督の手腕が問われています。(via MARCA)