クラブ運営とファンデモ
🏢 セルヒオ・ラモスと彼のパートナーによるクラブ株式過半数取得の交渉は、ラモスが土壇場で売り手を激怒させる新たなオファーを提示したことで完全に頓挫しました。クラブは現在、資本増強をもたらす新しい買い手を絶望的に探していますが、プロセスは長引く見込みです。今会計年度は約2700万ユーロの赤字で終わる見通しで、戦時経済と呼ばれる厳しい状況にあります。
これに対し、ファンは黙っていません。「Accionistas Unidos」、「Biris Norte」、「Federación de Peñas Sevillistas San Fernando」の各サポーター団体は、6月18日(木)20:30に「セビージャを救うための大デモ」を開催します。ラモン・サンチェス・ピスフアンのゴール裏南の広場からプエルタ・ヘレスまで行進する予定で、1995年8月の行政降格を免れた歴史的抗議の例に倣うものです。ペーニャ連合はバス代の20%を補助することを公式に確認しました。デモの3つの緊急要求は、デル・ニド・カラスコ率いる現理事会の即時一斉退陣、合意された統治機関の設立、そしてSAD(スポーツ株式会社)の解散を防ぐための絶対不可欠な資本増強です。スローガンは『お前たちでもお前たちのお金でもない、これはセビージャ・フットボール・クラブだ』です。サポーター団体は『ペーニャが立ち上がる時です。私たちは結集し、街頭に出なければなりません。クラブは今、これまで以上に私たちを必要としています』『外国投資ファンドへのクラブ売却というグロテスクな失敗』を嘆き、『現在のスポーツ的・経済的な破滅的状況からセビージャFCを救うために』『歴史的で、危機的で、非常に重要な瞬間にあります。これまでセビージャFCを、クラブの感情とは無縁の投機家から守り抜いてきた、何世代にもわたる遺産を守る時です。ビバ、セビージャ!』と熱く呼びかけています。 (via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)
新スポーツディレクター就任
👔 アントニオ・コルドンの後任として、これまでフットボールディレクションの補佐を務めていた44歳のホセ・イグナシオ・ナバロ(1981年セビージャ生まれ)が新スポーツディレクターに正式に任命されました。彼は原則1年契約を結び、今週金曜日の朝にメディア向けにプレゼンテーションが行われます。ブラウリオやコベーニョといった名前も噂されましたが、クラブ売却がない限り彼が引き継ぐことは規定路線でした。ナバロは体育学の学士、スポーツ組織管理の修士、UEFA PROライセンスを持ち、2005/06シーズンから2014年6月までセビージャで働き、その後コルドンとキャリアを共にしました。ビジャレアルでのスカウト責任者、Hope Group(グラナダ、パルマなど)のチーフスカウト、ベティスでのテクニカルセクレタリー(国王杯優勝)、オリンピアコスでのカンファレンスリーグ優勝(2023-24)など、エリートフットボールでの豊富な経験を持っています。彼はチームの欠点を修正し、競争力を向上させるという難題に直面しています。 (via SPORT) (via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque) (via MARCA)
監督とプレシーズンの日程
📋 マドリード出身のルイス・ガルシア・プラサ監督が、チームを1部残留に導いた後、来季も引き続き指揮を執ることがクラブから初めて公式に発表されました。プレシーズンは7月3日(金曜日)に選手が招集され、4日と5日にメディカルチェックを受けます。そして7月6日(月曜日)にプラサ監督の指揮下で、ホセ・ラモン・シスネロス・パラシオス・スポーツシティにてフィールドワークが開始されます。ワールドカップに出場しているスイス代表のルベン・バルガスとジブリル・ソウは最初のセッションには参加しません。また、クラブは厳しい財政事情から施設内でのトレーニングを基本としますが、ラ・リーガが資金提供するツアーに参加する選択肢もあり、滞在費を賄うための2つの親善試合を探しつつ、オランダでの短い合宿(ステージ)も検討しています。 (via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)
プレシーズンの親善試合
⚽️ プレシーズンの親善試合として、現在2試合が確定しています。1試合目は7月19日(日)16:00から、クラブ創立120周年を迎えるポーランドのKSクラコヴィアと対戦します。2試合目はラ・リーガ開幕1週間前の8月8日(土)15:30から、ドイツのバイ・アレーナでバイエル・レバークーゼンという強豪とのテストマッチが予定されています。数日中にさらなる試合日程が発表される予定であり、ラモン・サンチェス・ピスフアンでのアントニオ・プエルタ杯の開催についても今後決定されます。 (via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)
獲得と残留交渉
🤝 アントニオ・コルドン前SDが去る前に口約束を交わしていた3選手の補強については、まもなく公式発表が待たれる状態です。ヘタフェからフリーで加入する右サイドバックのフアン・イグレシアス、ル・アーヴルからフリーで加入するセンターバックのアルナ・サンガンテ、そしてインデペンディエンテ・デル・バジェのMFパトリック・メルカドです。ただし、メルカドは重傷を負っており、復帰は年末になる見込みのため、プレシーズン初日には姿を見せません。また、アレクシス・サンチェスとネマニャ・グデリの残留も除外されておらず、契約更新についての話し合いが新プロジェクトの優先事項として予定されています。さらに、下部組織出身のアルベルト・フローレスにはトップチームへの完全昇格が約束されました。 (via MARCA) (via Estadio Deportivo)
ゴールキーパー事情
🧤 ノルウェー代表としてワールドカップに向けて準備中のオルヤン・ニーランドは契約満了で退団し、一人のセビジスタとして別れを告げました。一方、ニューカッスルからローン中のオディッセアス・ヴラホディモスは正式な別れを告げていません。ニューカッスルは彼を戦力外とみなし、1000万ポンドを要求していますが、これはセビージャにとって手の届かない金額です。また、ニューカッスルは給与の一部負担を拒否しているため再ローンも困難です。彼の市場価値は300万ユーロにまで低下しており、ベシクタシュやパナシナイコスから関心が寄せられていますが、彼はアテネへの帰還を拒否し、ヨーロッパの主要リーグでのプレー継続を望んでいます。本人はセビージャ残留を熱望しており、高額な給与の引き下げにも応じる構えです。彼は以前、『私自身も家族も、ここでの生活にとても満足しています。クラブも街も大好きです。ですが、私はニューカッスルの選手なので、この夏どうなるかはわかりません』と語っていました。並行して、コルドン前SDが進めていたビジャレアルのディエゴ・コンデへの接触も継続していますが、セビージャは決定的な一歩を踏み出しておらず、コンデには他の2つのオファーが届いている状態です。 (via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)
退団・引退選手
👋 契約満了に伴い、アドナン・ヤヌザイが退団します。これにより、クラブは年間約500万ユーロの高額な給与負担を削減することに成功しました。ローン組では、バティスタ・メンディがトラブゾンスポルへ、ニール・モペイがオリンピック・マルセイユへそれぞれ復帰し、正式に別れを告げました。また、ベテランのセサル・アスピリクエタは現役引退を決断し、スパイクを脱ぐことになりました。 (via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)
余剰戦力と高給選手の整理
💼 新SDナバロの最大の課題は、クラブを経済的に苦しめ、スポーツ面でも足枷となっている高給選手の放出です。特にタングイ・ニアンズとジョアン・ジョルダンの2人で年間1700万ユーロ以上のコストがかかっています。ニアンズの償却と給与で1300万ユーロ、ジョルダンの総給与は400万ユーロ以上ですが、2人合わせても今季17試合(ニアンズ12試合、ジョルダン5試合)しか出場していません。さらに、ラファ・ミルも年間400万ユーロ以上のコストがかかっており、彼は性的暴行の疑いで裁判中であるため、エルチェは非常に低い買取オプションの行使を拒否し、7月初旬にチームに戻る予定です。クラブは彼の契約解除を交渉したい意向です。フェデ・ガットーニ(低コスト)やファビオ・カルドソを含め、クラブはこれらの選手との契約解除、またはゼロコストでの移籍による放出を考えています。ただし、迅速な交渉は難しいため、彼らはプレシーズンに参加する見込みです。また、2028年まで契約があり年間約700万ユーロのコストがかかるマルカオも売却候補です。ローンバック組では、ビジャレアルが買取オプションを行使しないアルフォン・ゴンサレスや、オリンピアコス行きが噂されているペドロサも7月にチームに戻る予定です。 (via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo)
売却候補の若手選手
💸 守備陣、特にセンターバックと右サイドバックの再編が急務となっています。サンガンテの加入によりセンターバックは7人となるため、3〜4人の放出が必要です。ルイス・ガルシア・プラサ監督は現在、拒否できないオファーが来ない限り、アンドレス・カストリンとキケ・サラスを不可欠(アンタッチャブル)と考えています。一方、右サイドバックでは、フアン・イグレシアスの加入で3人の戦力を抱えることになり、市場価値のあるフアンル・サンチェスとホセ・アンヘル・カルモナについては、この夏オファーを聞くことになります。クラブは興味深いオファーがあれば両方の売却も除外していませんが、最も長いワールドカップが始まるため、市場の動きは遅くなると予想されています。 (via ElDesmarque)
【本日の総括】
クラブ買却の頓挫や深刻な赤字など不穏な空気が漂う中、新SDの就任と来季に向けたプレシーズン日程が固まりました。高給選手の整理など財政難を乗り越えるための課題が山積していますが、ファンの大規模なデモが予定されるなど、クラブの未来に向けた大きな動きが起きています。