RCDエスパニョール

コパ・デル・レイのセスタオ・リバー戦で屈辱的な敗退を喫し、ロッカールーム内でモンチSDからマノロ・ゴンサレス前監督を電撃解任されるという大揺れの1週間を過ごしたRCDエスパニョール。前節までベンチ入り停止処分を抱える新監督エデル・サラビアがスタンドで見守る中、Bチームを率いるセルヒオ・ガルシア暫定監督の下で敵地ラ・セラミカに乗り込むと、見事に0-1でビジャレアルCFを撃破し、降格圏を脱出する貴重な勝ち点3を獲得した。

決勝点を挙げたのは、ウラグアイ人主将の35歳DFレアンドロ・カブレラだ。後半15分、ロベルト・フェルナンデスのゴールが直前のファウルで取り消された直後、前線に残っていたレアンドロ・カブレラがブライアン・サラゴサからの見事なクロスを足で合わせ、貴重な決勝ゴールを流し込んだ。今季限りで契約が切れるベテランDFは試合後、涙ぐみながら激動の1週間を振り返った。

レアンドロ・カブレラはマノロ・ゴンサレス解任劇の痛みを率直に明かした。『情緒的にマノロの解任を乗り越えなければならなかった。彼は私たちに多くのものを与えてくれた監督であり、チームは彼に相応しい結末を用意できなかった。クラブが監督を解任したことへの落胆、練習時間すらなくプライム・ビデオとミーティングだけで挑んだこと、そしてホテルを訪れたエデルの発表など、チーム内には多くの怒りと欲求不満が渦巻いていた。しかしチームは見事にそれをコントロールした』と語った。

さらに、この試合ではクレメンス・リーデル、ウルコ・ゴンサレス・デ・サーラテ、アンドニ・ゴロサベル、アテックス・カラトラバの4選手が遠征メンバーから外され、バルセロナに残されるという衝撃的な決断が下されていた。レアンドロ・カブレラはこの厳しい措置について、『セルヒオはクラブから全権を与えられて乗り込んできた。彼らの除外に驚きはなかった。バルセロナに残されたのは彼らだったが、私たちがそうなっていてもおかしくなかった。全員に対する警告(トッケ・デ・アテンシオン)であり、結果的に彼らが代償を払うことになったが、チーム全体に向けたメッセージだった』と、ロッカールームの緊張感と引き締まった意識を強調した。(via Estadio Deportivo)

RCDエスパニョール

暫定指揮を執った元主将のセルヒオ・ガルシア監督は、チームを窮地から救い出したことに深い満足感を示した。『悪い流れにある時は、自分たちを信じることがすべてだ。コパで敗退して下を向いていた選手たちに「終わったことは忘れて仕切り直し、サッカーを楽しもう」と伝えた。仲間と自分へのコミットメントがあれば胸を張って帰れる』とコメント。

また、トップチームでいきなり若手を抜擢した采配についても『下部組織の選手たちには上を目指してほしい。彼らは素晴らしいプレーを見せてくれたし、勝利に大きく貢献した』と胸を張った。

戦術面においては、ビジャレアルに対して引いて守るのではなく、真っ向からボールを保持して戦う姿勢を貫いた。『ビジャレアルに対してボールを保持して正面から挑む明確なプランがあった。ボールを奪われないパーソナリティを持ち、ボールを保持すれば相手も苦しむ。エデル・サラビア監督の思想もエルチェ時代と同様にボール保持を基本としており、同じ路線でチームを牽引することになるだろう』と明かし、新指揮官サラビアのスムーズな就任に向けた最高のバトンを渡した。(via SPORT)