セビージャ

ルイス・ガルシア・プラサ新監督の下、プレシーズントレーニングが本格的にスタートした。最新のセッションでは、戦略や戦術の指導に重点が置かれ、監督自ら可動式ホワイトボードを用いて選手たちに細かくコンセプトを説明する姿が見られた。この練習には、残留が決まったギリシャ人GKオディッセアス・ヴラホディモスと新加入のチデラ・エジュケが合流している。ヴラホディモスは退団したエルヤン・ニーランの穴を埋める重要な戦力として期待されている。一方のエジュケは、ミーティング後に別メニューでの調整となった。前日に負荷調整で不在だったイサック・ロメロとアルナ・サンガンテは通常メニューに復帰している (via Estadio Deportivo)。

移籍市場では、人員整理が急務となっている。ラファ・ミルは法的問題とパフォーマンスの低下により、クラブから完全に引き離されており、解決策を模索中である。ジョアン・ジョルダン、ファビオ・カルドソ、フェデ・ガットーニも構想外となっており、新天地を探すように通達され、プレシーズンキャンプには参加していない (via Estadio Deportivo)。

特に注目されているのがタンギ・ニアンズの去就である。度重なる怪我と高額な年俸(減価償却費を含め年間約1300万ユーロ)がクラブの財政を圧迫していたが、現在フランスのリールへの移籍交渉が大きく進展している。リールは詳細なメディカルチェックを要求しており、これをクリアすれば3年契約で移籍が成立する見込みだ (via ElDesmarque)。

また、マルコンも構想外ではあるものの全体練習には参加している。2028年までの契約と高い年俸、怪我の多さから移籍先探しは困難を極めている (via Estadio Deportivo)。

一方で、新たなアタッカーの獲得交渉も進んでいる。ヴェネツィアのフィリッポ・アントネッリSDがセビリアを訪れ、ナイジェリア人FWアコル・アダムスの獲得交渉を行っている。セビージャ側は過去に提示された1000万ユーロのオファーを拒否し、約1500万ユーロを要求している。選手本人はイタリア行きに合意している模様だ (via ElDesmarque)。

さらに、バイエルン・ミュンヘンで構想外となっているブライアン・サラゴサの獲得にも動いているが、アラベスとの争奪戦になっている。高い年俸がネックとなっており、レンタルでの獲得が有力視されているが、決着には時間がかかると見られている (via Estadio Deportivo)。

クラブ外の動きとして、ホセ・ルイス・サンス・セビリア市長は、ラモン・サンチェス・ピスフアンの改修計画を全面的に支持する姿勢を明確にした。一部住民や野党による反対運動が起きているが、市長は『22年間も放置されてきた未舗装の空き地を利用するものであり、セビージャという街にふさわしいプロジェクトだ。絶対に止めることはない』と断言した (via Estadio Deportivo)。

プレシーズンマッチについては、全7試合がクラブ公式プラットフォーム「Sevilla FC+」で無料ライブ配信されることが決定し、ファンにとって朗報となっている (via Estadio Deportivo)。

カンテラの補強にも積極的で、ヒムナスティック・マンレサから21歳のウクライナ人MFビクトル・チュマチェンコ・コラブロフ、モジェルーサから20歳の右ウイング、マルク・スクリを獲得し、Bチームに組み込んだ。さらにカデテ得点王のマックス・エスパニョール(エスパニョールから)、デンバ・ダンソコ(ウエスカから)、ダニエル・アルガンサ(TSKロセスから)、サンティ・ネグロン(ベティスから)などを次々と確保。そして、ガーナの18歳ウインガー、エマニュエル・アブロクワとも2029年までの3年契約で合意に達しており、現在はビザの発給を待っている状態である (via Estadio Deportivo)。

セルタ

W杯でスペイン代表として活躍するボルハ・イグレシアスが、ベスト16のポルトガル戦で代表デビューを果たした。試合後、セルタのクラウディオ・ヒラルデス監督から祝福と人間性を称賛するメッセージを受け取り、ロッカールームでしばらく涙を流したと明かした。イグレシアスはヒラルデス監督から『サッカーは常にプレーしなければならないと教えてくるが、現実は違う。外からでもチームに貢献する準備をしなければならない』という教えを受けたことが、自身のキャリアの転機になったと語っている。なお、メキシコのクラブ・アメリカからの関心については『セルタとガリシアの家で最高に幸せだ。今はW杯に集中している』と語り、移籍の可能性を否定した (via Estadio Deportivo)。

また、オスカル・ミンゲサがクリスタル・パレスへフリートランスファーで完全移籍することが公式発表された。契約は2030年6月30日までの4年間となる。彼は『新しい監督のプレースタイルやクラブの近年の素晴らしい実績が移籍の決め手になった』と喜びを語った。レアル・マドリードのジュード・ベリンガムからもSNSを通じて『今まで見た中で最もプロフェッショナルな選手の一人。君は最高のものに値する』と惜別のメッセージが送られている (via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)。

移籍市場の動きについては、マルコ・ガルセスSDが会見で『非常に長い夏になるだろう。我々は忍耐強くなる必要がある』とファンに呼びかけた。すでにハビ・ガランとアレイシ・フェバスの獲得、マルコス・アロンソの契約延長を済ませているが、多くの選手の出入りが予想される。中盤のウゴ・ソテロにはレバンテがレンタルでの獲得を狙っているが、これについては『今のところ進展はない』と否定した (via ElDesmarque)。

昨冬にラシン・サンタンデールへレンタル移籍し、昇格に貢献した23歳のMFダミアン・ロドリゲスについては、スポルティング・ヒホンやグラナダが獲得に乗り出している。特にグラナダは、2028年まで残るセルタとの契約を解除させてフリーで獲得するという驚きの手段を模索しているとのことだ (via ElDesmarque)。

さらに、出場機会の減少が見込まれる25歳のセンターバック、マヌ・フェルナンデスとカルロス・ドミンゲスについても、スポルティング・ヒホンが3バックシステムの適任者として獲得を狙っている。セルタは若手のハビ・ロドリゲスやヨエル・ラゴに出場機会を与える方針である (via ElDesmarque)。