UDラス・パルマス & CDカステリョン

UDラス・パルマスはホームのエスタディオ・グラン・カナリアでCDカステリョンと対戦し、0-3の歴史的大敗を喫しました。デ・ラ・バレーラ前監督の解任に伴い、「救急隊員」として緊急就任したフアン・マヌエル・ロドリゲス新監督の初陣でしたが、チームの崩壊を止めるどころか惨劇に拍車をかける結果となりました。

試合は序盤からカステリョンが主導権を握り、6分にマティアス・オロスコのシュートがバーを叩くなどラス・パルマス守備陣を脅かします。ラス・パルマスもヘフテ・ベタンコールが網を揺らす場面がありましたがオフサイドで取り消されると、18分にイスラエル・スエロの見事な左足直接フリーキックでカステリョンが先制。さらに22分には、コーナーキックからアグスティン・シエンラがノーマークで頭で合わせ、あっさりとリードを2点に広げました。ラス・パルマスは24分にイニャキ・ゴンサレスが筋肉トラブルで負傷交代を余儀なくされるなど、負の連鎖が止まりません。

フアン・マヌエル監督はアブバカル・バシンガを左サイドバックに抜擢する変則的な5バックで臨みましたが機能せず、後半開始と同時にキリアン・ロドリゲスを下してエリアス・ロメロを投入、4バックへ移行しました。しかし54分、GKホセ・アントニオ・カロがイージーなクロス処理を誤り、こぼれ球をパブロ・サンティアゴに頭で押し込まれて0-3と決定づけられました。

この3点目でスタジアムの怒りは頂点に達し、55分を境に数千人の観客が大挙して帰宅(Siete Palmasの大脱出)を開始。残された観客からは「ラミレス、出て行け!」「ミゲル・アンヘル・ラミレス辞任!」とミゲル・アンヘル・ラミレス会長およびルイス・ヘルゲラSDらクラブ幹部に対する凄まじい大ブーイングと辞任要求の合唱が響き渡りました。69分には日本人FW宮代大聖を下して復帰したヘセ・ロドリゲスやマテオ・アシモビッチ、マヌ・フスターらを相次いで投入するも、最後まで決定的な反撃は見せられず。開幕10節にして降格の恐怖が現実味を帯びる最悪の船出となっています。(via SPORT / MARCA / Mundo Deportivo)