アイトル・ルイバルの告白と控室秘話
今季怪我から復帰を果たしたアイトル・ルイバルが、Panenka誌のポッドキャスト番組『De qué planeta viniste』に出演し、半月板手術からの苦絶に満ちた5ヶ月間とチームの現状、そして控室の裏側について赤裸々に語りました。
膝の手術とその直後の苦痛について、アイトル・ルイバルは次のように振り返っています。『物理的には膝の状態も良くなり、予想以上の反応を見せています。ただ、5ヶ月間の離脱は本当に永遠のように長く感じられました。特に手術後の最初の1週間半は激痛で凄まじく酷い状態でした。ソファから起き上がることすらできず、4日も5日もお風呂に入れなかったほどです。夜も眠れず、深夜に北米W杯の過去の試合を観て過ごしていました』。バルセロナのクガット医院でリハビリを重ねて克服したものの、『チームがピッチで練習を開始しているのに、自分だけジムに残り続けている時は本当につらかった』と明かしました。
その苦しいリハビリ期間中、大きな心の支えとなったのが同僚のイスコでした。『僕には最高の模範がいました。1年半も離脱を余儀なくされ、暗闇から抜け出せないように見えたイスコが、今ピッチで笑顔を取り戻して輝いている。彼のプレーを見られるのはスペインと欧州サッカー全体の贅沢です』と惜しみないリスペクトを送りました。
外から見ていたベティスの開幕ダッシュについてアイトル・ルイバルは自信をのぞかせます。『夏に市場が閉まった時、世間は補強について色々と文句を言っていました。制限の多い中で懸念されていましたが、僕は「もしこのチームの練習風景を見たら誰も文句なんて言えないのに」と思っていました。それが今ピッチで証明されています。このレベルを維持し続ければ、今のチームに限界はありません』と力強く宣言しました。
新加入選手たちについても具体的に言及し、『トロイ・パロットは言語の壁があって一番大変なはずなのに、見事に馴染みました。彼は本物のキラーです。加入発表の動画を撮影するまで実は存在を知らなかったのですが、ハイライト動画を見て「絶対に連れてくるべきだ」と確信しました。フラン・ガルシアは水曜、土曜と走り続けても全く疲れない怪物。ダニ・セバロスも夏に練習できていなかったためリズムが必要ですが、直近2試合でボールを持ったときのエレガンスとリーダーシップを示してくれています』と絶賛しました。
チャンピオンズリーグへの強い憧れについては『ベンチでCLアンセムを聞いただけでボロ泣きして泣きじゃくってしまいました。実際にピッチに立ってデビューしたらどうなってしまうか自分でも想像がつきません。焦らず一歩ずつ元の自分を取り戻していきます』と語りました。
さらに話はサッカーにとどまらず、控室での政治談義やアブデのシャツ騒動にも及びました。
控室の雰囲気についてアイトル・ルイバルは『ベティスの控室では政治の話題がすごく活発に行われています。誰もが自分の意見を持っています。僕は自分の考えを率直に伝えて、みんなの目を開かせようと試みています。経済的な立場が違う医師や用具係のスタッフとも、お互いに耳を傾け合いながらオープンに議論しています。18歳の時に地元のサレントで選挙管理委員の補欠に選ばれて待機した思い出もありますが、市民としての義務なら喜んでやります』と明かしました。
また、以前起きたアブデのセウタ問題に関連するTシャツ着用騒動について『双方の立場を理解する必要があります。アブデは試合5分前に渡されたTシャツを着ただけで、そこに書かれていた文字や政治的な意味を知りませんでした。クラブやリーグが管理していると信じて着てしまうことはよくあります。でもアブデは素晴らしい対応をしました。翌日すぐに自分の本当の考えを込めた声明を発表したのです。「サッカー選手だから政治や社会問題に関与しない」という逃げの言い訳は良くありません。発言したくないなら個人的に話したくないと言えばいいのです』と持論を述べました。(via Estadio Deportivo) (via SPORT)