セビージャFC
セビージャは敵地サン・マメスに乗り込んだアスレティック・ビルバオとのアウェイ戦において、1-3という見事な完勝を収め、開幕2連勝を飾って暫定首位に浮上しました。ガルシア・プラザ監督はハーフタイムにイエローカードを提示されていたルビ・ウリ、ペケ、ミゲル・シエラを交代させて10人での数的不均衡によるリスクを徹底的に排除。交代したイサク・ロメロやチデラ・エジュケといったフレッシュな戦力が見事に攻撃をリードしました。
先制点は前半15分、スコットランド人FWロビー・ウレの熱心な前線プレスに相手GKがミスを誘発し、こぼれたボールをカンテラ出身のオソが冷静に押し込んで1-0。後半に入ると、後半5分にイサク・ロメロのパスからエジュケが飛び出し、鮮やかなループシュートを決めて2-0。さらに後半12分、相手のクリアミスを逃さずにオソが奪取してアシスト、イサク・ロメロが右足のシュートを突き刺して3-0とリードを広げました。
チームは現在、チュアメニやミリトンらの負傷の影響でカスティージャ登録ながらトップに帯同しているチアゴ・ピタルチの動向など、ライセンス登録の限界に苦しんでおり、わずか16人のファーストチーム登録という非常に薄氷の布陣を強いられています。ガルシア・プラザ監督は『この16人で戦い抜くことは贅沢であり、あと4人ほどの中盤やディフェンダー、アタッカーの補強が絶対に必要だ』とスポーツダイレクションに強い要求を行っています。 (via SPORT / AS / ElDesmarque / Estadio Deportivo)
アスレティック・ビルバオ
アスレティック・ビルバオは、新指揮官エディン・テルジッチ監督のサン・マメスでの公式戦初陣を迎えましたが、セビージャに1-3で敗れる厳しいスタートとなりました。試合は開始早々の前半11分、ディフェンダーのウナイ・シモンのクリアミスをウレに強奪され、これをカバーしようとした左サイドバックのユリ・ベルチチェが相手選手を倒してしまい一発退場。この決定的な退場が、その後のゲームプランを完全に破壊しました。
テルジッチ監督は、急遽ベレンゲルを左サイドバックに回し、ベリンガムに似た推進力を持つ新鋭のペイオ・カナレスとベニャト・ゲレナバレーナの二人でダブルピヴォットを形成。10人という過酷な状況下でも、前半33分にカナレスが放った決定的なシュートなど、アグレッシブなポゼッションで何度もチャンスを作りました。後半にさらに失点を重ねて0-3となったのち、ワールドカップ王者のアイメリク・ラポルトやニコ・ウィリアムズを投入して反撃。後半70分にベレンゲルのコーナーキックのすらしからアイトール・パレデスがボレーを突き刺して1点を取り戻しましたが、反撃はそこまで。
試合後、キャプテンのイニャキ・ウィリアムズは『ユリのあの退場は非常に厳しすぎる。相手は全くボールをコントロールしておらず、決定的な得点機会ではなかったはずだ。開始10分でこのような判定を下されるのは非常に厳しい』と審判団に対する強い不満と憤りを語りました。 (via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo / ElDesmarque / MARCA)
レアル・ソシエダ
レアル・ソシエダは、レアル・ベティスとの開幕戦を1-0で落としたものの、チームの周囲にはポジティブなニュースが漂っています。プレシーズンを通じて最も長い稼働時間を誇っていたアンデル・バッレネチェアは、ベティス戦の後半途中にふくらはぎの不快感によりバンテージを巻いて交代したものの、幸いにも筋肉系の深刻な怪我はなく、次の水曜日に控えるサンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード戦に出場可能なコンディションにあります。
また、右サイドバックのジョン・ミケル・アラムブルも、ベティス戦でリケルメの決定的なシュートを身体を投げ出してブロックした際に膝の軽いねじれを訴えましたが、医療スタッフによる検査の結果ただの打撲と判明。すでに全体セッションに部分的に復帰しており、マドリードへの遠征メンバーに含まれることが確定しています。
さらに、チームの顔である日本代表MF久保建英は、ベティスとの開幕戦において先発出場したものの、相手の新左サイドバックであるフラン・ガルシアの執拗なマークと圧倒的なスプリント力に苦しめられ、思うような輝きを放てず完封される形となりました。
その一方で、チームは右サイドバックの層の薄さに直面しています。オドリオソラが2027年の初頭まで復帰できず、ルペレスも下部組織のサンセに正式に降格。マタラッツォ監督は『現状の陣形は、特にディフェンスラインにおいて限界に近いため、フロントが速やかに新しいサイドバックの獲得交渉を完了させてくれることを確信している』と会見で認めました。また、ベティス戦で決定的な2度のチャンスを外してしまった若きストライカーのオーリ・オスカルソンに対し、指揮官はピッチの上で『顔を上げて次に集中しろ』と直接語りかけ、絶対的な信頼を強調しました。 (via DiarioVasco / NoticiasDeGipuzkoa / ElDesmarque)
