ヤン・ディオマンデ獲得

レアル・マドリードは、RBライプツィヒから19歳のコートジボワール代表FWヤン・ディオマンデの獲得を正式発表しました。移籍金は固定で1億2500万ユーロ、さらに実現可能性の高い変動ボーナスが1500万ユーロ(一部では1000万ユーロとも)、困難な条件のボーナスが500万ユーロ含まれており、総額で最大1億4000万ユーロに達する見込みです。これにより、ジュード・ベリンガムを超えてクラブ史上最高額の補強となりました。契約期間は2033年6月までの7シーズンという超長期契約です。なお、この移籍金のうち5%にあたる約600万から700万ユーロが、かつて彼が所属したレガネスに育成連帯金やプラス分として支払われます。

ディオマンデは2006年11月14日生まれの19歳で、アビジャンのアカデミーで頭角を現した後、ドバイやフロリダのDMEアカデミー、レガネスを経て昨夏ライプツィヒへ2000万ユーロで移籍しました。ドイツでは昨季36試合13ゴール9アシストを記録し、リーグ最多のドリブル数とデュエル勝利数(成功率55%)を誇り、ブンデスリーガ最優秀若手選手に輝いています。

私生活では、15歳の時にパーティーで不慮の死を遂げた妹ロキサーヌとの『世界最高の選手になってみせる』という約束を胸に秘めてプレーしています。マドリードは彼の獲得にあたり、当初バイエルン・ミュンヘンのマイケル・オリーズを狙っていましたが、バイエルンが強硬な姿勢を示したためディオマンデに切り替えました。

なお、マドリードは登録枠25名のオーバーブッキングを回避するため、11月に20歳になる彼をBチームであるカスティージャ登録にするというウルトラCを用いる可能性があります。RFEFの規則により、23歳未満であればBチーム登録のままトップチームで制限なく出場可能です。ただし、ラ・リーガの財務規定に基づき、移籍金や給与といったコストはすべてトップチームのサラリーキャップに計上されます。ディオマンデはレアル・マドリード史上初のコートジボワール人選手となり、エトオ、ジェレミ、マアマドゥ・ディアラ、アデバヨール、エッシェンといった歴代のアフリカ人選手の系譜を受け継ぐことになります。(via MARCA) (via SPORT) (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo)

ヴィニシウス・ジュニア契約延長

レアル・マドリードは、チームの絶対的エースである26歳のブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニアとの契約を2032年6月まで延長したことを発表しました。以前の契約は2027年までで、一時は交渉が停滞してアーセナルへの移籍の噂も浮上していましたが、水曜日の極秘会議で口頭合意に達し、正式に決着しました。

新たな年俸はシーズンあたり3000万ユーロ弱(ネットで約2500万ユーロ、または基本給を2200万ユーロに引き上げたとの情報もあります)とされ、エムバペの給与レベルには届かないものの、大幅に引き上げられました。また、肖像権の比率も引き上げられています。

水曜日、ヴィニシウスが自身のインスタグラムの全投稿とプロフィール写真を削除したことでプレミアリーグ移籍への懸念が広がりましたが、実際は契約更新を記念するための伏線でした。契約更新後、ヴィニシウスはストーリーで『ベルナベウでの8年間はあまりに短い。あと6年、そして永遠に。ファン、プレシ、モウリーニョ、ジュニア・カラファト、ホセ・アンヘル、選手たち、そしてクラブに感謝します』と熱いメッセージを投稿しました。これに対し、元同僚のトニ・クロースが『よかったよ、ジュニア』とコメントを送っています。(via Esport3) (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo) (via SPORT) (via MARCA)

ロドリ獲得失敗とバルサ移籍

レアル・マドリードは、マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリの獲得を断念し、交渉から完全に撤退しました。マドリードは数週間にわたりシティと交渉を続け、ワールドカップのMVPであり2年前のバロンドール受賞者でもあるロドリを、ここ2シーズン不足していた中盤のオーガナイザー(ゲームメーカー)として確実視していました。

しかし、ロドリ本人がレアル・マドリードよりも宿敵FCバルセロナのサッカースタイルに強い親和性を感じており、さらにバルサに所属するスペイン代表の親しいチームメイトたちとの絆を優先したため、交渉は決裂しました。バルサのハンス・フリック監督からの直接の電話も、ロドリの決断に決定的な役割を果たしたとされています。マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長とロドリ陣営は互いにリスペクトを示し合い、円満な形で交渉を終えました。

しかし、この知らせにマドリードファンは激怒しています。ディオマンデ獲得の喜びも束の間、中盤の最優先課題だったゲームメーカーの補強に失敗し、さらに宿敵バルサに強奪されたことに対し、SNS上では「ロドリを獲得しろ」のハッシュタグやペレス会長への激しい批判が殺到し、トレンド1位と2位を独占する大荒れの展開となっています。(via MARCA) (via Mundo Deportivo) (via SPORT)

ジョゼ・モウリーニョ監督の補強策

ジョゼ・モウリーニョ監督にとって、ヤン・ディオマンデの加入は今夏6人目の新戦力となります。これまでに決定しているマドリードの補強選手は、フリーで獲得したベルナルド・シウバとイブラヒマ・コナテ、移籍金2000万ユーロのデンゼル・ダンフリース、5500万ユーロのマルク・ククレジャ、そしてレバンテから獲得した19歳のFWカルロス・エスピ(移籍金2500万ユーロ)です。

モウリーニョ監督は非常に縦に速く、実利的なサッカーを構築しようとしており、ディオマンデの両サイドをこなせる多才さと「予測不可能性」を高く評価しています。また、モウリーニョには「ヴィニシウスとエムバペをどちらも売却することなくピッチ上で共存させる」という、歴代のアンチェロッティやシャビ・アロンソ、アルベロアでも成し遂げられなかった、あるいは試みなかった極めて重要で困難なミッションが課されています。

一方で、これほど強力なアタッカー陣が揃ったことで、プレシーズンで素晴らしい活躍を見せていたアルダ・ギュレルなどの若手選手が先発枠から弾き出され、出場機会が著しく減少する懸念も生じています。(via MARCA) (via SPORT) (via Mundo Deportivo) (via ElDesmarque)

フランコ・マスタントゥオーノの放出

レアル・マドリードの若きアルゼンチン人MFフランコ・マスタントゥオーノが、セリエAのフィオレンティーナへレンタル移籍することが決定しました。選手はすでにフィレンツェに到着しており、契約書への署名とメディカルチェックを済ませる予定です。

マスタントゥオーノは昨夏リバープレートから6000万ユーロ以上の大金でマドリードに加入したものの、欧州サッカーのテンポやスタイルへの適応に苦しみ、本来の輝きを放つことができませんでした。かつて彼に大きな信頼を寄せていたシャビ・アロンソや、その後のアルバロ・アルベロアの下でも徐々に先発メンバーから外れていきました。イタリアの地で適切な環境に身を置き、失われた自信と出場時間を取り戻すことが期待されています。(via MARCA) (via Mundo Deportivo)

ビクトル・バルデペニャスの完全移籍

レアル・マドリードの下部組織(ラ・ファブリカ、カスティージャ)出身である20歳のスペイン人サイドバック、ビクトル・バルデペニャスが、フィオレンティーナへ完全移籍しました。移籍金は800万ユーロです。

バルデペニャスは早くもフィオレンティーナでの2試合目となるデポルティーボ・ラ・コルーニャとの親善試合に先発出場し、左サイドからの素晴らしい個人技で相手ゴールを脅かすなど、その高いポテンシャルを発揮しました。マドリードの誇る大工事中の育成組織から、セリエAという新たな舞台へと挑戦の場を移しています。(via AS) (via Mundo Deportivo)

レアル・ベティス戦のスケジュール

2026年9月6日(日)に、セビージャのオリンピコ・デ・ラ・カルトゥハ・スタジアムにて、レアル・ベティス対レアル・マドリードのラ・リーガのビッグマッチが行われる予定です。非常に人気の高いカードであり、スタジアム周辺の混雑が予想されるため、余裕を持った来場が推奨されています。チケット価格は225.72ユーロからとなっています。(via MARCA)

【本日の総括】

レアル・マドリードはヤン・ディオマンデの史上最高額での獲得とヴィニシウスの2032年までの超大型契約延長という、攻撃陣をさらに強固にする二つのビッグニュースを発表しました。しかし、長年の課題であったゲームメーカー候補のロドリが宿敵バルセロナへの移籍を選択したことで交渉は決裂。この大誤算にファンやサポーターからは怒りと困惑の声が噴出しており、ジョゼ・モウリーニョ新監督の描く戦術構築と選手共存のマネジメント手腕に大きな注目が集まっています。