アブデ・エザルズリの負傷とW杯欠場
モロッコ代表に合流していたアブデ・エザルズリが、ワールドカップ前のノルウェーとの親善試合中に負傷し、無念の大会欠場となった。試合の前半終了間際、元ベティスのチームメイトであるシャディ・リアドが彼の上に倒れ込み、右膝を不自然にひねるアクシデントが発生した。アブデはプレー続行を試みたものの、単なる打撲ではないことに気づき、ハーフタイムに交代を余儀なくされた。ニュージャージーで行われた精密検査の結果、右膝の内側側副靱帯の中等度捻挫と診断され、回復には3〜4週間を要することが判明した。当初、モロッコ代表のモハメド・ワフビ監督は彼をチームに残し、グループステージでの復帰を期待していたが、フランスの専門医のセカンドオピニオンも踏まえ、回復を急げば悪化の危険があるとの判断から、苦渋の決断としてリストからの除外をFIFAに届け出た。代役にはアンジェのアミン・スバイが招集されている。
アブデは今季、アフリカネイションズカップでの離脱がありながらも15ゴール13アシストを記録し、ペジェグリーニ監督の下で絶対的な主力としてチーム最高の選手の一人に成長していた。国際的なエリートとしての地位を確立し、移籍市場でも多くのクラブから注目を集めていた矢先の出来事であり、モロッコ代表にとっても最大の攻撃のカードを失う大打撃となった。
一方で、レアル・ベティス側にとっては、過去にアムラバトがアフリカネイションズカップで無理をして起用されたような事態を懸念していたため、今回の決定は安堵のニュースとなっている。しっかりと休養と治療に専念することで、7月6日にルイス・デル・ソル・スポーツシティで始まるメディカルチェックとプレシーズン、そしてその後のオランダでのキャンプに万全の状態で合流できる可能性が高まった。なお、アブデの離脱により、ベティスからワールドカップに派遣される選手は、リカルド・ロドリゲス、アムラバト、フィダルゴ、ロ・チェルソ、バカンブ、クチョ・エルナンデスの6人となった。
(via SPORT)
(via ElDesmarque)
(via Estadio Deportivo)
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