ベティスとの延期分第1節は終盤被弾で0-1の惜敗、決定力不足にメスタージャは不満爆発
2026年8月25日の火曜夜21時、バレンシアは本拠地メスタージャで、延期されていたラ・リーガ第1節レアル・ベティス戦に臨みました。スタジアムには45,472人の観衆が詰めかけ、バスク委員会所属のデビュー審判員ジョン・アンデル・ゴンサレス氏が主審を務める中、熱気に満ちた一戦が始まりました。
バレンシアは1-5-3-2(実質的な5バック)の布陣を採用し、先発メンバーにはGKディミトリエフスキ、DFマフェオ、タレガ、ペペル、ディアカビ、ヘスス・バスケス、MFギド・ロドリゲス、ハビ・ゲラ、サトウ(佐藤龍之介)、FWダンジュマ、ウーゴ・ドゥロが名を連ねました。
試合開始から約20分間はバレンシアが圧倒的なインテンシティで攻め立てました。開始4分には佐藤がエリア手前からファーストシュートを放つもわずかに枠を外れます。さらに12分には最大の決定機が訪れました。ダンジュマのシュートをベティスGKアルバロ・バジェスが胸で弾き、そのこぼれ球に佐藤が素早く反応してシュートを放ちましたが、バジェスの驚異的なダブルセーブに阻まれました。20分にはディアカビがセットプレーからヘディングシュートを放ちましたが枠をとらえられません。
その後は徐々にベティスがボール保持を強めて主導権を握り、膠着状態のまま前半を0-0で折り返しました。後半に入るとゲームはさらにオープンになり、53分にはウーゴ・ドゥロが相手ライン裏へ抜け出してダンジュマへ決定的なラストパスを試みるも、ベティスのディエゴ・ジョレンテに間一髪でカットされました。
状況を打開すべく、コルベラン監督は55分にドゥロ、マフェオ、ダンジュマを下げてサディク、リオハ、ウグリニッチを投入する3枚替えを敢行。対するベティスもイスコやフラン・ガルシアをピッチに送り込みます。72分にはベティスの新戦力トロイ・パロットに決定的なシュートを放たれるもわずかに枠外へ。
しかし83分、一瞬の隙からベティスの高速カウンターを浴びます。直前に途中出場したばかりのパブロ・ガルシアが自陣エリア内でクリアしたボールをパロットがコントロールし、左サイドへ展開。駆け上がったフラン・ガルシアが素早いクロスを送り、エリア手前に走り込んだパブロ・ガルシアが鮮烈なボレーシュートを突き刺して0-1と先制を許してしまいました。
バレンシアも直後に猛反撃を見せました。85分にサディクがDFをかわして決定的な1対1を迎えましたが、バジェスの決死の足によるセーブに阻まれます。アディショナルタイム(6分間)にも、オトルビの突破から佐藤を経由してウグリニッチがシュートを放ちましたが枠の右へ。ヘスス・バスケスの鋭いクロスにサディクが飛び込むもわずかに届かず、無情にもタイムアップを迎えました。
この敗戦により、バレンシアはホーム開幕2試合でわずか勝点1にとどまりました。試合終了のホイッスルが響くと、メスタージャのスタンドからは大ブーイングが巻き起こり、フロントに対する『補強はどこだ?』という怒りのチャントや、コルベラン監督の辞任を求める厳しい声が響き渡りました。(via Mundo Deportivo)
