ビジャレアル

イタリアで開催されたコモ・カップ決勝でRCランスと対戦し、1-3で逆転負けを喫した。試合開始早々の4分、ジェラール・モレノの絶妙な浮き球パスをアジョセ・ペレスがダイレクトのボレーで沈め、見事なゴールで先制した。しかし、わずか4分後にハイラインの裏を突かれて失点し、前半は1-1で折り返した。後半は大幅なメンバー変更を行ったものの、60分にパウ・ナバロがペナルティエリア内でファウルを犯してPKを献上し、これを決められて逆転された。さらに83分にはセルジ・カルドナが厳しい判定で2枚目のイエローカードを受けて退場。数的数位に立たされた後半アディショナルタイムに3失点目を喫し、試合終了直前にはパウ・ナバロが背後からの無意味なタックルで一発退場となるなど、後味の悪い結末となった。イニゴ・ペレス監督にとっては、前半のパフォーマンスには手応えを得たものの、後半の課題が浮き彫りになる試合となった。(via MARCA)

移籍市場では、RBライプツィヒのハンガリー代表GKペーテル・グラーチ(36歳)の獲得が決定的に。セビージャを退団したオリアン・ニーランがライプツィヒに復帰することで玉突き移籍が発生し、移籍金200万ユーロで合意に達した。グラーチは退団したディエゴ・コンデやアルナウ・テナスの穴を埋め、ルイス・ジュニオールとポジションを争う見込み。(via Estadio Deportivo)

一方、マルセリーノ・ガルシア・トラル元監督がサウジアラビアのアル・アハリからのオファーを断ったことも明らかになった。(via MARCA)

ジローナ

第49回トロフェオ・コスタ・ブラバでプレミアリーグ王者アーセナルと対戦し、1-4で大敗した。モンティリビに1万3000人以上の観客を集めた試合だったが、チャンピオンズリーグにも出場する相手との実力差を見せつけられる形となった。前半にカイ・ハフェルツとクリストス・ツォリスにゴールを許して0-2で折り返した。後半立ち上がりの50分、キム・ミンスのコーナーキックからアルナウ・マルティネスがヘディングで合わせて1点を返したものの、その直後の53分と55分に立て続けに失点し、突き放された。終盤にはアベル・ルイスが何度かチャンスを迎えたが決めきれず、試合終了間際には契約を延長したクリスティアン・ストゥアーニがピッチに立ち、大きな歓声を浴びた。(via Mundo Deportivo)

移籍関連では、かつてジローナでプレーし、現在はウォルバーハンプトンに所属するチェコ代表DFラディスラフ・クレイチーに対してレアル・ソシエダからオファーがあったものの、ウルブスがこれを拒否した。(via MARCA)

また、昨季は負傷でジローナ戦に出場しなかったものの、所属するアゼディン・ウナヒに対してバルセロナが関心を示している。(via SPORT)

セビージャ

オランダでのプレシーズンマッチで、来週火曜日にチャンピオンズリーグ予選を控えるNECナイメヘンに2-1で勝利した。ルイス・ガルシア・プラサ監督の下、FW不足に悩むチーム状況のなか、イサク・ロメロとイブラ・ソウという2人のFWが結果を残した。38分にイサク・ロメロがこぼれ球に反応して今夏初ゴールとなる同点弾を決めると、84分には2019年のラ・リーガ・プロミセスで得点王に輝いた19歳のセネガル人FWイブラ・ソウがロングボールを競り合いながらグラウンダーのシュートを決め、トップチーム初ゴールで逆転勝利に導いた。(via Estadio Deportivo)

移籍市場では選手の入れ替えが活発に。フアンル・サンチェスがボーンマスへの移籍に近づいている。最低1500万ユーロを要求していたセビージャだが、2030年までの4年契約と大幅な年俸アップの条件で、クラブ間交渉も大詰めを迎えている。(via ElDesmarque)

レアル・マドリードの21歳のGKフラン・ゴンサレスの獲得も合意に達した。移籍金300万ユーロで保有権の50%を獲得し、2031年までの契約を結ぶ。これに伴い、カンテラのアルベルト・フローレスが放出される見込み。(via SPORT)

ストライカーの補強としてティグレのアルゼンチン人FWダビド・ロメロを狙っていたが、パルマが獲得レースをリードしている。(via ElDesmarque)

また、構想外となっているラファ・ミルは、スペイン国外でのプレーが許可され、ギリシャのアリス・サロニカへの移籍(2年契約)が間近に迫っている。(via Estadio Deportivo)

同じく構想外のチデラ・エジュケも遠征メンバーから外れており、ベシクタシュやアンデルレヒトなどからのオファーを検討中。(via ElDesmarque)

中盤の補強として、スポルティングCPのジョージア代表MFギオルギ・コチョラシュヴィリの獲得に乗り出し、ヘタフェの交渉に横槍を入れた。(via SPORT)

ベティス

ラ・リネアで開催されたプレシーズンマッチ第5戦で、アルメリアに1-0で勝利した。前半はアルメリアの守備とGKアンドレス・フェルナンデスの好セーブに阻まれ、ホセ・アントニオ・モランテの個人技やイケル・ロサダのチャンスも無得点に終わった。試合が動いたのは70分、パブロ・ガルシアからの折り返しをカンテラーノのイバン・コラレホが押し込み、トップチーム初ゴールで決勝点を挙げた。さらに、このゴールの直後には大怪我から復帰したイスコが72分から約20分間プレーし、ファンを沸かせた。(via MARCA)

市場動向では、アルゼンチン人DFバレンティン・ゴメスが、母国の名門リーベル・プレートから獲得の打診を受けたことを認めたものの、『チャチョ・コウデ監督と話したが、ベティスで幸せであり、今のところ他へ行くことは考えていない』と残留の意思を明言した。(via Estadio Deportivo)

一方で、ベティスが契約最終年を破棄し5万ユーロの違約金で放出したチミー・アビラは、ポッドキャスト番組で『サッカーは合法的な人身売買だ。選手はゴールを決めたり役に立ったりするうちはお金を稼げるが、その後は古い機械のように扱われ、新しい機械が必要とされる』と、クラブへの恨み節とも取れる痛烈な発言を残した。(via ElDesmarque)

前線の補強として、AZアルクマールの元アイルランド代表FWトロイ・パロット(市場価値2500万ユーロ)に再関心を示し、アヤックスなどと競合している。(via Estadio Deportivo)

中盤では、ボルシア・ドルトムントを退団したユリアン・ブラントからの逆オファーを断り、あくまでレアル・マドリードのダニ・セバージョスの獲得を最優先としている。(via Estadio Deportivo)

また、Bチームのベティス・デポルティーボは、メリダとのプレシーズンマッチで0-2から3-2の大逆転勝利を収め、ユース世代の層の厚さを見せつけた。(via Estadio Deportivo)

アスレティック・ビルバオ

エディン・テルジッチ新監督の下、プレシーズンマッチでブルゴスに3-0で快勝した。この試合は暑さを考慮し、30分×4本の変則ルールで行われた。14分にユーリからのクロスをアレソが合わせて先制。60分のメンバー総入れ替え後、ペイオ・カナレスのアシストからロベルト・ナバロが追加点を奪い、84分にはルイス・デ・ガラレタのクロスからプレシーズン初出場となったイニャキ・ウィリアムスがダメ押しの3点目を決めた。(via MARCA)

チームの再編も進んでおり、テルジッチ監督の構想外となったMFミケル・ベスガが、移籍金ゼロでアルメリアへ完全移籍することが決定的となった。ベスガは2年契約で年俸140万ユーロを受け取る予定。(via Estadio Deportivo)

また、昨夏にニコ・ウィリアムスがバルセロナの関心を退け、2035年までの10年という欧州5大リーグ最長の超長期契約を結んだことが、クラブの強力な引き留め戦略として改めてメディアで分析されている。(via SPORT)

バレンシア

イギリスでの合宿中、ストーク・シティとのプレシーズンマッチで1-1で引き分けた。前半12分、ハビ・ゲラの素晴らしい抜け出しからの折り返しをアルナウト・ダンジュマがダイレクトで合わせ先制。ダンジュマはストライカーとして存在感を示し、『今はバレンシアの選手だ』と残留への意欲を見せている。しかし後半、カルロス・コルベラン監督が選手を大幅に入れ替えると主導権を握られ、54分に右サイドバックで先発した若手のモンフェレールがクロスをクリアし損ねてオウンゴールを献上した。(via MARCA)

移籍市場では、ハビ・ゲラの契約解除金が8月1日をもって4000万ユーロから6000万ユーロへと50%上昇した。バルセロナなどが関心を示しているものの、バレンシアは違約金満額を要求する姿勢を強めている。(via ElDesmarque)

また、エイバルにローン移籍したルーカス・ヌニェスは、プレシーズンマッチで投入直後に絶妙なスルーパスでアシストを記録し、順調なスタートを切った。(via SPORT)

アトレティコ・マドリード

スウェーデンで行われたプレシーズンマッチ第2戦でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、1-2で逆転負けを喫した。ディエゴ・シメオネ監督は若手を多数起用。開始わずか5分、昨季は1部RFEFで得点王に輝いたアルナウ・オルティスがクロス性のシュートで先制点を挙げ、トップチーム定着へ猛アピールした。前半はヤン・オブラクの好セーブ連発でリードを守ったが、後半に入り52分にホルヘ・カスティージョがPKを献上してムベウモに同点弾を許すと、73分にはロドリゴ・メンドサのパスミスから再びムベウモにゴールを奪われた。終盤のユルマンらのシュートもポストに嫌われ敗戦となった。(via MARCA)

移籍関連では、リーベル・プレートとフラメンゴがティアゴ・アルマダの獲得に動いている。アルマダ自身はアルゼンチンへの復帰を望んでおり、アトレティコは投資した2000万ユーロの回収を求めて交渉を続けている。(via Estadio Deportivo)

レアル・ソシエダ

フランスのタルブで行われたプレシーズンマッチでトゥールーズに1-2で敗れた。劣悪なピッチコンディションの中、守備の連携ミスから先制を許したが、カルロス・ソレールがペナルティエリア手前からの見事なフリーキックで同点に追いついた。しかし前半アディショナルタイムにサンティアゴ・イダルゴに勝ち越しゴールを許し、後半もチャンスを活かせなかった。ペジェグリーノ・マタラッツォ監督はGKアレックス・レミロを戦術的理由で欠場させ、ウナイ・マレーロをフル起用した。(via ElDesmarque)

補強面では苦戦が続いており、ウォルバーハンプトンのチェコ代表CBラディスラフ・クレイチーにオファーを出したものの、ウルブス側がこれを拒否。また、中盤のターゲットだったユリアン・ブラントもアヤックスへ移籍してしまったため、エリック・ブレトスSDは新たなターゲットを探さざるを得ない状況となっている。(via ElDesmarque)

ラージョ・バジェカーノ

ベルギーでシャルルロワとのプレシーズンマッチに臨み、3-2の劇的な勝利で今夏初白星を飾った。24分にホルヘ・デ・フルトスのパスからランディ・エンテカが先制すると、62分には相手の守備のミスを突いてフラン・ペレスが追加点を挙げた。しかし、その後にシェイドラーとゾルハイトに立て続けにゴールを許し、同点に追いつかれた。それでも後半アディショナルタイムの92分、アルバロのクロスが相手DFゾルハイトのオウンゴールを誘い、土壇場で勝利を手にした。(via MARCA)

オサスナ

イギリス遠征の最終戦でノリッジ・シティと対戦し、2-1で逆転勝利を収めた。前半はスコアレスで進んだものの、60分にハリー・ダーリンに先制を許した。しかし、ルイス・ミゲル・ラミス監督のチームは反撃に転じ、67分にキケ・バルハが獲得したPKをラウル・ガルシア・デ・アロが冷静に沈めて同点に。そして後半アディショナルタイムの92分、18歳の逸材アシエル・ボネルが左サイドから完璧なループシュートを決め、見事な逆転勝利を飾った。(via MARCA)

エスパニョール

イギリスでのプレシーズンマッチ最終戦でミドルズブラと対戦し、3-3のドローに終わった。マノロ・ゴンサレス監督率いるチームは守備に脆さを見せ、7分と30分に失点。しかし、20分にオマル・エル・ヒラリとドランの連携からマルコス・フェルナンデスが強烈なシュートを叩き込み、41分にはドランがカウンターから同点弾を記録した。さらに後半開始直後の47分にはハビ・エルナンデスが逆転ゴールを挙げたが、53分にCKからフリーでヘディングを許して追いつかれた。攻撃陣が結果を出した一方で、キケ・ガルシアが16分で負傷交代するというアクシデントにも見舞われた。(via MARCA)

マジョルカ

攻撃陣の補強として、レアル・サラゴサのFWアドリアン・リソの獲得に向けた交渉を再開した。サラゴサは移籍金として500万ユーロを要求しており、マジョルカにとっては資金面でのハードルが高いものの、粘り強く交渉を続ける姿勢を見せている。(via ElDesmarque)

セルタ

クラウディオ・ヒラルデス監督が熱望していたGKの補強として、マンチェスター・ユナイテッドからトルコ代表GKアルタイ・バユンドゥル(28歳)をローンで獲得することが決定的となった。また、バイエル・レバークーゼンのセネガル人CBアブドゥライェ・ファイェの獲得も間近に迫っている。(via SPORT)

マリアン・モウリーニョ会長はイベントでのスピーチにて、『セルタの次の100年の基盤を築くため、休むことなく働き続ける』と宣言。カンテラ育成や女子チーム創設の重要性について語った。(via Estadio Deportivo)

Bチームのセルタ・フォルトゥナは、ヴィゼラとのプレシーズンマッチにオスカル・マルコスのゴールで1-0と勝利。バルセロナの有望な若手CBアレクシス・オルメドをフォルトゥナに迎えることも決定した。(via SPORT)

また、クラブの象徴であるイアゴ・アスパスが39歳の誕生日を迎えた。今季限りでの引退を明言しており、今シーズンはクラブの公式戦出場記録600試合到達(あと28試合)や、ラ・リーガ歴代得点ランキングの更新という偉大な記録に挑む。(via SPORT)

ヘタフェ

レバンテ時代にスペインでのプレー経験があるスポルティングCPのジョージア代表MFギオルギ・コチョラシュヴィリを買い取りオプション付きのローンで獲得すべく動いていたが、セビージャが急遽交渉に介入したことで、獲得が不透明な状況に陥っている。(via SPORT)

レガネス

スウォンジーとのプレシーズンマッチに向けた遠征メンバーから、メレロ、ハビ・エルナンデス、フィゲレド、ロベルト・ロペスの4選手が外れた。クラブは彼らを構想外としており、移籍を加速させるための措置とみられている。(via AS)

また、アルメリアからカメルーン人FWパトリック・ソコを買取オプション付きのローンで獲得したことを公式発表した。(via MARCA)

アラベス

プレシーズン中ながら、DFムサ・ディアラがフランスのル・アーヴルへの完全移籍に向けて最終調整に入っており、すでにフランスへ渡っている。(via AS)

バリャドリード

オランダの強豪フローニンゲンとのプレシーズンマッチに0-1で敗れた。序盤の13分にCKからファン・ベルヘンに強烈なヘディングシュートを決められ、最後まで追いつくことができなかった。(via MARCA)

また、ウルグアイ人WGルーカス・サンセビエロを、アルゼンチンのインスティトゥート・アトレティコ・セントラル・コルドバへ買取オプション付きでローン移籍させることを発表した。(via MARCA)

【本日の総括】

ラ・リーガ各クラブはプレシーズンマッチの最盛期を迎え、国内外で実戦を通じた調整を進めている。アスレティック・ビルバオやベティス、オサスナが勝利で順調な仕上がりを見せる一方で、ビジャレアルやジローナなどは連携面や守備の課題を露呈し、課題を残す結果となった。移籍市場では、セビージャのフアンルやラファ・ミルなど放出の動きが活発化しており、各クラブとも開幕に向けた最終的なスカッドの絞り込みと補強を急ピッチで進めている。