アトレティコ・マドリード

スウェーデンのストックホルムで開催されるマンチェスター・ユナイテッドとのプレシーズンマッチ第2戦に向け、マハダオンダのシウダード・デポルティーバでフィジカルと戦術を組み合わせた最終調整が行われた。パブロ・バリオスは筋肉の過負荷によりヘタフェとの初戦に続いて全体練習を欠席し、ストックホルムへの遠征メンバーからも外れることが確定した。一方で、ヘタフェ戦を欠場していたトマ・レマルは問題を克服し、全体練習および戦術練習のミニゲームを問題なく消化している。レマルはユナイテッド戦のスタメン組とは別のサブ組でプレーした。ディエゴ・シメオネ監督がテストしたユナイテッド戦の予想スタメンは、GKオブラク、DFに16歳のカンテラーノであるドミンゲス、ル・ノルマン、ハンツコ、ルジェリ、MFにカルロス・マルティン、コケ、オベド、ルックマン、FWにメンドーサとアルナウという顔ぶれになった。新加入のヒュルマンドはサブ組でプレーしている。また、GK陣(オブラク、サルバドール・エスキベル、ダニ・ルビオ)はコーチ陣の計測のもと、反応速度や判断力を高める特殊なトレーニングをこなした。練習中にはシメオネ監督とマテウ・アレマニーが5分間ほど談笑する場面も見られ、選手の放出に関する協議が行われたとみられる。 (via Mundo Deportivo) (via MARCA)

レアル・ソシエダ

フランスのタルブで19時から行われるトゥールーズとのプレシーズンマッチ第5戦に向けた状況が明らかになった。負傷中のオドリオソラ、ゴロチャテギ、マリン、バルダ、ゴティは引き続き欠場する。ペジェグリーノ・マタラッツォ監督は、ルカ・スチッチと日本代表の久保建英を起用するかどうかを慎重に見極めている。久保建英はすでにチーム練習に1週間参加しており、コンディションの回復具合次第ではあるが、休暇明けの試合勘を取り戻すための初出場を果たす可能性がある。先日合流したばかりのゴンサロ・ゲデスについては欠場が濃厚となっている。スタメンは、前回の試合の後半に出場した選手たち(ジョン・パチェコやハビ・ロペスなど)が先発し、60分間のプレー機会を与えられる見込みであり、アストン・ビラ戦の先発組は終盤に出場する予定。ジョン・カリカブルは引き続き構想外の模様。また、ミケル・オヤルサバルが代表活動の休暇で不在の中、オーリ・オスカルソンが攻撃の核として完全に台頭している。プレシーズンのラシン・サンタンデール戦、ウォルバーハンプトン戦、アストン・ビラ戦の3試合すべてでゴールを決め、絶好調を維持。昨季終盤からマタラッツォ監督のシステムで25試合10ゴールとブレイクしており、今季は負傷もなく万全のコンディションで迎えているため、さらなる飛躍が期待されている。 (via MARCA) (via Mundo Deportivo)

レアル・ベティス

レアル・マドリードから加入した左SBのフラン・ガルシアがインタビューに応じ、退団の理由について『左SBが4人おり、サッカーを楽しみ、競争したかったからだ』と明かした。ベティスの成長とプロジェクト、マヌ・ファハルドSDの熱意が決め手になったとし、イスコからの歓迎メッセージにも感謝を示している。また、プレシーズンマッチ4試合を欠場しているイスコと、マンチェスター・ユナイテッドからレンタル中のアントニーの状況も判明。イスコは負傷の再発ではなく予防措置であり、予定通りの回復プログラムを消化している。休暇を返上してリハビリに取り組んでおり、開幕のレアル・ソシエダ戦には間に合う見通しで、今後のボーンマス戦やインテル戦で復帰する可能性もある。アントニーは前日の練習を欠席したものの、その後ランニングを再開しており、アルメリア戦やアーセナル戦でのデビューが見込まれる。さらに、ローマへの移籍の噂があったエズ・アブデだが、クラブは契約解除金6000万ユーロを下回る交渉を拒否している。アブデ本人もチャンピオンズリーグ出場を目指しており、退団を強要する意思はない。代理人のアレハンドロ・カマーニョも『ローマとは何もない。アブデはスペインに残る』と断言した。その他、ラージョ・バジェカーノがハル・シティにノーベル・メンディを売却する契約が迫っており、ベティスは保有権の20%を持っているため、移籍金から400万ユーロ、ボーナス条件が満たされればさらに100万ユーロの収入を得る見込み。 (via MARCA) (via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)

バレンシアCF

イギリスのセント・ジョージズ・パークでプレシーズンを行っているチームにおいて、カステリョン戦で肋骨を強打したペペルが練習の一部を消化し、ストーク・シティ戦に出場する見込みとなった。GKストーレ・ディミトリエフスキも出場可能な状態。カルロス・コルベラン監督は、右SB、控えGK、CB、ウイング、ストライカーの補強不足を抱えたまま開幕までの3週間を過ごすことになる。サディク・ウマルやルボ・イランソに加え、長期離脱中のディミトリ・フルキエ、ホセ・コペテ、ディエゴ・ロペス、セルジ・カノス、アルベルト・マリはバレンシアに残留してリハビリを続けている。補強の動きとしては、セルタのウナイ・ヌニェスの獲得を注視している。コルベラン監督が求めるCBと右SBをこなせるプロファイルに合致しており、セルタのクラウディオ・ヒラルデス監督の構想から外れているため、移籍金が下がるのを待っている状態。また、2026-27シーズンの新アウェイユニフォームが発表された。地中海をイメージした深い青色に、オレンジのディテールが施され、Pumaの最新技術「ultrawave thermoadapt」が採用されている。その他、元バレンシアのサム・カスティジェホがマレーシアのジョホールDTを退団し、無所属でヨーロッパでの新天地を探してトレーニングを続けている。 (via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo)

セビージャFC

ルイス・ガルシア・プラサ監督のもと、オランダ合宿でNECナイメヘンとの親善試合に臨む。ジブリル・ソウ、ルベン・バルガス、新加入のフリオ・ディアスが合流し総勢30名となったが、マルカオやエジュケは個別調整や戦力外のためセビージャに残留している。戦力外選手のフェデ・ガットーニはメキシコやMLS、セグンダからのオファーを拒否し、スペイン1部でのプレーを希望して個別練習を続けており、クラブは契約解除も視野に入れている。ジョアン・ジョルダン、アドリア・ペドロサ、ファビオ・カルドソらも退団待ちで、ラファ・ミルはギリシャ移籍が濃厚。ストライカー補強においては、ダビド・ロメロ(ティグレ)の獲得でクラブ間・個人合意に近づいていたが、パルマが横槍を入れてリードを奪った。移籍金は約700万ユーロと見られている。その他の候補として、バンバ・ディエンがサウジアラビアやトルコのクラブとの交渉が破談しフリーとなったためリストアップされているが、優先度は低い。また、スポルティングCPのギオルギ・コチョラシュビリの獲得にも関心を示しているが、ヘタフェがリードしている模様。なお、以前獲得を狙っていたフェデ・ビニャスはクラブ・レオンからトルーカへ1170万ユーロで移籍した。 (via MARCA) (via Estadio Deportivo)

ビジャレアルCF

第2期イニゴ・ペレス監督のプロジェクトにおいて、昨夏に総額7000万ユーロで獲得したジョルジュ・ミカウタゼ、レナト・ベイガ、アルベルト・モレイロの3人が、今季のキーマンとして大きな期待を集めている。昨季13ゴールを挙げたジョルジュ・ミカウタゼは、プレシーズンのPSV戦でも大活躍し、トップレベルのストライカーであることを改めて証明した。アルベルト・モレイロは昨季10ゴールを記録して代表入りも期待されており、コモとの親善試合でも見事なゴールを決め、チームの新たなリーダーへと成長している。また、フアン・フォイスが不在の中で、ポルトガル代表でもあるレナト・ベイガが守備のリーダーとして期待されている。ボール保持を重視するスタイルにおいて、彼の左足からのビルドアップが不可欠とみなされている。 (via SPORT)

セルタ・デ・ビーゴ

バイエル・レバークーゼンから、21歳の左利きCBアブドゥライ・フェイを買取オプション付きのレンタルで獲得することが間近に迫っている。昨季ロリアンでプレーした彼は、マルコス・アロンソの負担を減らすための補強であり、ハビ・ガラン、アレイシ・フェバスに続く3人目の新戦力となる。一方でフェル・ロペスの去就は不透明。ウルブスからの再レンタルを希望しているが、ウルブス側がプレミアリーグ昇格に向けて重要な戦力と見なしており、交渉は難航している。また、ウナイ・ヌニェスはクラウディオ・ヒラルデス監督の構想から外れてプレシーズンでも招集外となっており、バレンシアが獲得を狙っている。若手のダミアンについては、昨季ラシン・サンタンデールでプレーした後、今季はカディスへレンタル移籍することが決定した。 (via ElDesmarque) (via MARCA) (via SPORT)

ラージョ・バジェカーノ

マドリード州政府からエスタディオ・デ・バジェカスの使用許可を取り消されるという深刻なスタジアム問題に直面している。ラウル・マルティン・プレサ会長はこれに反発し、安全性を主張する報告書を作成して対抗している。代替スタジアムとして、アルバセテのカルロス・ベルモンテ、ブルゴスのエル・プランティオ、バジャドリードのホセ・ソリージャの3つのオプションが検討されている。この状況に対し、元監督であるミチェルが『バジェカス出身として、ラージョ・ファンとして、こんな仕打ちは相応しくない。マネジメントが酷すぎる』とクラブの運営を痛烈に批判した。戦力面では、昨季買い取ったノーベル・メンディをハル・シティへ2000万ユーロ+ボーナス500万ユーロで売却する契約が目前に迫っている。 (via Mundo Deportivo)

ジローナFC

40歳を迎えるウルグアイ人ストライカー、クリスティアン・ストゥアーニが、10シーズン目となる来季もチームに残留する新たな契約を結んだ。クラブ歴代最多の147ゴールを記録しているストゥアーニは、ミチェル監督のチームにおいてピッチ内外で不可欠なリーダーとして君臨している。契約延長に際し、ストゥアーニは『ここで10シーズン目を迎えるなんて思ってもみなかった。このクラブを愛している』と喜びを語った。 (via MARCA)

RCDマジョルカ

マルベージャのバヌス・スポーツセンターでアル・イテハドと無観客のプレシーズンマッチを実施した。無観客であったためピッチ上の選手の会話がよく聞こえ、ダルデル、ビルジリ、マテウ、アブドン、ロカ、アルナウ・テナスらが試合中にカタルーニャ語でコミュニケーションを取っていたことが確認された。また、1000万ユーロでアル・イテハドへ移籍した元正GKのペドラグ・ライコビッチが、古巣のメンバーと再会を果たし、ルイスビGKコーチやダルデルらと熱い抱擁を交わした。試合にはマノロ・レイナやハビ・グラシア監督も観戦に訪れている。新しく加入したカタルーニャ出身のGKは、ミスをした第4GKのニル・トッレギタルトを真っ先に励ますなど、早くもリーダーシップを発揮している。 (via SPORT)

UDラス・パルマス

マルベージャで行われたレイリアとのプレシーズンマッチで、33歳のグランカナリア出身FWジェフテ・ベタンコルがヘディングゴールを決め、大きなインパクトを残した。フリオ・デ・ラ・バレラ新監督の戦術に完全にフィットしており、ヘセ・ロドリゲスとのコンビで攻撃を牽引し、イケル・ブラボの不発を忘れさせる存在となっている。会員数20,553人を誇り昇格を義務付けられているチームは、ホカスの退団が頓挫したことでクロアチア人GKが正守護神をキープ。右SBはバレンティン・ペソレージが台頭し、左SBはエンリケ・クレメンテが定着している。中盤はキリアン、セルヒオ・ルイス、フステルが主力だが、イニャキ・ゴンサレスとイバン・メディナの若手コンビも注目を集めている。なお、サンプドリアからエスタニス・ペドロラの獲得に動いていたが、選手側の要求により交渉は頓挫した。 (via SPORT)

デポルティボ・アラベス

カステリョンの合宿地であるオロトのロイヤルベルド・トレーニングセンターにて、午前10時30分からCDカステリョンとのプレシーズンマッチを実施した。開幕に向けた戦術の確認と選手起用のテストが行われている。 (via MARCA) (via SPORT)

ヘタフェCF

スポルティングCPに所属するジョージア代表MFギオルギ・コチョラシュビリの獲得に向け、買い取りオプション付きのレンタルを提示して交渉を進めている。スポルティング側は買い取り義務を要求しているものの、セビージャなどの競合を抑えてヘタフェが獲得レースをリードしている模様。 (via MARCA)

【本日の総括】

本日は各クラブのプレシーズンマッチが本格化し、主力組とサブ組の見極めや若手の台頭が目立つ一日となった。レアル・ソシエダでは久保建英の実戦復帰が間近に迫り、新エースのオスカルソンがゴールを量産。ベティスやセルタ、ビジャレアルは移籍市場での駆け引きと負傷者のケアを並行して進めている。一方でラージョのスタジアム問題などピッチ外の課題も浮き彫りになっており、開幕まで残りわずかとなった各チームの最終調整から目が離せない。