マラガCF

1部昇格を懸けたプレーオフ決勝第1戦、アンダルシア・ダービーが本拠地ラ・ロサレダで日曜21時にキックオフされる。準決勝ではUDラス・パルマスを相手にアウェイで0-1と先勝し、ホームでは開始3分でヘセ・ロドリゲスに先制されるもベナビデスが同点弾を決め、見事に決勝進出を果たした。レギュラーシーズンは4位で終えており、同点の場合は順位で上回るアルメリアが昇格となるため(PK戦なし)、ホームでの先勝が絶対条件となる。予想スタメンはアルフォンソ・エレーロ、プガ、ムリージョ、ラフィータ、ラルビア、イサン・メリノ、ドトル、ホアキン・ムニョス、ダニ・ロレンソ、チュペに加え、負傷したガリレアの代役にモンテロが入る見込みだ。フアンフラン・フネス監督は『相手の方が強く、速く、質が高いが、そこから我々の夢を構築していく』と挑戦者としての姿勢を強調し、プレッシャーを相手に押し付けている。スタジアムは27,000人待ちのオンラインチケット争奪戦を経て完全完売。サポーターグループ「フォンド・スール」は14時からパエリアやDJで気勢を上げ、19時に選手バスを大熱狂で迎える。唯一の懸念は主審のサルバドール・ラクス・フランコだ。過去にウエスカ戦での誤ったPK判定や、サラゴサ戦での不当な退場など、マラガに不利な判定を下してきた因縁の審判であり、現地では強い警戒感が漂っている (via SPORT)

UDアルメリア

レギュラーシーズン3位、チーム価値約5000万ユーロ(リーグ3位)の巨大戦力を誇るアルメリアが、圧倒的な破壊力で1部復帰を狙う。準決勝のカステリョン戦では、第1戦アウェイを1-1で終え、第2戦のホームではエンバルバのゴールで先制するも、後半に2度ネットを揺らされ逆転を許した。しかし、80分にアレックス・ムニョス、アディショナルタイムにジョディッチの劇的ゴールで再逆転し、3-2で決勝へ駒を進めた。最大の武器はリーグ屈指の攻撃力で、レギュラーシーズンとプレーオフ合わせて44試合で85ゴールを記録。リーグ得点王のセルヒオ・アリバス(26得点)を筆頭に、エンバルバ(16得点)、バプティスタオ(9得点)、デ・ラ・フエンテ(5得点)とタレントが揃う。一方で63失点という守備の脆さも抱えている。予想スタメンはアンドレス・フェルナンデス、ルナ、エリー、ボニーニ、アレックス・ムニョス、ロピ、ジョディッチ、バプティスタオ、アリバス、エンバルバ、ミゲル。アンドレ・オルタは欠場となる。ルビ監督は、13年前にアルメリアがハビ・グラシア監督のもとで自身の率いるジローナを破って昇格した時と同じシチュエーションを経験しており、今回はアルメリアを率いてクラブ史上初の「2度目の1部昇格へ導いた監督」となる偉業に挑む (via Estadio Deportivo) (via SPORT)

RCDマジョルカ

1部から降格したばかりのチームを襲ったのは、信じがたい裏切り劇だった。2部での再建プロジェクトを託され、わずか2週間前に2028年までの契約延長に合意して『クラブへの強いコミットメント』を口にしていたマルティン・デミチェリス監督が電撃退団した。ドイツのライプツィヒがオレ・ヴェルナー監督を解任し、デミチェリスの契約解除金250万ユーロを支払って強引に引き抜いたのだ。パブロ・オルテルスSDを含め、フロントはこの事態をメディアの報道で初めて知るという屈辱的な扱いを受け、激怒している。クラブは沈黙を貫いているが、SNS上ではファンが『裏切り者』『今までで一番の傭兵』『二度とスタジアムに足を踏み入れるな』と怒りを爆発させている。後任候補にはトニ・アモールの名が挙がっている。チームは戦力補強として、3部に降格したサラゴサのアドリアン・リソ(ヘタフェが150万ユーロでの買取オプション行使を拒否)に興味を示しているが、選手本人が1部でのプレーを強く希望しているため、交渉は難航が予想される (via SPORT) (via Estadio Deportivo)

デポルティーボ・ラ・コルーニャ

ラシン・サンタンデールと共に、見事1部自動昇格の切符を手にした。来季の1部での戦いに向け、最大の焦点は背番号10を背負うジェレマイ・エルナンデスの去就だ。ポルトガルのスポルティングが熱視線を送っており、昨年提示された3000万ユーロ+ボーナス500万ユーロのオファーをデポルティーボは一蹴した。現在スポルティングは4000万ユーロまで条件を引き上げる構えだが、デポルティーボのマッシモ・ベナッシCEOは『1部昇格により彼の契約解除金は3桁(1億ユーロ以上)に跳ね上がった』と断言。フェルナンド・ソリアーノSDも『本人が公に退団を希望しない限り放出はあり得ない。彼にとってデポルティーボ以上の場所はない』と徹底抗戦の構えを見せている。選手本人はSNSで意味深な投稿をしているものの、現在はバカンス中で沈黙を保っている (via SPORT)

レアル・オビエド

フリアン・カレロ新監督を迎え、来季に向けた陣容整理と巨大プロジェクトが同時進行している。パチューカ・グループ(マルティン・ペラエス会長)主導のもと、シエロのラ・ベルガ地区に建設される新スポーツシティ(シウダー・デポルティーバ)の計画が本格始動。すでに43万ユーロの税金や許可証費用を納入し、給排水インフラ(140万ユーロ)や高圧電力網(11万ユーロ)の整備が進んでいる。総面積約39万平方メートルを誇り、第1フェーズでピッチ6面が整備される壮大な計画だ。チーム補強では、契約延長を拒否した右SBルーカス・アヒハドの代役として、セウタを退団したアイサルと口頭合意に達した。さらに、ブルゴス所属のボランチであるアティエンサや、契約を残り1年残すアルコルコンのサム・ロドリゲスの獲得交渉も進めている (via ElDesmarque) (via SPORT)

レバンテUD

ルイス・カストロ監督のもと、劇的な奇跡の残留を果たしたチームだが、精神的支柱を失う危機に瀕している。今季キャプテンとして27試合1864分に出場し、1得点5アシストの活躍でチームを牽引した28歳のMFパブロ・マルティネスが、6月30日で契約満了を迎える。クラブから契約延長のオファーは届いておらず、フリーとなる彼に対してセビージャ、ヘタフェ、ラージョ、オサスナ、1部のエルチェ、アラベスなど多数のクラブが獲得に乗り出している。本人はレバンテへの残留を第一希望としているものの、クラブのアクションがない現状では移籍が濃厚となっている (via Estadio Deportivo)

スポルティング・ヒホン

バレンシア・メスタージャで右サイドの脅威として躍動し、スペインU-18代表にも名を連ねる18歳の有望株、デビッド・オトルビのローン獲得に動いていた。しかし、バレンシアのカルロス・コルベラン監督がプレシーズンでトップチームに帯同させて直接評価を下す意向を示したため、移籍交渉は一時保留状態となっている (via Estadio Deportivo)

CDカステリョン

昇格プレーオフ準決勝でUDアルメリアと激突。第1戦のホーム・カスタリアでは1-1のドロー。第2戦のアウェイでは先制を許すも、57分と69分に立て続けにゴールを奪い一時は逆転に成功した。しかし、終盤の80分と同点にされた後のアディショナルタイムに痛恨の逆転弾を浴び、2-3で敗戦。見事な戦いぶりを見せたが、あと一歩のところで1部昇格の夢は絶たれ、来季も2部での戦いが決定した (via Estadio Deportivo) (via SPORT)

UDラス・パルマス

昇格プレーオフ準決勝でマラガCFと対戦。ホームでの第1戦を0-1で落として迎えたアウェイの第2戦、開始わずか3分でヘセ・ロドリゲスのゴールで先制し、合計スコアで追いつく執念を見せた。しかし、その後同点弾を許して1-1のドロー。アウェイのビハインドを覆すことができず敗退となり、2部残留が確定した (via SPORT)

ラシン・サンタンデール

圧倒的な強さを見せつけ、デポルティーボ・ラ・コルーニャと共に1部自動昇格の切符を手にした。来季は最高峰の舞台で戦うこととなる (via SPORT)

ブルゴスCF & CDアルコルコン

ブルゴスは主力ボランチのアティエンサを、アルコルコンはサム・ロドリゲスをそれぞれレアル・オビエドに狙われている。ブルゴスは契約延長オファーを提示して引き留めを図っているが、引き抜きの危機に直面している (via ElDesmarque)

【本日の総括】

LALIGA Hypermotionは、マラガとアルメリアによる運命の昇格プレーオフ決勝を迎え、来季の勢力図が決定する最終局面に入った。自動昇格を決めたデポルティーボやラシンが歓喜に沸く一方で、マジョルカは監督の裏切り退団という大混乱に陥り、再建計画が根底から崩れ去った。オビエドの施設投資や積極補強に見られるように、来季に向けた各クラブの生き残り競争と水面下の移籍市場はすでに激しさを増している。