アスレティック・ビルバオ
ラ・リーガ第11節のハイライトとなった伝統のバスクダービーは、本拠地サン・マメスにレアル・ソシエダを迎えたアスレティック・ビルバオが2-1で競り勝ち、ダービー勝利を飾りました。試合開始直後から前線からの猛烈なハイプレスを仕掛けたアスレティックは、前半5分にニコ・ウィリアムズの絶妙な浮き球パスに反応したイニャキ・ウィリアムズが、ソシエダGKアレックス・レミロの頭上を抜く巧みなシュートを沈めて先制に成功。その後、ソシエダのルカ・スチッチに強力なミドルシュートを叩き込まれて追いつかれたものの、前半終了間際の44分、ニコ・ウィリアムズがペナルティエリア内でミケル・アラムブルと接触して倒れ、主審アレハンドロ・エルナンデス・エルナンデス氏がペナルティスポットを指し示しました。この判定にソシエダ陣営が大猛抗議する中、アレックス・ベレンゲルがゴール右隅へ冷徹にPKを流し込み、2-1と勝ち越しました。後半はソシエダの猛反撃に晒されたものの、要所を締める守備でリードを守り抜き、勝ち点3を手にしています。(via Marca)
アスレティック・ビルバオ
このダービーで最大のヒーローとなったのは、先日「ヤシン賞(世界最優秀ゴールキーパー)」に選出されたばかりのアスレティック守護神ウナイ・シモンでした。試合前には超満員のサン・マメスでトロフィーのお披露目が行われ、ファンからの大歓声を受けたウナイ・シモンは、その名に恥じぬ超絶パフォーマンスをピッチ上で披露しました。前半30分にスチッチのゴラッソで同点に追いつかれた直後、勢いに乗るソシエダのバルネチェア、スチッチ、そしてミケル・オヤルサバルが放った決定的な決定機をわずか10分間で3連続で超人的な反応で見事に阻止。さらに後半にもカルロス・ソレールが至近距離から放った決定的なシュートを左手一本で弾き出すなど、まさに神がかったスーパーセーブの連発でチームを勝利へ導きました。レアル・ソシエダの猛攻をことごとく撃砕したその佇まいは、まさに「世界のウナイ・シモン」たる所以を見せつけるものでした。(via AS)
アスレティック・ビルバオ
試合後、アスレティックのエディン・テルジッチ監督は記者会見で勝利の喜びを語るとともに、守護神への最大級の賛辞を惜しみませんでした。指揮官は『私には世界最高のゴールキーパーがいる。彼がゴールマウスに立っているだけで、チーム全体に絶大な安心感と自信が生まれるんだ』と語り、決定機を防ぎ続けたウナイ・シモンの貢献を称賛しました。しかし、この栄光の勝利の裏には悲しい出来事もありました。先発出場を果たした若手FWマロアン・サンナディが、試合開始直後の接触プレーで膝付近を痛め、自力で歩くことができず無念の途中交代を余儀なくされたのです。代わりに投入されたロベルト・ナバロが古巣相手に素晴らしい活性化を見せたものの、負傷交代の際にピッチ上で顔を覆って号泣したマロアンの姿はチームメイトやファンの胸を締め付けました。指揮官も『彼の怪我の容体は非常に心配だ。詳細な検査結果を待ちたい』と神妙な面持ちで語り、大きな勝利の代償を気遣いました。(via ElDesmarque)
レアル・ソシエダ
敵地サン・マメスに乗り込んだレアル・ソシエダは、伝統のバスクダービーで1-2の悔しい敗戦を喫しました。立ち上がりにアスレティックのプレッシャーに押されて5分にイニャキ・ウィリアムズに先制ゴールを許す苦しい展開となりましたが、徐々にボールポゼッションを立て直すと、前半30分に中盤のルカ・スチッチがペナルティエリア外から左足を振り抜き、ウナイ・シモンの手を弾いてゴールネットを揺らす素晴らしい同点ミドルシュートを叩き込みました。このゴールで流れを引き寄せたソシエダは、その後もカルロス・ソレールやバルネチェアを中心にアスレティックゴールへ襲いかかりましたが、相手GKシモンの壁を崩しきれませんでした。そして前半終了直前、あまりにも不可解なPK判定によって勝ち越しゴールを許し、後半の猛攻も実らずサン・マメスでの勝ち点獲得を逃す結果となりました。(via El Diario Vasco)
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