ヘタフェCF
ベオグラードの過酷な熱狂の中、ヘタフェが苦しみ抜いた末に7年ぶり4度目となる欧州カップ戦の本戦(カンファレンスリーグ・リーグフェーズ)への切符を掴み取った。パルティザンとのプレーオフ第2戦に臨んだボルダラス監督率いるチームは、アウェイで1-2と敗北を喫したものの、ホームでの第1戦で得た3-1のリードを守り抜き、合計スコア4-3で悲願を達成した。
試合は終始激しい肉弾戦となり、前半37分にはイエローカードを受けたDFサゾノフが退場の危機を察知した指揮官の素早い判断で、ハーフタイムを待たずにアンドレス・ガルシアと交代する一幕もあった。後半53分、MFテラッツが自陣エリア前で無謀なドリブル突破を試みてボールを奪われ、パルティザンのジェに先制ゴールを許す悪夢のような展開に陥った。
しかし、ここでチームを救ったのは今季絶好調のストライカー、エネス・ウナルだった。後半69分、テラッツが蹴ったコーナーキックがエリア内に混戦を生み出すと、ウナルが卓越したボディコントロールでボールを収め、左足で豪快にゴールネットを揺らして1-1の同点に追いついた。その直後の76分にパルティザンのコイゼクに勝ち越し弾を許し、試合終盤は防戦一方の極限状態となったが、GKソリアを中心とする守備陣が最後まで決死の覚悟で耐え凌いだ (via AS)。テラッツは痛恨のパスミスを犯したものの、試合を通じて見事なボールキープと推進力を見せ、チームの精神的支柱として機能した (via Mundo Deportivo)。試合後、ボルダラス監督が『ヨーロッパへ行くぞ、おやじ』という合言葉を掲げたように、南マドリードのクラブは歓喜の渦に包まれている (via MARCA)。
CAオサスナ
オサスナは、ピッチのキノコ問題によって延期されていたセルタとの開幕節に臨み、敵地バライードスで1-2の劇的な逆転勝利を収め、ラミス新体制における記念すべき初白星をもぎ取った。
前半はセルタの流麗なパスワークと主将アスパスの華麗なミドルシュートに屈し、1-0とリードを許す苦しい展開が続いたが、後半に入るとチームは一変した。後半51分に相手DFマルコス・アロンソが退場処分となったことで数的優位に立つと、瞬く間に試合をひっくり返した。
後半54分、好機を逃さなかったキケ・バルハが、ゴール前での混戦から流れてきたボールを逃さず、至近距離から豪快なボレーシュートを突き刺して1-1の同点とした。勢いに乗るオサスナは攻撃の手を緩めず、後半63分にはブディミールが放ったボレーシュートが相手のハンドを誘発してPKを獲得。エースのブディミール自身がこのPKを冷静沈着に沈め、わずか10分間での完璧な逆転劇を完成させた。試合後、指揮官のラミスは『セルタに先制されたことで、チーム全体の目の色が変わった。交代カードの重要性を含め、素晴らしい個性と成熟度を示してくれた』と選手たちの粘り強さを絶賛した (via AS)。
