カリム・アデイェミ獲得で選手と完全合意、ドルトムントとの交渉大詰め

カリム・アデイェミの獲得が大きく進展している。バルセロナとアデイェミは契約年数と給与の条件で完全合意に達した。給与はボーナス込みで年間約600万ユーロの長期契約となる。アデイェミは2027年6月30日までの契約を残すボルシア・ドルトムントに対して契約を延長しない意向を伝え、バルセロナへの即時移籍に向けた交渉を要求した。ジョルジュ・メンデスが代理人として介入し、この機会を見出した。ドルトムントの要求額は4000万ユーロであるが、バルセロナは最初のオファーとして2000万ユーロに将来の売却益の大きなパーセンテージを加えた条件を提示した。移籍金を下げるために、現在市場価値1500万ユーロとされるルーニー・バルドグジ(昨夏200万ユーロで加入、出場機会の減少が予想される)やバルサ・アスレティックのギジェ・フェルナンデスのトレードを含める可能性も検討されている。ハンジ・フリック監督はアデイェミを高く評価しており、『圧倒的なスピードと素晴らしいファーストタッチを持っている。特に1対1の強さが際立つ素晴らしいアタッカーだ』と絶賛し、バルサのプレースタイルに完璧に適合すると考えている。アデイェミは2019年や2021年にもバルセロナでプレーする夢を公言しており、『バルサは偉大なクラブであり、求められるのは誇りだ。もちろんそこでプレーする自分を想像できる』と語っていた。過去にパトリック・クライファートが代理人と接触していた経緯もある。また、過去にスタンガンとメリケンサックをインターネットのミステリーボックスで購入し、不法所持で45万ユーロの罰金を受けた騒動や、妻であるラッパーのロレダナとの私生活に関する批判などピッチ外での論争もあったが、フリック監督は獲得を強く要望した。(via SPORT)(via Mundo Deportivo)

フリアン・アルバレス獲得への再挑戦とアトレティコ・マドリードの動向

ストライカーの補強において、フリアン・アルバレスはフリック監督にとって最優先のターゲットである。アンソニー・ゴードンを7000万ユーロに1000万ユーロの変動条件を加えた額で獲得した後、クラブはフリアン獲得に全力を注いでいる。アトレティコ・マドリードは当初、同選手の放出を拒否し1億5000万ユーロ(または1億3000万ユーロ)以上を要求していた。しかし、投資ファンドのアポロ・スポーツ・キャピタルが初めて売却を検討し始め、オファーを聞き入れる方針に転換した。オーナー側は国外のアーセナルやPSGへの売却を好んでいるが、フリアン・アルバレス本人はバルセロナへの移籍を第一希望としており、公に退団の意思を示している。バルセロナはアルゼンチン代表のワールドカップ全日程が終了した後に、再び獲得オファーを提示する予定である。ストライカーの代替案としては、ハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘンと2027年まで契約)、ジョアン・ペドロ、ドゥシャン・ヴラホヴィッチ、ビクター・オシムヘン、ラウタロ・マルティネス、またプランBとしてミケル・オヤルサバル(約4000万ユーロ)、エリ・ジュニオール・クルピ(ボーンマス、20歳、約1億ユーロ)などの名前が挙がっている。(via SPORT)(via ElDesmarque)(via MARCA)

トップチームのプレシーズン始動、フリック監督の計画と参加メンバー詳細

ハンジ・フリック監督は自身の3シーズン目となるプレシーズンをスタートさせるべく、アシスタントのマーカス・ソルグと共にシウタ・エスポルティバ・ジョアン・ガンペールに戻った。公式には7月12日の土曜日や7月13日の月曜日からメディカルチェックとトレーニングが開始されるが、すでにジェラール・マルティン、エクトル・フォルト、そして足の怪我から回復中のフェルミン・ロペス、マルク・ベルナルらが自発的に練習を開始している。月曜日からのトレーニングには、ヴォイチェフ・シュチェスニー、ジェラール・マルティン、アンドレアス・クリステンセン、アレハンドロ・バルデ、エクトル・フォルト、マルク・ベルナル、マルク・カサド、ルーニー・バルドグジ、そして退団が解決していない場合のマルク・テア・シュテーゲンが参加する。さらに、フリック監督は多くのカンテラーノを招集した。冬にヘンクから加入した身長約1.90mの長身センターバック、ジュウェンスリー・オンスタインをはじめ、フベニールからイケル・ロドリゲス、ババ・クルマ、エブリマ・トゥンカラ、オリアン・ゴレン。バルサ・アスレティックからアレックス・ゴンサレス、シェーン・クライファート、シャビ・エスパルト、トミー・マルケス、トニ・フェルナンデス、ジョフレ・トレント、ランドリー・ファレ、アルバロ・コルテス、オスカル・ジスタウ、ギジェ・フェルナンデスが呼ばれた。エジプト代表でW杯に参加したハムザは追加の休暇を与えられる可能性がある。また、フリオ・トウスに代わり、ベンジャミン・クーゲルが新たなフィジカルコーチとして就任し、怪我のリスク軽減とスタミナ向上に取り組む。(via SPORT)(via Mundo Deportivo)

ラミン・ヤマルがフリアン・アルバレスの加入を熱望し、批判に反論

ワールドカップでスペイン代表として活躍するラミン・ヤマルは、フリアン・アルバレスの獲得について強く支持している。『彼が誰もが一緒にプレーしたいと思うトップ選手であることは全員が知っている。彼が来てくれたら私たちはみんな大喜びするし、両手を広げて待っている。バルサのスタイルにとても合う選手だと思う。状況がどうなっているかは全く知らないが、そうなることを願っている』と語った。また、自身に向けられる批判やプレッシャーについては、『勝てばすべてが痛くなくなる。私が良いプレーをした日には、批判する人たちは黙らなければならない』と反論した。メッシ、ネイマール、クリスティアーノ・ロナウドといったスター選手については、『彼らは今の選手の子供時代を形作った存在であり、彼らに良いことが起こるのは私にとっても嬉しい。でも、もし決勝で当たれば絶対に勝ちたい』と語った。さらにヤマルのプライベートでは、彼女のイネス・ガルシアがW杯決勝でのジャスティン・ビーバーのコンサートを見るためにスペインの決勝進出を望んでいることや、ヤマル自身が1万1000ユーロのエルメス「バーキン35」を愛用し、PlayStationのコントローラーやバルサの10番のユニフォーム、モロッコとスペインの国旗、マタロの郵便番号のジェスチャー、アラビア語の「愛」の文字、ワールドカップのトロフィーなどのチャームをつけていることが話題になっている。(via SPORT)(via Mundo Deportivo)(via Estadio Deportivo)(via ElDesmarque)

ジョアン・カンセロの完全移籍と左ウイング補強の背景

バルセロナは守備と攻撃の補強方針を調整している。パウ・クバルシとジェラール・マルティンの活躍、そしてアンドレアス・クリステンセンの契約延長により、左利きのセンターバック獲得の優先順位を下げた。一方で、アル・ヒラルと2027年6月まで契約を残すジョアン・カンセロの完全移籍での獲得を目指しており、選手とは既に2年契約で合意に達している。左ウイングの補強においては、ハフィーニャが筋肉の怪我で19試合を欠場したため、即戦力としてアンソニー・ゴードンを獲得した。この巨額投資の影響で、RBライプツィヒから売り込みのあった19歳のヤン・ディオマンデの獲得は見送られた。ディオマンデの市場価値は現在1億ユーロ以上に高騰しており、PSGやリバプールが争奪戦を繰り広げている。(via SPORT)(via Mundo Deportivo)

新星フアン・イバラのバルサ・アスレティック加入とプレシーズンマッチ日程

バルサ・アスレティックはテネリフェBから22歳のアタッカー、フアン・イバラを10万ユーロで獲得した。インテリオールや左ウイングとしてプレーでき、昨季は13ゴール9アシストを記録した。契約は2028年までで1年の延長オプションが付き、テネリフェが将来の売却益の15%を保持する。イバラは『自分を評価してくれない場所もあるが、輝かせてくれる場所もある』と語った。オビエドBから加入したホアキン・デルガドに続く補強で、膝の怪我で前半戦を欠場するフアン・エルナンデスの穴を埋める。また、トップチームのプレシーズンマッチの日程も具体化している。7月24日にCEエウロパ、7月31日にイギリスのバーミンガム・シティと対戦する。8月8日にはイタリアのウーディネでウディネーゼおよびノッティンガム・フォレストとの3チーム対抗戦が開催される。8月19日には対戦相手未定のジョアン・ガンペール杯が行われる。なお、ラ・リーガ開幕戦は8月15・16日の予定だが、スペイン代表などがW杯準決勝に進出した場合、代表選手(ジョアン・ガルシア、クバルシ、エリック・ガルシア、ペドリ、ガビ、オルモ、ラミン、フェラン)の21日間の休暇を考慮し、試合は8月26・27日に延期される。(via SPORT)(via Mundo Deportivo)(via ElDesmarque)

欧州CL来季出場権の確定とネグレイラ事件を巡るUEFAの判断

UEFAが発表した2026-27シーズンのチャンピオンズリーグ出場権の暫定リストにFCバルセロナが記載された。レアル・マドリードがネグレイラ事件を理由にバルセロナの欧州大会からの除外を求める書類を提出していたが、CENAFEのミゲル・ガラン会長は『UEFAはバルサが次のチャンピオンズリーグに出場することを承認し、ネグレイラ事件による制裁はないと確認した。スペインでの刑事手続きが進行中である限り、行政手続きによってクラブを排除しようとするいかなる試みも無効化される』と主張した。また、同氏はレアル・マドリードの告発は意味をなさず、スペインの法体系に従えば事件は時効であると見解を示した。ただし、UEFAのリストは競技成績に基づく暫定的なものであり、進行中の法的手続きや懲戒処分の結果を縛るものではないと説明されている。また、経済面ではMorningstar DBRSがバルサの信用格付けBBBを確認し、エスパイ・バルサの最終段階に向けた借入増加のため見通しを「ポジティブ」から「安定」に変更したが、2028年以降の経済状況の改善を見込んでいる。(via SPORT)

レヴァンドフスキらの退団とマーカス・ラッシュフォードの買取見送り

クラブの財政と編成の整理に伴い、いくつかの退団が確定した。ロベルト・レヴァンドフスキは契約満了に伴い、MLSのシカゴ・ファイアーへ移籍した。また、マンチェスター・ユナイテッドから期限付き移籍中で49試合14ゴール12アシストを記録したマーカス・ラッシュフォードについては、3000万ユーロの買取オプションを6月15日の期限までに行使しなかった。ラッシュフォードはバルサ残留を希望していたが、クラブはアンソニー・ゴードンの獲得を優先したため、彼はユナイテッドのプレシーズンに戻ることとなった。その他、アンス・ファティはモナコへ1100万ユーロで移籍し、イニャキ・ペーニャはパナシナイコスへ300万ユーロ(または3000万ユーロ)で移籍した。ディエゴ・コチェンの退団も確定している。一方で、マルク・テア・シュテーゲンやマルク・カサドの去就は未定であり、中盤の過剰人員を整理するためにカサドの退団が検討されている。(via SPORT)(via Mundo Deportivo)(via MARCA)(via Esport3)

メッシ退団に関するマノロ・ラマとダニ・セナブレの論争

ワールドカップでのリオネル・メッシの活躍を受け、COPEの『El Partidazo』でマノロ・ラマがジョアン・ラポルタ会長を激しく非難した。『ラポルタはスペインリーグと我が国のサッカーからメッシの5年間を奪った。そして今、フリアン・アルバレスという選手を1億5000万ユーロで獲得しようとしている』と痛烈に批判した。これに対し、ダニ・セナブレは『もしバルサがメッシを残していたら、ラミン・ヤマルは現れなかっただろう。人生においてすべてを手に入れることはできない』と反論し、メッシの退団が結果的に世代交代と若手台頭の道を開いたと主張した。(via SPORT)

ジェシー・ビシウやハビ・ゲラなど、その他の移籍市場の動向とカンテラ情報

バルセロナはクラブ・ブルッヘに所属するベルギーの18歳のウインガー、ジェシー・ビシウの獲得を狙っている。デコが動向を監視しており、最初のオファーは経済的理由で拒否されたが、再オファーを準備中である。ビシウはバルサ移籍を希望しており、ブルッヘはプレッシャーをかけるために彼をUEFAユースリーグでベンチに置いた。契約は2027年までで、バルサは彼をBチームとトップチームで併用する計画を持っている。また、バレンシアのハビ・ゲラについても状況を問い合わせたが、バレンシア側は契約解除金以外での放出を拒否しており、その額は8月に6000万ユーロへと上昇する。さらに、U-19欧州選手権でスペイン代表として活躍しドイツとの決勝に進出したシャビ・エスパルト(19歳)についても、ハンジ・フリック監督が彼をフィリップ・ラームに例え、サイドバックとピボーテの両方をこなせる能力を高く評価している。(via ElDesmarque)(via Mundo Deportivo)

ラファ・マルケスのメキシコ代表監督就任とモロッコ連盟会長のヤマルへの言及

バルサ・アスレティックで2シーズン監督を務めたラファ・マルケスが、ハビエル・アギーレの後任としてメキシコ代表監督に就任した。マルケスはバルサBで82試合を指揮し、40勝21分21敗の成績を残した。『若手と経験豊富な選手で良いベースができている。ブレーキを踏むのではなく、加速する時だ。これまで素晴らしい仕事がなされており、継続性を与えなければならない』と意気込みを語った。一方、モロッコサッカー連盟のフジ・レクジャ会長はラミン・ヤマルについて言及し、『スペイン人にジャメル(ヤマル)という名前の人は知らないし、スペイン代表の歴史上にもいない。私たちはヤマルがスペイン代表を選んだことを尊重しており、決して疑問視していない』と述べ、彼の決断を尊重しつつモロッコのルーツを誇りに思うと語った。(via MARCA)(via Mundo Deportivo)(via Esport3)(via SPORT)

【本日の総括】

アデイェミとの完全合意やフリアン・アルバレスへの再挑戦など、フリック体制の攻撃陣強化が加速。カンテラ選手を交えたプレシーズンも始動し、新シーズンの陣容が着々と整えられています。