レアル・ソシエダ
試合を大きく左右した前半44分のPK判定に対し、レアル・ソシエダ陣営からは怒りの声が噴出しています。ニコ・ウィリアムズとの接触でファウルをとられた右サイドバックのミケル・アラムブルは試合後のミックスゾーンで強い不満を表明し、『私にとっては絶対にPKではない。不当な判定だ。ニコ自身も倒れた後に私に向かって「今の接触でPKが吹かれるとは思わなかった」と言っていたくらいだ』と暴露し、判定への不信感を露わにしました。また、ペレグリーノ・マタラッツォ監督も記者会見で『あれだけの重要な試合で、なぜVARが介入して判定を取り消さなかったのか理解に苦しむ。映像を見返してもペナルティに値するファウルではない』と判定を厳しく批判しました。今季から導入された試合後の審判インタビューで主審のアレハンドロ・エルナンデス・エルナンデス氏が「接触が存在し、進行を妨害した」と説明したものの、ソシエダ側が抱く敗戦の不快感がぬぐい去られることはありませんでした。(via Noticias de Gipuzkoa)
レアル・ソシエダ
1点ビハインドで迎えた後半、ソシエダのマタラッツォ監督は同点・逆転を目指して攻撃陣のカードを切りました。オカルソンを前線に投入したのに続き、後半30分(75分)には同点弾を挙げたスチッチに代えて日本代表MF久保建英をピッチへ送り込みました。右サイドに入った久保は、巧みなドリブル突破と素早いパスワークでアスレティックの引き込んだブロックを揺さぶり、アタッキングサードでの攻撃のギアを一段引き上げました。久保の投入によってソシエダは相手陣内に押し込み、カルロス・ソレールやミケル・オヤルサバルが相次いで惜しいシュートを放つ怒涛の怒涛の攻勢を仕掛けました。しかし、ブロックを固めるアスレティック守備陣の頑強な抵抗と、最後の砦として立ちはだかるウナイ・シモンの驚異的なセービングの前にあと一本が出ず、久保の投入も実らずそのまま1-2でタイムアップを迎えました。(via Mundo Deportivo)
バレンシアCF
バレンシアCFは敵地マルティネス・バレーロで行われたエルチェCFとの地域ダービーに1-0で勝利し、ハビエル・アギーレ新監督の就任後初となる念願の今季アウェイ初勝利を挙げました。前節まで3試合未勝利で降格圏直前の19位に沈んでいたバレンシアにとって、このダービーマッチはまさにシーズン前半戦の命運を分ける大一番でした。アギーレ監督は守備のブロックをコンパクトに保ち、相手のポゼッションを凌ぎながら一瞬の隙を突くカウンター戦術を徹底。チーム全体がハードワークと泥臭い守備を継続した結果、価値あるクリーンシートでの勝ち点3を手にしました。この勝利によりバレンシアは勝ち点を積み伸ばし、降格圏脱出への足がかりを確実に築くことに成功しています。(via Superdeporte)
バレンシアCF
バレンシアに歓喜をもたらしたのは、長期怪我から復帰して間もないナイジェリア人FWウマル・サディクでした。アギーレ監督がかつてマジョルカ時代にFWムリキを攻撃の絶対的軸として躍動させたように、バレンシアでもフィジカルと得点力を兼ね備えたサディクの復活が待たれていました。後半、絶好のタイミングで途中投入されたサディクは、ペナルティエリア内でパスを受けると、見事なステップでエルチェDFビジャールとGKディトゥーロを鮮やかに交わし、冷静沈着に無人のゴールへと流し込むスーパーゴールを叩き込みました。アギーレ体制におけるチームの初ゴールを自らの圧巻の個人技で仕留めたサディクは、今後のバレンシア攻撃陣を牽引するエースとして強烈な存在感を放ちました。(via Estadio Deportivo)