エクトル・ベジェリンがテレビ番組で同性愛やサッカー界の罰金について語る

エクトル・ベジェリンがテレビ番組「Cara al Show」に出演し、サッカー界における同性愛や有害な男らしさ、そしてクラブの厳しい罰金制度について自身の見解を語った。プロサッカー界で同性愛者の選手に出会ったことがあるかという問いに対し、ベジェリンは『これまで出会ったことはない。ある人類学者と話した時に、異性愛者だと自認していない選手はカテゴリーを上がるにつれて、そこが安全な空間ではないため辞めていくのだと説明された』と明かした。さらに『サッカーは常に社会の鏡だが、むしろ多くの人々の最悪な部分を引き出している。スタジアムで感じられるピリピリした雰囲気や特定の行動への免責が、そうした振る舞いを助長している』と、スタジアムの環境が差別的な言動を許容している現状を指摘した。

また、自身やボルハ・イグレシアス、アイトール・ルイバルがマニキュアを塗ったり、伝統的なジェンダーの枠にとらわれないファッションを楽しんだりして批判を受けていることについても言及した。『誰もがサッカー以外に趣味を持っているが、それがより男性的か女性的かに分類されている。マニキュアを塗るのに30分かかっても、週末のプレーには全く影響しない。プレステを10時間やる方がよっぽど悪いかもしれないが、それは男がやることだから問題ないと思われている。僕らがやっていることが、彼らがサッカー場で見たいと思う男の基準に当てはまらないから判断されるんだ。でも僕らは他のことが好きなんだよ』と述べ、ステレオタイプに縛られない生き方を主張した。

さらに、サッカー界の罰金制度についても触れた。遅刻などに対する罰金は一般的だが、体重コントロールに関する罰金が最も厳しいと感じているという。『クラブによっては選手に決められた体重があり、定期的に測定される。制限を超えた場合、1日で指定の数値に戻す猶予が与えられるが、できなければ罰金が科される。これが一番キツいと思う。サッカー界の内情を話すと、周りの人が一番理解に苦しむルールのひとつだ』と語った。この罰金はクラブによって異なり、最高で1万ユーロに達することもあるという。(via Estadio Deportivo)

セルジ・アルティミラとネルソン・デオッサの売却でクラブの財政を調整

ベティスは今年度の決算を6月30日までに黒字化させるため、2選手の売却を進めている。最初の大型移籍として、セルジ・アルティミラのスポルティングCP(ポルトガル)への完全移籍が最終段階に入っている。RBライプツィヒも関心を示し、アルティミラ本人とセビージャで会談を行ったものの決断が遅れ、選手はスポルティングCPを選択した。スポルティングCPは最初の1400万ユーロとボーナス300万ユーロのオファーを拒否された後、2度目のオファーで固定1800万ユーロと達成容易な条件を含むボーナス400万ユーロの総額2200万ユーロ以上を提示し、ベティスを満足させた。

アルティミラは将来の移籍金の15%を受け取る権利を保持しているため、この移籍で270万から330万ユーロを手にする。さらに、ベティスも将来スポルティングCPがアルティミラを売却した際に生じる利益の12.5%を受け取る条項を契約に盛り込んだ。3年前にサバデルからヘタフェを経由して200万ユーロで獲得した選手が、10倍以上の利益をもたらす素晴らしいビジネスとなった。

アルティミラの移籍が完了した後は、ネルソン・デオッサのバスコ・ダ・ガマ(ブラジル)への移籍手続きが進められる予定だ。この2人の売却により、ベティスは2026/27シーズンのサラリーキャップに悪影響を与えることなく、今後の補強に資金を回すことが可能となる。(via Mundo Deportivo)