フェレンツヴァーロシュ戦に1-2で勝利!カンテラと新戦力の融合でプレシーズンを飾る
プレシーズン4試合目となるフェレンツヴァーロシュ戦がハンガリーの首都ブダペストにあるフェレンツヴァーロシュ・スタディオン(グループアマ・アレーナ)で行われ、約2万から2万3000人の観客が見守る中で1-2の勝利を収めました。非公開で行われたアルコルコン戦(1-0勝)、レガネス戦(4-1勝)に続き、フィオレンティーナ戦(2-2分)を経て、プレシーズン通算3勝目(一般公開試合としては初勝利)を飾っています。
前半はポゼッションを支配しながらも、ビルドアップでの細かいミスから相手に付け入る隙を与える場面がありました。前半5分には、ディフェンダーのデンゼル・ダンフリースがペナルティエリア内で明らかなハンドを犯したものの、主審がこれを見逃し、現地でも大きな物議を醸しています。試合が動いたのは前半41分。カンテラ出身のサイドハーフであるアレキシス・シリアが右サイドから絶妙なクロスを供給し、同じく下部組織出身のセンターバックであるマリオ・リバスが豪快なダイビングヘッドで合わせて先制ゴール(0-1)を決めました。
後半、メンバーを6人入れ替え、ベルナルド・シウバのデビュー、ヴィニシウス、アントニオ・リュディガー、ディーン・ハインセン、トレント・アレクサンダー=アーノルド、そしてカルロス・エスピを投入しました。後半4分(49分)には、エンドリッキ、アルダ・ギュレル、フェデ・バルベルデが素晴らしい連係を見せ、バルベルデのマイナスの折り返しをカルロス・エスピが右足ダイレクトでゴール隅に突き刺し、待望の追加点(0-2)を奪いました。
しかし、後半12分(57分)に一瞬の隙が生じます。かつてオサスナやアスレティック・ビルバオでプレーしたケナン・コドロに、ハインセンとリュディガーのマークミスを突かれて失点を喫し、1-2と詰め寄られました。この守備の乱れに憤慨したジョゼ・モウリーニョ監督は、失点直後の給水タイム(クーリングブレイク)で激しい指示を送り、通常よりも給水時間を引き延ばして選手たちを叱咤しました。終盤は相手の猛攻を受けてルニンのセーブで凌ぐ時間が続き、ゲームを落ち着かせることに注力したままタイムアップを迎えました。今後は8月12日(水)にデポルティーボ・ラ・コルーニャとの伝統あるテレサ・エレーラ杯を戦い、16日(日)のシャルケ04とのリーグ開幕戦へ向けて牙を研ぎます。
選手の個別評価と採点は以下の通りです。
ルニン:失点場面はノーチャンス。フル出場し、終盤のピンチも冷静に対応。
ダンフリース:攻守において輝きを欠き、前半5分のハンドで見逃される幸運に救われた。
マリオ・リバス:値千金のヘディングシュート。本業の守備でも相手アタッカー陣をシャットアウトした。
ジョアン・マルティネス:自信と落ち着きに満ちた守備を披露し、首脳陣の期待に応えた。
アルバロ・カレーラス:強度の高さは見せたが、後半の失点に繋がるクロスへのスライド対応が遅れた。
フェデ・バルベルデ:ゲームが進むにつれて本来の推進力を取り戻し、エスピへのアシストを供給。
カマヴィンガ:プレシーズンを通して不調が続く。ゲームを落ち着かせるべき局面で急ぎすぎ、逆に仕掛けるべき場面で消極的になるなど悪循環に陥った。
アルダ・ギュレル:文句なしのマン・オブ・ザ・マッチ。前半からクリエイティビティ、スピード、機知に富んだプレーを連発し、ピッチ上の絶対的な支配者となった。
ブラヒム・ディアス:エネルギーに満ちていたが、相手の分厚い守備ブロックに阻まれて見せ場を作れず。
アレキシス・シリア:豊かな才能と献身的な守備を見せ、美しいアシストで先制点をお膳立てした。
エンドリッキ:前半は1トップ、後半は右ウイングでプレー。果敢に仕掛けたが、最後の決定力を欠いた。
ベルナルド・シウバ:中盤からトップ下へとポジションを移しながら連係を模索したが、明確なインパクトは残せず。
ヴィニシウス:合流直後でキレを欠き、相手守備陣に阻まれる場面が目立った。
リュディガー:失点場面でコドロに競り負け、モウリーニョ監督を激怒させる原因を作った。
ハインセン:ビルドアップは安定していたが、失点シーンでのマークの受け渡しに課題を残した。
カルロス・エスピ:最初のチャンスを逃さず、ファーストタッチで見事な弾道を描いてゴールをこじ開けた。
アレクサンダー=アーノルド:内側に絞ったポジショニングで中盤を助け、攻撃に良いスパイスを加えた。
ホルヘ・ジェステロ:エンドリッキに代わって入り、中盤の構成力をサポート。
ラミニ・ファティ [-]、ラコスタ [-]:出場時間が短く採点なし。 (via Estadio Deportivo) (via SPORT) (via ElDesmarque) (via MARCA) (via AS)
史上最高額でヤン・ディオマンデを獲得!2033年までの超長期契約とFFPの制限
レアル・マドリードは、RBライプツィヒからコートジボワール代表の超新星ウイング、ヤン・ディオマンデ(19歳)を獲得したことを公式発表しました。この移籍にかかる費用は、固定額として1億2500万ユーロ(約125kilos)が支払われ、さらに比較的容易な達成条件の1000万ユーロ、難易度の高い5回支払いの500万ユーロ、計1500万ユーロの変動ボーナスが付随します。また、固定移籍金の5%(625万ユーロ)が、彼の古巣であるレガネスへと連帯貢献金として支払われる仕組みです。総額で最大1億4000万ユーロに達するこの契約は、ジュード・ベリンガムやガレス・ベイル、エデン・アザールといった名だたる名手を上回り、クラブ史上最高額の補強となりました。
彼との契約期間は2033年までの7年間という極めて異例の超長期契約となっています。これは現所属メンバーの中でも最長です。しかし、ここにUEFAが敷いた財務持続可能性規則(ファイナンシャル・フェアプレー)の罠が立ちはだかります。かつてチェルシーなどのクラブが8年契約などを結び、単年の減価償却費を薄める財務トリックを行っていたのを受け、UEFAは2023年夏に「契約年数に関わらず、移籍金の会計上の償却期間は最大5年とする」というルール変更を実施しました。これにより、マドリードは7年契約を結んだものの、UEFAおよびラ・リーガの監査上、1億2500万ユーロを5年(毎年2500万ユーロ)で均等償却しなければならなくなり、当初の計画よりも毎年500万ユーロ重い負担を財務諸表に受けることになります。
獲得の背景として、フロントの第一希望はバイエルン・ミュンヘンのマイケル・オリーセでしたが、ドイツの巨人が交渉の扉を完全に閉ざしたため、リストの次点にいたディオマンデへとターゲットを切り替えました。パリ・サンジェルマン(PSG)とも個人合意に達していたディオマンデですが、マドリードの電撃的なアプローチと選手自身の強い憧れが勝り、白い巨人への移籍が決断されました。彼はプロデビューした地であるサンティアゴ・ベルナベウへとわずか1年半で帰還することになります。
現在、彼は休暇明けの体調不良(RBライプツィヒのオーストリア合宿合流時からの病気保護措置)を考慮され、今回のハンガリー遠征メンバーからは除外されました。金曜日にバルデベバスで個別調整をスタートさせており、午前中にジムで可動域を高めるメニューを消化した後、午後にメディカルチェック( blua Sanitas Valdebebas)を受診しました。木曜日の16時に公式発表されたのに対し、メディカルチェックが翌日の金曜日に行われたという「手順の逆転」は極めて異例であり、後述するロドリ獲得失敗のバッシングを打ち消すためのクラブ側の焦り(政治的プロパガンダ)であると解釈されています。彼のデビューは、8月12日のテレサ・エレーラ杯デポルティーボ戦までお預けとなります。 (via SPORT) (via MARCA)
ヴィニシウスが2032年まで超巨額の契約更新!交渉の舞台裏とモウリーニョの説得
去就が取り沙汰されていたエース、ヴィニシウス・ジュニオール(25歳)が、2032年6月30日までの6シーズンにおよぶ巨額の契約延長に正式合意しました。
この契約更新における条件は、これまで手取り1800万ユーロだった年俸が、2400万から2500万ユーロ(ネット)に引き上げられ、チーム内ではキリアン・ムバッペに次ぐ高額所得者としての地位が確立されました。さらに、マドリード側は「ロイヤリティボーナス(忠誠心ボーナス)」の即時支払いを拒否する代わりに、彼に自身の肖像権の70%を付与するという特例を認め、膨大なスポンサー収入が彼の手元に直接残る形となりました。
交渉は数ヶ月間にわたり完全にストップしており、非常に緊迫した局面を迎えていました。一時は決裂寸前にまで達し、マドリード側は契約が残り1年となる2027年時点で1億7000万ユーロの移籍金を支払うクラブがあれば売却を辞さない構えを見せていました。これに対し、ヴィニシウスをマネジメントする「ROC Nation」は、わずか24時間でアーセナルから目も眩むような超巨額の獲得オファーを取り付けてフロントに提示し、完全に交渉の主導権を握りました。フリーでの退団を恐れたマドリードが土壇場で折れ、今回の手厚い待遇へと繋がったのです。
この破談危機を救ったのが、新指揮官ジョゼ・モウリーニョ監督でした。モウリーニョはアメリカでのワールドカップ期間中からヴィニシウスに直接電話をかけ、彼の新しいプロジェクトはすべてヴィニシウスを中心に構築されることを熱心に説きました。この対話が選手の心を動かし、ヴィニシウスも『モウリーニョは私に対して、これまで通りにハッピーで、明るく、のびのびと自分のフットボールをするよう求めてくれた』と笑顔で感謝を語っています。
今回の発表もまた、ディオマンデと同様にロドリ獲得失敗という大失態を覆い隠すために急遽前倒しで木曜日にリリースされました。発表直前にはヴィニシウス自身のインスタグラムのアカウントからすべての画像が削除され、プロフィール写真が空白になるなど、発表に向けた綿密なマーケティング演出も行われました。2018年7月に18歳でマドリードに加入したヴィニシウスは、これまで375試合で128ゴールを記録。2度のチャンピオンズリーグ制覇、3度のクラブワールドカップ、3回のラ・リーガ優勝など計14個のタイトルをもたらし、2024年のベスト選手賞など個人賞も総なめにしてきたクラブの象徴として、2032年までその旅路を継続します。 (via Mundo Deportivo) (via ElDesmarque) (via SPORT) (via MARCA)
ロドリ獲得失敗の真相と激震!バルセロナに強奪された内幕とフロントへの怒り
マドリードの長年の懸念であった中盤の「ゲームメイカー不在」を解消するはずだった、マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリ(30歳)の獲得交渉が完全に破談し、宿敵バルセロナへの移籍が確実となる大事件が発生しました。
ロドリはバルセロナと2030年までの契約、年俸1500万ユーロ(シティが契約更新のために提示していた1850万ユーロを下回る額)で個人合意に達しました。
この歴史的敗北の原因は、フロント陣の傲慢さと甘い見通しにあります。マドリードはディオマンデ獲得に資金を集中させたため、シティが提示した移籍金6500万ユーロの交渉において値切り交渉に終始し、緊迫感のない態度を取り続けました。ロドリ自身、マドリード側から本当に必要とされているのか疑問を抱き始め、その隙を見逃さなかったバルセロナのデコスポーツディレクターが、誰にも気づかれぬよう迅速かつ効果的に秘密交渉を進めてロドリの心を掴みました。
さらに、マドリード内部における根深い確執も影響しました。フロレンティーノ・ペレス会長は、先日の会長選で自身の対立候補であったエンリケ・リケルメが選挙公約に「ロドリとハーランドの獲得」を掲げていたため、ロドリの獲得に対して政治的な理由から強いアレルギー(政治的拒絶)を持っていました。また、ロドリがバロンドールを受賞した際、ヴィニシウスが受賞を逃したことに激怒したマドリード側が授賞式をボイコットした chulesca(横柄な)態度に対し、ロドリ自身が深く傷つき、クラブへの不信感を募らせていました。
クラブの財務アドバイザーでペレス会長の右腕であるモロッコ人銀行家アナス・ラグラーリは、ロドリの「30歳という年齢」と「過去の膝の負傷歴」を理由に最後まで獲得に猛反対し、これがペレス会長の決断を鈍らせました。一方で、実務を取り仕切るホセ・アンヘル・サンチェスやジュニ・カラファトはロドリ獲得を熱望しており、クラブ内の意見は真っ二つに割れていました。
この結果を知ったモウリーニョ監督は激怒し、経営陣を相手に『信じられない』と怒りを爆発させました。トマス・ロンセロ氏はSNSで『我々は依然としてこのポジションの才能に関して huérfanos(孤児)のままだ』と絶望の声を上げ、フェルナンデス・モリエンテス氏も『お粗末な冗談に過ぎない。マドリードがロドリを本気で欲しがらなかったのは明らかだ。過去の会長選の対立候補の公約に忖度して獲得を避けたなど、サッカーを知る者をバカにしている』と痛烈に批判しています。ネット上では、ディオマンデ獲得の公式投稿に対し、怒れるサポーターから「ロドリを獲れ!」という数千件もの批判コメントが殺到し、大荒れの状況となっています。 (via SPORT) (via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque) (via MARCA)
ベルナルド・シウバのデビューとモウリーニョの「20人少数精鋭」中盤再建プラン
ロドリの獲得に失敗したレアル・マドリードにおいて、モウリーニョ監督は新加入のベルナルド・シウバ(31歳)を新たな中盤のコンダクター(指揮者)として起用するプランを固めました。
ベルナルド・シウバはフェレンツヴァーロシュ戦の後半開始からピッチに立ち、待望のデビューを飾りました。
しかし、モウリーニョ監督は試合後、彼のコンディションの低さを明確に指摘しました。
『ベルナルドは非常に重要だが、気の毒に彼は休暇から戻ったばかりだ。休暇中は完全に頭を休めて何もしないタイプの男で、かなり低いフィジカルコンディションで合流した。これから状態を上げていく必要があるが、彼は低い位置(6番や8番)でプレーすれば素晴らしいボールの出口となってくれる並外れた選手だ』
試合中、モウリーニョ監督は彼のスタミナ切れと強度の低下を敏感に察知し、急遽ポジションを10番(トップ下)に上げ、カンテラのジェステロを低い位置に投入して守備の安定を図りました。このマルチロールぶりこそが、モウリーニョが最も高く評価している要素です。
さらにモウリーニョ監督は、自身の構想するスクアッドについて次のように力説しています。
『我々が望んでいるのは、登録選手を20人に抑え、そこに長期離脱中のミリトン、フェルランド・メンディ、ロドリゴを加えた少数精鋭のチームだ。彼ら負傷者が数週間以内に戻ってくるとは期待していない。だからこそ、20人というタイトなメンバーの中で、ベルナルドのように3つも4つもの異なるポジションを高いレベルでこなせる万能な選手が絶対に不可欠なのだ』
ベルナルド自身も、自身の最適な役割について『マンチェスター・シティ時代にペップ(・グアルディオラ)の下でサイドから中央へ移ったが、私のベストポジションはピヴォットの隣、すなわち8番のインサイドハーフだと思っている』と語っており、中盤の底でゲームを組み立てる準備が整っています。 (via Estadio Deportivo) (via MARCA) (via SPORT)
アルダ・ギュレルの圧倒的台頭!次世代の10番へ名乗りを上げる
プレシーズンマッチを通じて、トルコ代表の若き才能アルダ・ギュレルが圧倒的な輝きを放ち、新生マドリードのピッチ上の絶対的なリーダー(新たな10番)としての地位を確立しつつあります。
フェレンツヴァーロシュ戦でも、ギュレルがボールを持っている時間とそうでない時間でチームのクオリティに劇的な差が生まれ、ゲーム全体のタクトを振るい続けました。
ギュレルの創造性あふれるステップや相手守備の間を縫うような鋭いパスワークは、かつてモウリーニョ監督が指導した天才メスト・エジルを彷彿とさせ、時にシンプルなジェスチャーで周囲を動かす姿はトニ・クロースの面影すら感じさせます。
モウリーニョ監督もギュレルに全幅の信頼を寄せており、フェレンツヴァーロシュ戦でもルニン以外で唯一フル出場させたフィールドプレイヤーとなりました。試合中にギュレルは中盤の底、トップ下、そして最終盤には右ウイングへと次々に役割を変え、モウリーニョの求める『マルチパーパス(多目的プレイヤー)』としての役割を完璧に遂行しました。
負傷から回復したジュード・ベリンガムが合流すればトップ下の位置は彼のものになる可能性が高いですが、ギュレルの持つ唯一無二のクオリティをベンチに置いておくのは『ガレージにフェラーリを眠らせておくようなものだ』とメディアも大絶賛しており、指揮官にとって非常に贅沢な悩みの種となっています。 (via MARCA) (via SPORT)
カンテラ切り売りで1億7000万ユーロ超を調達!ゴンサロやマスタントゥオーノの放出詳細
レアル・マドリードは、カンテラ(下部組織)の若き才能を市場に切り売りして得た売却益を使い、メガスターを補強するという冷徹なビジネスモデルを構築しています。この夏だけで下部組織の11選手を売却し、計1億7000万ユーロ(約170kilos)以上の資金を手にしました。
その筆頭が、クラブW杯の得点王であり、キリアン・ムバッペの不在時にもトップチームで見事な活躍を見せた若きフォワード、ゴンサロ・ガルシアです。カンテラでのかつての恩師であり、今夏からフルハムの監督に就任した Álvaro Arbeloa( Álvaro Arbeloa)の強い希望により、フルハムへの移籍が決定しました。この移籍金は4000万ユーロに達し、マドリードが彼の権利の70%を売却し、残り30%を将来の売却時に備えて保持する契約です。この4000万ユーロという金額は、フルハムのクラブ史上最高額タイの取引となりました。さらに、同じく「Best of You」エージェンシーが担当するミッドフィールダー、セサール・パラシオスもフルハムへ移籍し、ゴンサロとパラシオスの2名で計5000万ユーロがマドリードの口座へ振り込まれました。また、ディフェンダーのフラン・ガルシアはレアル・ベティスへと完全移籍しています。
さらに、昨夏にリバープレートから総額6300万ユーロ(税金込み)という破格の金額で獲得したものの、ラ・リーガの環境に適応できず昨季35試合でわずか3ゴールに終わったアルゼンチン代表フランコ・マスタントゥオーノ(18歳)は、セリエAのフィオレンティーナへ1年間の期限付き移籍(買取オプションなし)が決定しました。マドリードは彼の高額な給与の50%を負担します。木曜日にフィレンツェの空港に到着したマスタントゥオーノは、詰めかけた多くの「ヴィオラ」のファンから大歓迎を受け、金曜日にはすでにフィオレンティーナの練習着を着用して笑顔を浮かべていました。
その一方で、かつてシャビ・アロンソ監督の下で左サイドバックの主力として活躍し、5000万ユーロで買い戻されたアルバロ・カレーラスは、マルク・ククレジャの獲得によって今季はバックアッパーに降格する見通しです。
さらに、センターバックのラウル・アセンシオ(23歳)は、先週の練習中に大腿直筋を負傷し、1ヶ月半の長期離脱を強いられています。モウリーニョ監督からはハインセン、コナテ、リュディガー、ミリトンに次ぐ5番手(構想外)であると通告されていましたが、この怪我により他クラブへの移籍が困難となり、本人は2031年までの契約を全うして残留し、指揮官を見返すために治療に専念する覚悟です。 (via SPORT) (via MARCA)
チアゴ・ピタルチのチーム残留!モウリーニョが下したカスティージャ降格阻止の決断
昨季トップチームデビューを果たし、フルハムのアルベロア新監督が獲得を切望していたカンテラ出身の若きセントラルミッドフィールダー、チアゴ・ピタルチですが、モウリーニョ監督の強い意向によりクラブに残留することが決定しました。
モウリーニョ監督はピタルチの実力を高く評価しており、彼に直接チームへ残るよう命じました。
現在、ピタルチは負傷によって約6週間の戦線離脱を余儀なくされています。そのためフルハム側も代替案の検討に入るなど交渉のペースが落ちていましたが、モウリーニョ監督はピタルチに対し『怪我が完治した後は、セカンドチーム(カスティージャ)に落とすことなく、トップチームの少数精鋭の一員として帯同させる』と約束し、完全なバックアッパーとして手元に置くことを決断しました。選手本人もこの熱意を受け入れ、マドリードでの挑戦を続けることに同意しています。 (via AS) (via SPORT)
ズビメンディ獲得へのアプローチ!ロドリ破談後の新たな中盤補強プランの噂
ロドリの獲得失敗、およびカマヴィンガやアセンシオといった売却候補選手たちの残留によって、マドリードの今夏の補強市場は実質的に閉鎖されたと報じられていますが、水面下で新たな動きが噂されています。
ターゲットとなっているのは、アーセナルに所属するスペイン代表ミッドフィールダー、マルティン・ズビメンディ(27歳)です。
ズビメンディは昨夏、ソシエダから7000万ユーロの移籍金でアーセナルへ加入し、序盤は主力として活躍したものの、膝の軽微な負傷によって徐々に序列を下げ、終盤は出場機会が激減していました。アーセナルがブルノ・ギマランイスを大金で獲得したことにより、ズビメンディの立場はさらに不透明になっています。
マドリードは昨夏も彼に強い関心を寄せていましたが、交渉のスタートが遅れて獲得を逃した経緯があります。しかし、今回のアプローチには大きな障害が2つあります。1つは、アーセナルが売却額として最低でも9000万ユーロ(ロドリに用意していた額を大きく上回る額)を要求している点。もう1つは、チェルシーの監督に就任したシャビ・アロンソがズビメンディの獲得を熱望しており、強力なライバルとして立ち塞がっている点です。今後の進展が注目されます。 (via Mundo Deportivo)
モウリーニョが導入した新生マドリードの「食事制限・ジム送り」を含む4大厳格規律
ジョゼ・モウリーニョ監督は、昨季ピッチ外での選手同士の対立がメディアにリークされるなど規律が乱れていたチームを改革するため、前任のシャビ・アロンソやアルバロ・アルベロアが残した温和な習慣をすべて廃止し、選手たちを徹底的に管理する「4つの厳格な新ルール」をバルデベバスに導入しました。
1. 【徹底された管理栄養メニュー】:
選手たちは練習場で自分の好きな食事を選ぶことができなくなりました。すべての食事はクラブお抱えの栄養士によって細かく pautar(規定)された閉鎖的なメニューのみが提供されます。
2. 【共同食事の義務付け】:
これまでは、練習終了後に選手たちが各自で自宅に戻り食事をとることが認められていましたが、連帯感とチームスピリットを高めるため、練習後は全員がバルデベバスの食堂に集まり、一堂に会して食事をとることが義務化されました。現在のところ、ロッカールームの雰囲気は非常に良好であると伝えられています。
3. 【金銭ペナルティの廃止とジム送り罰則】:
従来の遅刻に対する金銭的な罰金制度は完全に撤廃されました。その代わりに、1分でも練習に遅刻した選手は、即座に全体練習のグループから外され、ジムの片隅で孤独に個別トレーニングを行うよう命じられます。
4. 【負傷リハビリのバルデベバス一本化】:
昨季、フランス代表のキリアン・ムバッペが怪我の治療のためにクラブの許可を得て勝手にフランスへ帰国したような事例を二度と起こさないため、負傷した選手は午前・午後の双方において、バルデベバスの施設内でクラブ専属のメディカルスタッフや理学療法士とともにリハビリを行うことが義務付けられました。 (via Estadio Deportivo)
ジョルジュ・メッシ氏の逝去に対しクラブが公式に哀悼の意を表明
レアル・マドリードは公式サイトにおいて、宿敵バルセロナのレジェンドであるリオネル・メッシの父親であり、長年にわたり彼の代理人および資産管理者としてその偉大なキャリアを支え続けたジョルジュ・メッシ氏(68歳)の逝去に対し、深い哀悼の意を表する公式声明を発表しました。
ジョルジュ・メッシ氏は金曜日の夜、ロサリオ市内の病院で亡くなりました。かねてより医療監視下にあることが家族から公表されていました。
クラブは会長および理事会の名義で、以下の通りに追悼のメッセージを掲載しています。
『レアル・マドリードC.F.、その会長、および理事会は、レオ・メッシ氏の父親であるジョルジュ・メッシ氏の逝去を深く悼みます。当クラブは、レオ、そのご家族、そして彼のすべての愛する人々に心からのお悔やみを申し上げます。安らかに眠れ』
ピッチ上でのライバル関係を超え、フットボール界を支えた偉大な父親に対するこの紳士的な姿勢は、多くのファンから称賛の目をもって受け止められています。 (via Mundo Deportivo) (via Estadio Deportivo) (via MARCA)
ネイマールの過去のマドリード移籍合意秘話を元代理人が暴露
かつてブラジルの至宝と謳われたネイマール(現アル・ヒラル)のユース時代からプロ初期のキャリアを支えた大物代理人、ワグネル・リベイロ氏が、2013年当時にネイマールがレアル・マドリードへ加入する寸前まで交渉が完了していたという驚くべき内幕を告白しました。
リベイロ氏の証言によると、交渉はフロレンティーノ・ペレス会長と直接行われ、合意文書を携えたマドリードの弁護士軍団がブラジルのサンパウロに乗り込んで手続きを済ませていました。
『フロレンティーノとの交渉はすべて終わっており、あとはサントスが首を縦に振るだけの状態だった。私は彼をベルナベウへ連れて行きたかったが、最後に決断を下すのは代理人ではなく、選手本人だ』
最終的にネイマールはバルセロナを自身の新天地に選び、メッシやスアレス、シャビ、イニエスタらと一時代を築きました。しかしリベイロ氏は今でも強い確信を持ってこう語っています。
『もしあの時、ネイマールがバルセロナではなくレアル・マドリードでプレーする決断を下していれば、彼は間違いなくバロンドールを獲得していただろう』
白いユニフォームを着て世界一の称号を掲げるネイマールの姿が、紙一重のところで歴史から消えていたことが改めて明かされました。 (via SPORT)
【本日の総括】
プレシーズンマッチの勝利の裏で、宿敵バルセロナによるロドリ強奪劇という巨大な嵐に揺れるレアル・マドリード。しかし、モウリーニョ監督はすぐさまベルナルド・シウバを中心とした現実的な中盤再建へ舵を切り、ギュレルの台頭や新星エスピのゴールなど、ピッチ上では確かな希望の光が灯っています。最高額のディオマンデ、そして大黒柱ヴィニシウスの超長期契約という「強烈な二の矢」を携え、白い巨人は王座奪還への厳しい航海へと乗り出します。