レアル・ラシン・クラブ・デ・サンタンデール

ホセ・アルベルト監督率いるチームは、すでにプリメーラ昇格を確定させており、最終節(第42節)はホームのエル・サルディネーロで残留決定済みのカディスCFを迎え撃つ。現在勝ち点79で首位に立っており、セグンダ優勝とそれに伴う多額の賞金を懸けた大一番となる。勝利または引き分けで自力での優勝が決定するだけでなく、2位のデポルティボ・デ・ラ・コルーニャが引き分け以下に終われば、ラシンが敗れても優勝となる。デポルティボとは勝ち点で並んだ場合でも、直接対決(アウェイ0-1勝利、ホーム2-1勝利)で勝ち越しているため、ラシンの優勝が優先される。対戦相手のカディスに対して戦力面で上回っていると目されるが、すでに昇格という最大の目標を達成している選手たちが、バカンスに気を取られずに競争力を維持できるかが唯一の懸念材料となっている。(via Estadio Deportivo)

移籍市場においては、15年以上前にレアル・マドリードへ移籍してクラブを去ったセルヒオ・カナレスの復帰の噂が過熱している。カナレスはメキシコのラヤドス・デ・モンテレイとの契約を6月30日で満了する予定であり、マノロ・イゲラ会長も接触の事実を認めている。会長は『彼が100%の状態であることを条件に復帰を望んでいる』と明言。カフェでのツーショット写真が流出した際には個人的な友人としての会話だと釈明しつつも、『彼が再びラシンのユニフォームを着ることを夢見ており、その努力を惜しまない』と力強く語った。カナレスにはMLSやサウジアラビアのクラブからも強力なオファーが届いているが、ラシンが魅力的な攻撃サッカーを展開し、プリメーラ昇格という最大の条件をクリアしたことで、エル・サルディネーロへの帰還が現実味を帯びている。(via Estadio Deportivo)

また、バルセロナがラシンの下部組織出身の19歳の左サイドバック、ホルヘ・サリナスに強い関心を示している。今季32試合に出場し、そのうち30試合でスタメン出場を果たして7アシストを記録。攻撃的なプレースタイル、正確なクロス、圧倒的な運動量と対人戦の強さで昇格の立役者となった。契約は2029年まで残っているが、昇格に伴い違約金が400万ユーロから1000万ユーロに上昇したとされている。ジョルジュ・メンデス氏も関与しており、バルセロナは将来への投資として獲得を検討している。(via Mundo Deportivo)

レンタル組では、アスレティック・クラブから加入していたペイオ・カナレスが34試合出場で5ゴール8アシストという驚異的な成績を残した。ライン間でのパスの引き出しや前への推進力で攻撃の起点となり、若さに似合わない成熟したプレーで高い評価を得た。ラシンは来季も彼の引き留めを熱望しているが、最終的な判断はアスレティックの新たな指揮官、エディン・テルジッチ監督に委ねられる。一方で、セルタからレンタルされていたダミアン・ロドリゲスは、シーズン終盤にかけて尻すぼみのパフォーマンスとなり、所属元へ復帰する見込みである。(via Estadio Deportivo)

デポルティボ・デ・ラ・コルーニャ

8年間にわたる下部リーグ(最下位時はセグンダBやプリメーラRFEFなど)での苦難の歴史に終止符を打ち、歓喜のセグンダ復帰を果たした。クラブ史上最大の債権者集会を経て負債を完全に解消し、アバンカの強力な資本注入により、最新の練習施設と改修を控えたリアソール・スタジアムという強固な基盤を手にした。シーズンはアントニオ・イダルゴ監督の就任から劇的に好転し、イダルゴ監督自身も『この街とファンの熱量、そして自身の使命を理解する必要があった』と語る通り、数々の試練を乗り越えてチームをまとめ上げた。(via SPORT)

第40節のバジャドリード戦では、ビル・ンソンゴがアディショナルタイムに2つの豪快なゴールを叩き込み、0-2の劇的勝利で昇格を確定させた。スタジアムにはチケットを持たないファンも含め大挙して押し寄せ、試合後にはクアトロ・カミノスの噴水やマリア・ピタ広場で盛大な祝賀会が行われた。この昇格には、オファーを固辞して残留したジェレマイの忠誠心、フェルージョの圧倒的なセービング、シモやアルティミラの献身、マリオ・ソリアーノやクリスティアン・エレーラのリーダーシップなど、数え切れないほどの選手たちのドラマが詰まっている。(via SPORT)

現在は勝ち点77で2位につけており、最終節はホームのリアソールでUDラス・パルマスと対戦する。セグンダ優勝のタイトルを掴むための条件は、この試合で勝利し、なおかつ首位のラシン・サンタンデールがカディスに敗れることのみである。引き分け以下の場合は、直接対決の成績でラシンに劣るため優勝の可能性は潰える。昇格という至上の目標を達成した今、プレッシャーから解放されたチームがどこまでラス・パルマスを圧倒できるかが注目される。(via Estadio Deportivo)

UDアルメリア

勝ち点71の3位で最終節を迎えるルビ監督率いるチームは、プレーオフ進出において最も有利な立場にある。ホームでレアル・バジャドリードと対戦し、勝利すれば勝ち点74となり、他会場の結果に関わらず自動的に3位でのプレーオフ進出が確定する。引き分け(勝ち点72)でも基本的には進出となるが、マラガ、ラス・パルマス、カステリョン、ブルゴスの4チームが全て勝利した場合のみ、カステリョンとブルゴスを含めた三つ巴の勝ち点72のミニリーグ(カステリョン7点、ブルゴス5点、アルメリア4点)で最下位となり、敗退の憂き目に遭う。(via Estadio Deportivo)

敗北した場合(勝ち点71)、マラガ、ラス・パルマス、カステリョン、ブルゴスが全て勝つと7位に転落して敗退が確定する。また、カステリョンとブルゴスが勝ち、ラス・パルマスが勝ち、マラガが引き分けた場合、マラガと勝ち点71で並ぶが、直接対決の成績が完全に互角(ホーム3-2、アウェイ1-2)であるため、得失点差の勝負となる。現在アルメリアは+17、マラガは+21であり、敗北したアルメリアがこの差を覆すことは不可能であるため敗退となる。さらに、カステリョン、ブルゴス、マラガが勝ち、ラス・パルマスが引き分けた場合、ラス・パルマスと勝ち点71で並ぶ。直接対決は互角(アウェイ0-1、ホーム1-2)で、得失点差(アルメリア+17、ラス・パルマス+16)での勝負となるが、敗北によって得失点差が悪化するため非常に危険な状態となる(総得点では80対55でアルメリアが有利)。いずれにせよ、自力で運命を切り開けるアルメリアにとっては、勝つことだけが唯一の確実な道である。(via Estadio Deportivo)