久保建英の出場時間が激減 今季5回目の出番なしでチーム18位に沈む状況にマタラッツォ監督が奮起を要求

レアル・ソシエダに所属する久保建英の置かれた状況が一段と厳しさを増しています。ヨーロッパリーグのリヨン戦で再び出番なしに終わった久保は、今季の公式戦15試合中5試合でベンチのまま試合を終えることとなりました。これはチーム全試合の3分の1に相当する数字です。さらに、先発出場を果たしたのは今季わずか5試合にとどまり、開幕4節以降の直近11試合では2試合しか先発のピッチに立っていません。

今季の総出場時間は400分未満に落ち込んでおり、ライバルとされるゴンサロ・ゲデスの半分以下の時間しか与えられていません。出場時間ランキングではチーム18位となり、負傷離脱者やバックアップ層を除けば最下層に位置し、控えゴールキーパーのウナイ・マレーロをも下回る事態となっています。リヨン戦でもポジションを争うジョブ・オチエンやパブロ・マリンが優先して途中投入され、チームは交代枠を1つ残した状態で久保の投入は見送られました。

試合後、ペレグリーノ・マタラッツォ監督は久保の現状について次のように語り、奮起を求めました。

『タケとの話し合いは少し前のことだったはずだ。その後、彼はマラガ戦でプレーして素晴らしいゴールを決めた。タケにはチャンスが与えられてきた。しかし現在、チームには絶好調の選手が多く、誰もが勝利を求めている。時には試合展開に応じてより適切なプロフィールを選ぶことがあるし、すべての判断においてパフォーマンスが一番重要になる。最も大切なのは、ピッチに立ったときにチームに何をもたらすかだ。タケは非常に才能のある選手だ。彼に与えられた時間をしっかり活かし、さらなる出場時間を自らの力で勝ち取らなければならない。日曜日のラージョ・バジェカーノ戦で再びチャンスが巡ってくるかもしれない』

また、リヨン戦で久保ではなくパブロ・マリンを投入した理由と、交代枠を使い切らなかった意図について次のように説明しています。

『パブロを投入したのは、相手を迎え撃つローブロックの際に5バックでサイドを閉める必要があったからだ。タケはその5バックのラインを守るには最適なプロフィールではない。パブロにはジョブとともに相手の最終ラインへ走り込み、ルカ・スチッチやミケル・オヤルサバルにスペースを作り出す運動量がある。彼には上下に走り続ける能力が備わっている。そして5枠目の交代を使わなかったのは、守備陣が機能しているときに守備的な選手を崩したくなかったからだ。チームの連携は取れており、変える必要性を感じなかった』

苦しい立場が続く久保ですが、11月の国際Aマッチウィークに向けた日本代表メンバーには選出されています。なお、当初懸念されていた1月のAFCアジアカップ開催時期が変更されたため、1月期間中もソシエダに留まりチームでプレーすることが確定しています。ラージョ戦で巡ってくるかもしれない機会を捉え、指揮官の信頼を取り戻せるかが注目されます。(via Mundo Deportivo)