レアル・オビエド

レアル・オビエドは10月28日の夕方、コパ・デル・レイ第1ラウンドのCDヌマンシア戦(アウェイのエスタディオ・ロス・パハリトスで20:00キックオフ、TPAにて放送)に臨む。この試合の遠征メンバーにおいて最大の注目を集めているのが、クラブの下部組織エル・レケソン(El Requexón)に所属するエンゾ・カソルラ(Enzo Cazorla)とシャビ・ビセンテ(Xavi Vicente)の2名がトップチームへ初めて招集された点である。(via SPORT)

エンゾ・カソルラは、長年にわたりスペイン代表や欧州の第一線で活躍し、今夏レアル・オビエドの2部降格後に現役を引退した伝説的MFサンティ・カソルラ(サンティ・カソルラ)の長男である。エンゾは父がビジャレアルの主力スター選手として輝いていた2009年12月30日にカステリョンで誕生した。もしこのヌマンシア戦でピッチに立つことになれば、16歳9ヶ月28日でのトップチームデビューとなり、クラブ史上3番目の若さ(歴代1位はニコ・アルバレスの16歳7ヶ月8日、2位はハイロ・アルバレスの16歳8ヶ月6日)となる。今年5月に初のプロ契約を締結したエンゾは、主に左ウィングやメディアルーロ(攻撃的MF)を務め、1対1の局面打開やスピードに乗ったドリブル、エリア付近でのチャンスメイクで異彩を放っている。昨季はフベニールBで公式戦32試合・2,200分以上に出場し、アヤックスが主催する「Olympia Future Cup」にも参戦した。今季は16歳という若さながら、4部相当のSegunda Federaciónを戦うBチーム(Vetusta)で不動のレギュラーとして君臨している。父サンティ・カソルラは18歳の時にオビエドの下部組織からトップデビューを果たせないまま移籍し、ビジャレアルで18歳11ヶ月17日の時にプロデビューを飾った歴史を持つ。そのため息子のエンゾは、偉大な父が若い頃に着ることができなかったオビエドのトップチームのユニフォームを纏い、父より2年以上早い年齢でプロデビューを果たす可能性を秘めている。(via SPORT)

また、エンゾと同時にトップチーム初招集を果たしたのが、同じくVetustaで活躍する高校生年代のセンターバック、シャビ・ビセンテである。シャビ・ビセンテはエンゾと同世代でありながら、フィジカルと経験が求められるシニアカテゴリーのVetustaで定位置を確保しており、クラブも近年に契約延長を行うなど絶大な信頼を寄せている。今回のコパ・デル・レイでは、トップチームの主力CBダビド・コスタスが休養のためオビエドに残ったことで、シャビ・ビセンテに実戦デビューの機会が巡ってきた。(via SPORT)

フリアン・カレロ監督は今回の過密日程と負傷者の多さを考慮し、主力メンバーのアーロン、コスタス、ユーネスの3名を休養させてオビエドに残した。またチーム内には負傷者が相次いでおり、クリス・ラモス、カルロス・フェルナンデス、フアン・クルス、アイサール、ブランドン・ドミンゲスが離脱中である。その一方で、7月に肩の手術を受けて離脱していたイリアス・チェアラ(Ilyas Chaira)が手術以来初めて遠征メンバーへ復帰を果たすという非常に明るいニュースもある。(via SPORT)

対戦相手のCDヌマンシアはかつて1部リーグでも戦った歴史あるクラブだが、現在はSegunda Federaciónに所属している。オビエドは直近のリーグ戦3試合で勝ち点7を獲得(当事首位だったエイバル戦の勝利、セウタ戦勝利、前節首位アルメリア戦でハコボの終盤2ゴールによる2-2の劇的ドロー)と絶好調を維持している。しかしオビエドにとってコパ・デル・レイは相性の悪い鬼門であり、1部だった昨季も初戦で4部のオウレンセに延長戦の末2-4で敗退した苦い記憶がある。カレロ監督はこのトラウマを払拭すべく挑む。(via SPORT)

ヌマンシア戦の予想スタメンとしては、GKにエルダ戦でデビューしたナルバエス、DF陣はダビド・ヒメネス、マルコ・エステバン、アルメリア戦を出場停止で欠場したカルロス・ドミンゲス、そして現在チーム唯一の左サイドバックであるサム・ロドリゲスが務める見込みである。中盤のダブルボランチにはアルダソロとビジャエルモサが入り、2列目にはディエギート、パブロ・サエンス、そしてアルメリア戦の英雄ハコボが並び、1トップにはミンゴかモラレス(モラレスの先発が濃厚)が入ると予想されている。(via SPORT)