テバス会長が激怒、FIFAインファンティーノ会長の辞任を要求

FIFAがワールドカップなど大会の商業運営を民営化する子会社「FIFA Forward Enterprise」の設立案を撤回したことを受け、ラ・リーガのハビエル・テバス会長が自身のXで激しい怒りを表明した。テバス会長は、提案の撤回自体は良いニュースであるものの、ガバナンスの問題が解決したと考えるのは大きな間違いだと主張。連盟やリーグ、選手はこの撤回で満足して議論を終わらせるべきではないと警告した。

テバス会長は、インファンティーノ会長の政権下で起きた政治介入によるレッドカードの撤回、アメリカ議会での汚職疑惑調査、歴史的なFIFA汚職事件の告発取り下げ、ワールドカップの法外なチケット価格などを次々と列挙。さらに、国際カレンダーや新大会、フォーマットの変更についての対話なき一方的な決定を強く非難した。問題の根源は特定の提案ではなく、権力を集中させ、牽制メカニズムを減らし、影響を受ける人々を疎外するガバナンスモデルにあると断言し、『ジャンニ・インファンティーノはFIFAのトップに留まるべきではない。一つの提案を撤回したからといって、起きたことすべてが消えるわけではない。これは氷山の一角にすぎない』と即時辞任を要求した。

(via SPORT / MARCA / ElDesmarque / Mundo Deportivo)

チミー・アビラの過激発言『サッカーは合法的な人身売買だ』

ベティスが契約最終年を破棄し、5万ユーロというわずかな違約金で退団させたチミー・アビラが、ポッドキャスト「Referentes」に出演し、サッカー界の裏側を痛烈に批判した。ロサリオ・セントラルやボカ・ジュニアーズへの移籍が噂されながらも未だ無所属が続くアビラは、ベティスからの退団の仕方に強い不満を抱いているとみられる。

アビラは番組内で『結局のところ、サッカーは合法的な人身売買だ。選手はお金を稼げるか?イエスだ。ゴールを決めるか、役に立っているうちはな。その後、あなたは古い機械になり、彼らには新しい機械が必要になる』と業界の使い捨て体質を過激な言葉で表現した。また、人生で最も重要な試合について聞かれると、『最も重要な試合をもう一度プレーしたいとは思わない。なぜなら、神と家族全員の助けのおかげで、すでにそれを達成したからだ。それは人生の試合であり、地元の町での試合だった』と自身のルーツとこれまでの苦労について語った。

(via ElDesmarque / Estadio Deportivo)

ジョレンテとフェランのキス写真論争「男同士の愛情表現が議論になるなんて」

スペイン代表がワールドカップで優勝した後、イビサ島で開催されたフェスティバル「Bresh」などの祝賀会で撮影された一枚の写真がSNSで大きな物議を醸した。雑誌の表紙を飾ったその写真は、フェラン・トーレスがマルコス・ジョレンテの頬にキスをしているものであり、一部のファンやメディアの間で過剰なロマンスの噂を生み出した。

これに対し、アトレティコ・マドリードのマルコス・ジョレンテは自身のInstagramのQ&Aセッションで堂々と反論した。『2026年になっても、二人の男が愛情を示すことが議論を呼ぶなんて驚きだ。でも、世間の状況を見れば理解できる』と呆れた様子を見せつつ、『私にとって、自分に自信があり、他の友人に愛情を示すことを恐れない男ほど男らしいものはない』と締めくくった。

フェラン・トーレスも直接のコメントは避けたものの、海辺でワイングラスを持つジョレンテの写真とともにこのメッセージを自身のSNSで共有して支持を表明。さらにジョレンテの妻であるパディ・ノアルベも『首輪のないカップルを普通のことと考えよう。誰かを愛することは自由を制限するものではなく、それを楽しむための安心感を与えるべきだ。キスやハグ、愛していると伝えることを普通にしよう』と擁護のメッセージを発信した。

(via SPORT / MARCA)

カルロス・エスピの極秘移籍裏話とマドリーファンの「プータ・バルサ」チャント

レバンテから2500万ユーロという巨額の移籍金でレアル・マドリードへ加入した21歳のカルロス・エスピ。その裏側を父親のフアンホ・エスピが明かした。フルハムやクリスタル・パレス、ブライトンなどプレミアリーグ勢からの土壇場のオファーがあったものの、モウリーニョ監督の承認を受けたマドリーからのアプローチを優先し、家族にも秘密で6日間にわたり極秘裏に移籍交渉が進められたという。エスピ本人はデビュー戦後、『マドリードに到着してまだ72時間も経っていない。モウリーニョからの直接の電話はなかったが、シウダード・デポルティーバに到着して1分もしないうちに迎えてくれた』と感激を口にし、監督からは『自分らしくあり、エリア内にいて、全力を尽くせ』と熱い指示を受けたと明かした。また、手首に巻いているバンデージについてはベンゼマの真似かと聞かれ、『3年前からやっている。悪くないからね。ただの迷信だよ』と笑って答えた。

一方、そのエスピがデビューを飾ったオーストリアのクラーゲンフルトでのフィオレンティーナ戦では、観客席から不穏な声が響いた。前半12分にエンドリッキがゴールを決め、エンブレムにキスをして祝った際、スタジアムに集まったマドリードファンは同点弾を祝う代わりに一斉に『プータ・バルサ!』とバルセロナを侮辱するチャントを歌い始めた。これはハンジ・フリック率いるバルサの成功に対するマドリディスタの苛立ちの表れとみられている。

(via ElDesmarque / SPORT / MARCA / Estadio Deportivo)

セスク監督がモラタに冷徹な通告『兄弟でも友人でもない』

セリエAに昇格したコモの監督を務めるセスク・ファブレガスが、昨季のレンタルを経て完全移籍を果たしたスペイン代表のアルバロ・モラタに対して、厳しいプロ意識を突きつけた。

セスクはメディアの取材に対し、『アルバロは、好むと好まざるにかかわらず、私の兄弟でも友人でもない。私は決断を下さなければならない監督だ』と冷徹なスタンスを強調。『私の仕事は監督であり、クラブにとって最善を尽くさなければならない。彼は若い世代を大いに助け、常に心を開いて自分の考えを伝えようとする心の広い人物だ。しかし、今は全員がゼロからのスタート。昨年の活躍はここでは何の意味も持たない。彼がここに残り、成長したいと思っていることを証明しなければならない』と、実績にあぐらをかくことを許さない厳しい基準を設けた。

さらに、アルベルト・モレノとセルジ・ロベルトの友情についても触れ、『アルベルト・モレノの息子は私の家に1週間滞在し、私の息子と彼の息子は友達だ。しかし、それは仕事とは関係ない』と公私混同を完全に否定した。

(via Mundo Deportivo)

キングスリーグ決勝でピザとケチャップの煽りから乱闘騒ぎ

ミラノで開催されたKings World Cup Clubsの決勝は、ブラジルのG3XとイタリアのAlpakという組み合わせになったが、ピッチ外の遺恨が爆発する大荒れの展開となった。

試合開始早々、Alpakが選手の治療のためにボールを外に出したにもかかわらず、G3Xがボールを返さずにケルビン・オリベイラがそのままゴールを決めたことで、イタリア側から激しい批判が殺到。さらにハーフタイム中、G3Xが試合前の入場に時間をかけすぎた遅延行為と非紳士的なプレーに対してAlpakの会長が激怒し抗議を行った。これに対し、G3XのGaules会長がイタリアの象徴であるピザにたっぷりとケチャップをかけて叫びながら挑発するという暴挙に出て、事態はさらに悪化。

迎えた後半、Alpakの会長が「プレジデント・ペナルティ」を蹴る場面で意図的に時間をかけて報復。G3XのGKバラタとの握手を拒否してシュートを打ったが、これを完全にセーブしたバラタが会長に向かって「黙れ」という挑発的なジェスチャーを行ったため、両チームの選手とスタッフが入り乱れる大乱闘寸前の騒ぎに発展した。試合は最終的に5-9でG3Xが勝利し優勝を果たしたが、後味の悪い結末となった。

(via MARCA)

ラファ・ミルがギリシャへ移籍、SNSで裁判について無実を主張

エルチェへのレンタルから戻り、セビージャの構想外となって別メニュー調整を強いられていたラファ・ミルが、ギリシャのアリス・テッサロニキへ2年契約で移籍することが決定的となった。同クラブには元ベティスのロレン・モロンも所属している。

ミルは現在、バレンシア地方裁判所から性的暴行と傷害の罪で懲役8年半の判決を受け控訴中であるが、当局から国外でのプレー許可が下りたことで移籍が実現した。移籍の合意内容には、法的な状況の悪化に応じた契約解除条項は含まれていないという。

移籍を前に、ミルは自身のSNSで動画を公開し、裁判について語った。『私と法務チームは、判決を共有しておらず、上級審で審査されるべきだと信じているため、控訴を提出した。手続き中、判決には全く現れない動画やその他の文書が提出されており、それらは評価に値する』と無実を強く主張。『警察の行動の特定の側面を判決自体が疑問視していることには特に驚いた』と語り、法廷での戦いを続ける決意を示した。

(via Estadio Deportivo)

ボルハ・イグレシアスの愛の告白と、ラミネ・ヤマルの若き父親とのプレステ生活

セルタのボルハ・イグレシアスが自身のSNSで、パートナーのマリア・バレロへ長文の愛の告白を投稿し話題を呼んでいる。『雑誌の表紙やアイスクリームの包装など、見た目にとらわれがちだが、私は瞬間や感情の内面を深く知ることが好きだ。マリアとはその両方を経験した。最初の会話から、彼女のすべてを知るには一生かかるだろうと感じた。数日、あるいは数時間後に彼女に会うのが大好きで、毎日彼女への愛が深まっているのを知るのが嬉しい』と情熱的に綴った。最近の激動の数ヶ月を振り返り、『私たちは平穏を取り戻した。一緒に、二人きりで、静寂の中で目覚めることに。同じように考え、同じように感じ、常に理解し合える』と締めくくると、マリアも『あなたと手をつないで歩き、一緒に成長し、あなたのすべてを発見し続けるのが大好き』と返信した。

一方、バルセロナの19歳のスター、ラミネ・ヤマルは弟のケインと共にSNSで新しいヘアスタイルを披露。さらにTV番組のインタビューで、若くして自分を育ててくれた両親の苦労について語った。『母は16歳で僕を産み、父は家族に食べ物をもたらすために通りで物を拾い集めて生計を立てなければならなかった。それこそが本物のプレッシャーだ』と回顧。現在の父親ムニル・ナスラウイとの関係については『父も若いから、僕は彼のことを友達だと思っている。毎日会って、一緒にPlayStationで遊んでいるんだ』と明かした。実家のリビングにはFCバルセロナのシャツや家族の写真、そして二人が描かれた大きな壁画が飾られているという。

(via SPORT / MARCA)

ベンジャミン・メンディ、W杯レプリカ売却批判に『俺のカップだろ?』と反論

レイプおよびレイプ未遂の容疑で起訴され、2023年に無罪判決を受けた後、現在はポーランドのポゴニ・シュチェチンでプレーしているベンジャミン・メンディが、2018年ロシアワールドカップ優勝時にフランスサッカー連盟から贈られたレプリカトロフィーをオークションで売却したことが判明した。

アメリカのオークションハウスを通じて62,000ドルで落札されたこのトロフィーは、底にひび割れや使用感があったという。メンディは他にもメッシやペレ、ラミネ・ヤマルに関連する収集品も出品しており、ファンから「栄光を売り払った」と激しい批判を浴びた。

これに対し、メンディは自身のSnapchatで『これは俺のカップか、それともお前らのカップか?結局のところ俺の物だし、好きにするさ』と皮肉たっぷりに反論。さらに『それに、クローゼットの中で場所を取りすぎていたんだ。ちなみに、まだ売りに出せるタイトルはあるぞ』と付け加え、批判を一蹴した。

(via Mundo Deportivo)

エルクレスの本拠地買収計画と、親善試合で勃発した複数の乱闘劇

1982年のワールドカップでも使用されたアリカンテのホセ・リコ・ペレス・スタジアムの劣化が深刻な問題となっている。壁のシミ、水漏れ、汚れ、固定されていない座席、周辺のゴミや動物・人間の排泄物、落書きなど、放置状態が続いており、ファンからは安全性を危惧する声が絶えない。これを受け、エルクレスは現在の所有者であるバレンシア州政府金融機関からスタジアムを買い取り、全面的な近代化改修を行う意向を伝えた。クラブのオーナーであるオルティス一家は「基礎構造には問題がない」と主張し、開幕に向けてトイレの修理や清掃など一時的な対応を急いでいる。

一方、ピッチ外の熱気は親善試合のピッチ上にも持ち込まれ、複数の会場で乱闘劇が勃発した。ビジャレアル対RCランスのComo Cup決勝では、後半アディショナルタイムにパウ・ナバーロがランスの選手を背後から不必要に蹴り倒し一発退場。これをきっかけに両チームの選手が入り乱れる大規模な乱闘(タンガナ)に発展した。また、ストーク・シティ対バレンシアの親善試合でも、試合終了後ずっと経ってからヘスス・バスケスを巡る小競り合いから乱闘騒ぎが起きるなど、プレシーズンとは思えない殺伐とした空気が漂っている。

(via SPORT / MARCA / Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)

【本日の総括】

移籍市場の動き以上に、ピッチ外での舌戦や感情のぶつかり合いが目立った一日。テバス会長によるFIFAへの痛烈な批判や、チミー・アビラのサッカー界のシステムを突く過激な発言は、業界の構造的な問題を浮き彫りにしています。また、ジョレンテの男らしさへの反論やメンディの開き直りなど、SNSを通じた選手たちの率直な自己主張が現代サッカーの新たな側面を映し出しています。キングスリーグや親善試合での乱闘騒ぎを含め、新シーズンに向けた熱気とフラストレーションが各地で限界点に達しているようです。