レアル・ベティス

レアル・ベティスは、本拠地ラ・カルトゥーハにおいて59,490人という歴史的な大観衆(同スタジアムにおけるベティスの歴代9番目の動員数)を集め、強敵レアル・ソシエダを1-0で下して今シーズン最高のスタートを切りました。

この試合で値千金の決勝ゴールを流し込んだのが、昨シーズンわずか1ゴールに留まり厳しい批判の対象となっていたロドリゴ・リケルメ。リケルメは今夏、体脂肪を落として筋肉量を増やすという徹底的な肉体改造と、メンタル面での再スタートを結実させ、見事な左足ボレーでチームを勝利に導きました。リケルメは試合後、『私は今、世界で最も幸せな人間だ。プレシーズンでのハードワークがこのように最高の結果に結びつき、素晴らしいファンの前でゴールを決められて本当に嬉しい』と深い喜びを明かしました。

新戦力では、レアル・マドリードから加入した左サイドバックのフラン・ガルシアが先発デビュー。圧倒的なスプリント力でリケルメと完璧な連携を披露しただけでなく、相手の久保建英を驚異的なアジリティで完封する素晴らしい守備対応を見せ、大サポーターを魅了しました。中盤の底では、フルミネンセから加入したウルグアイ代表ファクンド・ベルナルが、マーク・ロカと並んで高いポジショニングによる激しい守備対応を体現。前半から相手の攻撃の芽を摘み取り、欧州デビュー戦でそのクオリティを完璧に証明しました。

チームは次なる仕上げとして、アタッカーのパブロ・ガルシアをハル・シティへ売却する交渉を進めており、すでにハル・シティから500万ユーロ+変数という条件でのアプローチを受け取っています。パロットの合流も間近に控えるベティスは、次なる対戦相手バレンシア戦に向けて士気を高めています。 (via Estadio Deportivo / ElDesmarque / Mundo Deportivo / MARCA)

バレンシアCF

バレンシアCFは、今シーズン最後の年となる歴史的な旧メスタージャ・スタジアムで行われた開幕戦において、RCセルタと0-0で引き分けました。

試合は、開始10分にこの夏獲得したワールドクラスのギド・ロドリゲスが中盤で奪取、Javi Guerraが持ち上がってラストパスを送り、日本期待の若き才能である佐藤龍之介が右サイドを突破してセンタリング。これをフォワードのアルナウト・ダンジュマがペナルティエリア中央でトラップから決定的なシュートを放ちましたが、無念にも枠を外れて先制の好機を逸しました。佐藤龍之介はピッチの上で抜群のアジリティと機動力を見せて最もクリエイティブな輝きを放ち、前半22分にはペペルの見事なロングパスに抜け出して再び決定機を構築しました。しかし、指揮官のカルレス・コルベラン監督が後半56分に佐藤龍之介をウマル・サディクと交代させる決定を下した際、メスタージャのスタンドからは采配に対する激しい指笛と大ブーイングが鳴り響きました。

守備陣では、オランダ人新戦力のデ・ハースが前半に危険なタックルで警告を受け、さらに足首を激しく痛めたためハーフタイムにムクタール・ディアカビ(7ヶ月ぶりの大怪我からの電撃復帰)と交代。ディアカビは後半、非常に力強く完璧な守備を見せてピンチを遮断しました。

試合後、ブーイングを受けたコルベラン監督は『サポーターのあの怒りは100パーセント理解している。私たちはメスタージャに常に勝利を届けなければならない義務がある』と語り、チームを引っ張ったJavi Guerraも『個人としてMVPを獲得したとしても、勝利を逃したのなら何の満足もない。私たちは火曜日のベティス戦での勝利を求めて戦うだけだ』と悔しさを覗かせました。なお、23歳の生え抜きDFルベン・イランソのレアル・サラゴサへの完全移籍がゼロで合意に達しました。 (via SPORT / Superdeporte / ElDesmarque / AS)

RCセルタ・デ・ヴィゴ

セルタは敵地メスタージャでバレンシアと0-0で引き分け、今シーズン最初の勝ち点1を獲得しました。

クラウディオ・ヒラルデス監督は会見の席で、『私がトップチームの指揮を執り始めてからの3シーズンの中で、今回が最も内容的に説得力のある、ゲームを完成させた素晴らしい開幕戦だった』と語り、チームの戦闘アイデンティティと精神的な成長を讃えました。試合は後半、交代枠をフルに使ってイアゴ・アスパス、ハビ・ルエダ、パロ・デュランらを一気に投入。後半88分には、新加入のマルコス・アロンソがウイリオット・スウェドベリのパスからエリア内左隅で決定的なシュートを放ちましたが、ボールは枠のわずか数センチ右をかすめて逃げ、劇的な勝利には届きませんでした。

水面下では、ハビ・ルエダに対するプレミアリーグからの高額なオファーが届いているものの、ヒラルデス監督は『ハビは私たちの今季の戦術において、信じられないほどの推進力をもたらす絶対に外せない大黒柱だ。彼がここに残ることを確信している』と放出を断固拒否する意思を明言。また、構想外となっているミッドフィルダー、マティアス・ベシーノの売却手続きが進められています。 (via SPORT / ElDesmarque / Superdeporte)