パリSGのCL優勝に伴う暴動とエムバペへの侮辱
パリ・サンジェルマンがCL2連覇を達成した夜、パリの街は歓喜と暴力が入り混じる混沌と化した。シャンゼリゼ通りには2万人以上のファンが詰めかけたが、一部の過激なグループが暴徒化。パトカーや消防車への攻撃、パン屋やレストランの破壊、さらには環状線の封鎖未遂まで発生した。ローラン・ヌニェス内務相は、フランス全土で416人が逮捕され、そのうち283人がパリ市内での逮捕だったと発表した。さらに、アジャン市では警察官7人が負傷し、うち1人は頭部外傷の重傷を負っている。このような凄惨な状況の中、祝賀ムードの裏でレアル・マドリードへ去ったキリアン・エムバペに対する侮辱のチャントが何度も歌われた。ファンたちは、かつてのエースが去った直後にヨーロッパの頂点に立ったことを盾に、エムバペの不在を皮肉る声を上げ続けた。マクロン大統領はSNSで『パリの上に新たな星が輝いている!全ヨーロッパに夢を与えるPSGにブラボー。フランスは誇りに思う』と称賛のメッセージを投稿し、翌日にはエッフェル塔の下のシャン・ド・マルス公園で厳重な警備のもと、9万人規模の優勝パレードが決行された。(via SPORT) / (via ElDesmarque) / (via MARCA) / (via Esport3)
アーセナル選手への誹謗中傷とスポーツマンシップ
CL決勝でPK戦の末に敗れたアーセナルでは、痛恨のミスを犯した選手たちへの誹謗中傷がSNSで相次いだ。同点につながるPKを献上したクリスティアン・モスケラや、最後のPKをクロスバーの上に外したガブリエウ・マガリャンイスのSNSアカウントには、『素晴らしいPKだ』『本当にありがとう』といった皮肉や、クラブからの退団を求める暴言が殺到した。一方で、この悲劇の裏で感動的なシーンも生まれていた。PKを外して泣き崩れるガブリエウに対し、PSGのキャプテンでありブラジル代表の同僚でもあるマルキーニョスが駆け寄り、強く抱きしめて慰める姿がカメラに捉えられた。このスポーツマンシップに溢れる行動は瞬く間に拡散され、敗者を思いやる真のチャンピオンの振る舞いとして多くの称賛を集めた。(via ElDesmarque) / (via Mundo Deportivo)
レアル・マドリードの会長選裏話:フロレンティーノvsリケルメ
6月7日に控えたレアル・マドリードの会長選は、ピッチ外で激しい場外戦を繰り広げている。現職のフロレンティーノ・ペレスと対立候補のエンリケ・リケルメは、パパ・レオン14世の訪問によりサンティアゴ・ベルナベウでの投票ができず、バルデベバスでの投票となる影響を考慮し、郵便投票を確実にするためそれぞれ専用の公証人を雇うという異例の措置を取った。
さらに、リケルメはブダペストで開催されたCL決勝の場を利用し、ゲリラマーケティングを敢行した。自身の顔写真と『Riquelme Presidente』の文字が描かれた4台のバスをスタジアム周辺に走らせ、『今夜を楽しんで。我々は必ず戻る』『ライバルは去るが、レアル・マドリードは戻ってくる』という英語のメッセージを掲げた。また、リケルメはパブロ・モトスが司会を務める人気番組『エル・オルミゲーロ』への出演を取り付け、マンチェスター・シティのロドリ獲得を公約に掲げるなどメディア露出を強めている。
これに対し、フロレンティーノ・ペレスはクラブの公式ウェブサイトを自身のバルデベバスでの写真で埋め尽くし、ルカ・モドリッチ、カリム・ベンゼマ、ロベルト・カルロス、ロナウドといったレジェンドたちからSNSで支持表明を受けるなど、強固な基盤をアピールしている。UEFAの招待でブダペストのVIP席を訪れたペレスは、ファンからのサインや写真撮影に応じながら、『マドリーのいない決勝もそんなに珍しくない。うちは15回しか勝っていないからね』とジョークを飛ばす余裕を見せた。両者は「ネグレイラ事件」への対応を巡っても、互いを非難する言葉の応酬を続けている。(via Mundo Deportivo) / (via Esport3) / (via Estadio Deportivo) / (via SPORT) / (via MARCA) / (via ElDesmarque)