ロドリ獲得失敗の激震とペレス会長・モウリーニョ監督の怒り

レアル・マドリードが進めていたマンチェスター・シティのスペイン代表ミッドフィールダー、ロドリ(30歳)の獲得交渉が、土壇場での交渉決裂により失敗に終わりました。クラブはワールドカップ終了直後から3週間にわたり交渉を続け、選手代理人であるパブロ・バルケーロ氏が『本当に良く、断ることができない条件』と評するほどの超高額オファーを提示していました。しかし、ロドリ自身がスタイルの親和性を理由にFCバルセロナへの移籍を選択したことで破談となりました。フローレンティノ・ペレス会長は当初、ロドリがかつて自身の会長選挙のライバル候補者であったエンリケ・リケルメ氏の公約だったことや、過去のバロンドール授賞式での経緯から獲得に消極的でした。また、ペレス会長の右腕であるアナス・ラグラーリ氏も「30歳という年齢と膝の怪我の履歴」を理由に強く反対していましたが、ホセ・アンヘル・サンチェスやホニ・カラファトによる粘り強い説得とロドリのW杯での大活躍を受けて、最終的にペレス会長は獲得を承諾していました。それだけに、今回の獲得失敗に対してペレス会長は激怒しています。さらに、中盤のゲームメーカーの補強を最優先に求めていたジョゼ・モウリーニョ新監督も大激怒し、幹部との直接面談で激しい不満をぶつけました。クラブ側はこれ以上の補強は行わず、ベルナルド・シウバに中盤のゲームメイクの役割を委ねる方針を明らかにしました。(via Estadio Deportivo)

ヴィニシウスが破格の2032年契約延長に至るまでの裏舞台

ブラジル代表フォワード、ヴィニシウス・ジュニオール(25歳)との間で、2032年までの契約延長が正式に合意に達しました。年俸はこれまでの提案から大幅に改善され、チーム内でキリアン・エムバペに次ぐ高額となる2400万ユーロ(ネット、一部報道では2500万ユーロとも)に設定されました。さらに、最大の難所であった「忠誠ボーナス」の即時支払いの代わりに、肖像権の70%をヴィニシウス自身に譲渡する異例の解決策をクラブ側が受け入れることとなりました。これに至るまで、交渉は数ヶ月間にわたり完全に停滞しており、選手側はアーセナルからの巨額オファーを提示してプレッシャーをかけ、契約満了後にフリーで移籍すると警告していました。この危機において、ジョゼ・モウリーニョ監督がワールドカップ期間中にヴィニシウスへ直接電話をかけ、プロジェクトの中心として据えることを約束して信頼関係を再構築したことが交渉成立の鍵となりました。ペレス会長はこれまでロナウドやラモスなどとの交渉で自らの条件を崩しませんでしたが、今回は初めてスター選手に屈して要求を受け入れた形になりました。ヴィニシウスは自身のSNSに『ベルナベウでの8年は短すぎる…あと6年、そして永遠に!』と綴り、一時アカウントの投稿を全て削除しました。(via ElDesmarque)