ペドロ・ポロの地元凱旋パレードとアルゼンチンからの批判への反論
W杯を制したスペイン代表のペドロ・ポロが、地元ドン・ベニトで凱旋パレードを行った。自身の名前が冠されたスポーツ施設のピッチで数百人のファンから熱烈な歓迎を受けたポロは、祖父のアントニオ・サウセダさんにメダルをかけ、ロックスターのように拳を突き上げて喜びを分かち合った。ステージ上でポロは『まだ多くのことが残っている。自分は野心家で、常に少しでも多くを学びたいと思っている。自分を知る人なら、もっと上を目指すことを知っているはずだ』とさらなる成長への意欲を語った。また『ここ2ヶ月は狂気のようだった。帰ってくるのがとても楽しみだった。みんなと一緒にいられることが最高のプレゼントだ』と地元ファンへの感謝を口にした。一方、アルゼンチン側から上がっているW杯決勝の再試合要求や批判的な声について問われると『外部から言われていることで、自分には全く関係ない』と一蹴し、意に介さない姿勢を貫いた。
(via SPORT)
アルゼンチン発のW杯決勝にまつわる奇想天外な陰謀論とマリオ・ケンペスの苦言
スペインがアルゼンチンを下したW杯決勝後、敗戦を受け入れられないアルゼンチンのファンや一部メディアから、13にも及ぶ奇想天外な陰謀論がSNS上で爆発的に拡散されている。その内容は、スペインが米国に軍事基地の使用を許可した見返りにW杯優勝を譲り受けたというものや、イングランド戦後にマルビナス諸島の横断幕を掲げたアルゼンチンに対してFIFAが10年間の出場停止をチラつかせてわざと負けるよう脅迫したというものまで多岐にわたる。さらには、メッシが赤ん坊時代のヤマルを風呂に入れている写真がフリーメイソンの儀式であるという主張や、クバルシのゴールライン上でのクリアは完全にネットを揺らしていたという判定批判まで飛び出している。これに対し、1978年W杯優勝メンバーの伝説的ストライカー、マリオ・ケンペスがSNSで動画を公開し、同胞たちに苦言を呈した。『アルゼンチンのシャツを着ることがどれほど意味があるか知っているだろう。期待したような試合ではなかったし、これまでのレベルになかったのは事実だ。だが、チームのレベルが下がるのと、競争しなかったというのは全く別だ。根拠のない噂に振り回されないでほしい。このシャツは良い時も悪い時も尊重されるべきだ』と、現実を受け入れるよう訴えかけた。さらにAFAのクラウディオ・タピア会長も『嘘や不安定化を狙う工作に流されてはいけない。彼らは優れており、正当に勝利した。スポーツでは勝利を祝うのと同じ偉大さで敗北を受け入れることを学ぶものだ』と声明を発表し、事態の沈静化を図った。
(via MARCA)
ロザリアのSNS投稿が大炎上しアルゼンチンでのコンサートが中止に
スペインの世界的歌手ロザリアが、W杯決勝でのアルゼンチン敗北を揶揄したと受け取られるSNS投稿を行い、大炎上する騒動が起きた。決勝の翌日、ロザリアはTikTokで、女優のミア・ハリファが「真珠が敗北した今、人生はどう響くか」と歌う動画をシェアした。これには「国民的失恋、世界的最大の大惨事」といった歌詞が含まれており、アルゼンチンファンはこれを明確な挑発と受け取った。批判が殺到したロザリアはすぐに動画を削除し、『La Perlaが流れていたからシェアしただけで、文字は読んでいなかった。私のミス。ごめんなさい。アルゼンチンには愛しかない』と謝罪した。しかしファンの怒りは収まらず、コルドバの美術館前広場で開催予定だったロザリアのトリビュートコンサート(シンフォニー・アンサンブルによる演奏)の主催者に対し、憎悪や怒りのメッセージが殺到した。このコンサートはロザリア本人とは無関係のアルゼンチン企業が主催していたが、安全面を考慮して急遽中止が決定された。主催者は『私たちもアルゼンチン人であり、サッカーが単なるスポーツではなくアイデンティティの一部であることを理解している。怒りや悲しみは分かる』と声明を出した。さらに、8月にブエノスアイレスで開催予定のロザリア本人のコンサートツアーのチケットを払い戻すよう呼びかけるファンも続出している。
(via MARCA)