コロンビーノ杯制覇

🏆 ベティスは第57回コロンビーノ杯でレクレアティーボ・デ・ウエルバと対戦し、1-0で勝利を収めた。この結果、ベティスは同大会6度目の優勝を果たし、アトレティコ・マドリードの優勝回数に並んだ。なお、歴代最多優勝は開催国レクレアティーボの15回である。

家庭の事情による休暇から復帰したマヌエル・ペレグリーニ監督が再び指揮を執ったこの試合、決勝点は後半59分に生まれた。ファクンド・ベルナルの素晴らしいスルーパスに抜け出したエクトル・ベジェリンが右サイドからクロスを送り、それをロドリゴ・リケルメが押し込んだ。

🧤 今夏3人目の補強であるGKディエゴ・コンデは後半から出場してベティスデビューを飾り、数回の遠距離シュートに対して問題なく安全に対応した。また、U19ユーロで優勝を果たしたマヌ・ゴンサレスとモランテもトップチームのダイナミクスに加わっており、試合にはモランテ、ボルハ・アロンソ、イケル・ロサダ、アンヘル・オルティス、リカ・フネス、エマヌエル・エンゴラン、ゴンサロ・プティ、ディエゴ・ジョレンテ、バレンティン・ゴメスら多くの選手が出場した。イケル・ロサダは決定機を相手GKに阻まれ、ボルハ・アロンソのシュートは惜しくもポストをかすめた。

⚔️ 前半10分には、非常にアクティブに動いていたパブロ・ガルシアが相手の左サイドバックに押されて明らかなPKをアピールしたが、主審のルベン・カルテスの笛は鳴らなかった。試合終了後、マルク・バルトラがホセ・ミゲル・ロペス・カタラン副会長とともに6つ目の銀のカラベラ(優勝トロフィー)を受け取った。

📋 スタメンは以下の通り。

アルバロ・バジェス、ベジェリン、バルトラ、ナタン、ジュニオル・フィルポ、マルク・ロカ、ファクンド・ベルナル、パブロ・ガルシア、パブロ・フォルナルス、ロドリゴ・リケルメ、デオッサ。

後半の交代選手は、ディエゴ・コンデ(46分)、アンヘル・オルティス(61分)、ディエゴ・ジョレンテ(60分)、バレンティン・ゴメス(67分)、フラン・ガルシア(67分)、リカ・フネス(60分)、エマヌエル・エンゴラン(67分)、モランテ(60分)、イケル・ロサダ(60分)、ボルハ・アロンソ(67分)、プティ(67分)。

🚫 招集外となったのは、ドイツ合宿に参加していたカンテラーノ10人のうち、オスカル・マスケ、カルロス・デ・ロア、グナンゴロ・ブアレ、ソス、ロドリゴ・マリーナの5人。また、エズ・アブデはワールドカップで負傷し現在リハビリ中である。インターナショナル組のアルバロ・フィダルゴは来週合流予定で、クチョ・エルナンデスとジオ・ロ・チェルソも段階的にチームに合流する予定となっている。

(via SPORT / Estadio Deportivo / ElDesmarque)

リケルメの決意

⚽ コロンビーノ杯で唯一のゴールを決めたロドリゴ・リケルメは、試合後にメディアの取材に応じ、エズ・アブデのケガからの回復期間を利用してチームの主役になろうとする強い意気込みを語った。

🗣️ 彼は現在の状態について『昨シーズンのことは過去のことなので話さない。自分次第のことに集中している。プレシーズンは信じられないくらい調子が良い。今が最高の状態だと感じている。チームメイトや合宿中のスタッフもそう言ってくれて、モチベーションになっている。楽しむことを目標にしている』と自信を見せた。

🧠 昨季との違いについては『夏に取り組んだメンタリティだ。昨季の最後の2ヶ月は今と似たメンタリティで、その延長線上で取り組んでいるのが良い感じだ。少しずつ調子を上げている』と精神面での成長を強調した。

🔥 今季への期待を問われると『ファンに多くの喜びを与えられるワクワクするような1年にしたい。ファンの要求は高いが、それはチームのレベルを知っているからで、良いことだ。昨季達成したことはすごいことで、良いパフォーマンスをして毎試合勝つことに慣れるようたくさん練習している』と語り、ファンの高い要求を前向きに捉えている。

🏃‍♂️ さらに、体型の変化や痩せたのではないかという質問には『確かに以前より良くなって戻ってきた。夏はたくさん練習した。そう言ってもらえて嬉しい。苦労はするし、状況に適応しなければならないが、正直とても調子が良い』と笑顔で答え、夏のトレーニングの成果をアピールした。

(via ElDesmarque / Estadio Deportivo)

コロンビーノ杯選手採点

📝 レクレアティーボ戦に出場した選手の10点満点での採点と個別評価は以下の通り。

アルバロ・バジェス(5):開始直後のポスト直撃以外、34分の至近距離のシュートを好セーブしたのみで出番はなかった。

ベジェリン(5):背後を取られることが多く、数的不利での守備を強いられ危険を招いたが、後半は攻撃的になりアシストを記録した。

バルトラ(5):空中戦で負ける場面もあったが概ね正確。出番は多くなかったが、ヘディングで惜しいシュートを放った。

ナタン(6):ディフェンスラインのベストプレーヤー。驚異的な優位性を見せ、素晴らしいタックルを2回決めた。

ジュニオル・フィルポ(6):大胆になりフィジカルの調子も良く、攻撃時のカバーリングも勇敢になった。フラン・ガルシアの加入が良い刺激になっている。

ファクンド・ベルナル(5):良い動きを見せたが、まだ戦術理解と連携が必要。ただし0-1の場面の起点となったパスは見事だった。

マルク・ロカ(-):チャンピオンズリーグラベルのベティスが求める水準には及ばなかった。

フォルナルス(-):ボールを持つたびにプレーの質が向上し、時折だがスリークォーターでの閃きを見せた。

パブロ・ガルシア(6):努力を惜しまない。ワイドに開いたり、得意な足で中に切り込んだりしてアクセントをつけた。

リケルメ(5):決定的なプレーには苦労したが献身的に走り、最後にゴールを決めた。これが自信につながるはずだ。

ネルソン・デオッサ(-):不慣れなセンターフォワードでの起用。ボールに触るために下がらざるを得ず窮屈そうだったが、背を向けたプレーは悪くなかった。

ディエゴ・コンデ(-):ベティスでの初出場。一度だけボールに触れた。

ディエゴ・ジョレンテ(-):素晴らしいタックルを2度見せた。

エンゴラン(-):圧倒的なフィジカルを持つセンターバックだが、ピボーテで起用された。

フラン・ガルシア(6):フィジカルに恵まれ、勇敢で俊足。深く切り込み、守備でも奮闘した。

イケル・ロサダ(-):決定機を外してしまった。

モランテ(5):ドリブルが上手く、ペナルティエリア内に現れる嗅覚がある。

ボルハ・アロンソ(-):ポストをかすめる惜しい遠距離シュートを放った。

プティ、バレンティン・ゴメス、アンヘル・オルティス、リカ・フネス:出場時間が短く特筆事項なし。

(via ElDesmarque)

スタンドの兄弟関係

🤝 約2万2千人の観客で満員となったヌエボ・コロンビーノでの試合は、サッカーが単なるビジネスになる前の、クラブ間の兄弟関係を思い出させる美しいものだった。ベティスファンは過去にレクレアティーボが存続の危機に陥った際、無償で支援を行った歴史があり、両サポーターの間には深い絆がある。

🎶 後半、スタンドのベティスファンが「レクレは1部だ」とチャントを歌うと、レクレファンは大きな拍手で応えた。さらにレクレ側が「跳ばない奴はセビジスタ」と歌い返し、ベティスファンもこれに感謝を示すという心温まる交流が見られた。

🇪🇸 試合の最後には、日曜日のアルゼンチン戦でのスペイン代表のワールドカップ優勝を祝って、スタジアム全体で「世界チャンピオン」「ビバ・エスパーニャ」と大合唱が起こり、美しいサッカーの祭典は幕を閉じた。

(via ElDesmarque)

フラン・ガルシアの神対応

📸 今夏レアル・マドリードから加入した左サイドバックのフラン・ガルシアが、早くもファンの心を掴んでいる。レクレアティーボ戦で後半から28分間プレーした彼は、試合終了後に素晴らしいファンサービスを見せた。

✍️ 彼はロッカールームにすぐには戻らず、スタンドのベティスファン、特に最前列で待っていた子供たち一人一人に対して、数分間にわたり丁寧にサインや写真撮影に応じた。この温かい対応はSNSでも広く称賛され、欧州大会圏内争いやチャンピオンズリーグでの好パフォーマンスを目指すチームにおいて、ピッチ外でも大きな存在感を示している。

(via ElDesmarque)

イスコとアントニーの欠場

🏥 イスコ・アラルコンとアントニー・マテウスはレクレアティーボ戦の招集メンバーから外れた。イスコについては、スペインへの帰国や数回の練習欠席がありファンの間で不安の声も上がったが、クラブは落ち着いており、これは準備と予防のための慎重なプランの一環だと説明している。

💬 イスコ自身も『痛みなくプレーすることが最も重要だ』と3回も繰り返しており、焦らずに調整を進めている。このプランにより、今週末のグラナダ戦や来週のリヨン戦で実戦復帰する可能性が高い。

🇧🇷 アントニーについても、ドイツ合宿への合流が遅れたための予防プランが適用されており、イスコと同様に週末のグラナダ戦や来週のリヨン戦での出場が見込まれている。

(via ElDesmarque)

ケビン・デンキー獲得交渉

🎯 マヌ・ファハルドスポーツディレクターは、セルジ・アルティミラの退団カバーとしてファクンド・ベルナルを獲得し、フラン・ガルシアを補強した後、フォワードの補強に全力を注いでいる。

⚽ ターゲットとなっているのは、現在休暇中のクチョ・エルナンデスの競争相手として白羽の矢が立った、MLSのFCシンシナティに所属するトーゴ代表FWケビン・デンキー(26歳)だ。ベティスは冬の移籍市場でも彼の獲得を試みたが失敗に終わっていた。

🌍 しかし今回は、デンキー自身が欧州5大リーグへの復帰を強く望んでおり、ベティスからのオファーに非常に魅力を感じているため、実現の可能性が高いと見られている。ベティスは公式オファーを準備中で、移籍金はクラブの予算内に収まる1500万ユーロ前後になる見込みだ。

📉 彼の現在の市場価値は、セルクル・ブルッヘ時代に記録した1600万ユーロから不可解な下落を見せ、1200万ユーロとなっている。それでも実力は確かで、ワールドカップ中断前までに18試合14ゴール4アシストを記録。中断明けのバンクーバー戦(4-3で勝利)でも89分間プレーし、2点目を決めて今季の成績を19試合15ゴールに伸ばしている。

(via Estadio Deportivo)

デオッサの移籍

✈️ ネルソン・デオッサは、コロンビーノ杯でストライカーという不慣れなポジションで起用された。これはクチョ・エルナンデスが休暇中で、アイトール・ルイバルが負傷中、プティがベンチスタートとなり、新たなフォワードの到着を待っているというチームの緊急事態によるものだった。

🇧🇷 これと並行して、デオッサのブラジル・バスコ・ダ・ガマへの移籍が最終段階に入っている。バスコ・ダ・ガマは新たなオーナーが就任し、経済・スポーツ面での対応や法的な不安定さがあるため手続きが遅れているが、ベティスは落ち着いて状況を見守っている。デオッサには他の重要なオファーも届いているため、ベティスは交渉において優位に立っている。

💰 契約形態は1年間のローン移籍に買い取り義務が付く形となり、マルコス・ラマッキアの保証がついている。ベティスは固定と変動を合わせて1250万ユーロのオペレーションを想定しており、1年前の投資額である1130万ユーロの回収とキャピタルゲインを期待している。この移籍はこの週末にも確定する可能性がある。

(via ElDesmarque / Mundo Deportivo)

バカンブの退団

👋 6月30日でベティスとの契約を満了し退団したセドリック・バカンブが、クラブの公式チャンネルを通じてファンに別れのメッセージを公開した。

🗣️ 『悲しい心と良い思い出とともに去ります。いつも皆さんを応援しています。来シーズンの皆さんの幸運を祈っています。また会いましょう。モンテキントの王子、カンファレンスの男、バカゴールより』

🌟 彼はチェルシーとの決勝に進出したカンファレンスリーグの道のりで重要な役割を果たした。ベティスでの3シーズン半で公式戦74試合に出場し15ゴールをマーク。そのうち欧州大会で9ゴールを記録し、エズ・アブデの11ゴールに次ぐクラブの欧州大会得点源として活躍した。ワールドカップではコンゴ民主共和国代表として出場し、グループリーグ3試合に先発したが、ベスト32のイングランド戦(1-2で敗退)では出番がなかった。

🇧🇷 現在35歳でフリーエージェントとなった彼は、代理人を通じてブラジルのインテルナシオナウ・ジ・ポルト・アレグレに売り込まれているが、クラブ側は彼がブラジルサッカーに適応できるか疑問を持っている。冬にはオビエド、アラベス、ジェノアからオファーがあったものの残留を選んだ。直近のシーズンは27試合(1175分)の出場で4ゴール3アシストと控えめな成績だった。

(via Estadio Deportivo)

ロ・チェルソの胸中

💔 ワールドカップ決勝でスペイン代表に敗れたアルゼンチン代表のジオバニ・ロ・チェルソが、敗戦後に自身のSNSで苦しい心境を綴った。

🗣️ 『この瞬間の言葉を見つけるのは難しい。みんなカップを故郷に持ち帰ることを夢見ていたが、今回は実現しなかった。とても痛い。信じられないグループと過ごしたこの50日間を胸に刻む。忘れることのできない唯一無二の経験だ。この色を代表し、このシャツを着ることは大きな誇りだ。応援してくれたすべてのアルゼンチン国民に感謝する。あなた方なしでは不可能だった。アルゼンチン人であることほど素晴らしいことはない』

🏆 今大会の彼の出場は、素晴らしいフリーキックを決めMVPに輝いたグループリーグ最終戦のヨルダン戦の60分のみだった。メッシや監督と親しい間柄であるにもかかわらず、その後のラウンドでは出番がなかった。

🇦🇷 彼の去就についても注目が集まっている。リーベル・プレートのエドゥアルド・コウデ監督が直接電話をかけたが、ベティスは移籍金として1500万ユーロを要求しており、市場価値が以前より下がり800万ユーロとなっている現在の彼を獲得するのはリーベルには資金的に手が届かない。

🇪🇺 ロ・チェルソ自身もベティスでの生活に満足しており、欧州でのプレー継続を望んでいるため、冬にはリヨン、アヤックス、レンヌからの打診を断っている。ベティスとの契約は2028年まで残っている。昨季は太ももの負傷で約3ヶ月離脱し、32試合で3ゴール3アシスト(1777分)を記録した。クラブにはフォルナルスやイスコがいるため、仮に彼が退団したとしてもトラウマにはならないと考えられている。

(via Estadio Deportivo)

プレシーズン日程

🎟️ レクレアティーボとのコロンビーノ杯が21670人の観客を集めチケット完売の熱狂に包まれたことを受け、7月25日にヌエボ・ロス・カルメネスで行われるグラナダ戦に向けて、グラナダは10~30ユーロの安価なチケットを設定した(子供は5ユーロ)。

📅 ロ・チェルソがワールドカップの準決勝まで勝ち進んだ影響で、リーガ第1節のバレンシア戦(メスタージャ)が8月25日に延期された。これにより、ベティスのリーグ開幕戦は8月21日に行われる第2節のホーム、レアル・ソシエダ戦となる。

⚽ 今後の親善試合の日程は、7月25日にグラナダ、7月29日にリヨン、8月1日にアルメリア、8月5日にアーセナル、8月8日にボーンマスと予定されている。しかし、最後のボーンマス戦からリーグ開幕のソシエダ戦まで13日間空いてしまうため、試合勘を維持する目的でもう1試合(おそらくBチームとの試合)を追加で組むことが検討されている。

(via ElDesmarque / Estadio Deportivo)

ゴンサロ・ガルシアへの関心

❌ ベティスはレアル・マドリードに所属するゴンサロ・ガルシアの獲得に関心を示していた。しかし、レアル・マドリード側がローン移籍での放出を全く考えていないため、この関心は具体的な交渉には発展しなかった。

(via ElDesmarque)

OBロドリ・サンチェス

📝 ベティスの下部組織出身で、2024年9月に800万ユーロの移籍金で中東へ渡ったロドリ・サンチェスが、カタールのアル・アラビSCと2030年6月30日までとなる4年間の契約延長にサインした。

🌟 彼はカタールでの2シーズンで54試合に出場し、14ゴール31アシストという大活躍を見せている。リーグで最も攻撃的で決定的な選手の一人として、チームの絶対的なスターの地位を確立した。

🗣️ 契約延長に際し『契約延長を発表できてとても幸せだ。このクラブのカラーを守り続けられることをとても誇りに思う。ここは私がいたい場所であり、これから起こるすべてのことに備えている』と喜びのコメントを発表した。

(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

コロンビーノ杯で6度目の優勝を飾りプレシーズンを好調に進めるベティス。新加入のフラン・ガルシアが早くもファンの心を掴む一方、イスコらの慎重な調整や、ケビン・デンキーの獲得交渉、デオッサの放出など、開幕に向けたスカッド編成が急ピッチで進んでいます。W杯の余波による日程変更にも柔軟に対応しつつ、チーム力強化へ邁進しています。