訴訟問題:ペレス会長を名誉毀損で提訴へ

⚖️フロレンティーノ・ペレス(レアル・マドリード会長)のネグレイラ事件に関する発言に対し、FCバルセロナは名誉毀損の罪での刑事告訴を前提とした調停申し立てを行った。ペレスは5月12日の会見および翌日のインタビューで『過去20年間の組織的な腐敗』『バルサは常に恩恵を受けてきた』『7つのリーグタイトルを盗まれた』などと発言した。クラブは、これらの発言が虚偽であることを承知の上で行われた、イメージと名誉を傷つける誹謗中傷であると断定し、発言の撤回を要求している。撤回されない場合は刑事告訴に踏み切る。ペレ・リュイス・メジャド率いる法務部門が文書を準備した。ラファ・ユステ副会長は以前から法的措置を予告しており、クラブの誇りと名誉を守る姿勢を明確にしている。 (via SPORT / Mundo Deportivo / ElDesmarque / Estadio Deportivo / MARCA)

契約更新:フェラン・トーレスとの契約延長

📝クラブは、2027年6月30日で契約満了となるフェラン・トーレスの契約延長手続きを開始した。W杯終了後に正式に3〜4シーズンの延長が結ばれる見込みだ。ロベルト・レヴァンドフスキが今季限りで退団し、アンス・ファティも完全移籍するため、現在のスカッドで純粋なセンターフォワードは彼のみとなる。今シーズンはハンジ・フリック監督の下で右ウイングからセンターフォワードに完全にコンバートされ、公式戦49試合(2692分)に出場し21ゴール3アシストという見事な成績を残した。代理人のエクトル・ペリスとの交渉が近々行われる。 (via Mundo Deportivo / ElDesmarque)

移籍動向:アンス・ファティのモナコ完全移籍が最終段階

✈️モナコへの完全移籍が目前に迫っている。モナコはレンタル契約に付随していた1100万ユーロと将来の移籍金の一部という買い取りオプションを行使する。最低4年、条件次第で5年契約となり、バルサは2900万ユーロの買い戻しオプションを維持する。唯一の障壁はアンスの給与だ。昨季の総額1200万ユーロから、来季は契約上1400万ユーロに昇給するため、モナコの財政力を超えてしまう。モナコは減給を求め、選手側は契約遵守を主張しているが、バルサが移籍金を引き下げる代わりに給与の一部を負担する可能性もある。バルサは6月30日までにこの移籍収入を計上したいため、来週予定されている代理人ジョルジュ・メンデスとの最終会談で早期決着を目指している。今季モナコで11ゴールを挙げたアンスは、フランスのリーグに完璧に適応している。 (via Mundo Deportivo / SPORT)

移籍動向:ベルナルド・シウバの獲得を見送った理由

🛑クラブはベルナルド・シウバと原則合意に達していたが、争奪戦から撤退した。彼が『自分が本当に望まれていると感じる場所に行きたい』と発言したことが引き金となった。撤退の理由は5つある。1つ目はスポーツ面で、トップ下にはフェルミン・ロペス(13G17A)やダニ・オルモ(8G10A)がおり、ベルナルド(3G5A)が絶対的スタメンを保証されるわけではないこと。2つ目は、右ウイングにラミン・ヤマル、中盤の底にペドリ、ガビ、フレンキー・デ・ヨング、マルク・ベルナル、マルク・カサドがおりポジションが飽和状態であること。3つ目は、フリック監督が外部からではなく、ラフィーニャ、エリック・ガルシア、ヤマル、パウ・クバルシ、ペドリなど内部からの自然なリーダーシップの誕生を重視していること。4つ目は経済的理由で、32歳目前の彼に対する高額年俸とファイナンシャル・フェアプレーへの影響を避けるため、デコが2年契約の条件を変更したくなかったこと。5つ目は、ジョアン・ラポルタ会長が『バルサでプレーすることを迷う選手は我々には不要だ』という哲学を重んじ、ベルナルドの迷いの発言が上層部の反感を買ったことだ。ベルナルドは最終的にレアル・マドリードへの加入が濃厚となっている。 (via SPORT / ElDesmarque)

移籍動向:レヴァンドフスキがMLSシカゴ・ファイアーへ

🇺🇸FCバルセロナで4シーズンにわたり193試合120ゴールを記録し、7つのタイトルを獲得した37歳のロベルト・レヴァンドフスキは、MLSのシカゴ・ファイアーへの移籍に向けた最終段階に入っている。代理人のピニ・ザハヴィと共にアメリカへ渡り、交渉を進めている。シカゴ・ファイアーからは2〜3年契約で、ボーナス等を含めると年俸2000万ユーロ以上となるオファーを受けている。まだ最終決定は下されていないが、サウジアラビア、ミラン、ユベントス、フェネルバフチェなどからの関心も寄せられる中で、アメリカ行きが最も有力な選択肢となっている。 (via SPORT / ElDesmarque)

移籍動向:GK陣の整理とテア・シュテーゲンの去就

🧤バルサには現在7人ものトップチームレベルのGKが在籍しており、デコによる大幅な整理が必須となっている。正GKはジョアン・ガルシアで、第2GKは契約延長が保証されているヴォイチェフ・シュチェスニーだ。しかしシュチェスニーの失点の多さから、アレックス・レミロ(レアル・ソシエダ、31歳)を少額で獲得する案も浮上している。

最大の課題はマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの放出だ。2月にジローナへのレンタル中に負傷し、6月30日に復帰するが、高額な給与がネックとなっている。契約を2年残しているが、1年分の給与を支払って契約解除する案も検討されている。アヤックスのミチェル監督が彼を狙っている。

その他の若手GKについては、ディエゴ・コチェンがデンマークのLyngbyへレンタル移籍濃厚。イニャキ・ペーニャ(2029年まで契約延長済み)はエルチェへのレンタルから復帰したが、出場機会を求めてデコと面談予定。アンデル・アストララガはグラナダから復帰し、6月30日で切れる契約に対して2年間の延長オプションの行使が検討されている。Yaakoはアンドラから復帰し、2028年までの契約の下で新たなレンタル先を探す。 (via SPORT / ElDesmarque)

新戦力:アンソニー・ゴードンの驚異的な身体データ

⚡️新加入のイングランド代表FWアンソニー・ゴードン(25歳)のメディカルチェックにおいて、彼のキャリアを通じて筋肉の大きな怪我が一度もないことが判明し、クラブのメディカルスタッフを驚かせた。瞬発力のあるプレースタイルながら、過去の欠場は足首や股関節の軽い問題などによるわずか19試合のみだ。ゴードン自身は自らのコンディション維持について『僕がやっているのはストレッチだけだ。練習の前後に行うだけで、それでおしまい。ジムでのルーティンは回復と柔軟性の向上に重点を置いている。他の選手はウェイトトレーニングをしているが、僕のプレースタイルはそれに依存していない。ただでさえ十分走っているから、筋肉や体に負荷をかければ怪我のリスクが高まるだけだ』と語っている。フリック監督の重要な戦力になることは間違いない。 (via Mundo Deportivo)

カンテラ情報:プレシーズン帯同メンバーとハムザ獲得の裏側

🌱ハンジ・フリック監督はプレシーズンに12名のカンテラーノを帯同させる。メンバーはオリアン・ゴレン、トニ・フェルナンデス、ギジェ・フェルナンデス、ジョフレ・トレンツ、トミー・マルケス、シェーン・クライファート、オスカル・ジスタウ、エブリマ・トゥンカラ、イブラヒム・ディアラ、チャビ・エスパルト、アルバロ・コルテス、そして新加入のハムザ・アブデルカリム(18歳)だ。

エジプトのハーランドと呼ばれるハムザは、移籍金150万ユーロでAl Ahlyから獲得された。ジョアン・アマラルとデコが主導し、Al Ahlyの放出条件として一度契約延長を行わせるなど難航した交渉をまとめ上げた。エジプト代表で背番号9を背負い、モハメド・サラーからも歓迎されている。現在はラ・マシアに住み、スペイン語を学んでいる。

また、フベニールの有望株2名とも契約延長を行った。左インテリオールやファルソ9をこなすゴルカ・ブイル(16歳)と、戦術的成熟度が高いDFペレ・ビジャコルタ(16歳)だ。ブイルは大腿二頭筋の負傷で9月まで離脱中だが、クラブからの期待は大きい。 (via SPORT / Mundo Deportivo)

チーム動向:W杯参加選手は16名でスペインのクラブ最多

🌍W杯に参加しているバルサの選手は16名に上る。これはマンチェスター・シティ(19名)、バイエルン・ミュンヘン(17名)に次ぐヨーロッパ3位の数字であり、アーセナルと並ぶ。アトレティコ・マドリード(12名)やレアル・マドリード(10名)を上回り、スペインのクラブとしては最多の選手を輩出している。新加入のアンソニー・ゴードンやハムザ・アブデルカリムもこの16名に含まれている。 (via Mundo Deportivo)

スタッフ人事:フィジカルコーチの招聘に失敗

🏋️フリオ・トウスがトップチームのフィジカル担当から外れたため、ハンジ・フリック監督はバイエルンで2020年に6冠を共に達成したHolger Broichの招聘を希望していた。しかし、Broichはバルサのオファーを断り、Schwarzグループの健康・パフォーマンス部門の役員としての仕事を選んだ。代理人のSven Kraftは『ハンジ・フリックとFCバイエルン・ミュンヘンで成功を収めた後、フリックは2024年に再び協力する可能性に興味を示していた。しかし、FCバイエルン・ミュンヘンと円満に別れた後、Holger BroichはFCバルセロナでの役職に就かないことを意識的に決断し、Schwarzグループとの未来を見据えた協力関係を選んだ』と説明している。現在はペペ・コンデ、ラファ・マルドナド、ヘルマン・フェルナンデスがフィジカルコーチとして残っている。 (via SPORT / Mundo Deportivo)

代表動向:スペイン代表でのバルサ所属選手たち

🇪🇸スペイン代表に合流している選手たちについて、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が状況を語った。2ヶ月半欠場していたラミン・ヤマルについては『ラミンが月曜日の試合に出場できる状態にあるというのは最高のニュースだ。彼はプレーする準備ができているが、90分間は無理だ』と語り、バルサとの連携についても『バルサとのコミュニケーションは素晴らしく、並外れた協力関係にある。常に連絡を取り合っているが、最終的な決断を下すのは私だ』と明言した。ヤマルの人柄については『ごく普通の、とても謙虚な青年だ。ベテラン選手に冗談を言ったりもする』と称賛した。

ガビについても『彼を止める必要はない。みんなに冗談を言うのが好きで、とてもインテンシティが高い。これはポジティブなことで、全く変える必要はない』と高く評価している。ペドリは8番かトップ下でプレーできる状態だ。

エリック・ガルシアはインタビューでヤマルについて『彼と日常を共にできるのは幸運なことで、彼はスターだ。怪我をしたことで、彼はさらに自分の体をケアするようになった』と語り、ガビが練習でロドリに激しいタックルを見せたことについては『練習ではよくあることだ。最大限の練習をしなければならない』と擁護している。

正GKのジョアン・ガルシアは、テア・シュテーゲンのW杯欠場を惜しみつつ『彼が僕らと一緒にいてくれることはとても嬉しい。彼を嫌いな人なんていない』とリスペクトを示した。 (via Esport3 / SPORT / MARCA)

【本日の総括】

ペレス会長に対する名誉毀損での提訴というピッチ外の強硬姿勢に加え、アンス・ファティやテア・シュテーゲンら人員整理の最終段階、フェラン・トーレスの契約延長など、来季に向けた陣容の大枠が固まりつつあります。W杯にはスペインのクラブ最多となる16名を送り出しており、新戦力のゴードンやハムザを含め、各選手の代表での活躍にも注目が集まります。