レアル・ラシン・クラブ・デ・サンタンデール
ホセ・アルベルト監督率いるチームは、すでにプリメーラ昇格を確定させており、最終節(第42節)はホームのエル・サルディネーロで残留決定済みのカディスCFを迎え撃つ。現在勝ち点79で首位に立っており、セグンダ優勝とそれに伴う多額の賞金を懸けた大一番となる。勝利または引き分けで自力での優勝が決定するだけでなく、2位のデポルティボ・デ・ラ・コルーニャが引き分け以下に終われば、ラシンが敗れても優勝となる。デポルティボとは勝ち点で並んだ場合でも、直接対決(アウェイ0-1勝利、ホーム2-1勝利)で勝ち越しているため、ラシンの優勝が優先される。対戦相手のカディスに対して戦力面で上回っていると目されるが、すでに昇格という最大の目標を達成している選手たちが、バカンスに気を取られずに競争力を維持できるかが唯一の懸念材料となっている。(via Estadio Deportivo)
移籍市場においては、15年以上前にレアル・マドリードへ移籍してクラブを去ったセルヒオ・カナレスの復帰の噂が過熱している。カナレスはメキシコのラヤドス・デ・モンテレイとの契約を6月30日で満了する予定であり、マノロ・イゲラ会長も接触の事実を認めている。会長は『彼が100%の状態であることを条件に復帰を望んでいる』と明言。カフェでのツーショット写真が流出した際には個人的な友人としての会話だと釈明しつつも、『彼が再びラシンのユニフォームを着ることを夢見ており、その努力を惜しまない』と力強く語った。カナレスにはMLSやサウジアラビアのクラブからも強力なオファーが届いているが、ラシンが魅力的な攻撃サッカーを展開し、プリメーラ昇格という最大の条件をクリアしたことで、エル・サルディネーロへの帰還が現実味を帯びている。(via Estadio Deportivo)
また、バルセロナがラシンの下部組織出身の19歳の左サイドバック、ホルヘ・サリナスに強い関心を示している。今季32試合に出場し、そのうち30試合でスタメン出場を果たして7アシストを記録。攻撃的なプレースタイル、正確なクロス、圧倒的な運動量と対人戦の強さで昇格の立役者となった。契約は2029年まで残っているが、昇格に伴い違約金が400万ユーロから1000万ユーロに上昇したとされている。ジョルジュ・メンデス氏も関与しており、バルセロナは将来への投資として獲得を検討している。(via Mundo Deportivo)
レンタル組では、アスレティック・クラブから加入していたペイオ・カナレスが34試合出場で5ゴール8アシストという驚異的な成績を残した。ライン間でのパスの引き出しや前への推進力で攻撃の起点となり、若さに似合わない成熟したプレーで高い評価を得た。ラシンは来季も彼の引き留めを熱望しているが、最終的な判断はアスレティックの新たな指揮官、エディン・テルジッチ監督に委ねられる。一方で、セルタからレンタルされていたダミアン・ロドリゲスは、シーズン終盤にかけて尻すぼみのパフォーマンスとなり、所属元へ復帰する見込みである。(via Estadio Deportivo)
デポルティボ・デ・ラ・コルーニャ
8年間にわたる下部リーグ(最下位時はセグンダBやプリメーラRFEFなど)での苦難の歴史に終止符を打ち、歓喜のセグンダ復帰を果たした。クラブ史上最大の債権者集会を経て負債を完全に解消し、アバンカの強力な資本注入により、最新の練習施設と改修を控えたリアソール・スタジアムという強固な基盤を手にした。シーズンはアントニオ・イダルゴ監督の就任から劇的に好転し、イダルゴ監督自身も『この街とファンの熱量、そして自身の使命を理解する必要があった』と語る通り、数々の試練を乗り越えてチームをまとめ上げた。(via SPORT)
第40節のバジャドリード戦では、ビル・ンソンゴがアディショナルタイムに2つの豪快なゴールを叩き込み、0-2の劇的勝利で昇格を確定させた。スタジアムにはチケットを持たないファンも含め大挙して押し寄せ、試合後にはクアトロ・カミノスの噴水やマリア・ピタ広場で盛大な祝賀会が行われた。この昇格には、オファーを固辞して残留したジェレマイの忠誠心、フェルージョの圧倒的なセービング、シモやアルティミラの献身、マリオ・ソリアーノやクリスティアン・エレーラのリーダーシップなど、数え切れないほどの選手たちのドラマが詰まっている。(via SPORT)
現在は勝ち点77で2位につけており、最終節はホームのリアソールでUDラス・パルマスと対戦する。セグンダ優勝のタイトルを掴むための条件は、この試合で勝利し、なおかつ首位のラシン・サンタンデールがカディスに敗れることのみである。引き分け以下の場合は、直接対決の成績でラシンに劣るため優勝の可能性は潰える。昇格という至上の目標を達成した今、プレッシャーから解放されたチームがどこまでラス・パルマスを圧倒できるかが注目される。(via Estadio Deportivo)
UDアルメリア
勝ち点71の3位で最終節を迎えるルビ監督率いるチームは、プレーオフ進出において最も有利な立場にある。ホームでレアル・バジャドリードと対戦し、勝利すれば勝ち点74となり、他会場の結果に関わらず自動的に3位でのプレーオフ進出が確定する。引き分け(勝ち点72)でも基本的には進出となるが、マラガ、ラス・パルマス、カステリョン、ブルゴスの4チームが全て勝利した場合のみ、カステリョンとブルゴスを含めた三つ巴の勝ち点72のミニリーグ(カステリョン7点、ブルゴス5点、アルメリア4点)で最下位となり、敗退の憂き目に遭う。(via Estadio Deportivo)
敗北した場合(勝ち点71)、マラガ、ラス・パルマス、カステリョン、ブルゴスが全て勝つと7位に転落して敗退が確定する。また、カステリョンとブルゴスが勝ち、ラス・パルマスが勝ち、マラガが引き分けた場合、マラガと勝ち点71で並ぶが、直接対決の成績が完全に互角(ホーム3-2、アウェイ1-2)であるため、得失点差の勝負となる。現在アルメリアは+17、マラガは+21であり、敗北したアルメリアがこの差を覆すことは不可能であるため敗退となる。さらに、カステリョン、ブルゴス、マラガが勝ち、ラス・パルマスが引き分けた場合、ラス・パルマスと勝ち点71で並ぶ。直接対決は互角(アウェイ0-1、ホーム1-2)で、得失点差(アルメリア+17、ラス・パルマス+16)での勝負となるが、敗北によって得失点差が悪化するため非常に危険な状態となる(総得点では80対55でアルメリアが有利)。いずれにせよ、自力で運命を切り開けるアルメリアにとっては、勝つことだけが唯一の確実な道である。(via Estadio Deportivo)
マラガCF
フネス監督率いるチームは、第15節の就任時に20位に沈んでいた絶望的な状況から奇跡の巻き返しを見せ、勝ち点70の4位で運命の最終節を迎える。アウェイのイベルカハ・エスタディオで、すでに降格が決定しているレアル・サラゴサと激突する。スタメンには、足首の捻挫から復帰したムリージョ、アルフォンソ・エレーロ、プガ、エイナル・ガリレア、ラフィタ、イザン・メリノ、ドトル、ダニ、ロレンソが名を連ねる予定。また、アウェイでの勝利を確実にするため、アドリアン・ニーニョを投入して2トップを採用する戦術変更も検討されている。胃腸炎で休養していたオチョアの起用は不透明だ。一方で、ラルビアとホアキン・ムニョスは累積警告のリーチがかかっており、この試合でカードを貰えばプレーオフ準決勝の第1戦に出場できなくなるというジレンマを抱えている。(via SPORT)
勝利すれば勝ち点73となり、自力でのプレーオフ進出が確定する。引き分け(勝ち点71)の場合、ブルゴス、カステリョン、ラス・パルマスが全員勝利すると敗退となる。敗北した場合(勝ち点70)は非常に複雑だ。アルメリアが敗れれば勝ち点71で並ぶが、得失点差(現在マラガが+21で有利)で上回る可能性が高い。しかし、ラス・パルマスが勝ち点を獲得し、カステリョンが引き分け、ブルゴスが勝った場合、ラス・パルマスが上位に行き、ブルゴスが72ポイント、カステリョンと勝ち点70で並ぶが、直接対決(ホーム2-3、アウェイ1-2)でカステリョンに連敗しているため敗退となる。さらに、ラス・パルマスが勝ち点を獲り、カステリョンとブルゴスが引き分けた場合、勝ち点70での三つ巴となり、ミニリーグの順位(カステリョン、ブルゴス、マラガの順)により敗退が決定する。マラガとしては、サラゴサ相手に是が非でも勝ち点3をもぎ取るしかない。(via Estadio Deportivo)
UDラス・パルマス
ルイス・ガルシア・プラサ監督が指揮を執るラス・パルマスは、勝ち点70の5位。最終節はアウェイで優勝を狙うデポルティボ・デ・ラ・コルーニャと対戦する非常に厳しいカードとなった。勝利すれば勝ち点73で自動的にプレーオフ進出が決まる。引き分け(勝ち点71)の場合、カステリョンとブルゴスが勝ち、アルメリアが勝ち点を獲得すると、ラス・パルマスは彼らの下へと沈む。もしマラガも勝ち点を獲れば(勝利で73、引き分けで71だが直接対決でラス・パルマスが劣るため)、ラス・パルマスは敗退となる。マラガが敗れた場合は、マラガを上回ることができるため、引き分けでも生き残る可能性がある。(via Estadio Deportivo)
敗北した場合(勝ち点70)、マラガが勝ち点を獲れば追いつけず、マラガが敗れた場合は勝ち点で並ぶが、直接対決で連敗しているためマラガが上位となる。ブルゴスが勝ち、マラガが勝ち点を獲り、カステリョンが勝ち点を得た場合も敗退。もしカステリョンがエイバルと引き分け、ブルゴスが勝ち、ラス・パルマスとマラガが敗れるという事態になれば、勝ち点70の四つ巴(カステリョン、マラガ、ブルゴス、ラス・パルマス)が発生し、ラス・パルマスは最下位となって敗退する。エイバルが勝ち、ラス・パルマスが負けた場合は勝ち点70で並ぶ。直接対決は互角(共にホームで3-1勝利)であるため得失点差(ラス・パルマス+16、エイバル+13)の勝負となるが、敗北によって差が縮まるため非常に危険な賭けとなる。(via Estadio Deportivo)
CDカステリョン
パブロ・エルナンデス監督の下で劇的な復活を遂げたチームは、勝ち点69の6位で最終節を迎える。第6節で20位に沈んでいたチームを引き継いだエルナンデス監督は、11月にはプレーオフ圏内まで引き上げ、首位争いにも顔を出すほどのチームを作り上げた。前節のウエスカ戦での重要な勝利により、士気は最高潮に達している。最終節はホームのスカイファイ・カスタリアで、後半戦最強の成績を誇るSDエイバルとの直接対決となる。この試合には、オーストラリア代表のワールドカップ予選候補リストに入ったアウェル・マビルが欠場し、守備の要であるメジョットも右サイドで負傷離脱中。代わりにパブロ・サンティアゴが右ウイングバックを務め、シエンラが逆サイドを固める見込みだ。一方で、コンゴ民主共和国代表のブライアン・シペンガは合流を遅らせて、この大一番に出場する。(via SPORT)
勝利すれば勝ち点72となり、自力でプレーオフ進出が決定する。引き分け(勝ち点70)の場合、ブルゴスがアンドラに勝てなければプレーオフに進出できる可能性が高い。ブルゴスが引き分けた場合は共に勝ち点70となるが、直接対決でカステリョンが上回る。しかし、カステリョンが引き分け、ブルゴスが勝ち、マラガとラス・パルマスも勝ち点を得た場合は敗退となる。もしマラガが負け、ブルゴスが勝ち、ラス・パルマスが勝ち点を得た場合は、マラガと勝ち点70で並ぶが、直接対決(アウェイ3-2、ホーム2-1)で連勝しているためマラガを上回る。カステリョンが敗北した場合(勝ち点69)、他会場の結果に関わらずプレーオフ進出の可能性は完全に消滅する。(via Estadio Deportivo)
ブルゴスCF
ラミス監督率いるブルゴスは勝ち点69の7位。ホームのエル・プランティオでFCアンドラと対戦する。勝利(勝ち点72)がプレーオフ進出の絶対条件に近いが、それでも他力本願となる。カステリョン、ラス・パルマス、マラガ、アルメリアの上位陣が全て勝利した場合、ブルゴスが勝っても徒労に終わる。引き分け(勝ち点70)の場合、カステリョンが敗れれば、エイバルと勝ち点70で並ぶが、直接対決(ホーム1-0、アウェイ0-0)でエイバルを上回るため、マラガとラス・パルマスの結果次第(どちらかが勝ち点を得ている条件)で滑り込むことができる。カステリョンと引き分けで勝ち点70で並ぶと、直接対決で劣るためブルゴスは敗退。三つ巴や四つ巴の勝ち点70のミニリーグが発生した場合、ブルゴスはカステリョンやマラガに劣るケースが多く、非常に不利な状況にある。敗北した場合(勝ち点69)は無条件で敗退が決定する。(via Estadio Deportivo)
SDエイバル
ベニャト・サン・ホセ監督率いるエイバルは、後半戦でリーグ最高の成績を残しながらも、勝ち点67の8位と最も厳しい立場にある。最終節はアウェイでCDカステリョンとの直接対決。累積警告でアルバロ・ロドリゲスを欠き、ペル・ノラスコアインとグルセタも負傷で欠場するが、ハイル・アマドールが出場停止から復帰する。第一条件として勝利が絶対であり、その上でブルゴスがアンドラに敗れれば、カステリョンとブルゴスを勝ち点70で上回り(両者は69)、プレーオフ進出の道が開ける。エイバルが勝ち、ブルゴスが引き分けた場合は共に勝ち点70となるが、直接対決でブルゴスに劣るため敗退する。さらに、ラス・パルマスが敗れれば勝ち点70で並ぶが、直接対決が互角(共にホーム3-1)であるため、得失点差(ラス・パルマス+16、エイバル+13)での争いとなり、エイバルが勝利しラス・パルマスが敗れることでこの差を埋める必要がある。エイバルが引き分け(勝ち点68)や敗北(勝ち点67)の場合は、無条件で敗退となる。(via SPORT, Estadio Deportivo)
CDレガネス
勝ち点43で残留争いの渦中にいるレガネスは、カディス戦の敗北を受けて火曜日にイゴール・オカ監督を解任し、カルロス・マルティネス監督を緊急招聘するという劇薬を投じた。最終節はホームのブタルケで、降格枠の残り1つを巡るCDミランデスとの直接対決となる。レガネスは勝利するか、あるいは引き分けるだけで勝ち点の差を維持し、残留を確定させることができる。この試合の結果が、両クラブの来季の運命(セグンダ残留か、プリメーラRFEFへの転落か)を完全に決定づける。(via Estadio Deportivo)
CDミランデス
勝ち点40で降格圏に沈むミランデスにとって、最終節のレガネス戦は勝利以外に残留の道が残されていない絶体絶命の状況だ。アウェイのブタルケで勝利すれば勝ち点43でレガネスと並び、直接対決の成績(前半戦のアンドゥバでは0-0の引き分け)でアウェイ勝利となり、レガネスを上回って奇跡の残留を果たすことができる。カルロス・フェルナンデスにとってはこの試合がミランデスでの最後の雄姿となる予定であり、チーム一丸となってこの大一番に臨む。(via Estadio Deportivo)
レアル・サラゴサ
勝ち点36で最下位に沈み、クラブ史上初となるプリメーラRFEFへの降格という歴史的悲劇に見舞われた。ダビド・ナバロ監督率いるチームは、ホームゲーム20戦で10敗を喫するなど、攻守ともに完全に崩壊したシーズンを送った。最終節はホームのイベルカハ・エスタディオで、昇格プレーオフを懸けたマラガCFと対戦するが、マリオ・ソベロン、パブロ・インスア、エル・ヤミク、ロベル・ゴンサレス、フランチョ・セラーノ、タチ、パウリーノ・デ・ラ・フエンテ、バレリーといった主力がこぞって負傷欠場し、ラウル・グティとエステバン・アンドラーダも出場停止という野戦病院状態。スタメンには、GKアドリアン、フアン・セバスティアン、ラドバノビッチ、サイドゥ、ラリオス、トニ・モヤ、ケイディ・バレ、チュミッチ、マルコス・クエンカ、ダニ・ゴメス、コドロが予想され、負傷を抱えるアドリアンの代わりにオボンがデビューする可能性もある。(via SPORT)
ピッチ外でも問題が山積している。改修工事中のラ・ロマレダに代わり使用している仮設のイベルカハ・エスタディオのピッチが、監査の結果、劣悪な状態であることが判明し、21万2000ユーロ以上を投じて全面張り替えが行われることになった。工事は7月13日から始まり、プレシーズンに間に合うよう8月中旬の完成を目指している。また、先日現役を引退したばかりの元サラゴサのホルヘ・カサドは、『エンブレムの重みだけで勝てるほどこのカテゴリーは甘くない。過去の栄光にすがるのではなく、イバイ・ゴメスのような有能な新監督のもとで、真に戦える選手を集めるべきだ』と、ラロやハビ・ロスといったOBが関わる現体制のクラブ運営に苦言を呈した。(via SPORT)
SDウエスカ
すでにプリメーラRFEFへの降格が決定しているウエスカは、ホセ・ルイス・オルトラ監督の下、消化試合としてアウェイでコルドバCFと対戦する。プリードが累積警告で出場停止、シエルバが負傷欠場となり、アスナーとトニ・アバドも招集メンバーから外れた。予想されるスタメンは、ダニエル・マルティン、カリージョ、アリーバス、ピーニャ、ハイメ・セオアネ、ジョルディ・マルティン、ポルティージョ、ヘスス・アルバレス、ハビ・ミエル、ルナ、セルジ・エンリクとなっている。なお、来季ムルシアの指揮を執るセルジ・ギジョは、今季序盤の第13節までウエスカを率いて解任された経緯がある。(via SPORT)
クルトゥラル・レオネサ
不本意な成績の末にプリメーラRFEFへの降格が決定し、来季に向けた抜本的なチーム再編が避けられない状況だ。ビジャレアルからレンタルで加入していたアルゼンチン人MFのティアゴ・オヘダ(夏に加入)とグラナダ出身のストライカー、ビクトル・モレノ(冬に加入)は、チームの降格に伴い所属元のビジャレアルへ復帰することになる。(via SPORT)
RCDエスパニョール
マノロ・ゴンサレス監督が率いた今シーズンは、前半戦の好調から一転して18試合未勝利という大スランプに陥り、非常に不規則な戦いぶりとなった。クラブ全体の評価は「7点」とされている。この低迷の大きな要因の一つが、キャプテンでありプロジェクトの要であるハビ・プアドの長期離脱だった。1月15日に右膝前十字靭帯断裂の手術を受け、全治10ヶ月の診断。復帰は2026年末、あるいは2027年初頭になる見込みで、クラブは彼が完全にフォームを取り戻す日を辛抱強く待っている。(via AS)
契約面でも大きな動きがあり、2019年に800万ユーロで加入したフェルナンド・カレロの退団が公式に発表された。さらに、レンタルで加入していたカルロス・ロメロ、ラモン・テラッツ、シャルル・ピッケル、シリル・ンゴンゲらも一斉にクラブを去る。特にカルロス・ロメロはビジャレアルへ復帰し、アルフォンソ・ペドラサの退団に伴い左サイドバックのポジションをセルジ・カルドナと争う予定だ。ラモン・テラッツについても、エスパニョールは350万ユーロの買い取りオプションを行使せず、ビジャレアルへの帰還が決定している。(via Mundo Deportivo, SPORT)
コルドバCF
アルバセテ戦の敗北によりプレーオフ進出の夢が完全に絶たれたコルドバは、最終節をホームのエル・アルカンヘルで降格決定済みのウエスカと戦う。イバン・アニア監督は、消化試合とはいえファンに勝利を届けることを誓っているが、台所事情は火の車だ。フォメジェム、シャビ・シンテス、ルベン・アルベスといったセンターバック陣が負傷で全滅し、アレックス・マルティンも累積警告で出場できない。カラセドとダニ・レケナが出場停止から復帰するのが唯一の救いである。予想スタメンは、イケル・アルバレス、イグナシ・ビララサ、イスマ・ルイス、フアン・マリア・アルセド、ハコボ、ダニ・レケナ、テオ・ジダン、セルジ・グアルディオラ、ケビン・メディナ、アドリアン・フエンテス、カラセド。なお、ビジャレアルからレンタル中のダニ・レケナは、シーズン終了後に復帰し、イニゴ・ペレス新監督の評価を受けることになる。(via SPORT)
ジローナFC
プリメーラからまさかのセグンダ降格という憂き目に遭い、クラブは大きな衝撃に包まれている。ミチェル・サンチェス監督の退任が既に確定しており、後任としてBチームを率いるキケ・アルバレスがリストアップされている。シティ・グループとの協力関係は継続される方針で、セグンダという舞台に合わせて、かつてのヤン・コウトやナウエル・ブストスのような若手選手のレンタルでの補強が期待されている。(via AS)
しかし、降格による収入減は深刻で、現在の高額な選手給与を維持することは不可能。選手の売却や減俸交渉が急務となっている。さらに頭を悩ませているのが、大量のレンタル復帰組の扱いだ。1800万ユーロで獲得したものの期待外れに終わったコロンビア人MFヤセル・アスプリージャは、ガラタサライでも9試合出場0ゴールと結果を残せず復帰が濃厚。一方で、バーミンガムで18試合1ゴールと活躍したジョン・ソリスには英国クラブからの関心が寄せられている。他にもガブリエル・ミセフイ(アリス・テッサロニキで2ゴール2アシスト)、GKアントニ・フイディアス(カルタヘナやジムナスティックで出場機会なし)、アンドラで6ゴール4アシストの好成績を残したキム・ミンス、同じくアンドラでプレーしたジャスティン・ガルシア、アンタル・ヤアコビシュビリなど、彼らの処遇を早急に決定しなければならない。(via SPORT)
スポルティング・デ・ヒホン
最終節、アウェイのヌエボ・ロス・カルメネスでグラナダと対戦し、2-1の劇的な逆転勝利でシーズンを締めくくった。前半アディショナルタイムにフアン・オテロが同点ゴールを決め、後半アディショナルタイム(92分)には守備のミスを突いてブライアン・オリバンが無人のゴールへ決勝点を流し込んだ。この試合を最後にボルハ・ヒメネス監督の退任が決定。チームは3連勝という良い形でフィニッシュしたものの、昇格争いに食い込むことはできなかった。
ピッチ外では、熱狂的なペーニャ(応援団)「Sentimiento Rojiblanco」が、今季のリーグ戦およびコパ・デル・レイの全23回のアウェイ遠征を完全制覇するという、クラブ愛を体現する歴史的な偉業を達成し、多くの称賛を集めている。(via Mundo Deportivo, SPORT)
グラナダCF
パチェタ監督率いるグラナダは、スポルティング・ヒホンとの最終節で1-2の逆転負けを喫し、泥沼の4連敗(直近7試合で6敗)という最悪の形でシーズンを終えた。開始2分にホセ・アルナイスのゴールで先制し、その後もアルナイスのシュートがポストを叩くなど見せ場は作ったが、試合終了間際の致命的な守備のミスから決勝点を献上した。昇格争いに全く絡めないまま、失意の中でシーズンを終えることとなった。(via MARCA)
レアル・ムルシア
新監督に35歳の気鋭の戦術家、セルジ・ギジョが就任した。オリウエラやメリダでの実績が高く評価されての抜擢であり、就任会見では『ポゼッションを重視し、ハイプレスを敢行する攻撃的で主導権を握るサッカー』を力強く宣言した。過去にはセグンダのウエスカで第13節に解任された苦い経験を持つが、その経験を糧に、システムよりもアイデンティティを重んじ、『サッカー選手ではなく人間と契約する』という哲学で、要求の厳しいムルシアのファンに結果で応える覚悟を示している。(via SPORT)
CDテネリフェ
下部組織のディレクターを務めていたカルロス・ルイス・アラネガが退任し、クラブのスポーツ部門から完全に離れることが発表された。事実上の業務はモンシ・ブリトが担っていたとされ、ジョニー・ベガの時代から続く下部組織の体制変更が、カルロス・ルイスの退任という形で一つの区切りを迎えた。クラブは今後、育成部門の最適化と不要な役職の整理を進める方針だ。(via SPORT)
ADセウタ
ホセ・フアン・ロメロ監督の指揮の下、昇格組ながら勝ち点61の9位という大躍進を遂げた。最終節はホームでアルバセテを相手にマルコス・フェルナンデスのゴールで1-0の勝利を収め、有終の美を飾った。開幕前の降格予想を覆す素晴らしいシーズンとなり、ロメロ監督はルハイ・ハミド会長から2027年6月までの契約延長オファーを受けており、『ここに残れるなら世界で一番幸せだ』と残留に強い意欲を見せている。(via Estadio Deportivo, Mundo Deportivo)
アルバセテ・バロンピエ
アルベルト・ゴンサレス・フェルナンデス監督の下、4連勝と絶好調で最終節に臨んだが、アウェイでセウタに1-0で敗北し、連勝ストップでシーズンを終えた。ハビ・モレノ、アレ・メレンデス、オベングらを起用して反撃を試みたが及ばなかった。ゴンサレス・フェルナンデス監督はクラブと契約を延長したばかりであり、来季に向けた新たなチーム作りに着手する。(via Mundo Deportivo)
レアル・オビエド
ビジャレアルからレンタルで加入していた2選手が、シーズン終了に伴い所属元へ復帰する。出場機会に恵まれなかったアレックス・フォレスに加え、冬に加入して後半戦で良い印象を残したアルゼンチン人MFティアゴ・フェルナンデスもビジャレアルへ戻り、新体制での評価を待つことになる。(via SPORT)
レアル・バジャドリード
第40節でデポルティボ・デ・ラ・コルーニャの昇格を決定づける0-2の敗戦を喫した後、最終節はアウェイでプレーオフ進出の絶対的優位に立つUDアルメリアと対戦する。モチベーションの維持が難しい中で、どのような戦いを見せるかが注目される。(via SPORT)
FCアンドラ
最終節はアウェイのエル・プランティオで、プレーオフ進出へ向けて勝利が絶対条件となっているブルゴスCFと対戦する。ブルゴスの運命を大きく左右する重要な一戦の相手となる。(via Estadio Deportivo)
カディスCF
すでに残留を確定させており、プレッシャーのない状態で最終節を迎える。第41節でレガネスに勝利し、相手監督解任の引き金となった勢いそのままに、アウェイで優勝を懸けて戦う首位のラシン・サンタンデールと激突する。王者の誕生を阻止できるか、意地が試される。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
ラシン・サンタンデールとデポルティボ・デ・ラ・コルーニャによるセグンダ優勝争いは、最終節のピッチで決着を迎える。両者ともに勢いがあり、特にラシンはカナレス復帰の噂でさらに熱を帯びている。プレーオフ争いは、アルメリアが圧倒的優位に立つ一方で、マラガ、ラス・パルマス、カステリョン、ブルゴス、エイバルが残りの3枠を巡って複雑な計算式のもとで鎬を削る。特に勝ち点70周辺でのミニリーグ発生の可能性が、最後まで予断を許さない状況を作り出している。
降格争いはレガネスとミランデスの直接対決という究極のサバイバルマッチとなり、勝者が生き残る残酷な結末が待っている。歴史的降格を喫したレアル・サラゴサやジローナは、来季のプリメーラRFEFやセグンダでの戦いに向けて、財政問題やレンタル組の整理など、早急なクラブの再建が求められている。

デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
ラシンとデポルティボの優勝争いは、最終節の心理的負荷が鍵を握ります。ラシンは昇格決定後のモチベーション維持が課題ですが、カディス戦では優勝という明確な目標が集中力を支えるはずです。一方、プレーオフ圏内は勝ち点70付近で複数のチームが絡む複雑な状況。特にアルメリアは自力で進出を決められる優位性がありますが、敗北時の得失点差やミニリーグの計算が絡むと、試合終盤の戦術的判断が極めて重要になります。各チームがリスクを冒して攻めるのか、他会場の結果を待つのか、その駆け引きが勝敗を分けるでしょう。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
セグンダの最終節は、単なる順位決定以上の意味を持っています。ラシン・サンタンデールではセルキオ・カナレスの復帰という夢のような話題がクラブの熱量を高めており、昇格後の未来への期待感がチームを後押ししています。対照的に、サラゴサやジローナといった名門が直面する降格の現実は、クラブ運営の抜本的な見直しを突きつけています。昇格の歓喜と降格の悲劇が交錯するこの時期、フロントの判断一つが来季のクラブの命運を左右する重要な分岐点となるでしょう。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
今夏の移籍市場は、昇格・降格に伴うレンタル組の帰還と契約整理が焦点です。特にラシンのホルヘ・サリナスに対するバルセロナの関心や、カナレスの復帰交渉は、昇格クラブの編成方針を象徴しています。一方で、ジローナやエスパニョールのように、降格による財政難から大量のレンタル復帰組を抱えるクラブは、サラリーキャップの調整と戦力整理という難題に直面しています。各クラブは、限られた予算の中でいかに競争力を維持するか、シビアな契約判断を迫られることになります。