マラガCF & UDアルメリア

ラシン・サンタンデールとデポルティーボ・ラ・コルーニャに続く1部昇格の最後の1枠を懸け、マラガCFとUDアルメリアがプレーオフ決勝で激突する。レギュラーシーズンはアルメリアが勝ち点74で3位、マラガが勝ち点73で4位という僅差で終了した。昇格プレーオフ決勝の第1戦は6月14日(日)21:00にマラガのホームであるラ・ロサレダで開催され、運命の第2戦は6月20日(土)21:00にUDアルメリア・スタジアムで行われる。レギュレーションにより、第2戦の延長戦を終えても2戦合計スコアが同点の場合はPK戦は行われず、レギュラーシーズンの順位が上のアルメリアが昇格の切符を手にするため、マラガにとっては過酷な条件となっている。

この歴史的なアンダルシア・ダービーを前に、マラガとアルメリアの両市役所は異例の共同声明を発表し、両サポーターに対して責任ある行動、市民としての自覚、そしてリスペクトを呼びかけた。声明では『私たちは地中海のアイデンティティ、価値観、そしてスポーツを共存の空間として理解する同じ方法を共有している』と強調し、ピッチ内外でスポーツマンシップの模範を示すよう求めている。

両チームの因縁は深く、2024年にマラガがプリメーラRFEFから2部へ昇格した際、フアンフラン・フネス監督率いるBチームのアトレティコ・マラゲーニョは、テルセーラRFEFの昇格プレーオフでアルメリアのBチームに敗退している。当時その悔しさを味わったラフィタ、レシオ、イサン・メリノ、オチョア、ラファ・ロドリゲス、チュペといったカンテラーノたちが、現在はトップチームの主力として雪辱に燃えている。

今シーズンの直接対決を振り返ると、第19節(12月21日)はラ・ロサレダでマラガが2-1で勝利した。チュペのゴールライン際でのボール奪取からダニ・ロレンソが2試合連続となるゴールで先制。アルメリアもアリバスのPKで同点に追いついたが、ニーニョのシュートの跳ね返りをチュペが押し込み決勝点を奪った。第36節(4月19日)のアルメリアのホームゲームでは、アルメリアが3-2で勝利している。エンバルバからデ・ラ・フエンテへのパスに対し、マラガのムリージョがクリアミスを犯し、それをエンバルバが決めて先制。後半、マラガはドリオとラファに代えてニーニョとオチョアを投入し、アイルランド代表選手(背番号21)のミドルシュートで1-1の同点とした。アルメリアのエンバルバが再びゴールを奪い2-1とするも、マラガのフネス監督はモンテロとホアキンに代えてガリレアとアイタムを投入。長期離脱から復帰したモロッコ人ウインガーのアイタムが左足で2-2の同点ゴールを決めた。しかし、アディショナルタイムにバプティスタオが決勝点を沈め、チュペのオフサイドによる同点ゴール取り消しという劇的な結末を迎えた。 (via SPORT) (via MARCA)

UDラス・パルマス

1部昇格プレーオフ準決勝でマラガに敗退(アウェイ第1戦0-1、ホーム第2戦1-1)し、昇格を逃したUDラス・パルマスだが、ルイス・ガルシア監督の続投が確実視されている。昇格していれば契約は自動更新だったが、クラブはすでに契約延長オファーを提示しており、数日中に決着する見込みだ。レギュラーシーズンを勝ち点73の5位で終えた手腕に対し、元監督や識者たちからは賛同の声が上がっている。

元ラス・パルマス・アトレティコ監督のビクトル・アフォンソは、『他の年なら自動昇格できた勝ち点73を獲得したのは良い1年だった証拠。1月からの7試合未勝利が響いたが、エンソ、アレ・ガルシア、バルシアの負傷離脱が致命的だった』と擁護。セウタなどで指揮を執ったチュス・トルヒージョも『2番目に高い予算で自動昇格を逃したことを失敗と呼ぶ人もいるが、プレーオフに導いた監督は続けるべきだ』と支持した。2002-03シーズンにチームを率いたホス・ウリベは、『1部から降格して苦しむチームが多い中、プレーオフ進出は評価すべき。スポルティングのように大型補強をしても届かないチームもある。クラブがルイスを適任と考えるなら、来季の昇格に向けて共に歩むべきだ』と強調している。

一方で、戦術面での課題も指摘されている。マノロ・マルケスは『ポゼッションが高くボールを支配している割には、決定的なチャンスを生み出せておらず、パンチ力が不足していた』と分析。チュス・トルヒージョはさらに踏み込み、『引いた相手やブロックを組んだ守備を崩す際、プレーが遅く予測可能で、守りやすかった。このカテゴリーが要求するアグレッシブさが足りず、スペースを与えすぎた』と厳しく指摘した。サポーターからはシーズン中にブーイングも飛んでいたが、チームはサンタンデールでのラシン戦で勝利していれば首位に立っていた時期もあり、総じてルイス・ガルシア体制の継続が来季の飛躍に繋がると見られている。 (via SPORT)

RCDマジョルカ

1部リーグからの降格という悪夢に加え、マルティン・デミチェリス監督の電撃退任という二重のショックがRCDマジョルカを直撃している。チームはパブロ・オルテルスSDによる選手層の薄い編成が祟り、主力の負傷が相次いで失速。第34節のジローナ戦で勝利し自力残留の可能性を残したものの、ホームでのビジャレアル戦の引き分け、アウェイのヘタフェ戦での敗北を経て、シウタ・デ・バレンシアで行われたレバンテ戦に0-2で敗れ、降格が決定した。最終的に勝ち点は42(後半戦は36ポイント中18ポイント獲得)に留まった。

2月26日、ハゴバ・アラサテの後任として残留ラインまで1ポイント差の状況で就任したデミチェリス監督は、ヨーロッパでの指導経験が皆無で、メキシコのモンテレイを解任された直後というリスクのある人選だった。しかし、初陣のエル・サダールでのオサスナ戦からチームを活性化させ、セルジ・ダルデル、パブロ・マフェオ、オマル・マスカレル、レオ・ロマン、ヨハン・モヒカらを復調させた。特に、それまで出番が少なかったパブロ・トーレをトップ下に抜擢し、4人のMFによるダイヤモンド型のポゼッションサッカーを確立。エスパニョール、レアル・マドリード、ラージョに勝利し、オサスナと引き分け、エルチェにのみ敗れるという、エクトル・クーペル時代以来となる好スタート(15ポイント中10ポイント獲得)を切り、レアル・マドリード戦の勝利はチームの自信を最高潮に高めた。

レバンテ戦での敗北後、デミチェリス監督は『何が起きても残りたい』と発言。最終節で降格が決まった後も『2部リーグにいることは不名誉ではない。マジョルカを1部に戻すという大きな挑戦に立ち向かう。逃げるような真似はしない』と語り、クラブも5月末に2028年までの契約延長を発表していた。しかし、その直後にDAZNでアルゼンチン代表のW杯解説を務めることが発覚し、クラブへのコミットメントに疑問符が打たれた。そして今回、RBライプツィヒのチャンピオンズリーグ・プロジェクトを指揮するためにマジョルカを去ることがラジオ番組でスッパ抜かれ、クラブのフロント陣も報道で事実を知るという前代未聞の事態となった。サポーターは『裏切り』だと激怒している。

緊急事態に陥ったマジョルカは、セビージャを退任してフリーとなっているハビエル・ガルシア・ピミエンタを新監督の最有力候補としてリストアップ。2月にも接触していた同監督は、再建プロジェクトを率いる手腕が評価されている。他には、フランクフルトを解任された元マジョルカ選手のアルベルト・リエラや、オサスナを退任したアレッシオ・リッチの名前も挙がっている。また、移籍市場では、サラゴサからNECへ移籍予定のウイング、ロベル・ゴンサレス(25歳)の獲得をラス・パルマスやブルゴスと争っている。 (via MARCA) (via Estadio Deportivo) (via SPORT)

CDカステリョン

昇格プレーオフに進出(6位)する躍進を見せたCDカステリョンだが、その陣容からはW杯の舞台へ複数の選手が羽ばたいている。オーストラリア代表に選出されたFWアウェル・マビルは、トニー・ポポヴィッチ監督の下でセットプレーや推進力を生かし、バンクーバーのBCプレイスで行われるトルコ戦(6:00開始)での先発出場が予想されている。また、コンゴ民主共和国代表のブライアン・シペンガもヒューストンでのポルトガル戦(水曜19:00開始)を控えている。さらに、かつてクラブに所属したメキシコ代表のアルバロ・フィダルゴ(クラブ・アメリカが約100万ユーロで権利を買い取り)や、2023-24シーズンに14試合1ゴールを記録したキュラソー代表のジェルヴァネ・カスタネールもW杯のピッチに立つ。

一方で、来季に向けた移籍市場の動きも活発化している。今季35試合(先発27試合)に出場し12ゴールを記録、パブロ・エルナンデス監督の戦術の要として活躍した24歳のギニア人FWウスマン・カマラに対し、レアル・オビエドが強い関心を示している。カステリョン側もオファーを聞く姿勢を見せており、移籍金次第では退団の可能性がある。 (via SPORT)

レアル・オビエド

フリアン・カレーロ新監督の就任プレゼンテーションがカルロス・タルティエレで行われ、LaLiga Hypermotionでの新プロジェクトが本格始動した。メキシコ資本(ヘスス・マルティネス)の強力なバックアップを受けるオビエドの来季サラリーキャップは約1450万ユーロとリーグ屈指の規模を誇り、移籍金を支払っての大型補強も辞さない構えだ。

補強リストの最上位には複数の名前が挙がっている。ルカス・アヒハドが契約延長オファーを拒否したため、代役としてセウタとの契約を解除したアイサルと口頭合意に至っている。中盤の底にはブルゴスのアティエンサを狙っているが、ブルゴス側も契約延長を望んでおり激しい争奪戦となっている。アルコルコンの右SBサム・ロドリゲスもリストアップされているが、契約が1年残っているためクラブ間交渉が必要だ。さらに、前線の補強としてカステリョンで12ゴールを挙げたFWウスマン・カマラの獲得を目指しており、移籍金を支払う準備を進めている。また、オーナーのヘスス・マルティネスは、2シーズン前にミランデスで活躍したアスレティック・ビルバオのFWウルコ・イセタを高く評価しており、プレシーズンでのテルジッチ監督の評価次第で獲得に動く構えだ。バルサへレンタルされていたホアキン・デルガドはチームに復帰し、カレーロ監督の構想に入る見込みとなっている。 (via SPORT) (via ElDesmarque)

ブルゴスCF

中盤の要であるアティエンサの引き留めに全力で取り組んでいる。同選手にはレアル・オビエドのフリアン・カレーロ新監督が強い関心を寄せており、移籍市場での争奪戦が激化している。また、攻撃陣の補強として、NECナイメーヘンから退団が見込まれるロベル・ゴンサレスの獲得レースにも参戦しており、マジョルカやラス・パルマスと熾烈な争いを繰り広げている。 (via ElDesmarque) (via SPORT)

レアル・サラゴサ

プリメーラRFEFへの降格という大波乱に見舞われ、激震が走っている。この降格により、主力選手の流出と大規模な人員整理が避けられない状況となっている。ラロ・アランテギSDは、すでに26人もの選手の退団を想定した大改革を進めている。

特に注目を集めているのが、ヘタフェへレンタルされていた21歳のウイング、アドリアン・リソの去就だ。サラゴサの降格に伴い、ヘタフェは300万ユーロの買い取りオプションを行使せず、150万ユーロの減額オファーを提示したが、サラゴサはこれを固辞。『安売りはしない』という強硬な姿勢を貫いている。31試合に出場(1801分)し、サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦での2ゴールを含む3ゴール3アシストを記録したリソには、セビージャ、ラージョ・バジェカーノ、レバンテ、バレンシア、マジョルカといった国内クラブに加え、イタリアのヴェネツィアやパルマなど国外からも熱視線が送られている。選手自身はスペイン1部でのプレー継続を強く望んでおり、移籍先は絞られつつある。

また、アルコルコンへの武者修行で左膝外側半月板の手術から驚異的な回復を見せ、28試合に先発出場した右SBフアン・セバスティアンの未来も不透明だ。イバイ・ゴメス新監督の構想に入る可能性もあるが、契約が残り1年となっているため、他クラブへ移籍する公算も大きい。サラゴサはカンテラ出身のダビド・ビセンテの復帰交渉を行っていたが、契約年数で合意に至らず破談となっている。さらに、NECナイメーヘンからレンタルで加入し、後半戦の攻撃を牽引したロベル・ゴンサレスも、クラブの降格に伴い退団が確実視されている。 (via Estadio Deportivo) (via SPORT)

CDエルデンセ

プリメーラRFEFからわずか1年でプロサッカーの舞台である2部リーグへ復帰を果たした。この昇格に伴い、クラブは2026-2027シーズンに向けたシーズンチケットキャンペーンを発表したが、価格が昨季から平均90%という大幅な値上げとなった。最も高額なトリブナ席は550ユーロ、最も安価なフォンド・ノルテ席は250ユーロ、ヘネラル席は360ユーロに設定されている。13歳未満の子供料金も用意されている。

シーズンチケットには、ヌエボ・ペピコ・アマトで開催されるリーグ戦21試合中19試合が含まれており、クラブは2試合を『クラブの日』として設定する権利を留保している。また、国王杯や、万が一チームが6位以内に入った場合の1部昇格プレーオフの試合は対象外となる。クラブの目標は、昨季の販売数である3000枚を超えることだ。既存会員の更新価格は新規購入者よりも50〜60ユーロ安く設定されており、さらに最初の更新者400名には公式ユニフォームがプレゼントされるという強力なインセンティブが用意されている。 (via SPORT)

セルタ・フォルトゥナ & SDポンフェラディーナ

2部昇格プレーオフ(プリメーラRFEFからの昇格)の決勝第1戦が、エル・トラリンで行われ、0-0のスコアレスドローに終わった。8062人の観客(うちセルタファン約500人)が詰めかけた一戦は、激しい肉弾戦となった。

セルタBのフレディ・アルバレス監督は、エウロパを下した試合からスタメンを1人だけ変更(ガビアンに代えてミジャを起用)して臨んだ。ボール支配率はセルタBが53%と上回ったものの、ポンフェラディーナのメディ・ナフティ監督が敷いた強固な守備ブロックとハイプレス、そして右サイドのカルデロンを起点としたロングボール戦術の前に、効果的な攻撃を展開できなかった。ポンフェラディーナのGKアンドレス・プリエトは、これで570分間無失点を継続している。

試合の決定機は30分過ぎ、ポンフェラディーナのケイタのターンから右サイドのカルデロンへ展開し、その正確なクロスをボルハ・バジェが合わせたが、シュートは無情にもクロスバーを越えた。セルタBは36分にウゴ・ゴンサレスが放ったミドルシュートが唯一の明確な枠内シュートとなった(全体のシュート数はポンフェラディーナが6本中枠内1本、セルタBが4本中枠内3本)。

試合はファウルが頻発し(ポンフェラディーナ13回、セルタB12回)、アブラハム・ドミンゲス主審は両チームにカードを連発した。後半、ポンフェラディーナはコケのヘディングシュートがバーを越えるなど惜しい場面を作った。セルタBは60分過ぎにアルバロ・マリンに代えてソムアを投入して状況の打開を図り、さらにホエル・ロペスに代えガビアン、オスカル・マルコスに代えアルコス、終了間際にウゴ・ゴンサレスに代えデ・ラ・イグレシアを送り込んだ。ポンフェラディーナも74分にコケ、エリック・モラン、ケイタに代えてホリン、コルテス、スラビを同時投入。終了間際にはフェデ・サン・エメテリオに代えヌフルをピッチに送った。アディショナルタイムには、アンドニ・ロペスのFKからポンフェラディーナのボルハ・バジェが渾身のヘディングシュートを放つも、セルタBのGKコケ・カリージョのファインセーブに阻まれた。

第2戦は6月20日(土)18:30にバライードスで開催される。レギュレーションにより、延長戦を終えて同点だった場合は、レギュラーシーズンの成績で上位だったセルタBが昇格となる。ポンフェラディーナは第1戦でセルタBファンに583枚のチケットを提供しており、セルタBは第2戦に向けてポンフェラディーナファンへ1000枚以上のチケットを提供する予定だ。試合に先立ち、両クラブはスポーツマンシップとリスペクトを呼びかける共同声明を発表している。セルタBが昇格を果たせば、2部リーグ唯一のBチームとして新たな歴史を刻むことになる。 (via SPORT) (via MARCA) (via Estadio Deportivo)

サモラCF & CEサバデル

もう一つの2部昇格プレーオフ決勝第1戦は、ルタ・デ・ラ・プラタで行われ、ホームのサモラCFが1-0でCEサバデルを下して先勝した。約8000人の大観衆が見守る中、試合は開始早々の3分に動いた。マリオ・ロサダがサバデルのディフェンスをスピードで振り切り、ペナルティエリア外から放った強烈なミドルシュートが、GKディエゴ・フオリの守るゴールの左上隅に突き刺さるというゴラッソでサモラが先制した。

サモラのオスカル・カノ監督は、GKフェルミン、モレノ、ルイスミ・ルエンゴ、エリック、コディナ、マルケル、マリオ・ガルシア、カルロス・ラモス、マルケス、アブデ、ロサダというシーズン後半を支えた固定メンバーをスタメンに起用。チームは前半・後半を通じて安定した試合運びを見せ、幾度となくチャンスを創出した。GKフェルミン・ソブロンも終始快適な試合を過ごした。なお、オスカル・カノ監督はクラブとの間で2026-27シーズンまでの契約延長に合意している。

一方、準決勝でレアル・マドリード・カスティージャ相手に第1戦0-2からの大逆転劇(第2戦3-0)を演じて勝ち上がってきたフェラン・コスタ監督率いるサバデルは、この日は攻撃陣が完全に沈黙。100分間に及んだ試合で、枠内シュートはわずか2本(最初のシュートは100分)に終わった。同点を目指して交代枠を使い切ったものの、サモラの堅守を崩すことはできなかった。さらに、ジョエル・プリエゴが負傷によりピッチに倒れ込み退場するというアクシデントに見舞われ、第2戦への出場が危ぶまれている。

第2戦は6月19日(金)21:00にサバデルのホーム、ノバ・クレウ・アルタで開催される。サバデルは1点差を追う厳しい状況だが、レギュラーシーズンの成績がサモラを上回っているため、2戦合計スコアで同点に持ち込めば、延長戦の末に昇格の切符を掴むことができる。 (via SPORT) (via MARCA) (via Estadio Deportivo) (via Esport3)

【本日の総括】

LALIGA Hypermotionは、来季に向けた激動のオフシーズンに突入している。1部昇格への最後の椅子を懸けたマラガとアルメリアのアンダルシア決戦は、レギュレーションの綾もあり、両者の意地がぶつかり合う死闘となることが予想される。また、プリメーラRFEFからの昇格プレーオフでは、セルタBがBチーム唯一の2部参戦という歴史的快挙に王手をかけ、サモラは貴重なアドバンテージを手に敵地へ乗り込む。

一方で、マジョルカのデミチェリス監督の電撃退任や、名門サラゴサのプリメーラRFEF降格といった衝撃的なニュースがリーグの勢力図を大きく揺るがしている。オビエドやブルゴスをはじめとする各クラブは、すでに来季を見据えた熾烈な補強合戦と主力の引き留め工作をスタートさせており、2部からW杯へ選手を輩出するカステリョンのようなクラブの存在も、このリーグのレベルの高さと多様性を物語っている。エルデンセの大幅なチケット値上げも、2部という舞台の商業的価値と厳しさを示す象徴的な出来事だ。来季の覇権争いは、すでにピッチ外で火花を散らしている。