CDカステリョン
アルメリアとのプレーオフ準決勝第1戦(ホームのスカイファイ・カスタリア)は1-1の引き分けで終了した。(via SPORT)
試合は前半からカステリョンが圧倒的に支配し、ボール保持率は61%、シュート数は15本を記録した。44分、コーナーキックからのゴール前での混戦の中、センターバックのファブリツィオ・ブリニャーニがヒールで押し込み、先制点を奪った。(via Estadio Deportivo)
しかし後半、アルメリアの選手交代によって流れが変わり、66分に同点ゴールを許した。終盤にラウール・サンチェスやウスマヌ・カマラが決定機を迎えたものの、相手GKの好セーブに阻まれ、追加点を奪うことはできなかった。(via SPORT)
パブロ・エルナンデス監督は試合後、『前半の早い段階でリードを奪うべきだった。後半は少し苦戦したが、チャンスの数では我々が上回っていた。勝ってアドバンテージを得るべき試合だったという感覚だが、強敵アルメリアを圧倒したチームを誇りに思う』と語り、アウェーでの第2戦でも同じスタイルを貫くことを明言している。(via SPORT)
なお、引き分けのまま延長戦を終えた場合は、レギュラーシーズンの順位(アルメリア3位、カステリョン6位)によりアルメリアが勝ち抜けるルールのため、第2戦での勝利が絶対条件となる。(via SPORT)
試合前のスタジアム周辺では、両チームのサポーターが平和的に交流する素晴らしいスポーツマンシップが見られ、アルメリアのファンからも10点満点のファンと称賛された。また、試合前には1972年、1981年、1989年に1部昇格を果たしたクラブのレジェンドたちへのオマージュも捧げられた。(via SPORT)
UDアルメリア
プレーオフ準決勝第1戦、アウェーでのカステリョン戦を1-1で終え、決勝進出に向けて有利な状況を作った。(via SPORT)
前半は相手の激しいプレスに苦しみ、枠内シュートもミゲル・デ・ラ・フエンテの1本のみにとどまった。コーナーキックもゼロに抑え込まれ、終了間際に失点を喫した。(via Estadio Deportivo)
しかし後半61分、ルビ監督がニコ・メラメドとタリスを投入したことで攻撃が活性化。その直後の66分、ニコ・メラメドから右サイドのエンバルバへ展開し、そのクロスをセルヒオ・アリーバスが合わせて同点に追いついた。このゴールはアリーバスにとって今季26点目となり、キャリアハイを更新する見事な活躍を見せている。(via Estadio Deportivo)
守備陣では、GKアンドレス・フェルナンデスがカステリョンの再三の決定機を防ぐビッグセーブを連発し、ロドリゴ・エリーやボニーニらセンターバック陣も終盤のピンチを凌ぎ切った。(via SPORT)
ルビ監督は『プレーオフの初戦が非常に厳しくなることは分かっていた。最も馬鹿げた形で失点したのは残念だが、アウェーでの引き分けという結果には満足している』と振り返った。(via Estadio Deportivo)
第2戦はホームのUDアルメリア・スタジアムで行われる。ルビ監督は『勝つためのプランは明確だ。我々はホームでは非常に強力なチームだ』と自信を見せている。(via Estadio Deportivo)
UDラス・パルマス
レギュラーシーズンを5位(勝ち点73)で終え、プレーオフ準決勝で4位のマラガと対戦する。(via SPORT)
今季のラス・パルマスはエイバルと並びリーグ最少タイとなる40失点という堅守を誇っているが、リーグ戦ではマラガ相手にホームで0-1、アウェーで0-2と連敗を喫している。(via Estadio Deportivo)
ルイス・ガルシア監督は『我々は1部リーグへ復帰するために戦うチャンスを勝ち取った。冷静にこの道のりを楽しむべきだ』と語りつつ、『マラガは素晴らしい監督が率いる強敵だ』と警戒を緩めていない。(via SPORT)
チームは現在、ジェレミア・レコバ、サンドロ・ラミレス、エンツォ・ロヨディチェ、セルヒオ・バルシア、ビティ・ロサダ、アレ・ガルシアといった多くの長期離脱者を抱えている苦しい台所事情にある。(via SPORT)
一方で、過去に5度のプレーオフを経験しているモモ(現コーチ)は『若手が多いマラガに対し、我々には1部昇格を知るベテランが8人もいる。感情をコントロールして楽しむように選手に伝えた』と、経験の差が鍵になると強調している。(via MARCA)
マラガCF
レギュラーシーズンを4位(勝ち点73)でフィニッシュし、8年ぶりの1部復帰を懸けてプレーオフ準決勝でラス・パルマスと激突する。(via SPORT)
フアンフラン・フネス監督率いるチームは、リーグ3位となる75得点を叩き出した圧倒的な攻撃力が武器。特にカルロス・ルイス・”チュペテ”は、9度のドブレーテ(1試合2得点)を含む計24ゴールを挙げ、リーグ2位の得点源として爆発している。トップ下で躍動するダニ・ロレンソやラ・ルビアら若手主体の勢いあるチームだ。(via Estadio Deportivo)
負傷者は筋肉に問題を抱えるハイタムのみで、フネス監督はベストメンバーを組むことができる。(via MARCA)
フネス監督は『規律、献身、大胆さ、そして夢が我々をここまで連れてきた。相手のラス・パルマスには昇格経験者が多数いるが、我々はこれまでに見たことのないような試合を見せる』と、相手の経験に若さと野心で対抗する構えだ。(via SPORT)
決戦の地グラン・カナリアには、選手が宿泊するホテルの前に約100人の熱狂的なマラガファンが集結。『必ず昇格する。我々は誰のことも恐れていない』と大声援で選手たちを鼓舞した。ファンは相手のホナタン・ビエラやヘセの経験を警戒しつつも、マラガの若き才能がそれを打ち破ると固く信じている。(via SPORT)
RCデポルティボ・ラ・コルーニャ
歴史的なシーズンを送り、見事プリメーラ(1部リーグ)への直接昇格を決めた。(via Estadio Deportivo)
アントニオ・イダルゴ監督の下、来季の1部での戦いに向けたチームの再構築が早くも始まっており、5選手の退団が公式に発表された。(via ElDesmarque)
退団するのは、契約満了となるベテランのセルヒオ・エスクデロとクリスティアン・エレーラ。そしてレンタル期間満了により所属元へ戻るストイチコフ(グラナダへ帰還)、サムエレ・ムラッティエリ(サッスオーロへ帰還)、ホセ・グラヘラ(エスパニョールへ帰還)の3名だ。(via Estadio Deportivo)
ストイチコフは今季5ゴールを挙げ、ムラッティエリも序盤を中心に4ゴールを記録して昇格に貢献した。グラヘラはシーズン終盤に出場機会を減らしていた。(via Estadio Deportivo)
クラブは『彼らの足跡は、忘れられないシーズンの歴史に永遠に刻まれる』と感謝の意を表明している。(via ElDesmarque)
一方で、ヘルマン・パレーニョとホセ・アンヘル・フラドは既に2027年までの契約延長にサイン済み。シモ・ナバーロについてもフェルナンド・ソリアーノSDが契約延長交渉中であることを明かしている。(via ElDesmarque)
今後はイェレマイ・エルナンデス、ダビド・メジャ、マリオ・ソリアーノといった昇格の核となった選手たちを引き留めつつ、今季途中出場などで12ゴールを挙げたザカリア・エダチョウリの去就も検討していく方針だ。(via Estadio Deportivo)
なお、リアソールでの昇格決定の歓喜の裏で、発煙筒などによる火災や破壊行為により、752席の座席が損傷する被害があったことも報告されている。(via Estadio Deportivo)
エルチェCF
所属するルーカス・セペダが、チリ代表としてポルトガルとの親善試合(ポルトガルが2-1で勝利)に後半67分から背番号10をつけて途中出場し、後半アディショナルタイムにペナルティエリア手前のこぼれ球を左足の正確なシュートで叩き込み、代表通算3点目となるゴールを記録した。(via SPORT)
この試合でクリスティアーノ・ロナウドは前半のみの出場だったため、ピッチ上での直接対決は実現しなかったが、ロナウドはベンチからセペダのゴールを見届けている。(via SPORT)
チリ代表はW杯出場権を逃しているが、エルチェからはアフェングルバーがオーストリア代表としてW杯に参加予定となっている。一方でグラディ・ディアンはコンゴ民主共和国代表から落選した。(via SPORT)
また、MFアレイシ・フェバスがフリーでセルタ・デ・ビーゴへ移籍することが正式に決定している。(via Estadio Deportivo)
レアル・オビエド
来季の1部昇格を目指す新プロジェクトの指揮官として、フリアン・カレロの監督就任が秒読み段階に入っている。現在クラブとカレロの間で最終的な契約交渉が進められている。(via SPORT)
オビエドのオーナーであるメキシコのパチューカ・グループのヘスス・マルティネス会長も、カレロを最有力候補として承認している。ブルゴスをプロリーグへ昇格・定着させ、カルタヘナで奇跡的な残留を果たし、レバンテを2部優勝・1部昇格に導いたその実績と、厳しいドレッシングルームを掌握する手腕が極めて高く評価されている。(via SPORT)
カレロは2016-17シーズンにフェルナンド・イエロ監督の下でオビエドのコーチを務めた経験があり、クラブのプレッシャーや環境を熟知している点も大きな強みとなっている。本人も著書の出版イベントで『オビエドにいたからクラブの意義は分かっているし、とても感謝している。サッカー界では何が起こるか分からない』と、就任に前向きな姿勢を見せている。(via SPORT)
レアル・サラゴサ
クラブ史上最も痛ましい結果となるプリメーラRFEF(3部相当)への降格という最悪の結末でシーズンを終えた。(via SPORT)
サポーターの怒りと絶望は頂点に達しており、『この降格は偶然ではなく、長年にわたるスポーツ面や経営面の計画欠如の積み重ねだ』と、利益を優先した経営陣とチェマ・インディアスSDを痛烈に批判している。(via SPORT)
昨季のガビ監督の続投という判断ミス、シーズンを通した負傷者の多さ、期待外れに終わったバレリーやアクオウオといった補強、そしてホームであるイベルカハ・エスタディオでの極度の勝負弱さが致命傷となったと分析されている。(via SPORT)
来季の3部での戦いに向けて、新たに就任したイバイ・ゴメス監督(元アンドラ監督)には一定の期待が寄せられており、クラブへの忠誠心が強いアラゴン出身の選手を中心にチームを再建する方針が好意的に受け止められている。(via SPORT)
一方、2023年にアンドラから鳴り物入りで加入したFWシナン・バキシュは、今季わずか9試合出場、2ゴールという極めて不本意な成績でクラブを去る見込みとなっている。ポーランドのグールニクへレンタル移籍した際の給与50%削減問題を巡り、現在労働裁判所の判決を待っている状態だ。バキシュは『自分のサラゴサでの3年間は10点満点中6点。もっとやれたはずだが、常に出場した時は全力を尽くした』と語っている。(via SPORT)
また、サラゴサは現在、グアダラハラで今季35試合12ゴールを記録したウナクス・アルバレスの獲得を巡って、UDイビサと争奪戦を繰り広げている。(via SPORT)
ラシン・サンタンデール
14年ぶりとなる歓喜のプリメーラ(1部リーグ)昇格を果たした。(via ElDesmarque)
来季に向けた最大の目玉として、下部組織出身のセルヒオ・カナレス(メキシコ・モンテレイ所属)の復帰交渉が最終段階に入っている。マノロ・イゲラ会長は『両者が復帰を望んでおり、彼が100%の状態で来てくれることは夢だ。近日中にファンに喜びを与えたい』と明言している。(via ElDesmarque)
クラブは1部定着に向けて約8名の新戦力獲得を予定。予算は1部で最低レベルとなる3000万ユーロ強と予想されているが、イゲラ会長は『選手たちはラシンに来たがっている。素晴らしいチームになる』と自信をみなぎらせている。(via ElDesmarque)
一方で、ホセ・アルベルト監督の戦術に不可欠な若手有望株の引き留めには強硬な姿勢を見せている。特に19歳のDFホルヘ・サリナス(今季33試合7アシスト)と、22歳のコロンビア代表MFグスタボ・プエルタ(今季33試合3ゴール)には国内外からオファーが殺到している。サリナスにはバルセロナ、アトレティコ、PSG、ポルトなど、プエルタにはベティス、ビジャレアル、ラツィオなどが関心を寄せている。しかしイゲラ会長は『彼らを売る気は全くない。連れて行くなら約1600万ユーロの契約解除金を払うしかない』と、強気な態度で牽制している。(via Estadio Deportivo)
CDミランデス
今季、バレンシアCFからレンタルで加入していた若手選手たちの明暗が分かれた。(via ElDesmarque)
期待されていたFWアルベルト・マリは筋肉の負傷により手術を余儀なくされ、無念のシーズン終了となってバレンシアへ帰還した。パブロ・ロペスも同様に大怪我を負い、十分なアピールができなかった。(via ElDesmarque)
一方で、20歳のセンターバック、イケル・コルドバは23試合に出場し、プロの舞台で貴重な経験を積むことに成功。バレンシアのカルロス・コルベラン新監督の評価次第では、来季バレンシアのトップチームに定着する可能性も残されている。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
カステリョンとアルメリアの昇格プレーオフは息を呑む激闘の末にドロー決着となり、全てはアルメリアでの第2戦に委ねられた。ラス・パルマスとマラガの対決は「経験vs若さ」のコントラストが明確で、どちらが主導権を握るか注目が集まる。一方、既に昇格を決めたデポルティボとラシンは、早くも1部での戦いを見据えてスカッドの整理と大型補強(カナレス復帰など)に動いている。対照的に、3部降格という悲劇に見舞われたサラゴサは、ファンの怒りが渦巻く中でゼロからの再建という重い十字架を背負うことになった。明暗がくっきりと分かれた各クラブの動向から目が離せない。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
カステリョン対アルメリアの第1戦は、配置の優位性と交代策による修正が拮抗した興味深い一戦でした。カステリョンは前半、高いボール保持率で相手を押し込みましたが、アルメリアは後半、ニコ・メラメドらの投入で攻撃の出口を明確化し、サイドの崩しから同点弾を導きました。第2戦は、カステリョンの前線からのプレスをアルメリアがどう剥がすか、あるいはカステリョンが後半の失速をどう修正するかが勝敗を分けるでしょう。戦術的な駆け引きが凝縮された、非常に密度の高い90分間でした。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
昇格の歓喜と降格の絶望が交錯する、クラブの明暗が鮮明な時期です。デポルティボやラシンが1部定着へ向けた再構築を急ぐ一方、サラゴサの降格は経営面への不信感が噴出する事態を招きました。特にサラゴサのファンが示す怒りは、単なる結果への不満ではなく、長年の計画欠如に対する積年の思いです。クラブの未来を左右するこの時期、フロントには透明性の高い説明と、地域に根ざした再建プランの提示が強く求められています。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
昇格組の編成は、契約満了に伴う整理と、1部を見据えた大型補強の二軸で動いています。デポルティボのベテラン退団は、1部での競争力確保に向けた必然的な新陳代謝と言えます。注目はラシンの若手引き留め策で、契約解除金を盾にした強気な姿勢は、クラブの資産価値を守るための賢明な判断です。一方、サラゴサのバキシュに見られるような契約トラブルは、降格後の財政負担を重くする要因であり、編成の難しさを浮き彫りにしています。