レアル・ソシエダ
プレシーズンマッチでドイツのコローニャと対戦し、1-2で敗れてプレシーズン3連敗を喫しました。
試合開始直後の5分、ヤンゲル・エレーラが自陣後方へ送った不用意なパスを相手のマイナにカットされ、そのまま先制ゴールを許しました。
その5分後の10分、ソシエダはマルチャルとカルロス・ソレルの連携による素早いカウンターから、ソレルのグラウンダーのパスが相手ディフェンダーのロチョシュヴィリのオウンゴールを誘発し、一時同点に追いつきました。
前半終盤には、フォワードのオーリ・オスカルソンがペナルティエリア内で相手から激しい肘打ちを顔面に受け、流血するアクシデントが発生しましたが、審判のトム・バウアーはこのプレーにペナルティを宣告しませんでした。
しかし後半78分に、コローニャのヤコビにAkumuのクロスからヘディングシュートを決められて勝ち越されました。
この試合では、ワールドカップ期間中に日本代表での活動で負傷していた久保建英が怪我を完全に克服し、今プレシーズンで初めてとなる実戦復帰を果たしました。久保は怪我を感じさせないキレのある俊敏な動きを何度も披露し、攻撃を牽引して今シーズンに向けて万全の仕上がりをアピールしました。
移籍市場では、オリンピック・マルセイユからディフェンダーのナエフ・アゲルを400万ユーロの有償レンタル、さらに1100万ユーロの買い取りオプション付きで獲得することで基本合意に達しています。また、ハビ・ロペスはフェイエノールトへのレンタル移籍交渉が進められています。(via SPORT, AS, Estadio Deportivo, Mundo Deportivo)
バレンシアCF
ホームのメスタージャスタジアムでニューカッスル・ユナイテッドを相手に伝統のオレンジカップ(Trofeo Naranja)を戦い、1-2で逆転負けを喫しました。
41,000人を超える観客が詰めかけた中、これが2027年夏に Nou Mestalla へ移転する前の、現メスタージャにおける最後のオレンジカップ開催となりました。
この試合ではピッチ外の動きとして、オーナーの息子であるキiat・リム(Kiat Lim)社長が初めてメスタージャのプレジデントバルコニーに着席し、スタンドからはピーター・リムに対する「ピーター、早く去れ(Peter vete ya)」といった抗議のチャントや「彼らに出て行くように言ってくれ」といった批判の声が上がりました。
試合は前半4分、フィリップ・ウグリニッチがペナルティエリア手前から左足で放った強烈なミドルシュートがゴール右上の隅に突き刺さり、バレンシアが先制しました。
バレンシアでの1得点目となったウグリニッチは、昨シーズンは怪我に悩まされて不安定なパフォーマンスでしたが、Corberán監督から全幅の信頼を寄せられており、今シーズンの主力としての活躍が期待されています。
しかし前半34分、キャプテンのホセ・ルイス・ガヤがニューカッスルのエランガに対して背後から危険なタックルを仕掛け、一発退場処分となりました。
これによりバレンシアは10人での戦いを強いられ、後半51分にゴールキーパーのディミトリエフスキからのパスを受けたギド・ロドリゲスがパスミスを犯し、ウィサに同点ゴールを許しました。
後半76分にはカウンターからウィサに2点目を決められ逆転敗北しました。
この試合では、日本人の佐藤隆之介(Ryonosuke Sato)がバレンシアの右ウイングで先発出場しました。佐藤は前半から観客を大いに魅了する素晴らしい縦への突破を見せ、ピッチ上を連動して駆け回り、オトルビと交代する後半60分まで素晴らしい働きを見せました。選手紹介セレモニーでは、佐藤はガヤ、ドゥロ、ハビ・ゲラ、ギドらと並んでスタンドのサポーターから最も大きな拍手と熱烈な歓迎を受けました。
移籍市場では、アンドレ・アルメイダにスウォンジーへの移籍合意がありましたが、本人が拒否してバレンシアに残る選択をしています。さらに、トマス・ムニエの獲得を逃したことでジローナのアルナウ・マルティネスとの交渉を行っています。フォワードのマリオ・ドミンゲスを、150万ユーロの買い取りオプション付きでエクセルシオールへレンタル移籍させることで合意しました。(via AS, SPORT, ElDesmarque, Mundo Deportivo)
レアル・ベティス
ボーンマスと親善試合を戦い、2-2で引き分けました。セビージャ市内の過酷な暑さを考慮し、キックオフは予定から30分遅れた21:00に変更され、 La Cartuja スタジアムには28,331人の大観客が詰めかけました。
前半41分にエヴァニウソンのヒールパスからタヴァニアに先制ゴールを許しました。前半終了間際、ネルソン・デオッサへの相手の激しいチャージに激怒したアントニーがボーンマスのスコットと乱闘騒ぎを起こし、両者共に一発退場となりました。
後半56分、途中出場したイスコが放ったシュートがポストを直撃し、その跳ね返りをクチョ・エルナンデスが押し込んで同点としました。
しかし直後の後半57分、 Junior Firpo の不用意なバックパスのミスをエヴァニウソンに奪われ、勝ち越しゴールを決められました。ミスを犯した Junior Firpo に対してはスタンドから激しいブーイングが飛び、彼はその後、怪我により直接ロッカールームへ下がりました。
後半80分、パブロ・フォルナルスが自ら強靭なフィジカルで相手からボールを奪い、グラウンダーのシュートを叩き込み2-2として引き分けに持ち込みました。
ダニ・セバロスが自身のSNSに子供たちがベティスのシャツを着た写真を投稿し、『世界にさらに2人のベティスファンが誕生した』というメッセージを添えてベティスへの復帰をアピールしましたが、ジオバニ・ロ・チェルソの残留の意思や、デオッサのヴァスコ・ダ・ガマへの移籍交渉が破談となったことで、セバロスの登録は非常に厳しい状況です。
また、生え抜きミッドフィールダーのニャンゴロ・ブアレには2030年までの契約延長オファーが出されていますが、本人は出場機会の少なさを理由に保留しており、セグンダや1部のクラブが関心を示しています。(via AS, ElDesmarque, Estadio Deportivo, MARCA)
セルタ・デ・ヴィーゴ
プレシーズン最終戦でチャンピオンズリーグに出場する強豪ナポリと対戦し、1-1で引き分け、プレシーズン無敗で準備期間を終えました。
試合開始直後の前半11分、フリーキックからナポリのDi Lorenzoに強烈なヘディングシュートを叩き込まれて先制されました。
前半は終始ナポリの猛攻を浴びましたが、ゴールキーパーのRaduが神懸かったスーパーセーブを連発して追加点を防ぎました。
後半にクラウディオ・ジラルデス監督はシステムの配置を4-3-3から本来の3-4-3へと変更し、これによりチームはリズムを取り戻しました。
後半64分、ユトグラ(Ferran Jutglà)がナポリのDe Bruyneから見事なプレスでボールを奪い取り、そのままキーパーのMeretをかわしてゴールに流し込んで同点としました。
移籍市場では、新加入のDFミカイル・フェイ(Faye)がこの試合でデビューを飾ったものの、同じく新加入のゴールキーパーであるバユンディル(Bayindir)は出場しませんでした。セルタは若手のウーゴ・ゴンサレスを今シーズンはトップチームに昇格させ、背番号を登録してヨーロッパリーグやヨーロッパの舞台で戦わせる方針を決定しています。(via AS, MARCA)
ビジャレアルCF
トルコ・イスタンブールでガラタサライと親善試合を戦い、1-2で勝利を収めました。
開始1分、モレイロのパスを受けたニコラ・ペペがエリア内で倒されてPKを獲得。この判定に対してガラタサライのOkan Buruk監督が激しい猛抗議を行い、前半3分に一発退場処分となりました。
このPKをアヨゼ・ペレスが確実に右足で決めて先制しました。
しかし直後の3分、相手のElmali of クロスからヴィクター・オシムヘンに豪快なヘディングシュートを決められ同点とされました。
前半20分頃には、激高したオシムヘンがビジャレアルのDFマウリシオ・モウリーニョに対して乱闘を仕掛け、お互いに掴み合いの喧嘩となって両者にイエローカードが提示されました。
前半41分、フアン・フォイスの素晴らしい縦への突破から、ペペを経由してジョージア代表FWジョルジュ・ミカウタゼが右足でコントロールショットを突き刺して勝ち越しました。
後半はニコラ・ペペやカルロス・ロメロが決定機を迎えたものの追加点は奪えませんでしたが、キーパーのグラーチ(Gulacsi)の素晴らしいセーブなどでリードを守り切りました。
移籍市場では、Péter Gulácsiをライプツィヒから200万ユーロ、2年契約で獲得。昨シーズンの主力GKだったArnau Tenasがマジョルカへ、Diego Condeがベティスへ移籍したことで補強に動きました。フォワードのジェラール・モレノは負荷管理のためベンチ外となりました。(via AS, Mundo Deportivo, SPORT)
セビージャFC
バイエル・レヴァークーゼンとプレシーズン最終戦を行い、2-1で逆転負けをキした。
前半16分、キケ・サラスからの素晴らしいフィードを受けた若手MFミゲル・シエラが、エリア右からカットインして得意の左足でミドルシュートをゴール左隅へ突き刺して先制しました。
シエラはプレシーズン3点目をマークし、トップチーム昇格へのアピールを続けています。
前半はアグメやイサク・ロメロらが連動した守備とインテンシティで主導権を握りましたが、後半にメンバーを大幅に入れ替えると守備強度が低下しました。
後半66分、途中出場のミゲル・グティエレスのクロスからシックに頭で合わせられ同点とされると、さらに78分にはシックに逆転ゴールを流し込まれました。
ゴールキーパーのフラン・ゴンサレスはデビュー戦を飾ったものの、2失点を喫して敗れました。
移籍市場では、ジブリル・ソウをジェノアへ売却。後任として、スポルティングCPからジョージア代表MFギオルギ・コチョラシュヴィリを500万ユーロの買い取り義務付きレンタル移籍で獲得すべく基本合意を締結しました。またアイントラハト・フランクフルトのチュニジア代表MFエリス・スキリ、スウェーデンリーグで活躍するFWロビー・ウレの獲得交渉も並行して行っています。
Andrés Castrínには2030年までの契約延長オファーを提示していますが、Osasuna、Getafe、Levanteがフリーでの獲得を狙っています。また、サイドハーフのOsoにはフィオレンティーナやストラスブールが関心を示し、移籍金1000万ユーロを要求しています。Joan Jordánはポルトガルのクラブへの移籍交渉が進んでいます。(via MARCA, ElDesmarque, Estadio Deportivo)
ジローナFC
ナスティック(Nàstic)とプレシーズン最終戦を行い、1-1で引き分けました。
前半9分、新加入のFWアベル・ルイスがアレックス・モレノからのアシストを受けてペナルティエリア手前で素晴らしいループシュートをゴール隅に沈めて先制しました。アベル・ルイスにとって、実に2025年7月19日のオロット戦以来となる、約1年ぶりの嬉しいゴールとなりました。
前半はブライアン・ヒル、アレックス・モレノ、アベル・ルイスの連動した攻撃で試合を支配しました。
しかし後半に入ると徐々にメンバー変更と体力低下からペースを失い、後半81分にポウ・シフエンテスのパスを受けたMeshakに鋭いミドルシュートを決められて同点に追いつかれました。
ゴールキーパーのKrapyvtsovは相手のシュートに対応できず不安定な守備が目立ち、結局そのまま引き分けに終わりました。
ジローナは今夏のプレシーズン7試合でわずか1勝(4分2敗)に終わり、開幕のレガネス戦に向けて不安を残すプレシーズンとなりました。(via AS, SPORT)
レアル・マジョルカ
ドイツのSVエルフェルスベルクと親善試合を行い、1-1で引き分けました。
前半10分、新加入のDFスマオロ(Soumahoro)が自身のコントロールミスをリカバーしようとして最後の砦としてのファウルを犯し、一発退場処分となりました。
ルイス・ガルシア監督はシステムを維持するためにパブロ・トーレを下げてデビッド・ロペスを投入せざるを得ず、パブロ・トーレはベンチに戻る際に激怒して看板を蹴るなど不満を爆発させました。
後半に入ると、ElversbergのDarvichも退場となり、お互いに10人同士の戦いとなりました。
後半64分にロールに先制ゴールを許しましたが、後半68分にアントニオがボールを奪って持ち上がり、シュートが相手ディフェンダーに当たってゴールに吸い込まれ、1-1の引き分けに持ち込みました。
移籍市場では、20歳のカンテラ出身FWヤン・ビルヒリがクラブ・ブルッヘへ移籍。ブルッヘが1200万ユーロのリリース条項を満たしたため、マジョルカは720万ユーロを獲得し、バルセロナに40%の480万ユーロが分配されることとなりました。ビルヒリはPSGとの親善試合で1ゴール1アシストの活躍を見せて別れを告げました。マジョルカは彼の退団に伴い、レアル・サラゴサから21歳のFWアドリアン・リソ(Adrián Liso)を獲得すべく交渉を行っています。(via SPORT, Mundo Deportivo)
オササナ
エル・サダールにてアル・アインと親善試合を行い、0-2で完敗を喫しました。
前半からエイマル・オロス、ルベン・ガルシア、アンテ・ブディミルらが主導権を握って支配を試みましたが、決定力を欠きました。
前半45分、ラヒミに鋭いカウンターからカテナのディフェンスを剥がされて先制ゴールを許しました。
後半からラミル監督はラウル・モロらを投入し、モロのミドルシュートがクロスバーを直撃するなど反撃を試みましたが、後半73分、ビルドアップの致命的なミスを突かれてジョナタス・サントスに追加点を決められました。
さらに試合終盤の84分にはラウル・モロが再び足を痛めて負傷退場し、開幕に向けて暗雲が立ち込めています。
移籍市場では、指揮官はIker Benitoに構想外を通告し招集から外しました。また、スポルティング・ヒホンからFWジョナサン・ドゥバシンを2030年までの長期契約で獲得。Álex Lizancos獲得のために250万ユーロとArguibideのレンタル移籍をセットにしたオファーを提示しています。(via SPORT, Estadio Deportivo)
CDレガネス
テネリフェと親善試合を行い、0-0からのPK戦(3-4)で敗れました。
Butarque練習場で行われ、気温38度という過酷な猛暑状況でした。
前半21分、左サイドのEnric Franquesaが着地の衝撃で左足首と左膝をねじる大怪怪を負い、交代となりました。Franquesaは2024年11月に前十字靭帯を断裂しており、同じ箇所での再発が非常に懸念されます。
新加入のGKルカ・ジダンがデビューを飾り、素晴らしいセーブで決定的なシュートを阻止する活躍を見せました。
試合は0-0でPK戦に突入し、レガネス側のアレックス・ミジャンとゲルビがPKを失敗し、敗れました。(via AS, SPORT)
RCDエスパニョール
イングランドにてコヴェントリー・シティと親善試合を行い、3-1で敗れました。
前半37分、エドゥ・エスポジトのクロスに、新戦力のFWロベルト・フェルナンデスがジャンプしながら足の裏で合わせるアクロバティックなシュートを決めて先制。チーム全体が、17年前のこの日に亡くなった永遠のキャプテン、ダニ・ハルケにゴールを捧げました。
しかし後半から守備が崩壊。マノロ・ゴンサレス監督は新加入のDFウナイ・ヌニェスをデビューさせましたが、後半69分にSakamotoに同点ゴールを許しました。さらに75分にEcclesにヘディングシュートを決められ、84分にもクリアミスからエリス・シムズに頭で押し込まれて3失点となりました。
試合後、ロベルト・フェルナンデスは、カギ括弧で『あれは誰もが見た通り。相手が僕を踏みつけた後に彼らのゴールが決まった。でも、レフェリーは「ここは僕の家(ホーム)だから、好きなように吹く」と言い放った』と審判の判定に憤りを語りました。また、ハルケへの追悼として、カギ括弧で『この日に決めたゴールは、いつもハルケに捧げている』と語っています。(via SPORT, MARCA, Esport3)
アスレティック・ビルバオ
エディン・テルジッチ監督が率いるチームは日曜日のマルセイユとのプレシーズンマッチに向けて準備を進めています。
スペイン代表DFダニ・ヴィヴィアンとDFウナイ・エギルスは負傷のためビルバオでリハビリを続けており、遠征メンバーから除外されました。
正GKウナイ・シモン、ニコ・ウィリアムズ、エメリク・ラポルテの3名の世界王者は、8月10日にチームへ合流予定です。
移籍市場では、ラポルテに対してバルセロナが強い関心を寄せていますが、アスレティック側は8000万ユーロ(契約は2028年まで、契約解除金なし)という極めて高額な移籍金を要求して譲らない姿勢です。(via Estadio Deportivo, Mundo Deportivo)
ラージョ・バジェカーノ
プレシーズン最終戦としてイングランドのイプスウィッチ・タウンと対戦し、3-0で大敗を喫しました。
前半にレイフ・デイヴィスにオウンゴールから失点し、前半18分に再び失点。後半にもエメルソンに3点目のヘディングシュートを許して終始圧倒され、ベニャト・サン・ホセ監督の初陣は非常に厳しいものとなりました。
移籍市場では、左サイドバックのペップ・チャバリアがチェルシーへ完全移籍しました。
一方で、最大の朗報はエースのイシ・パラソンの処分に関してです。パラソンは昨季4月のレアル・ソシエダ戦での審判への暴言により、計7試合の出場停止処分(すでに5試合消化)を受けていましたが、マドリード高等裁判所(TSJM)が処分を暫定的に執行停止することを決定しました。これによりパラソンは今週末のセビージャとの開幕戦への出場が可能となりました。(via Estadio Deportivo, AS)
ヘタフェCF
イングランドでトッテナムと70分間(前後半35分ずつ)の変則親善試合を行い、1-1で引き分けました。
後半55分、ヘタフェB所属のアルベルト・リスコが途中出場のクッロからのアシストを受けて見事なワンタッチシュートを突き刺し、先制に成功。しかしそのわずか4分後の59分、コナー・ギャラガーに同点ゴールを許しました。
悲痛なニュースとして、前日のトレーニング中にナイジェリア人MFクリスタントゥス・ウチェが右膝に極めて深刻な靭帯断裂の重傷を負い、今シーズン中の復帰が絶望的となりました。
ウチェ自身もSNSにカギ括弧で『人生で最も困難な日々の一つ。靭帯断裂が確定し、非常に長いリハビリが必要になる。サッカーという情熱であり仕事でもあるものを奪われ本当に辛い。しかしこれは終わりではなく、必ず強くなって戻ってくる』とメッセージを投稿しました。
ウチェの長期離脱に伴い、クラブは特別枠を使用して選手年俸の一定割合から代役の緊急補強を進めており、オレル・マンガラをオリンピック・リヨンからレンタルで獲得予定。さらにサバ・サゾノフもトリノからCBとして獲得合意しています。(via MARCA, Estadio Deportivo)
デポルティーボ・デ・ラ・コルーニャ
1部に復帰を果たしたデポルティーボは、イタリアでのプレシーズンツアーの最後にジェノアと対戦し、0-1で勝利を収めて親善試合を無敗で終えました。
ローマからの1年間の買い取りオプション付きレンタル移籍で加入したDFアンヘリーニョが先発出場し、60分間プレー。高いパフォーマンスを見せました。
後半終盤、ザカリアが自慢のスピードから高速カウンターを仕掛け、最後はエリア内でケインへ素晴らしいラストパスを送り、ケインが冷静に流し込んで0-1の決勝ゴールを挙げました。
しかし金曜日の夜、ジェノバ市内の広場で、デポルティーボのウルトラスとジェノアのウルトラスによる棒や発煙筒を用いた非常に激しい市街地衝突・暴力事件が発生しました。
デポルティーボは公式サイトで『あらゆる暴力を強く非難し、いかなる理由であれクラブの品格やスポーツ精神に反する行動は許さない。関与が確認された者には速やかに厳格な処分を下す』と緊急の公式声明を発表しました。(via Mundo Deportivo, AS, SPORT)
レアル・バリャドリード&レアル・スポルティング
プレシーズン最終戦として対戦し、2-4でバリャドリードが大逆転勝利を収めました。
前半2分にウーゴ・ギジャモンのアシストからフアン・オテロに決められて先制を許すと、さらに前半5分にはパブロ・ガルシアのクロスに再びオテロに頭で合わせられて序盤で0-2のビハインドを負いました。
しかし前半45分、得たPKをイヴァン・アレホが決めて1点差に迫りました。
後半に入るとバリャドリードの交代策が的中。後半68分に新加入のイェライ・カバンソンがペナルティエリア手前から素晴らしいミドルシュートを決めて同点とすると、その3分後の71分にコーナーキックからトメオが逆転ゴールをマーク。さらにその1分後の72分には、FWラタサが左足で強力なシュートを叩き込み、わずか4分間で3ゴールを奪う怒涛のラッシュで大逆転勝利を飾りました。
スポルティングのニコラス・ラルカモン監督は試合後に、守備の崩壊(2試合で8失点)について言及し、新戦力のフィット不足を理由として挙げました。また、3バック以外のシステム(4バックなど)も試す意向を明らかにし、カギ括弧で『近い将来に肯定的なニュース(補強)が届だろう』と、さらなる補強交渉が進行中であることを示唆しました。(via MARCA, SPORT, AS)
レアル・サラゴサ
ソシエダBとプレシーズンマッチを戦い、2-1で勝利を収めました。
サラゴサの本拠地イベルカハ・エスタディオにはわずか4,456人の観客しか詰めかけず、昨年のダービーの半数以下と冷めた雰囲気が漂いました。
前半14分に守備陣の連携ミスから相手のアスティアサランに先制点を許し、前半終了時にはスタンドから大ブーイングが浴びせられました。
しかし後半56分にペレイラの仕掛けからこぼれたボールをハルディが押し込んで同点とし、終了間際の後半89分にはピーター・アデモがフランチョの素晴らしいアシストを頭で合わせて勝ち越しました。
イバイ・ゴメス監督は試合後に、カギ括弧で『前半はリズムの悪さ、ポジショニングの悪さ、スペースを有効に使えなかったことなど、多くの問題点が見られたが、後半は指示を完璧に理解し、信じられないほどの高いインテンシティと連動性を見せてくれた。まさに目指すフットボールを体現した。しかし、現時点でまだ少なくとも3名の補強が必要と確信している』と追加補強を強く求めました。(via SPORT, MARCA)
CDカステリョン&レバンテUD
CDカステリョンとレバンテUDが対戦し、1-3でレバンテが勝利を収めました。
レバンテは前半6分にカルロス・アルバレスのアシストから Iván Romero が先制点を奪うと、32分にカステリョンのイタリア人MF Antonio Gala に同点弾を許しました。
しかし、後半57分に再びアルバレスのアシストから Iván Romero が勝ち越し弾をマークしてダブルを達成。
試合終盤の80分には、カンテラーノの17歳 Nacho Pérez がコーナーキックを頭で合わせて3点目を挙げ、試合を決定づけました。(via SPORT, Estadio Deportivo, MARCA)
ラス・パルマス&カディスCF
カランサ決勝での対戦を控え、ラス・パルマスはアタランタから23歳、身長1.88mのディフェンダーである Giovanni Bonfanti をレンタル(買い取りオプション付き)で獲得することに合意しました。
一方で、ラス・パルマスの Christian Gutiérrez は、カディスCFへレンタル移籍することが決定しています。また、GKのHorkasは、アラブのAl-Jaziraへ500万ユーロで完全移籍する交渉が進められています。(via SPORT, MARCA)
ブルゴスCF
カルトゥラル・レオネサとプレシーズン最終戦を戦いましたが、決定機に乏しいお互いに退屈な展開となり、0-0で終了しました。後半途中に激しい雷雨と強風に見舞われ、試合が10分間中断するアクシデントもありました。
最終的にPK戦が行われ、ブルゴスCFがより正確にPKを決めて勝利を収めました。(via AS)
【本日の総括】
ラ・リーガの多くの男子チームがプレシーズン最終戦を終え、いよいよ開幕への最終調整に入りました。各チームともに若手の台頭や新戦力の噛み合わせを模索する中で、レアル・ソシエダでの久保建英の怪我からの実戦復帰や、バレンシアでの佐藤隆之介の目覚ましいアピールなど、日本人選手の明るいトピックが際立っています。一方で、ヘタフェのウチェやレガネスのフランケサが重傷を負うといった悲痛なアクシデントも発生。各指揮官が足りないポジションの補強をフロントに強く要望する中、移籍市場閉鎖に向けた最後の駆け引きと、来週末から始まる本番に向けた戦術のブラッシュアップがさらに激しさを増しています。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
プレシーズン最終盤、各チームの戦術的成熟度は対照的です。セルタが3-4-3への可変でリズムを取り戻したように、配置の柔軟性は開幕後の生命線となります。一方で、守備の連携ミスや後半の強度低下が目立つチームも多く、特に交代枠を使い切る過程での構造的な綻びは懸念材料です。久保建英の復帰はソシエダの攻撃に縦の推進力をもたらす好材料ですが、チーム全体としていかに守備の安定と攻撃の連動を両立させるか、開幕直前の微調整が勝敗を分けるでしょう。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
バレンシアのメスタージャで起きたオーナーへの抗議チャントは、クラブとサポーターの深い溝を改めて浮き彫りにしました。一方で、デポルティーボのウルトラスによる暴力事件は、スポーツの枠を超えたクラブの品格を問う深刻な事態です。クラブの空気がピッチ上のパフォーマンスに直結するラ・リーガにおいて、こうした負の側面をフロントがどう収束させ、開幕へ向けて一体感を醸成できるのか。監督の戦術以前に、クラブとしての姿勢が試される時期にあります。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
移籍市場閉鎖が迫る中、ヘタフェのウチェの重傷に伴う緊急補強の動きは、編成の脆さを補う現実的な判断です。また、アスレティック・ビルバオがラポルテに高額な移籍金を要求し続ける姿勢は、戦力維持の強い意志を示しています。サラゴサのイバイ・ゴメス監督が公然と補強を要望するなど、現場とフロントの温度差も顕在化しています。限られた予算と登録枠の中で、いかに穴を埋め、かつ将来的な資産価値を確保できるか、各クラブの編成手腕が問われています。