契約延長:ダニ・フラゴソ監督がリザーブチームと2028年まで契約延長
🤝 リザーブチームであるベティス・デポルティーボのダニ・フラゴソ監督が、2028年までの契約延長に合意した。チームはセグンダRFEFへ降格したものの、ハビ・メディナ前監督の解任後にチームを引き継いだフラゴソ監督のもとで、後半戦はリーグ5位となる34ポイントを獲得し、最終節まで残留の可能性を残した手腕がクラブから高く評価された。フラゴソ監督は2020/2021シーズンにベティスへ加入以降、フットボール7のベンハミンCから始まり、アレビンB、カデテB、カデテAでリーグ優勝を経験。フベニールAでもリーグ優勝2回、クラブ初のコパ・デ・カンペオネス優勝、UEFAユースリーグ2年連続出場など、輝かしい成功を収めてきた。
監督はクラブ公式メディアに対し、『クラブが私を信頼し続けてくれていることに感謝したい。フットボール7から少しずつ上がってきた。本当に嬉しく、自分がいたい場所にいる。私にとってそれが一番重要なことだ』と語った。また来季に向けては、『就任した時、残り2節で生き残っているとは誰も予想しなかっただろう。プレーオフ進出チームのような数字を残したし、後半戦は素晴らしかった。選手たちは全力を尽くしてくれたが、残念ながら達成できなかった。もうすでに来シーズンに向けてすごくワクワクしている。地に足をつけて、難しいことは分かっているが、挑戦は美しく、情熱的で、何よりも希望に満ちている』と力強くコメントしている。(via Estadio Deportivo)
補強動向:左SBフラン・ガルシア獲得の障壁と他候補の状況
🛡️ マヌエル・ペジェグリーニ監督の攻撃的サッカーの鍵でありながら、近年弱体化している左サイドバックの補強が第二の優先事項となっている。リカルド・ロドリゲスがスイス代表としてW杯を戦う中で契約満了により退団予定であり、ジュニオル・フィルポも負傷などの影響で期待に応えられていないため、クラブは同ポジションの完全な入れ替えを検討している。
最優先ターゲットはレアル・マドリードのフラン・ガルシアである。同選手はマルク・ククレジャの加入により出場機会が減少すると見込まれ、退団を望んでいる。しかし、マドリードが要求する1000万ユーロの完全移籍という条件(保有権の分割ではなく100%の売却を希望)や、同選手の500万ユーロという高額な年俸(現在ベティスの最高給はイスコの625万ユーロ)がネックとなっている。ルカ・モドリッチの仲介でACミランも興味を示しているが、スペイン国内で獲得を狙っているのはベティスのみ。資金捻出のために選手の放出が必要不可欠な状況であり、クラブはチャンピオンズリーグ復帰を武器に選手を説得しようとしている。
他の候補としては、カイキ・ブルーノ(クルゼイロ)が浮上したが、こちらはコモへ約1400万ユーロでの買い取り義務付きレンタル移籍が濃厚。EU外枠の問題(ベティスは現在3枠が埋まっており、ナタンかデオッサが退団しない限り空かない)もあった。アンヘリーニョ(ローマ)には仲介者を通じて買い取りオプション付きレンタルを打診したが、本人は前向きではない。ホルヘ・サリナス(ラシン・サンタンデール)はバルセロナ行きが確実となっている。(via Estadio Deportivo / SPORT / Mundo Deportivo)
補強動向:FWケビン・デンキーが欧州復帰を希望しベティスを好意的に評価
⚽ 今夏の最大の投資ポジションとして、トーゴ代表FWケビン・デンキー(FCシンシナティ)の獲得が再浮上している。1月にマヌ・ファハルドSDが獲得を試みた際は、クラブの拒否と選手自身のアメリカ残留希望により合意に至らなかった。しかし現在、デンキー側は欧州5大リーグへの復帰を望むように姿勢を変化させており、チャンピオンズリーグ出場権を持つベティスを素晴らしい選択肢として好意的に捉えている。本人が移籍を強く希望すれば、交渉において移籍金が下がる可能性もある。
彼の市場価値は1200万ユーロに下落したものの、パフォーマンスは落ちていない。W杯中断前の成績は17試合で13ゴール4アシスト(108分に1ゴール)、直近7試合で7ゴールと絶好調を維持している。シンシナティは1200万ユーロ以上を要求する見込みだが、フランクリノ・ジュ(ミッティラン、2000万ユーロ超)やアルテム・ドフビク(ローマ)に比べれば手頃なターゲットとなっている。ローマがドフビクの買い取りオプション付きレンタルに応じる可能性も並行して待っている状態だ。(via Estadio Deportivo)
補強動向:ダニ・セバージョスがマドリード退団へ、ベティス復帰が濃厚
🔄 レアル・マドリードのダニ・セバージョスが、残り1年の契約を放棄し、フリーエージェントとして退団することでクラブと合意に達した模様だ。アヤックスも600万ユーロでの獲得を狙って状況を注視していたが、ベティスが彼にとって最もお気に入りの移籍先とされており、4〜5年契約での古巣復帰に向けて大きく前進している。(via Mundo Deportivo / AS)
放出・契約:チミー・アビラの強制解除とロサリオ・セントラル移籍交渉
👋 ベティスは新たなFWの補強資金と給与枠を確保するため、チミー・アビラの移籍金獲得を諦め、契約の解除条項(5万ユーロ)を一方的に行使して契約最終年を強制解除する方針を固めた。これによりアビラは6月30日でフリーエージェントとなる。
2024年1月にオサスナから400万ユーロ+ボーナス70万ユーロで加入したアビラは、今季44試合に出場したことでボーナス条件を満たし、総獲得費用は470万ユーロに達していた。しかし本人の残留希望もあり、これまでの移籍市場で売却が難航していたため、クラブはこの強硬手段に出た。現在は、アビラ自身がファンを公言する母国アルゼンチンのロサリオ・セントラルと移籍交渉を進めており、彼が大幅な減俸を受け入れれば、欧州での7年間のプレーを経て母国復帰が実現する。メキシコやブラジルからもオファーが届いている。(via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)
放出・移籍:ナタンの売却価格設定とデオッサへのオファー拒否
💰 今夏、放出による大きな利益を狙うベティスは、昨夏ナポリから900万ユーロの買い取りオプションを行使して完全移籍で獲得したブラジル人CBナタン・デ・ソウザの移籍金の下限を3500万ユーロに設定した。Transfermarktの評価額は2500万ユーロだが、クラブはそれ以上の額から交渉を始める方針。もし実現すればジオヴァニ・ロ・チェルソのトッテナム移籍に次ぐ、クラブ史上2番目の高額売却となる。チャンピオンズリーグ出場による資金の余裕があるため、6月30日までに帳尻を合わせるような焦りはない。
一方、コロンビア人MFネルソン・デオッサについては、リーベル・プレートからパスの50%〜60%に対して700万ユーロ(さらに来年20%に対して300万ユーロ弱の分割払い)というオファーが届いたが、ベティスはパスの80%に対して1000万ユーロの完全移籍を要求し、分割払いを拒否した。現在、ブラジルのヴァスコ・ダ・ガマのSDがスペインに滞在して獲得に動いているほか、メキシコ、イングランド、トルコからのオファーも待っている状況だ。セルジ・アルティミラとともに放出候補となっている。(via ElDesmarque / Estadio Deportivo)
放出・移籍:マテオ・フローレスの完全移籍とその他退団選手の状況
✈️ 昨夏FCアロウカ(ポルトガル)に買い取りオプション付きでレンタルされていたマテオ・フローレスの完全移籍(2029年7月30日まで)が決定した。半月板とそれに伴う筋肉の怪我により12試合189分の出場に留まり、買い取り義務条件(18試合出場で140万ユーロ)を満たせなかったが、アロウカ側がプレースタイルを高く評価し、ペジェグリーニ監督の構想外だったベティスと契約を再構築した。移籍金はゼロだが、ベティスは将来の売却益の50%を保持する。
その他の選手動向として、ノーベル・メンディはラージョが買い取りオプション(280万ユーロ+ボーナスで総額400万超、将来の売却益の20%保持)を行使して完全移籍。ソフィアン・アムラバトはレンタル満了でフェネルバフチェへ復帰。アドリアン・サン・ミゲルは現役引退を決断し、セドリック・バカンブも契約満了で退団する。(via Estadio Deportivo)
チーム動向:アブデ、リケルメらの残留と2列目の飽和状態
🛡️ 現在フランスで膝の捻挫からのリハビリに励み、北中米W杯を欠場しているエズ・アブデは、来季ベティスでチャンピオンズリーグを戦うことを強く望んでおり、クラブも放出を考えていない。関心を持つクラブには6000万ユーロの契約解除金を全額要求する構えだ。また、ロドリゴ・リケルメについても売却の予定はなく、彼ら2人が左サイドを担う。
右サイドはアントニー、ウイングとして起用されるアイトール・ルイバル、オファーを待っているパブロ・ガルシアがおり、さらにパブロ・フォルナルスやロ・チェルソもサイドに流れることができるため、ウイング陣は完全に飽和状態(オーバーブッキング)となっている。このため、マジョルカのヤン・ヴィルギリをバルセロナ経由でレンタル獲得する噂は消滅しつつある。なお、スペイン代表のU-19欧州選手権メンバーにはマヌ・ゴンサレスとホセ・アントニオ・モランテが選出され、落選したオスカル・マスケとイバン・コラレホは7月7日からのベティスのプレシーズンに合流する予定だ。(via Estadio Deportivo)
選手コメント:アントニーのバカンスとW杯落選に対する思い
🏖️ 25/26シーズンに14ゴール11アシストという結果を残し、ブラジル代表の多くのアタッカーを凌ぐ数字を記録したアントニーだが、無念のW杯メンバー落選となった。現在は家族とともにブラジル北東部アラゴアス州の州都マセイオでバカンスを楽しんでいる。
自身のSNSには子供たちとの写真とともに『人生は多くの成果を与えてくれたけれど、私の最大のトロフィーは隣を歩く子供たちだ』と投稿。落選が判明した際にも『代表チームでまたW杯に出られないのはもちろん悲しい。でも、これまでのことには誇りを持っているし、落ち着いている。今はブラジルの6度目の優勝に向けて戦う友人たちを応援する時だ。ここから全員を応援する。夢は生きているから、これまで通り働き続ける』と、非常に前向きで成熟した姿勢を示している。(via ElDesmarque)
選手コメント:クチョ・エルナンデスのW杯デビューとルイス・ディアスの熱狂
🇨🇴 コロンビア代表のクチョ・エルナンデスがW杯ウズベキスタン戦(3-1で勝利)の最終盤に出場し、見事なアシストを記録してW杯デビューを飾った。この献身的なプレーを見ていた代表エースのルイス・ディアスが、アイシングの氷を落としながら水ボトルをピッチに投げ捨てて熱狂的に祝福する姿がSNSのTikTokで大きな話題となっている。
6月1日に父親になったばかりのクチョは、試合後の短いインタビューで『感動させてくれたね。6月1日に生まれた息子にまだ会えていなくて、すごく会いたい。これは妻と息子、彼らのためのものだ。彼らのために戦い続ける。子供はパンを抱えて生まれてくるという諺があるからね』と涙ながらに語った。また自身のSNSでも『W杯デビュー。誇り、感動、そしてもっと欲している!!! バモス、コロンビア』と喜びを爆発させている。(via ElDesmarque)
クラブ運営:LaLiga Genuine Moeveでベティスがグループ首位
🏅 知的障がいを持つ選手たちが参加する、世界で最もインクルーシブな大会「LaLiga Genuine Moeve」の最終フェーズがラス・ロサスで開幕した。ベティスは「リスペクト」グループにおいて、レアル・ソシエダやナスティックと並び、スポーツ成績の順位とフェアプレーランキングの両方で堂々のトップに立っている。スポーツマンシップとリスペクトを体現する素晴らしい結果を残している。(via SPORT)
【本日の総括】
ダニ・セバージョスの復帰やフラン・ガルシア、ケビン・デンキーといった大物獲りに向けた動きが加速。同時にアビラの強制解除やナタンへの高額な価格設定など、CLを見据えた資金確保とチームの刷新が非常にアグレッシブに進行中!