ホセ・ボルダラス監督の契約延長が間近に
ホセ・ボルダラス監督の去就は夏の移籍市場における大きな謎の一つでしたが、ヘタフェとの契約延長に向けて大きく前進しています。今シーズンは1月に降格圏をさまよう苦しいスタートを切りましたが、冬の補強と監督の手腕により見事な立て直しを見せ、最終節で歴史的な7位フィニッシュを果たしました。これにより、クラブは7年ぶりとなるヨーロッパの舞台、カンファレンスリーグへの出場権を獲得しています。
一時はアンヘル・トーレス会長から減俸のオファーがあったことで両者の関係が遠ざかり、退団が濃厚と見られていました。その間、セビージャ、エスパニョール、そしてアレッシオ・リスチ監督を解任したオサスナといったクラブが新監督候補として彼に熱視線を送っており、特にオサスナからは正式なオファーも届いていました。しかし、その提案は彼を納得させるものではありませんでした。
関係者によると、ボルダラス監督の本来の意向は常にヘタフェへの残留であり、クラブからの適切なオファーを待っていた状態でした。ここ数時間の会談で両者は急接近し、契約合意に向けて非常に楽観的な雰囲気が漂っています。(via ElDesmarque)
今季の劇的な巻き返しはロッカールームの結束を高め、カンファレンスリーグ初参加という偉業によってクラブ全体に過剰なほどの熱狂をもたらしています。契約の細部が固まり次第、ボルダラス監督はアンヘル・トーレス会長やスポーツディレクターのトニ・ムニョスと共に、プレシーズンや移籍市場の計画に本格的に着手することになります。(via MARCA)
マウロ・アランバリがリーベル・プレート移籍へ
ホセ・ボルダラス監督の続投に向けた動きが進む一方で、中盤の要であるマウロ・アランバリの退団が現実味を帯びています。アルゼンチンの名門リーベル・プレートが彼の獲得に動いており、移籍金600万ユーロという条件で原則合意に達している状況です。
リーベル・プレートのエドゥアルド・チャチョ・コウデ監督は、来季の全タイトル覇権奪還に向けてチームの抜本的な再建を要求しており、アランバリはその中盤を支える重要なピースとして白羽の矢が立ちました。リーベル・プレートはアルヘンティノス・ジュニアーズの攻撃的MFアラン・レスカーノの獲得に向けた初期交渉も行っていましたが、アランバリとの合意に至ったことで中盤補強の緊急性が下がり、そちらの交渉はトーンダウンしています。カンファレンスリーグを控えるヘタフェにとって、アランバリの退団は夏の大きな痛手となりそうです。(via Estadio Deportivo)
ザイド・ロメロがアルゼンチン代表の代替候補にリストアップ
アルゼンチン代表で思いがけないチャンスがヘタフェの選手に巡ってきました。オリンピック・マルセイユに所属するDFレオナルド・バレルディが右脚ヒラメ筋の負傷により、ワールドカップに向けた代表メンバーから離脱することが決定しました。
リオネル・スカローニ監督は親善試合アイスランド戦の後に代替選手を発表する予定ですが、その候補は5月上旬に提出された55人のプレリストから選ばれます。そして、そのセンターバックの代替候補リストの中に、ヘタフェのザイド・ロメロの名前が含まれています。ボーンマスのマルコス・セネシ、リーベル・プレートのルーカス・マルティネス・クアルタとヘルマン・ペッセージャ、そしてボカ・ジュニアーズのラウタロ・ディ・ロージョら強力なライバルと枠を争うことになりますが、ワールドカップ出場の夢が現実になる可能性があります。(via ElDesmarque)
他クラブの運命を左右したヘタフェの勝利
今シーズンのヘタフェの戦いぶりは、自らのカンファレンスリーグ出場権獲得だけでなく、他クラブの運命にも大きな影響を与えました。
一つ目はレアル・マドリードです。アルバロ・アルベロア監督が率いていたレアル・マドリードは、シーズン後半の重要な時期にオサスナとヘタフェに対して驚くべき敗北を喫しました。この敗戦がきっかけでリーグ優勝の可能性が消滅し、最終的に無冠で終わる要因の一つとなりました。(via ElDesmarque)
二つ目はRCDマジョルカです。ジャーナリストのホセ・サンチスがポッドキャスト番組で今季を振り返る中で、マジョルカの降格について語っています。彼は『ヘタフェに敗れるまでは残留できると確信していた』と告白しており、ヘタフェが残留争いをするチームに引導を渡す決定的な役割を果たしていたことが伺えます。(via SPORT)
【本日の総括】
ボルダラス監督の続投が濃厚となり、カンファレンスリーグに向けた来季のプロジェクトが本格始動へ向かっています。一方でアランバリの退団が迫り、ザイド・ロメロにはW杯出場の可能性が浮上するなど、ピッチ内外でヘタフェの動きから目が離せない一日となりました。