コパ初戦延期と11/12新日程決定
トレド県ウルダ近郊で発生した痛ましい列車脱線事故を受け、スペインサッカー連盟(RFEF)は10月28日に開催予定だったコパ・デル・レイ第1ラウンドの24試合を全試合延期することを決定しました。
すでにチャーター機でマドリードに到着しホテルに滞在していたレアル・ベティス遠征軍ですが、決定を受けて急遽セビージャへトンボ帰りすることとなりました。
注目されていた延期試合の代替日程について、RFEFは10月29日(木)の開催案も検討していましたが、ベティス側がこれを固辞。マドリードから戻った直後の10月31日(土)18:30にはラ・リーガ第11節 マラガCF戦(ラ・カルトゥハ)が控え、さらに翌週の11月4日(水)にはUEFAチャンピオンズリーグのボルシア・ドルトムント戦(アウェイ)という過酷な連戦が控えているため、マヌエル・ペジェグリーニ監督およびラモン・アラルコンCEOの強い意向により、木曜開催は回避されました。
協議の結果、代替試合は11月中旬の国際Aマッチウィーク期間中である「11月12日(木)19:00キックオフ(会場:アルコルコンのムニシパル・デ・サント・ドミンゴ)」に正式決定しました。
しかし、この日程決定はペジェグリーニ監督にとって大きな頭痛の種となります。前回の国際Aマッチウィークでは、ロ・チェルソ、バレンティン・ゴメス(アルゼンチン)、エズ・アブデ(モロッコ)、トロイ・パロット(アイルランド)、フラン・ガルシア(スペイン)、アルバロ・フィダルゴ(メヒコ)、アンヘル・オルティス(スペインU-21)、ホセ・アントニオ・モランテ(スペインU-20)、ジュニオール・ポルポ(ドミニカ共和国)、ファクンド・ベルナル(ウルグアイ)と、実に最大10名近くが代表に招集されていました。今回の11月12日も最低5〜6名以上の主力・代表選手を欠いて戦うことが確定しています。
特に深刻なのが攻撃陣です。代表召集が確実視される主力FWトロイ・パロットを欠く上、負傷離脱中のクチョ・エルナンデスも11月12日時点での復帰は極めて困難とされており、同選手は11月21日に行われるセビージャとのダービーマッチ(El Gran Derbi)での復帰を目指して調整を続けています。このため、本職のフォワード不在という危機に直面しますが、怪我から完全復活を目指すアイトル・ルイバルが「9番(センターフォワード)」として先発出場する見通しです。
一方でポジティブな要素もあります。膝を痛めていた左サイドバックのジュニオール・ポルポが今週から部分的に全体練習へ復帰しており、11月12日の時点では実戦復帰できる可能性が高まっています。なお、発熱により直前にマドリード遠征を外れていたアントニーについては、31日のマラガ戦出場は不透明なものの、11月12日のコパには問題なく出場できる見込みです。また、頭突き退場により4試合の出場停止処分を受けているファクンド・ベルナルは、この試合でも処分が継続されますが、未消化の出場停止を別の日程で消化できる形となります。
代表不在を補うため、ペジェグリーニ監督はベティス・デポルティーボ(Bチーム)から若手を大量抜擢する必要があります。トップチームの試合で下部組織選手を同時にピッチへ送り出せるのは最大4名までという規定が存在しますが、万が一の退場劇などで規定違反とならないよう細心の注意を払いながら過酷な一戦に挑みます。(via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque) (via MARCA) (via SPORT)
