【今回のラインナップ】
✅ CDミランデス ウナクス・デル・クラが2028年まで契約延長
✅ UDラス・パルマス 昇格に向けた大一番のレガネス戦と歴史的混戦の行方
✅ CDレガネス 残留をかけたグラン・カナリアへの挑戦
✅ スポルティング・デ・ヒホン ファンとの関係修復とセサル・ヘラベルトの去就
✅ レアル・オビエド ビニャスの活躍で残留に向けた連勝街道
✅ SDウエスカ アラゴンダビーでのアウェイチケット販売拒否問題
✅ レアル・サラゴサ チケット問題でのペーニャの怒りとウエスカ戦
✅ マラガCF フネス監督下で無双するアウェイ戦とアルメリア戦
✅ UDアルメリア 首位ラシンに大敗し不安を抱えるホーム最強チーム
✅ CDカステリョン 昇格争い生き残りをかけたブルゴスとの直接対決
✅ ブルゴスCF カスタリアでの決戦に挑む
✅ コルドバCF イケル・アルバレスの無失点記録と昇格プレーオフの喪失
✅ デポルティボ・ラ・コルーニャ 昇格に向けたミランデス戦とマリオ・ソリアノの復帰
✅ ラシン・サンタンデール 圧倒的な得点力で首位を快走
■【CDミランデス】
ウナクス・デル・クラ(21歳、ビルバオ出身)が2028年6月まで契約を延長した。アンチョン・ムネタがレアル・バジャドリード戦の逆転勝利後に言及して以降、わずか6試合でファンの心を掴んでいる。今季はテルセーラ・フェデラシオンでスタートしたものの、カディス戦でトップチームデビューを果たして才能の片鱗を見せると、その1週間後にはアセベスからヘディングでセグンダ初ゴールを奪った。コルドバ戦では後半出場直後にPKを獲得し、カルロス・フェルナンデスの同点ゴールをアシストしている。レアル・サラゴサ戦ではオーバーヘッドキックでネットを揺らし、カステリョン戦でもマティスの股を抜くゴールでチームに希望を与えた。3ゴール1アシストを記録して絶対的なスタメンとなり、アスレティック・クラブも動向を追っていた中での契約延長である。今後の目標はプロサッカーでの成長であり、次の目的地はアバンカ・リアソールでのデポルティボ戦となる。(via AS)
■【UDラス・パルマス】
金曜日の20時(半島時間21時)からエスタディオ・デ・グラン・カナリアでCDレガネスとの重要な一戦を迎える。ルイス・ガルシア・フェルナンデス監督率いるチームは現在7位であり、カステリョンと1ポイント差で昇格プレーオフを争っている。直近のラ・ロサレダでのマラガ戦では無気力な試合で敗北し、遠征した600人のファンから怒りを買っている。アウェイでは7戦1勝で現在3連敗中という惨状である。(via SPORT)
歴史的な大混戦となっているセグンダにおいて、自動昇格圏にいる首位のラシンやアルメリア(勝ち点差4)との差も詰まっている。残り7試合で4勝から5勝を挙げ、5月30日のリアソールでの最終戦までに結果を出す必要がある。負傷によりタイセイ(日本人選手)とエンソが欠場しており、マラガ戦でタイセイの負傷により48分から途中出場したビエラの起用法については議論が再燃している。ヘセ、フステル、アレ・ガルシアのトリデントは今季21ゴールを挙げており、中盤はキリアンとアマトゥッチのコンビが支えている。前回のホームでのレガネス戦は2025年5月で、その際はディエゴ・マルティネス監督の下で両チームとも降格の悲哀を味わった。(via SPORT)
■【CDレガネス】
ラス・パルマスとのアウェイ戦に臨む。直近15ポイント中8ポイントを獲得しており、セグンダ残留を確実にするためにグラン・カナリアへ乗り込む。前半戦のブタルケでの対戦ではアレ・ガルシアのゴールでラス・パルマスに敗れている。クルス、メレロ、ドゥク、ミジャンといった選手が出場予定である。(via SPORT)
■【スポルティング・デ・ヒホン】
昇格プレーオフの可能性がほぼ消滅し、来季でセグンダ10シーズン目を迎えることが濃厚となっている中、クラブはファンとの関係修復に動いている。ホセ・リエストラ社長が金曜日にマレオの施設でUnipesの10のペーニャと面会する予定である。ブルゴス戦での敗北により残り7節を残してシーズン終了の雰囲気が漂っており、「クラブの日」に指定されたデポルティボ・ラ・コルーニャ戦での抗議など、2022年のオルレギ・グループ到着以来最大の社会的亀裂が生じている。(via SPORT)
ペーニャ連合のホルヘ・ゲレーロ会長はこの会合を欠席し、クラブが連合を迂回して直接ペーニャの代表に連絡を取ったことに対して「分裂を招く」と強い苦言を呈している。会合では、オルレギが誇るマレオの施設の改修状況をファンに見学させる予定である。リエストラ社長は「一攫千金」のためにスポルティングを買収したわけではないと断言している。(via SPORT)
一方、セサル・ヘラベルトの去就が注目されている。今季7ゴール3アシストを記録し、2800分以上プレーする絶対的なスタメンとして攻撃の要となっている。この活躍により、プリメーラのクラブやMLS、メキシコリーグからも関心を集めている。契約は2028年まで残っているためクラブには交渉の余地があり、ホセ・リエストラ社長もプロジェクトの継続を強調しているが、夏の移籍市場での動きが予想される。(via Estadio Deportivo)
■【レアル・オビエド】
アルマダ監督の下で2連勝を飾り、残留に向けて必要な勝ち点を計算している状況である。バライードスでの0-3の敗戦以降、チームを取り巻く暗雲は別の色を帯び、雰囲気が好転している。フランチャイズプレーヤーがサンティ・カソルラからフェデ・ビニャスに変わっており、カリオン監督時代はウイングだったビニャスは現在、ムリキやカルロス・エスピと並んでスペインサッカー界で話題のストライカーとなっている。この活躍が続けばW杯出場も現実味を帯びる。ファンはタルティエレを満員にするために結束している。(via SPORT)
■【SDウエスカ】
アラゴンダビーに向けて、アウェイチームであるレアル・サラゴサのファンへのチケット割り当てを拒否した。クラブは、前半戦にラ・ロマレダで行われた試合でアウェイチケットが配分されなかったことに対する「相互主義の原則」を理由としているが、これは大きな議論を呼んでいる。(via SPORT)
■【レアル・サラゴサ】
ウエスカのチケット販売拒否に対し、サラゴサのペーニャが激怒している。La Almozaraペーニャのイスマエル・トルノス会長やCuarte de Huervaペーニャのダビド・サンス書記などは、ウエスカの利己的な対応を批判しつつも、ラ・ロマレダは改修工事によりキャパシティが減少していたという特殊事情があったと指摘している。さらに根本的な問題として、ラ・リーガが財務や海賊版対策は厳しく管理する一方で、アウェイチケットの割り当て枠を義務化する規制を設けていないことを非難している。Bal de Tenaペーニャのリカルド・ブランカス会長やParque Goyaペーニャのアナ・マリン会長も、遠征計画が中止になった落胆を語っている。(via SPORT)
■【マラガCF】
日曜日の21時から3位のUDアルメリアと対戦する。フネス監督就任以降、マラガはアウェイでデポルティボと並ぶリーグ最高タイの18ポイントを獲得し、セグンダ屈指のアウェイチームとして君臨している。前任のセルヒオ・ペジセル監督時代は、アウェイでラス・パルマスに0-1で勝利した後に6連敗(ウエスカ 1-0、ブルゴス 2-1、ラシン・サンタンデール 3-0、レガネス 2-0、カステリョン 2-1、クルトゥラル・レオネサ 1-0)を喫し、7試合で勝ち点3しか取れずに解任されていた。(via SPORT)
フネス監督就任後は、ミランデス(2-1)とレアル・ソシエダB(2-1)には微妙な判定が影響して敗れたものの、レアル・バジャドリード(1-1)、アンドラ(3-3)、デポルティボ(1-1)と引き分け、アルバセテ(1-3)、スポルティング(1-3)、コルドバ(0-1)、グラナダ(0-1)、カディス(0-3)から勝利を収めている。今後はアルメリア、エイバル、セウタ、サラゴサとのアウェイ戦が控えている。(via SPORT)
■【UDアルメリア】
セグンダで最高のホーム成績を誇るチームであり、現在は3位につけて自動昇格を争っている。しかし、直近のアウェイでのエル・サルディネロでのラシン・サンタンデール戦で1-5という大敗を喫しており、チーム状況に多くの疑問符がついた状態でマラガを迎え撃つことになる。(via SPORT)
■【CDカステリョン】
土曜日にカスタリアでブルゴスCFと対戦する。昇格争いにおける直接のライバルとの対決であり、この終盤戦で生き残るために勝ち点が必須となる「4ポイントマッチ」と位置付けられている。(via SPORT)
■【ブルゴスCF】
昇格争いの直接のライバルであるCDカステリョンとのアウェイ戦に臨む。カスタリアでの一戦は、今後の昇格プレーオフ争いを左右する決定的な試合となる。(via SPORT)
■【コルドバCF】
今シーズンの残留は確保したものの、クラブの目標であった1部昇格プレーオフ進出は、8試合で7敗1分けという深刻な不振の時期があったことにより数ヶ月前に逃してしまった。残り2ヶ月はチームと個人のテスト期間となる。(via SPORT)
アンドラ代表GKのイケル・アルバレスは、前節ホームでのレアル・サラゴサ戦(1-0)で今季6度目のクリーンシートを達成した。これまでサラゴサ(アウェイ0-1)、セウタ(ホーム2-0)、ブルゴス(2-0)、レガネス(0-0)、エイバル(0-0)で無失点を記録している。ただし、第6節にスタメンに定着して以降、「無失点での連勝」はまだ達成していない。コルドバ自体も、イバン・アニア監督時代の2024-25シーズン(2月22日のラシン・デ・フェロル戦0-1、3月2日のグラナダ戦5-0)以来、1年以上「無失点での連勝」がない。次節はリーグ最弱のホームチームであるクルトゥラル・レオネサとアウェイ(レイノ・デ・レオン)で対戦し、無失点連勝のチャンスを狙う。(via SPORT)
■【デポルティボ・ラ・コルーニャ】
アントニオ・イダルゴ監督率いるチームは、月曜日に控えるミランデスとの1部昇格に向けた大一番に向けて準備を進めている。今季アウェイで18ポイントを獲得し、マラガと並び最高のアウェイ成績を誇る。怪我人の大量発生はなく、水曜日の積極的休養を経てマリオ・ソリアノがグループ練習に復帰した。彼は今季すでに3000分以上プレーしている。唯一の欠場者はダビド・メジャである。(via SPORT)
また、フェロルでは新しいペーニャ「Astillero Blanquiazul」が設立され、エレナ・バスケス、エバ・ディオス、ミゲル・ロウレイロ、アドリア・アルティミラがイベントに参加し、サポーターの熱量が高まっている。(via SPORT)
■【ラシン・サンタンデール】
圧倒的な攻撃力を誇り、現在セグンダの首位を快走している。直近の試合ではアンドラから6点を奪い、さらにはホームのエル・サルディネロでアルメリアを5-1で粉砕した。アウェイ成績でも17ポイントを獲得しており、リーグ屈指の強さを見せつけている。(via SPORT)
【本日の総括】
ラシン・サンタンデールが圧倒的な攻撃力で首位を独走する中、アルメリアやラス・パルマス、カステリョン、ブルゴスなどが熾烈な昇格争いとプレーオフ進出を懸けてしのぎを削っている。一方、アウェイで無類の強さを発揮するマラガやデポルティボが台風の目となっており、残留を争うレガネスやオビエドも意地を見せている。スポルティング・デ・ヒホンやコルドバなど、すでに昇格の夢が断たれたクラブは来季に向けたチームの再構築やファンとの関係修復に直面しており、各クラブがそれぞれの思惑を抱えながら歴史的な大混戦の最終盤へと突入している。

デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
ラス・パルマスは昇格争いの正念場を迎える中、ホームでのレガネス戦で戦術的な柔軟性が問われる。アウェーでの連敗が示すように、相手の出方次第で試合を組み立てる難しさを抱えている。特に、日本人選手の欠場が予想される中で、ビエラをどう起用するか、あるいは攻撃陣の連携をどう再構築するかが鍵となるだろう。過去の対戦成績は良いものの、今回は残留を目指すレガネスの堅守を崩しきれるか、試合の流れを読みながら的確な交代策を打てるかが勝敗を分けるポイントとなる。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
スポルティング・ヒホンでは、経営陣とファンの間の溝が深まっている状況が浮き彫りになっている。目標を失ったシーズン終盤、クラブは社会的な亀裂の修復という新たな課題に直面している。ホセ・リエストラ会長が直接対話に応じる姿勢は評価できるが、ファンが求めるクラブへの信頼を取り戻すには、具体的な成果と長期的なビジョンを示す必要があるだろう。一方で、主力選手の去就が不透明な状況は、クラブの安定した運営に対する懸念も抱かせる。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
ミランデスが若手有望株ウナクス・デル・クーラとの契約を2028年まで延長したことは、クラブの将来を見据えた賢明な判断と言える。アスレティック・ビルバオなどからの関心も報じられる中、早期に長期契約を結ぶことで、選手の引き抜きを防ぎつつ、クラブの財産として育成する道筋をつけた。これは、限られたリソースの中でクラブを運営する上での模範的なアプローチであり、今後の彼の成長次第では大きな価値を生む可能性がある。