監督人事の玉突き現象: アルベロアのフルハム行きとモウリーニョのレアル帰還

レアル・マドリードのフベニールAなどを指導してきたアルバロ・アルベロアが、プレミアリーグのフルハムの新監督に就任するための交渉を順調に進めている。フルハムはこれまでチームを率いていたマルコ・シウバ監督がベンフィカの指揮官に就任したことで後任を探していた。一方のベンフィカは、ジョゼ・モウリーニョ監督がレアル・マドリードの監督に復帰するため、その後釜としてマルコ・シウバを引き抜いた形だ。レアル・マドリード、ベンフィカ、フルハムの3クラブ間で監督の玉突き移籍が発生しており、アルベロアのプレミアリーグ挑戦は細部の条件を詰めるのみとなっている。(via MARCA)

ヤヤ・トゥーレの監督就任: スロバキア名門で新たな挑戦

現役時代にアフリカ年間最優秀選手賞を4度受賞したヤヤ・トゥーレが、スロバキアの最多優勝を誇る名門スロヴァン・ブラチスラヴァの監督に就任することが決定した。契約期間は2029年までの3年間となる。引退後、オリンピク・ドネツクやアフマト・グロズヌイでのアシスタント、トッテナムの下部組織、スタンダール・リエージュ、そしてサウジアラビア代表でロベルト・マンチーニのアシスタントを務めるなど下積みを経て、今回初めて単独でトップチームを率いる。トゥーレは就任に際して『私にとってサッカーがすべてだ。チャレンジが大好きで、豊かな歴史、美しいスタジアム、そして大きな野心を持つ偉大なクラブを指導できることに信じられないほど興奮している。圧倒的なサッカーで試合を支配し、ファンを喜ばせたい』と熱意を語っている。(via MARCA)

クルトワの契約延長に関する余裕のコメント: 30歳以上の壁

ティボー・クルトワが自身の契約延長について非常にリラックスした姿勢を見せている。現在レアル・マドリードに所属するベルギー人GKは『レアル・マドリードでは、30歳を過ぎると1年単位の契約更新しか提示されなくなる。だから、この件についてはとてもリラックスして構えているんだ。もし僕がこれまで通りのパフォーマンスを出し続けることができれば、契約延長は全く問題にならないはずさ。ただ、レアル・マドリードはトップレベルのクラブだから、いつかのタイミングで僕の後継者について考えなければならない時期が来るだろうね』と現状を冷静に分析している。(via SPORT)

ロペテギ監督の苦い記憶: 8年前のロシアW杯解任劇を回顧

現在カタール代表を率いているフレン・ロペテギ監督が、W杯デビューを前に過去の苦い記憶に言及した。8年前の2018年ロシアW杯開幕のわずか2日前、当時スペイン代表監督だった彼は、大会後にレアル・マドリードの監督に就任することが発表された直後、当時のルビアレス連盟会長によって電撃解任された。ロペテギ監督はこの出来事について『非常に醜い出来事だった』と振り返り、心に深く突き刺さった棘であることを隠さなかった。その後、スペイン代表はフェルナンド・イエロが急遽指揮を執ったが、ラウンド16でロシアにPK戦の末に敗退している。ロペテギ監督にとっては、カタール代表を率いる今大会が念願のW杯初采配となる。(via Estadio Deportivo)

ラミン・ヤマルのタイムズスクエアジャック: 18歳にして世界的アイコンへ

FCバルセロナとスペイン代表で活躍する18歳のラミン・ヤマルが、アメリカ・ニューヨークのタイムズスクエアを席巻している。Adidasが彼をグローバルキャンペーンのメインフェイスに起用したのに加え、若者向けファッションブランドのAmerican Eagleもアメリカ進出の顔として彼を起用した。広告業界で最も価値が高いとされるタイムズスクエアのプレミアムデジタルサイネージで、1日の掲載料が5万から15万ドルに上る複数の巨大スクリーンを同時にジャックするという、異例の事態となっている。専門家の分析では、現在の彼のスポンサー収入は年間約650万ユーロに達すると見積もられている。ヤマルはNikeとの契約を更新せずAdidasを選んだ理由について『Adidasには大きなチャンスがあると感じた。彼らが僕を信じてくれていること、そしてブランド内に僕を待っている大きなスペースがあることを感じたんだ』と語っている。ブランド側も彼を単なる若手選手ではなく、次世代の世界的アイコンとして位置づけている。(via MARCA)

クロップの痛烈批判: クーリングブレイクはスポンサーの黄金の檻

今大会でドイツのテレビ局ZDFのコメンテーターを務めているユルゲン・クロップ元リヴァプール監督が、試合中に設けられているクーリングブレイク(給水タイム)の制度に対して強い怒りを露わにしている。今大会では気温が高くないスタジアムでも、前半25分と後半25分の2回、試合が完全にストップする。クロップは『サッカーは、エアコンの効いたオフィスに陣取る幹部たちにハイジャックされている。給水タイムは選手の健康を守るための盾として、暑さに対する崇高な大義名分として導入された。しかし、これはスポンサーのために作られた黄金の檻に過ぎない』と痛烈に批判した。さらに『昔はサッカーそのものがメインイベントだったが、今では広告ショーのBGMになってしまうリスクがある』と語り、テレビ局がその中断時間をCMに利用している現状を嘆いている。(via SPORT)

ファビアン・ルイスの素顔: 負傷の苦悩とベティス復帰への強い思い

パリ・サンジェルマンとスペイン代表でプレーするファビアン・ルイスが、最近の負傷による苦悩と将来の展望を語った。3ヶ月の離脱を強いられた膝の怪我について『最初は単なる打撲だと思っていたけれど、その後重要性がわかった。復帰の時期が定まらず、日常的に痛みがあり、階段を上るのさえ痛かった。妻や一緒に住んでいる従兄弟にとっても、怒りっぽくなっていた僕に耐えるのは大変だったと思う』と家族への負担を振り返った。一方で、ルイス・エンリケやルイス・デ・ラ・フエンテ監督からの毎日の電話が心の支えになったという。将来については『パリでの生活にはとても満足しているし、家族も適応している。でも、いつかスペインに戻るかどうかは誰にもわからない。僕はずっと、我が家であり僕のチームであるベティスで引退したいと言ってきた。いつか戻ってキャリアを終えられたら、それが一番美しいことだ』と古巣への深い愛情を口にした。また、ラミン・ヤマルから過小評価されている選手として名前を挙げられたことには『彼は僕をとても慕ってくれている。彼とは気が合うし、18歳という年齢なのに信じられないほど成熟している』と感謝を示した。(via ElDesmarque)

イングランド代表の盗難被害: カンザスシティでスパイクや機材が盗まれる

W杯に向けてアメリカで合宿を行っているイングランド代表が、窃盗事件の被害に遭った。フロリダ州での事前合宿からカンザスシティのベースキャンプとなるスウォープ・サッカー・ビレッジへ機材を輸送するバンの荷下ろし中に事件は発生した。犯人はマッサージテーブル、戦術分析用の機材、コーチ陣の戦術ボードのほか、ハリー・ケインやジュード・ベリンガムらが使用する特注のスパイク、公式球など、日々のトレーニングに欠かせない大量の物品を盗み出した。地元カンザスシティ警察の迅速な捜査により、金曜日の夜に2名の容疑者が拘束され、盗まれたスパイクなどの物品の大部分が回収された。トーマス・トゥヘル監督率いるチームは、クロアチアとの初戦を数日後に控える中で思わぬトラブルに見舞われたが、予定通り公開練習を実施している。(via MARCA)

ビジャレアルのファンイベント: 小児がん支援と音楽ライブで結束

ビジャレアルCFが毎年恒例となっている第4回「Fiesta de la Afición (ファン感謝祭)」を大々的に開催し、数千人のサポーターが詰めかけた。このイベントはペーニャ・セルティック・スブマリとの協力で行われ、飲食ブースや各種アクティビティで集まった収益はすべてバレンシア州の小児がんの親の会(ASPANION)に寄付されるというチャリティ精神に溢れたものだ。イベントの目玉として、第13回となるホセ・マヌエル・ジャネサ追悼のチャリティマラソンが開催され、1000人以上がビジャレアルの街を黄色に染め上げた。さらに、Groc Talentの第6回優勝者であるRobleをはじめ、Los Dalton、La Pop.eraといったバンドの生演奏が行われ、子供向けのエア遊具なども用意され、イニゴ・ペレス新監督を迎える来季のチャンピオンズリーグに向けたファンの結束を固める場となった。(via SPORT)

エルデンセのシーズンチケット大幅値上げ: 平均90%増とファンへの還元

セグンダ・ディビシオン(2部)への復帰を果たしたエルデンセが、2026-2027シーズンの年間チケットキャンペーンを発表したが、その価格設定が話題を呼んでいる。プリメーラRFEF(3部)で戦った昨シーズンと比較して、平均で90%という大幅な値上げに踏み切ったのだ。最も高いメインスタンド席は新規で550ユーロ、最も安い北側ゴール裏でも250ユーロに設定された。継続更新の場合は新規よりも50から60ユーロ安くなる。クラブは昨季の約3000枚という販売枚数を超えることを目標としているが、この急激な価格上昇に対するファンへの還元策として、チケットを更新した先着400名にエルデンセの公式ユニフォームをプレゼントするという異例の特典を用意した。チケットにはホームで行われる21試合中19試合が含まれ、クラブは2試合を「クラブの日」として対象外にする権利を保持している。(via SPORT)

バスク2クラブのプレシーズンの違い: 地元重視のアスレティックと海外遠征のソシエダ

バスク地方を代表する2つのクラブが、新シーズンに向けて対照的なプレシーズン計画を立てている。エルネスト・バルベルデの後任としてエディン・テルジッチ新監督を迎えたアスレティック・クラブは、新監督がクラブの哲学や文化を深く理解し、若手選手を身近で観察できるよう、遠征を行わず地元レサマの施設でプレシーズンを完結させる。CDデリオやSDレイオア、セスタオ・リーベルといった地元クラブとの親善試合のみが予定されている。一方、ペジェグリーノ・マタラッツォ監督が就任して初めてシーズン頭から指揮を執るレアル・ソシエダは、選手たちを日常から切り離して結束力を高めるため、2017年のオランダ遠征以来となる本格的な海外ツアーをイングランドで実施する。パレット・トラック・ベスコット・スタジアムを拠点とし、ウナイ・エメリ率いるヨーロッパリーグ王者アストン・ヴィラや、ウルヴァーハンプトンといったプレミアリーグの強豪との対戦が組まれている。(via Estadio Deportivo)

フアン・イグレシアスのセビージャ加入: ダビド・ソリアからの助言

ヘタフェからセビージャにフリーで加入したフアン・イグレシアスが、新天地での意気込みを語った。引越し作業で箱を動かす日々に追われているという彼は『ここに来られて本当にワクワクしている。セビージャが連絡をくれた時、常に僕の最優先事項だった。ユニフォームを着て競争を始めるのが待ちきれない』と喜びを隠さない。加入にあたっては、ヘタフェのチームメイトであり元セビージャのダビド・ソリアからアドバイスを受けたという。『ソリアはクラブや街について教えてくれた。彼には、ヘタフェで見せてきたのと同じように謙虚であり続けろ、と言われたよ』と明かした。さらにヘタフェのホセ・ボルダラス監督のスタイルに触れ『誰も僕たちと対戦したくないと思うような、タフで厄介なチームというDNAを持ってここに来た。最初の日からその環境を作り出さなければならない』と力強く語っている。(via ElDesmarque)

デポルティーボ・アバンカの別れ: キャプテン陣とアイノア・マリンの退団

リーガF(女子1部)残留を果たしたデポルティーボ・アバンカが、大幅な血入れ替えを行っている。フラン・アロンソ監督の退任やクリス・マルティネスの現役引退に加え、パウラ・グティエレス、エナル・ムイニャ、ベラ・マルティネス、ラケル・ガルシアといったキャプテン陣が一斉にクラブを去ることが発表された。パウラ・グティエレスは『ア・コルーニャに足を踏み入れた初日から示してくれた愛情に感謝したい』と述べ、ラケル・ガルシアは『本当の友人たち、そしてどんな困難な時も応援してくれたデポルティビスタたちを持っていく』と涙ながらに語った。さらに、チームの攻撃の要であり、5年間にわたって活躍したアイノア・マリンの退団も決定した。彼女は『この決断を下すのはとても難しかった。サッカー選手としてだけでなく、人としても成長できた。ファンのみんなが見てくれていなければ、私はこんな舞台に立つ自分を想像できなかった』と感謝の言葉を残している。(via SPORT)

マラガとアルメリアの平和協定: 昇格プレーオフに向けた両市議会の異例の声明

プリメーラ・ディビシオン(1部)への昇格を懸けたプレーオフ決勝で対戦するマラガCFとUDアルメリア。このアンダルシア・ダービーを前に、両市の市議会が前代未聞の共同声明を発表した。この声明の中で両市議会は、この対戦をサッカーの素晴らしい祭典と位置づけ、ファンに対して責任、市民としてのモラル、そして互いのリスペクトを強く求めている。『私たちは地中海のアイデンティティ、価値観、そして共存の場としてのスポーツの理解の仕方を共有している』と述べ、スタジアム内外でスポーツマンシップの模範を示すよう呼びかけた。ピッチ上の結果だけでなく、スタンドや街中での模範的な雰囲気が記憶に残るような決勝戦にしたいという、両自治体の強い願いが込められている。(via MARCA)

レジェンドの再会: ロナウドとロナウジーニョがFIFA会長の前で抱擁

ブラジルサッカー界が誇る伝説的な二人の選手、ロナウドとロナウジーニョがW杯の舞台裏で感動的な再会を果たした。二人は笑顔と感動、そして冗談を交えながら、深い絆を感じさせる熱い抱擁を交わした。この場面には思わぬ脇役も存在した。FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長がその場に居合わせ、二人のやり取りを見て思わず笑みを浮かべる様子がカメラに収められていた。かつてブラジルにW杯のタイトルをもたらした二人のレジェンドの存在が、今大会で新たな星を目指す現在のブラジル代表にどのような力をもたらすのか、ファンの間で期待が高まっている。(via MARCA)

ジローナにバルサ公式ストア誕生: 地元文化を反映した店舗デザイン

FCバルセロナが商業展開をさらに拡大し、ジローナの旧市街の中心、プジャダ・デル・ポン・デ・ペドラ3番地に新しい「Barça Botiga (バルサ公式ストア)」をオープンさせた。約100平方メートル、2フロア構成のこの店舗は、単なるグッズ販売の場にとどまらず、地元文化を強く意識したデザインとなっている。床にはジローナとカタルーニャを象徴する色やシンボルからインスピレーションを得たタイルが埋め込まれており、クラブが地元の歴史と個性を尊重していることを示している。さらに、ジローナ大聖堂に保存されている歴史的遺産「天地創造のタペストリー (Tapís de la Creació)」をモチーフにした手描きの壁画も展示されている。バルサのライセンスおよびマーチャンダイジング部門(BLM)は絶好調で、今季の売上は予想を上回る2億ユーロ超に達する見込みだ。(via Mundo Deportivo)

アルゼンチン代表からのペナルティ: 養育費未払い者のスタジアム入場禁止

ブエノスアイレス市政府が、前代未聞の厳しい措置を発表した。子供の養育費を支払っていない親に対し、アメリカ、メキシコ、カナダで開催されているW杯の試合会場への入場を禁止するというものだ。この措置により約1万3000人の母親および父親が影響を受ける。元ボカ・ジュニアーズ会長で現在はブエノスアイレス市長を務めるホルヘ・マクリは『我々は国家政府と協力し、W杯期間中も含めて全国でチェックを強化するため、データベースを統合した。子供を養うという基本的な義務を果たさない者は、その結果に直面しなければならない。彼らの子供のニーズを満たさない場合、スタジアムへのアクセスは拒否される』と宣言した。この規則は2025年3月からアルゼンチン国内のスタジアムですでに導入されており、これまでに162人の違反者が特定されている。(via Mundo Deportivo)

ベルギー代表の猛暑対策: シアトルの暑さにサウナとジャグジーで対抗

ワシントンで合宿中のベルギー代表が、エジプトとのW杯初戦に向けてユニークな猛暑対策を導入している。試合が行われるシアトルは28度から33度という高温が予想されており、到着時の14度で雨というベルギーに近い気候とは全く異なる環境でのプレーとなる。リュディ・ガルシア監督率いるコーチングスタッフは、選手たちを熱波に適応させるための特別プログラムを用意した。選手たちは毎回のトレーニング後、サウナに15分から30分間入り、その後39度に設定されたジャグジーに首まで少なくとも30分間浸かることが義務付けられている。ベテランのアクセル・ヴィツェルは『間違いなく暑さは影響する。この気温に慣れていない選手もいるが、適応するために全力を尽くしている。熱いシャワーを浴びてサウナに入っているんだ。僕は暑さは気にならないけどね』と、過酷な環境への順応プロセスを明かしている。(via MARCA)

カニサレスの驚きの公約: オランダ優勝で因縁のクーマンをタトゥーに

元スペイン代表GKのサンティ・カニサレスが、ラジオ番組「Tiempo de Juego」で驚きの公約を口にした。番組の司会者パコ・ゴンサレスとのリラックスした会話の中で、カニサレスは『もしオランダがW杯で優勝したら、クーマンの顔をタトゥーに入れるよ』と宣言し、スタジオは爆笑に包まれた。この発言が話題を呼んでいるのは、二人の間に深い確執があるからだ。2007-2008シーズン、バレンシアの監督に就任したロナルド・クーマンは、カニサレス、アルベルダ、アングロというチームの重鎮3人を「チームのため」という理由で突然構想外にした。カニサレスは過去に『私を引退させたのはクーマンだ。彼にコップ一杯の水を頼まれても、極度の脱水状態でない限り渡さない』と語るほど強い恨みを抱いていた。因縁の相手の顔を体に刻むという冗談は、放送局のSNSでも合成画像付きで拡散されている。(via SPORT)

イラン代表を襲う恐怖: メキシコのキャンプ地近くで遺体発見

W杯での初陣を控えるイラン代表の合宿地であるメキシコのティフアナで、背筋の凍るような事件が発生した。イラン代表が日常的に練習を行っているエスタディオ・カリエンテの向かいにあるスーパーマーケットの駐車場で、放置されていたグレーのトヨタ車のトランクから、腐敗が進み暴力の痕跡がある遺体が黒い袋に包まれた状態で発見された。車内からの強烈な異臭により通報を受けた警察や法医学の専門家が現場を封鎖し、何時間にもわたって捜査を行った。遺体の身元やW杯との関連は現時点では不明だ。アメリカとイランの外交的緊張により、イラン代表はアメリカ国内ではなくメキシコにベースキャンプを構えているが、治安の悪さで知られるティフアナでの滞在には厳重な警備が敷かれており、ホテルと練習場のわずか1分の移動にもメキシコ国家警備隊の車両が護衛についている。(via SPORT)

ジョアン・カンセロの悲痛な告白: 母親の事故死と強盗被害のトラウマ

FCバルセロナへの完全移籍を待つポルトガル代表のジョアン・カンセロが、母国のテレビ番組で自身の人生に深い影を落とした2つの悲劇について赤裸々に語った。8歳の時に起きた交通事故で母親を亡くした記憶について『あの瞬間が僕の人生を永遠に変えた。いくつか覚えていることがある。母の最後の叫び声。当時8歳だった弟が泣いている姿。僕は母を車の下から引っ張り出そうと持ち上げようとしたが、できなかった。真っ暗な崖のそばで全力で持ち上げようとしたが、車を持ち上げるなんて完全に不可能だった』と、当時の無力感と絶望を涙ながらに明かした。さらに、マンチェスター・シティ時代の2021年に自宅で遭遇した強盗事件についても言及。『強盗の一人が背中を向けたので殴り倒し、落ちたナイフを蹴り飛ばした。しかし突然鉄の棒で頭を殴られ、意識を失った。目覚めると首にナイフを突きつけられていた。今あるこの頭の傷はその時のもので、8針縫った』と、生々しい恐怖体験を振り返っている。(via SPORT)

レヴァンドフスキのMLS移籍裏話: シカゴ・ファイアーが提示した家族への好待遇

FCバルセロナを退団したロベルト・レヴァンドフスキが、アメリカのMLS、シカゴ・ファイアーへの移籍に近づいている。サウジアラビアからの巨額のオファーを断りアメリカ行きを決断した背景には、シカゴ側が提示した完璧な「ライフプラン」があった。契約条件は年俸1500万ユーロ(純額)に加えてパフォーマンスに応じた500万ユーロのボーナス、2年の保証契約と2028年の新スタジアム開業を見据えた3年目のオプションという破格の内容だ。しかし、彼とその代理人ピニ・ザハヴィの心を最も動かしたのは家族への配慮だった。妻のアンナ・レヴァンドフスカがフィットネスジムを開設するためのスペースが用意され、懸念していた子供たちの学校や住居の確保もすでに手配済みだという。ポーランド系移民が多く住むシカゴという土地柄も、彼の決断を後押ししている。(via SPORT)

エムバペのレアル・マドリードファン批判: チュアメニ擁護で見せた強気な姿勢

フランス代表のキャプテン、キリアン・エムバペが、メディアのインタビューでチームメイトたちを評価する中で、レアル・マドリードのファンに対して痛烈な苦言を呈した。オーレリアン・チュアメニについて『彼は堂々としている。チームのキープレーヤーであり、第2のキャプテンだ』と絶賛した後、彼がマドリードで受けている批判について言及した。『僕がレアル・マドリードに加入した時、彼は難しい状況にあり、プレッシャーに晒されていた。センターバックでプレーすることも多かったが、マドリードではそんなことはお構いなしだ。センターバックだろうとミッドフィルダーだろうと、結果を出さなければ放っておいてくれない。それが彼らのやり方だ』と、不慣れなポジションでのプレーを強いられながらも批判を浴びせるマドリードの環境を批判した。『でも、彼がその状況を覆した時のパーソナリティが好きだ。その経験からより強くなって這い上がった』と、友人の精神力を称えている。(via SPORT)

ヴィニシウスの契約延長棚上げ: W杯への集中とアンチェロッティへの絶大な信頼

ブラジル代表のヴィニシウス・ジュニオールが、レアル・マドリードとの契約更新について大会終了後まで一切話し合わない意向を示した。契約満了まで1年となり、クラブのフロレンティーノ・ペレス会長は早期の更新を急いでいるが、ヴィニシウス本人は『今は代表にいる。マドリードについて話すべきことは、来シーズンになってから話すよ。今はここで素晴らしい大会にするために集中している』と語り、メディアの雑音を遮断した。一方で、代表監督に就任したカルロ・アンチェロッティへの信頼は揺るぎない。『彼がここにいることは僕に絶大な自信を与えてくれる。自由にプレーさせてくれる監督だ。レアル・マドリードで彼と成し遂げたことと同じことを、今度はブラジル代表で、このW杯でやり遂げたい』と語り、恩師と共にブラジルに6度目の世界一をもたらす決意を露わにしている。(via SPORT)

C・ロナウドの年齢批判への反論: 41歳でのW杯出場への自信

ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドが、41歳でW杯に出場することに対する批判や疑問の声を一蹴した。彼にとって最後となる可能性が高いこの大会で、依然として最高レベルでプレーできるのかという議論に対し、ロナウドは皮肉と自信を交えて反論した。『私の試合を見ていないのか?』とメディアに問いかけ、自身の最近のパフォーマンスが全てを物語っていると強調した。代表チームを率いるロベルト・マルティネス監督も、彼が戦術面でもロッカールームのリーダーとしても不可欠な存在であると全幅の信頼を寄せている。ロナウド自身はポルトガルを圧倒的な優勝候補とは位置づけなかったものの、『とても素晴らしい世代であり、ポルトガルの人々に多くの喜びを与えると信じている』と語り、自らの足で批判を黙らせる準備ができている。(via Estadio Deportivo)

ペペがアシスタント就任の噂を一蹴: モウリーニョとの再会説を否定

サンティアゴ・ベルナベウで行われたレアル・マドリードとインテルのレジェンドマッチ「Corazón Classic Match」でゴールを決め、観衆から大歓声を浴びたペペが、試合後に浮上していた噂を否定した。ジョゼ・モウリーニョ新監督のコーチングスタッフとしてレアル・マドリードに復帰するという報道について、ペペは『それはSNSでの単なる噂や憶測に過ぎないと思う。それ以上のものではない』と一蹴した。モウリーニョのチームに加わりたいかという直接的な質問には『分からないよ。僕は2年前にプレーをやめたばかりだし、まだ早すぎる。将来のことは決して分からないけれどね』とはぐらかした。また、タイトルから遠ざかっている古巣の現状について『ファン、選手、そしてクラブが一つにまとまることが最も重要だ。みんなが団結すれば、勝利を収めてタイトルに近づくのがずっと簡単になると信じている』と愛するクラブへエールを送っている。(via Estadio Deportivo)

トランプ大統領からの激励: ポチェッティーノ監督への直接電話

アメリカ代表がパラグアイを4-1で一蹴し、開催国として最高のスタートを切った裏で、ちょっとしたサプライズがあった。試合前、アメリカ代表の合宿所にドナルド・トランプ大統領から直接電話がかかってきたのだ。トランプ大統領はマウリシオ・ポチェッティーノ監督に対し『君は素晴らしい男で、ファンタスティックな監督だということを伝えるために電話した。君のチームは素晴らしく、良い選手が揃っている。君たちには決勝に進む大きなチャンスがあると信じている。幸運を祈っているよ』と、プレッシャーとも取れる強気のトーンで激励した。これに対し、元エスパニョールの指揮官であるポチェッティーノは笑顔で礼儀正しく『大統領、ご支援ありがとうございます。あなたをはじめ、国中がこのチームを誇りに思えるよう、私たちは全力を尽くします』と応じた。開幕戦の大勝により、アメリカ国内のサッカー熱は一気に高まっている。(via Esport3)

【本日の総括】

ピッチ外では、W杯に向けた各国代表の悲喜こもごもや、新シーズンに向けたクラブの動きが活発化しています。イングランド代表の盗難事件やイラン代表キャンプ地近くでの事件など、開催地アメリカ大陸でのセキュリティ問題が浮上する一方、ラミン・ヤマルのタイムズスクエア席巻やトランプ大統領の激励電話など、ポジティブな話題も大会を盛り上げています。クラブレベルでは、モウリーニョのレアル・マドリード復帰に伴う監督の玉突き人事や、レヴァンドフスキのMLS移籍に向けた破格の条件提示など、大物たちの動向から目が離せません。また、ヴィニシウスやファビアン・ルイスの契約や将来についての率直なコメント、カンセロの胸を打つ過去の告白など、選手たちの人間味あふれる素顔も垣間見えた一日でした。