UDアルメリア / マラガCF

来季の1部(ラ・リーガ EA Sports)昇格の最後の1枠を懸けた昇格プレーオフ決勝第2戦が、UDアルメリア・スタジアムにて土曜日の21時に開催される。ラ・ロサレダで行われた第1戦は0-0の引き分けに終わっており、両チームにとって運命の90分間(あるいは120分間)となる。フアンフラン・フネス監督率いるマラガCFにとって、1部昇格への条件は「勝利」のみである。アウェイでの戦いとなるが、今季の彼らは敵地でも怯まない勇敢な姿勢を見せてきた。一方のUDアルメリアは、レギュラーシーズンを3位で終えており、4位だったマラガCFよりも上位に位置している。この順位のアドバンテージにより、延長戦を終えても同点だった場合、PK戦は行われずそのままアルメリアの昇格が決定する。マラガCFは引き分けを狙うような消極的な戦いは許されず、是が非でもゴールを奪わなければならない厳しい状況に立たされている。(via SPORT)

RCDマジョルカ

今季のセグンダ(2部)降格という失意の結果を受け、マルティン・デミチェリス監督の退任が確実視されている。アルゼンチン人指揮官は5月末に2028年まで契約を延長したばかりだったが、ブンデスリーガのRBライプツィヒへの引き抜きが濃厚となっている。クラブCEOのアルフォンソ・ディアスは『噂は存在し、何かが起きているのは明らかだ。もし他クラブが監督を引き抜きたいなら、違約金を支払わなければならない』と明言し、約250万ユーロの契約解除金が支払われるのを待っている状況だ。後任の最有力候補にはルイス・カリオンが浮上している。カリオンは直近のレアル・オビエドで1勝も挙げられず解任された苦い経験を持つが、過去にはラス・パルマスやカルタヘナ、ヌマンシア、コルドバで実績を残しており、セグンダを知り尽くした指揮官である。その他の候補として、ガルシア・ピミエンタ、アレッシオ・リスチ、ギジェルモ・アルマダ、パブロ・エルナンデス、アルベルト・リエラらの名前も挙がっている。また、チームは大幅な選手の入れ替えを強いられる。ヴェダト・ムリキがフェネルバフチェへ、パブロ・マフェオがオリンピアコスへ移籍する見込みであるほか、日本人選手の浅野拓磨をはじめ、アントニオ・ライージョ、オマール・マスカレル、ハビ・ジャブレス、イバン・”ピチュ”・クエジャルといった複数選手が契約満了を迎えるため、フロントは難しいチーム再建を迫られている。(via Estadio Deportivo)

CDカステリョン

UDアルメリアとの昇格プレーオフ準決勝で痛恨の敗退を喫し、来季もセグンダで戦うことが決まったCDカステリョンだが、チーム得点王のアレックス・カラトラバの去就に大きな注目が集まっている。今季43試合に出場し15ゴール8アシストという驚異的なスタッツを残した攻撃的MFには、1部のセルタ・デ・ビーゴ、オサスナ、エスパニョール、そして来季から1部に復帰するデポルティボ・ラ・コルーニャが熱視線を送っている。2029年まで契約を残すカラトラバの違約金は500万ユーロという破格の安さに設定されているが、複数クラブによる激しい争奪戦により、最終的な移籍金は1000万ユーロ前後まで高騰する可能性がある。クラブ側は違約金の満額支払いを求めているが、移籍金を減額する代わりに複数選手の譲渡を含めるという交渉オプションにも応じる構えを見せている。また、本拠地SkyFiカスタリアの改修工事に伴い、来季リーグ戦(8月15・16日開幕予定)の最初の2試合をアウェイで開催できるようラ・リーガに公式要請を行った。この改修では、トリブナ・アルタ(メインスタンド上層)への新たなVIPエリアの建設や、プロサッカーの規定に準拠するためのUCO(統括制御室)および高解像度防犯カメラの設置、さらにはロッカールームと選手用ジムの拡張などが予定されている。この一連の改修は、ベゴニャ・カラスコ市長とハララボス・ヴルガリス会長の間で結ばれた、同スタジアムを50年間利用・開発できる協定に基づくものである。(via Estadio Deportivo)(via SPORT)(via ElDesmarque)

レアル・オビエド

フリアン・カレロ新監督がメキシコへと飛び、クラブを保有するパチューカ・グループのヘスス・マルティネス会長と直接会談を行った。来季のセグンダでのプロジェクトや目標について意見を交わしたほか、パチューカの成功の基盤である人材育成施設「サッカー大学」の視察も実施。カレロ監督は『偉大なプロジェクトはアイデアの交換と知識の共有から構築される』というグループの理念を現地で肌で感じ取った。補強面では、アグスティン・ジェイダSDを中心に、ヘタフェCFのMFハビ・ムニョス(31歳)の獲得を画策している。2028年まで契約を残すものの、ホセ・ボルダラス監督の下で出場機会が限られているため、過去に在籍経験のあるオビエドが継続的な出場機会を武器に説得を試みている。また、FCバルセロナ・アトレティクへローン移籍し、16試合で6ゴールを挙げ昇格争いに貢献したFWホアキン・デルガド(24歳、ウトレラ出身)が復帰する。バルセロナ側は買い取りオプションの行使を見送ったため、長身(187cm)で空中戦やペナルティエリア内での強さを誇る彼は、カレロ監督の下でトップチームの戦力として組み込まれる。一方でFWティアゴ・ボルバスは構想外となっており、早急に放出先を探している。今後はデルガドとは異なるプロフィール(裏への抜け出しやサイドに流れる動きが得意なタイプ)のFWを新たに2人補強し、3人のストライカー体制を整える予定だ。(via SPORT)(via ElDesmarque)

UDラス・パルマス

昇格プレーオフ準決勝でマラガCFに敗れ、惜しくも1部復帰を逃したUDラス・パルマスは、すでに来季を見据えた前線の再編に動いている。6月30日で契約満了となる30歳のFWサンドロ・ラミレスについては、7月6日のプレシーズン合流に向けて1年間の契約延長交渉を急ピッチで進めている。バルセロナで手術を受けた膝の負傷などの影響で、今季はルイス・ガルシア・フェルナンデス監督の下で3試合17分1ゴールにとどまったが、指揮官は『彼の勇気は模範的だ』と高く評価している。さらに、今季チーム内得点王(ピチチ)となる11ゴールを叩き出したFWヘセ・ロドリゲスに対しても給与改善を提示し、契約延長を確実なものにしようとしている。これに加え、オリンピアコスFCに所属し、契約を残り1年残しているFWヘフテ・ベタンコールの獲得も熱望しており、強力な攻撃陣の構築を目指している。(via SPORT)

コルドバCF

カメルーン人CBのフランク・フォメジェムが、左足首内側不安定症を治療するためマドリードの病院で3度目となる手術を受けた。昨年11月のエル・アルカンヘルでのデポルティボ・ラ・コルーニャ戦で負傷して以来、彼の離脱はクラブの医療スタッフにとって最も管理が難しいケースの1つとなっている。ミケル・サンチェス医師とマヌエル・モンテアグド医師の診断を受け、後者が執刀を担当した。この長期離脱により、来季の開幕にも影響が出ることが確実視されている。補強の動きとしては、アスレティック・クラブのBチーム(ビルバオ・アスレティック)から若手の有望株2選手のローン獲得に動いている。ターゲットとなっているのは、今季10ゴールと複数のアシストを記録したFWイバイ・サンス(23歳)と、34試合に出場し4ゴール1アシストを挙げたMFエデル・ガルシア(22歳)だ。両選手ともアスレティックのエディン・テルジッチ新監督によるプレシーズンでの評価を待つ必要があるものの、攻撃力強化を目指すコルドバ側は獲得に向けて非常に楽観的な姿勢を見せている。(via SPORT)(via ElDesmarque)

セルタ・フォルトゥナ / ポンフェラディーナ

セグンダ(2部)昇格を懸けたプレーオフの戦いが白熱している。エル・トラリンで行われた第1戦は引き分けに終わっており、決着はバライードスでの第2戦(土曜日18時30分キックオフ)に持ち越された。この大一番に向け、セルタ・デ・ビーゴのソシオを中心にすでに11,000枚以上のチケットが発券されており、過去のデポルティボ戦で記録した13,000人というBチームの動員記録を更新する勢いだ。アウェイのポンフェラディーナサポーター用にも約1,000席が用意されている。セルタ・フォルトゥナのフレディ・アルバレス監督は『鍵はバライードスを満員にすることだ。それが試合の鍵になる。日曜日には準決勝で約8,000人を動員した。1万5千人から2万人を動員できれば、それは本当にすごいことだ。どこのBチームがこれだけの観客を集められるというのか』と熱く語り、ファンに対して多大な感謝を捧げるとともに、ホームの圧倒的な雰囲気が昇格への最大の武器になると強調している。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

来季に向けたセグンダの勢力図は、昇格プレーオフの結末と各クラブの素早い市場の動きによって大きく塗り替えられようとしている。UDアルメリアとマラガCFの昇格争いは最終局面を迎え、敗れたCDカステリョンやUDラス・パルマスは主力選手の引き留めやビッグクラブからの防衛戦に直面している。RCDマジョルカは1部からの降格という厳しい現実のなかで、監督交代や主力選手の大量放出という大改革を迫られている。一方でレアル・オビエドやコルドバCFは、実力者の獲得や1部クラブの若手有望株のローン移籍を通じて、いち早く来季の昇格争いを見据えた基盤作りを進めている。移籍市場の本格的な開幕を前に、水面下での熾烈な駆け引きがすでに始まっている。