中盤崩壊の危機:コケ&カルドソがレバンテ戦絶望でバイエルン戦も難航、ヒュルマンド停止でディエゴ・パブロ・シメオネが迫られる苦渋の決断
アトレティコ・マドリードは、今季ふたつ目の代表インターナショナルマッチウィークを迎える前に、非常に過酷な連戦「トゥールマレット(難所)」へと突入する。チームはまず今週末にアウェーのシウタ・デ・バレンシアでレバンテUDとの一戦に臨み、その後は本拠地リヤド・エア・メトロポリターノにバイエルン・ミュンヘンとFCバルセロナを連続で迎えるという、今季前半戦の最大の大一番を迎える。
今週のアトレティコは、スーペルコパ・デ・エスパーニャ出場クラブとしての特権によりコパ・デル・レイ(国王杯)1回戦が免除されているため、週中に試合のない「クリーンな1週間」を享受できている。しかし、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督の視線は深刻な状況に陥っているチームのメディカルルームに向けられている。
チームの象徴であり主将のコケ・レスレクシオンは、大腿二頭筋の負傷からの回復過程にあり、今週末のレバンテ戦の欠場は確実な情勢となっている。さらに、来週火曜日に控えるバイエルン戦での復帰も極めて厳しい状況とみられている。クラブの医療スタッフおよび首脳陣は、コケの再発や症状の悪化を防ぐために慎重な姿勢を崩しておらず、バルセロナ戦での復帰についてもリスクを冒して強行出場させる考えはない。
さらに中盤の守備の要であるジョニー・カルドソも、太ももの負傷によって離脱が続いている。カルドソに関しても今週末のレバンテ戦への出場可能性はほぼゼロと目されているが、彼の場合は回復が順調に進めば、来週のバイエルン戦、あるいは遅くともバルセロナ戦には間に合う見込みが残されている。
これに加えてシメオネ監督を最も悩ませているのが、UEFAチャンピオンズリーグのシュトゥットガルト戦で退場処分を受けたモルテン・ヒュルマンドの存在だ。ヒュルマンドは一発退場によりバイエルン戦が出場停止となる。つまり、もしコケとカルドソの復帰が間に合わなければ、アトレティコは中盤の軸となるボランチ3名全員を欠いた状態でバイエルンという怪物クラブを迎え撃たなければならないという、前代未聞の事態に直面することになる。
現在の中盤の運用において、シメオネ監督は生え抜きMFパブロ・バリオスに対して怪我の再発や過労を防ぐための厳格なプレー時間管理を行っている。そのため、レバンテ戦ではパブロ・バリオスを先発から外し、温存・ベンチスタートとさせる可能性も浮上している。
バイエルン戦で深刻な中盤の穴を埋めるため、指揮官はマルコス・ジョレンテやアレックス・バエナを中央にポジション変更させて起用するか、あるいはこれまで出場時間の少なかった若手のロドリゴ・メンドーサやオベド・バルガスを抜擢するという、思い切った采配を迫られている。
(via ElDesmarque)
