コルドバCFとの親善試合はPK戦で勝利
⚽ プレシーズン第3戦となる第4回プエルタス・デ・コルドバ杯で、セビージャはコルドバCFと対戦し、スコアレスドローの末にPK戦を5-4で制した。トップチームの選手不足により、ルイス・ガルシア・プラサ監督は前半のピッチにカンテラーノ主体のメンバーを送り出した。前半終了間際にニコ・ギジェンがハンドを犯しPKを献上したものの、若き守護神アルベルト・フローレスが見事なダイビングセーブでこれを阻止。彼はプレシーズンで計120分間無失点を継続しており、第2GK定着やレンタル移籍に向けて最高のアピールを見せている。後半に入るとオディッセアス、カルモナ、スアソ、アグメ、グリディ、ペケ、シエラ、アイザック・ロメロらトップチームの選手たちが続々と投入され、攻勢を強めたがゴールを奪うには至らなかった。終盤にはカルモナと相手選手が一発退場となる乱闘も発生。PK戦ではコルドバのテオ・ジダンが外し、セビージャはキッカー全員が成功を収めてタイトルを持ち帰った。
スタジアムには約500人のセビージャファンが集結し、相手サポーターからの「ベティス」という挑発にも耳を貸さず熱い声援を送った。一方で、フロント陣に対する辞任要求のチャントも響き渡った。また、移籍が噂されるオソに対してファンから残留を願う声が上がり、オソは自身の胸のエンブレムを叩いてそれに応えている。 (via Estadio Deportivo / ElDesmarque)
ガブリエル・スアソ、キャプテンとしての決意と手応え
©️ 後半からピッチに立ち、キャプテンマークを巻いたガブリエル・スアソが試合後にチームの状況について語った。若手選手たちの奮闘について『我々全員がリズムを掴み続けている。カンテラーノたちも誇りに思う。彼らはトップチームで居場所を勝ち取りたいという意思を示した』と称賛。後半のトップチームのプレーに関しても『前線での決定力を欠いたが、素晴らしい試合だったと思う。成長するための良い一歩を踏み出した』と手応えを口にした。
自身のキャプテンという役割については『最初に思い浮かぶ言葉は誇りであり、幸せだ。私はどこへ行っても何かを要求したり強要したりはしない。グループの一員として幸せになり、チームメイトを助けたい。もしこの役割が続くなら、両手を広げて迎えてくれたこのクラブを代表できることを幸せに、そして誇りに思う』と熱い想いを吐露した。また、監督の戦術理解も順調に進んでいるとし、『アイデンティティを築き、セビージャファンを再び恋に落とさせたい』と強い意気込みを見せている。 (via Estadio Deportivo)
ゴール不足の深刻化と監督のストライカー獲得要請
⚠️ 昨季のチーム得点王であるアコル・アダムスをヴェネツィアへ約1700万ユーロ(ボーナス込み最大2350万ユーロ)で売却したことにより、攻撃陣の層の薄さが浮き彫りになっている。アレクシス・サンチェスらも退団し、純粋なストライカーがここ2シーズン得点力が低下しているアイザック・ロメロのみという危機的状況だ。プレシーズン3試合を通じても、流れの中からの得点はゼロであり、フベントゥ・デ・トレモリーノス戦でミゲル・シエラが決めたPKによる1点にとどまっている。
ルイス・ガルシア・プラサ監督は『私たちは非常に手薄な状況です』と現状を危惧しており、フロントに対してスタメン級1人と控え1人の計2名のストライカー獲得を強く要請した。条件としてラ・リーガを熟知した選手、できればスペイン人選手を求めており、ブラガに所属するバレンシア出身のフラン・ナバロらが候補に挙がっている。プレシーズン中に戦術を浸透させるため、監督は少なくとも1人を早急に合流させるよう求めている。 (via Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)
エジュケとペドロサが構想外で移籍へ加速
🚪 チームの再編が進む中、チデラ・エジュケとアドリア・ペドロサが戦術的理由および移籍交渉のためコルドバ戦のメンバーから外れた。フリーで加入したエジュケは2027年まで契約を残しているが、監督の構想に完全には合致しておらず、ベルギーのアンデルレヒトやサウジアラビア、カタールなどのクラブから関心が寄せられている。クラブは彼の売却で400万から500万ユーロの純利益を得ることを目論んでいる。
一方のペドロサはエルチェでのレンタルから復帰したものの、こちらも監督の構想外となっており、ギリシャのオリンピアコスからの関心が報じられている。今後、両選手はジョアン・ジョルダンやラファ・ミルといった他の戦力外選手たちと共に、チームの全体練習から外れて別メニューでの調整に移行する予定となっている。 (via ElDesmarque / Estadio Deportivo)
ウィンガー補強候補にブライアン・サラゴサ、ツィガンコフ、リソが浮上
🔄 ウィンガーの刷新が急務となる中、フロントは複数の候補と接触している。バイエルン・ミュンヘンで出場機会を失っているブライアン・サラゴサについては、エスパニョールなどと競合しつつレンタルでの獲得を模索中。ただし、バイエルン側が給与の大部分を負担することが条件となる。ジローナのヴィクトル・ツィガンコフもターゲットの1人で、当初2000万ユーロだった評価額が1000万ユーロまで下落している。本人は契約解除によるフリー移籍を求めており、もしフリーで獲得可能となればセビージャがすかさず動く構えだ。
さらに、レアル・サラゴサのアドリアン・リソへの関心も継続している。サラゴサ側は移籍金500万ユーロを要求して徹底抗戦の構えを見せているが、セビージャは買い取りオプション付きのレンタル移籍を提示している。リソ本人はスペイン1部リーグでのプレーを熱望しており、イタリアの複数クラブからのオファーを保留している状態だ。 (via Estadio Deportivo / SPORT / ElDesmarque)
フリオ・ディアスと個人合意もアトレティコとの交渉が鍵
🤝 左サイドバックの補強として、アトレティコ・マドリードに所属する21歳のフリオ・ディアスと4年契約で個人合意に達した。選手は当初レバンテと合意寸前だったが、セビージャからのアプローチを受けて交渉をストップし、アンダルシア行きを熱望している。
しかし、保有権の50%を売却して利益を得たいアトレティコ側は交渉を急いでおらず、より高額なオファーを引き出すためのオークション状態に持ち込むことを狙っている。セビージャがこの若き才能を正式に迎え入れるためには、オソやペドロサを売却して資金と選手枠を確保することが絶対条件となる。 (via Estadio Deportivo)
ラファ・ミルの退団に向けた動き
🏃 退団が既定路線となっているラファ・ミルは、トップチームの選手たちから隔離され、クラブの施設内で個人トレーニングを続けている。クラブ側は、彼がチームメイトと一緒にいる姿が公になることはクラブの利益にならないと判断している。本人もこの状況を受け入れており、自身の抱える司法問題が解決するまでの間、国外リーグでのプレー機会を模索しつつ退団の準備を静かに進めている。 (via ElDesmarque)
アレクシス・サンチェスの新天地候補
✈️ 6月30日をもって契約満了で退団したアレクシス・サンチェス。セビージャは年俸約50万ユーロで残留を打診したものの、ベンチ要員としての役割や条件面で折り合いがつかず交渉は決裂した。本人は現在も欧州5大リーグでのプレー続行を第一希望としている。
しかし、8月中旬までに魅力的なオファーが届かない場合は、19年ぶりに母国チリへ戻り、父親がファンであったウニベルシダ・デ・チリへ復帰する計画を立てている。同クラブは月給10万ドルを用意して彼を迎え入れる準備を進めている。また、MLSやサウジアラビア、ブラジルのクラブからも引き続き関心が寄せられている。 (via Estadio Deportivo)
医療部門トップに元レアル・マドリードのフェリペ・セグラ氏が就任
🏥 クラブの再建はピッチ外でも進んでいる。アントニオ・トラムジャス氏が就任からわずか7ヶ月で退任し、新たにフェリペ・セグラ氏が医療サービス部門のディレクターに就任することが発表された。ハエン出身の58歳であるセグラ氏は、直近までレアル・マドリードの医療部門トップを務めていた実績を持つ。キリアン・エムバペの膝の診断を巡るトラブルで批判を浴びてマドリードを去った後、負傷者が続出しているセビージャの医療体制を根本から立て直すという重責を担うことになる。 (via Estadio Deportivo / ElDesmarque)
若手チーム:COTIFトーナメントでレバンテと引き分け
📊 若手選手が出場しているCOTIFトーナメントのグループA第2戦で、セビージャはレバンテと対戦した。両チームともに決定打を欠き、試合はスコアレスドローで終了。次戦以降にグループ突破の望みを繋いでいる。 (via SPORT)
【本日の総括】
プレシーズンマッチで若手の活躍により勝利を収めたものの、チームは極度な得点力不足に陥っており、監督からは早急なストライカー獲得のSOSが出されています。ピッチ外では人員整理と新戦力獲得に向けた動きが激化しており、医療部門のトップ交代も含め、クラブ全体で急ピッチな立て直しが進行中です。